屋根塗装と葺き替えの違い|外壁塗装と同時にやると得?費用比較と判断チェック

「屋根の塗装と葺き替え、どちらが正解?」というタイトルと、外壁塗装と同時に行うメリットを示唆するスライド画像

こんにちは、株式会社アップリメイク代表取締役の齋藤直樹です。

大切なわが家を守るメンテナンスにおいて、特に「屋根」については多くのお客様からご相談をいただきます。

「うちはまだ色あせているだけだから塗装でいいのかな?」「それとも、思い切って葺き替えたほうが後々お得なの?」といった疑問は、家を大切に思うからこそ湧いてくるものです。

さらに、外壁塗装と一緒にやるべきかどうかという、将来的な修繕計画を含めた費用の面での悩みも尽きないものです。

この記事では、屋根メンテナンスのプロである私の視点から、塗装と葺き替えの根本的な違いや、どのような症状ならどちらを選ぶべきかという明確な基準をお伝えします。

読み終える頃には、あなたの家にとって最も経済的で、資産価値を永続させるためのメンテナンス戦略がはっきりと見えてくるはずです。

記事のポイント

  • 屋根塗装・カバー工法・葺き替えの技術的な違いと特徴
  • わが家の屋根の状態から判断する最適なメンテナンス手法の選び方
  • 外壁塗装と屋根工事を同時に行うことで得られる具体的な節約効果
  • 2025年最新の費用相場と失敗しないための業者選びのチェックポイント

屋根塗装と葺き替えの違いとは?基本を解説

大切な家の価値を守るために、屋根の劣化が家全体の寿命に影響することを警告し、適切な工事を促すスライド画像

屋根のメンテナンスを検討する際、まずは「表面を保護するのか」それとも「構造そのものを新しくするのか」という視点を持つことが重要です。

まずはそれぞれの工法が持つ役割を、現場のプロの視点から正しく理解しましょう。

屋根塗装の役割とメリット・デメリット

屋根塗装は、既存の屋根材(スレートや金属屋根など)の表面に新しい塗膜を形成し、「防水機能」と「美観」を回復させるための予防的なメンテナンス工法です。

住宅において屋根は最も過酷な環境に晒されており、直射日光による紫外線や、激しい雨風、冬場の凍結といったストレスを絶えず受けています。

塗装の最大の役割は、屋根材そのものが水分を吸収して脆くなるのを防ぐ「犠牲層」になることにあります。

塗装の大きなメリットは、なんといっても初期費用を安く抑えられることです。

足場代を含めた一般的な30坪程度の住宅であれば、50万〜70万円前後が相場となり、葺き替えと比較すれば家計への負担を大幅に軽減できます。

工期も3〜5日と短く、ご近所への影響も最小限に留めることが可能です。

また、遮熱塗料を選択することで、夏場の2階の室温上昇を抑えるといった付加価値を持たせることもできます。

私たちがおすすめしている「ガイナ」のような断熱塗装であれば、屋根の表面温度を劇的に下げ、光熱費の削減にも直結するため、投資としての側面も非常に強いのが特徴です。

しかし、一方でデメリットも明確です。

塗装はあくまで「表面のバリア」であり、屋根材の下にある「防水シート(ルーフィング)」や、土台となる「野地板(下地合板)」の劣化を修繕する力はありません。

屋根材そのものが寿命を迎えていたり、内部に腐食が進んでいたりする場合、いくら表面を綺麗に塗っても、数年で塗膜が剥がれたり、根本的な雨漏りを解決することは不可能です。

また、塗装には「縁切り(タスペーサー)」という非常に重要な工程があり、これを怠ると逆に雨漏りを引き起こすというリスクもはらんでいます。

塗装が有効なのは、あくまで下地が健全な状態に限られるのです。

職人目線で言えば、下地の状態を見誤った塗装は、単なる「延命措置」どころか、大切なお家にとって「毒」にさえなり得ると考えています。

屋根葺き替えが選ばれる理由と技術的特性

屋根葺き替え(ふきかえ)は、既存の屋根材をすべて撤去し、下地の野地板を補修・補強した上で、新しい防水シート(ルーフィング)と新しい屋根材を設置する「屋根のフルリフォーム」です。

塗装が「お化粧」だとしたら、葺き替えは「外科手術」に近いと言えるでしょう。

この工法を選ぶ最大の理由は、住まいの雨漏りリスクを根本から取り除き、建物の寿命を一気に数十年延ばせる点にあります。

技術的な特性として、下地の状態を直接目視で確認し、必要であれば合板の張り替えや補強ができるため、建物の構造的な安全性が新築時に近い状態までリセットされます。

また、古い重い瓦屋根から最新の軽量な金属屋根(ガルバリウム鋼板など)に葺き替えることで、建物全体の重心が下がり、耐震性能を大幅に向上させることができるのも大きなメリットです。

これは特に日本のような地震大国において、大切な家族を守るための究極の防災対策とも言えます。

2025年現在は、デザイン性と耐久性を両立したハイブリッドな屋根材も増えており、住まいの外観イメージを一新させることも可能です。

葺き替えは単なる修理ではなく、住まい全体の「価値を再定義」する工事なのです。

ただし、初期費用は150万〜300万円以上と高額になります。

既存屋根の撤去費用や廃材の処分費がかかるためですが、耐用年数は30年〜50年と極めて長く、この先数十年間のメンテナンスコストをほぼゼロにできることを考えれば、長期的な「生涯コスト」は塗装よりも安くなるケースが多々あります。

特に、アスベストを含まない初期のノンアスベストスレート(パミール等)は、塗装をすると表面がボロボロと剥がれ落ちてしまうため、塗装は厳禁です。

このような場合は、葺き替えやカバー工法が唯一の解決策となります。

資産を守る専門家として、私は「目先の安さ」よりも「10年後の安心」を基準にした提案を常に心がけています。

塗装が向く家(色あせ・サビ等)と葺き替えが向く家(雨漏り・築20年以上等)の症状と特徴を比較した表形式のスライド画像

最近では、葺き替えよりも費用を抑えつつ、断熱性を高められる「カバー工法(重ね葺き)」も人気です。

詳しくは、以下の記事で平米単価や内訳を詳しく解説していますので、参考にしてください。

屋根カバー工法の費用相場はいくら?平米単価・内訳・安くするコツ - 静岡の外壁塗装

塗装か葺き替えかを見極める劣化のサイン

適切な工法を選ぶためには、プロの目による正しい「健康診断」が欠かせません。

私たちアップリメイクでは現場において、目視だけでなくドローンや30倍スコープなどを使って細かくチェックしていますが、皆様でも確認できる重要なサインをお伝えします。

色あせやコケ・カビは塗装での補修が可能

屋根を遠くから眺めたときに全体的に白っぽくなっている(退色)、あるいは北側の屋根面に緑色のコケや黒いカビが広がっているという症状は、屋根材の防水機能が低下し、水分を保持しやすくなっている初期のSOSサインです。

これは、塗料の成分が紫外線で分解され、水を弾く力が失われたことを示しています。

コケやカビを放置すると、それらが根を張って屋根材の成分を破壊し、基材をスカスカに脆くしてしまいます。

この状態を私たちは「屋根が呼吸困難に陥っている」と表現することもあります。

本来なら弾くべき雨水を、屋根材自体が吸い込み始めてしまっているのです。

しかし、幸いなことにこの段階であれば、屋根材そのものの強度は保たれていることがほとんどです。

高圧洗浄でしっかりと汚れや菌を根こそぎ落とし、その上から高品質な塗料で3回〜4回塗り重ねることで、防水性能を完全に復活させることができます。

早めに塗装メンテナンスを行うことは、将来的な高額工事(葺き替え)を回避するための最も効率的で賢い「予防投資」となります。

塗装のタイミングを逃し、屋根材が水分を吸って反り返ったり割れたりしてからでは、もう「塗装」という選択肢は選べなくなってしまうからです。

チョーキング(触ると粉がつく現象)が見られたら、それは表面の樹脂が死滅している証拠です。

まずは専門家に相談するべき時期だと考えてください。

早めの一手が、後の100万円を救うことにつながります。

ひび割れや反りはカバー工法も検討対象に

スレート屋根などの屋根材において、先端が反り返って浮いていたり、数センチ単位の大きなひび割れが複数発生している場合は、もはや「塗装だけ」では寿命を維持するのが難しくなります。

反り返った屋根材は、強い雨風の際に隙間から雨水を吸い上げる「毛細管現象」を引き起こしやすくなり、塗装をしてもその隙間を埋めることはできないからです。

また、強度が落ちた屋根材に無理に塗装をしても、基材ごと塗膜が剥がれてしまうリスクがあります。

反りが発生するということは、屋根材が「吸水と乾燥」を繰り返し、限界までストレスがかかった結果の変形なのです。

このようなケースで検討すべきなのが、既存の屋根をそのままに新しい屋根材を被せる「カバー工法(重ね葺き)」です。

カバー工法は、古い屋根を剥がさないためアスベスト対策の費用を抑えることができ、かつ新しい屋根材(主にガルバリウム鋼板などの軽量金属)によって、住まい全体の防水性と断熱性を一気に高めることができます。

「塗装では不安だが、葺き替えまでの予算は出せない」という築20年前後のお住まいにとって、最もバランスの良い選択肢となります。

屋根が二重になることで、夏の暑さや雨音の軽減にも効果を発揮します。

ただし、既存屋根の重量に新しい屋根の重さが加わるため、建物の構造耐力が十分であるかの確認が不可欠です。

私たちは、単に上から貼るだけでなく、建物の健康状態を総合的に判断してこの工法をご提案しています。

一部の業者では「ひび割れはコーキングで埋めれば塗装で十分持ちますよ」と安易に言うことがありますが、屋根材の「反り」まで来ている場合は注意が必要です。

反った屋根材に無理に塗装をしても、数年で隙間から水が入り、中の下地を腐らせる原因になりかねません。

安物買いの銭失いにならないよう、現場を熟知したプロの意見を仰ぎましょう。

雨漏りや下地腐食は葺き替えが必須のサイン

もし、屋根裏に雨染みがある、天井から水が垂れてくる、あるいは強風の際に屋根材が剥がれ落ちたといった症状が出ているのであれば、それは屋根材だけでなく「二次防水であるルーフィング(防水シート)」が完全に寿命を迎えている証拠です。

防水シートは、万が一屋根材の隙間から水が入っても室内へ通さない「最後の砦」ですが、これが経年劣化で破断している場合、塗装をいくら施しても雨漏りを止めることは物理的に不可能です。

防水シートの寿命は一般的に20年〜25年と言われています。

この時期を超えた雨漏りは、表面の塗装をいくら塗り直しても、バケツの底の穴をお化粧で隠そうとするのと同じ無意味な行為になってしまいます。

また、屋根の下地である「野地板」が水分を含んでブカブカに腐食している場合も、葺き替えが必須となります。

腐った木材には新しい屋根材を固定する釘が効かないため、台風などの強風で屋根が飛散する甚大な被害を招く恐れがあるからです。

これは単なる「古さ」の問題ではなく、近隣住民の方々をも巻き込みかねない「安全」の問題です。

わが家の構造躯体を守り、家族が安心して暮らせる環境を維持するためには、抜本的なリフォームである「葺き替え」を決断すべきタイミングです。

葺き替えによって下地から作り直すことで、住まいの耐久性は新築時と同じ、あるいはそれ以上のレベルに引き上げられます。

費用はかかりますが、資産価値を永続させるためには避けて通れない、そして最も確実な「再生」のステップなのです。

私たちは、お客様の大切な財産を守るため、時には厳しいようですが、正直に葺き替えの必要性をお伝えしています。

それが、地元静岡に根ざした専門店の誠実さだと考えているからです。

◆斎藤のワンポイントアドバイス

私自身、現場で何千という屋根を見てきましたが、最も悔しいのは「あと2年早く相談してくれれば塗装で済んだのに…」というケースです。

雨漏りが始まってからでは、選べる選択肢が非常に少なくなってしまいます。

アップリメイクでは、国家資格を持つ一級塗装技能士が責任を持って診断を行います。

30倍スコープで塗膜の死滅具合を確認し、ドローンで屋根全体の歪みを捉え、本当にお客様の将来にとって有益なのはどの工法かを真剣に考えます。

診断報告書をもとに、お客様と一緒にわが家の未来を考える時間を大切にしています。

屋根葺き替えと外壁塗装を同時に行う費用相場

「屋根の工事も外壁の塗装も、両方やらなければならないのは分かっているけれど、一度に出る金額が大きくて不安…」というお声をよくいただきます。

しかし、2025年現在のデータに基づけば、別々に行うことの経済的損失は想像以上に大きいものです。

30坪の住宅における工法別の費用シミュレーション

30坪の目安として、塗装は約40万円から、葺き替えは約100万円からという費用相場を示したスライド画像

一般的な延床面積30坪(外壁面積約150㎡、屋根面積約80㎡)の戸建て住宅を想定した、屋根と外壁の同時施工費用(足場代、高圧洗浄、養生、諸経費等すべて込み)の目安をまとめました。

工法によって将来のメンテナンスサイクルも変わってきます。

工事プラン(外壁+屋根) 総額費用相場(30坪・税込) 次回のメンテナンス目安
外壁:シリコン + 屋根:シリコン塗装 110万 〜 140万円 10 〜 13年後
外壁:フッ素 + 屋根:フッ素塗装 130万 〜 170万円 15 〜 20年後
外壁:無機 + 屋根:カバー工法 150万 〜 220万円 25 〜 30年後
外壁:無機 + 屋根:葺き替え 220万 〜 320万円 30 〜 50年後

※価格はあくまで一般的な目安です。屋根の勾配が急な場合や、外壁の劣化が激しく下地補修が多い場合は別途費用が加算されます。

また、葺き替えの場合は「現在の屋根材」が瓦かスレートかによっても、撤去費用が数十万円単位で変わります。

正確な金額を知るためには、現地調査による実測が不可欠です。私たちアップリメイクでは、面積をごまかさないための「CAD図面」を用いた正確な算出を徹底しています。

現在、国や自治体では省エネに関連するリフォーム補助金制度(「住宅省エネ2025キャンペーン」など)を積極的に展開しています。

これらを活用することで、実質的な負担を数十万円単位で軽減できる可能性があります。

以下の記事で坪数別の詳細な相場も紹介していますので、ぜひご確認ください。

20/40/50坪 外壁屋根塗装の相場と費用|静岡の専門家

塗料グレードで変わる耐久年数とコストの関係

屋根塗装において最も重要なのは、「屋根は外壁よりもはるかに過酷な条件にある」という事実を無視しないことです。

屋根面は太陽光を垂直に近い角度で受けるため、夏場の表面温度は80度近くまで達し、紫外線の量も外壁の約1.5倍から2倍と言われています。

さらに冬場の霜や雪、そして雨水の滞留時間も長いのが特徴です。

そのため、外壁にシリコン塗料を使うのであれば、屋根にはフッ素や無機といった、1ランク上のグレードの塗料を選ぶのが、プロの視点から見た「失敗しない組み合わせ」です。

壁と屋根の耐久性を揃えることで、次回のメンテナンス時期を一致させることができるため、結果的に生涯の足場代回数を最小限に抑えられます。

  • シリコン塗料:コストと機能のバランスが良い現在の主流。耐用年数は10〜13年程度。
  • ラジカル制御形塗料:最新の酸化チタン処理により、劣化因子(ラジカル)の発生を抑制。シリコンと同等の価格帯ながら、ワンランク上の長持ちを実現します。
  • フッ素・無機塗料:圧倒的な結合エネルギーを持ち、過酷な屋根環境でも15〜25年前後の耐久性を発揮します。長期的なコスト削減に最適です。

「とりあえず安く」とグレードの低い塗料を屋根に選んでしまうと、5〜6年で屋根だけが色あせ、防水性を失ってしまうことがあります。

そうなると、外壁はまだ綺麗なのに、屋根のためだけにまた15万円以上の足場代を払って塗り直すことになります。

これは、資産管理として非常に効率が悪いです。

目先の数万円の差を惜しんで、将来の数十万円の足場代を損するような選択は、非常にもったいないと言えます。

建物の長期的な保護を考え、トータルでの経済性を重視した塗料選びをしましょう。

私たちはFPの資格を持つ専門家として、この「ライフサイクルコスト」の観点から最適なプランをご提案しています。

屋根と外壁を同時にリフォームする経済的メリット

最大の節約術として、屋根と外壁のメンテナンスを同時に行うことで費用を大幅に抑えられることを伝えるスライド画像

ファイナンシャルプランナーの資格を持つ私から見ても、屋根と外壁の同時施工は、家計における「最も賢い修繕戦略」です。

一時的な出費は増えますが、生涯で支払う住まいの維持費を劇的に下げ、浮いたお金を将来の教育資金や老後資金に回すことができます。

足場代を1回分に集約して大幅なコスト削減

別々に行うと足場代が2回分かかるが、同時に行うと1回分(約20万円)が丸ごと節約できることを図解したスライド画像

同時施工をおすすめする最大の理由は、工事費の大きな割合を占める「足場費用」をまるごと1回分、約15万〜30万円ほどカットできる点にあります。

足場は高所作業を行う職人の安全を守るだけでなく、近隣への水しぶきや塗料飛散を防ぎ、正確なハケ・ローラーさばきを実現するための「基盤」であり、決して削ることはできない項目です。

もし今年に外壁を塗り、3年後に屋根に問題が起きてまた足場を組むことになれば、本来不要だったはずの「足場代」として、さらにもう一回分の高額な支払いが発生してしまいます。

これは銀行にお金を預けるどころか、ただ捨てているようなものです。

この浮いた20万円近い費用を、より高性能な「無機塗料」へのアップグレードや、窓の断熱リフォーム、雨樋の交換などに充てることができれば、住まいの性能は劇的に向上します。

足場という「形に残らない費用」に二重にお金を払うのではなく、建物を直接守るための「材料や施工」にお金をかけることこそが、真の意味での節約です。

このメリットについては、以下の記事でもさらに詳しく解説しています。

外壁塗装と屋根塗装、同時にいくら?坪数別の費用相場と注意点をプロが解説

工期短縮と打ち合わせの手間を最小限に抑える

リフォームは単にお金を払うだけでなく、施主様にとっても多大な「時間」と「精神的エネルギー」を要する一大イベントです。

信頼できる業者の選定、何度も繰り返される現地調査や打ち合わせ、仕様や色の決定、工事中の職人の出入り、洗濯物が干せない、窓が開けられないストレス、近隣への配慮……。

これらを数年おきに別々に経験するのは、特に仕事や育児に忙しい世代の方々にとって非常に大きな負担となります。

私自身の父が親方だった頃から見てきましたが、工事中の家主様の気苦労は相当なものです。

同時施工であれば、これらすべての工程を1回に凝縮し、通常18日〜25日程度で効率よく全工程を終わらせることができます。

窓口が一本化されるため、色のコーディネートも屋根と外壁のバランスを見ながら統一感のある美しい仕上がりを目指せます。

また、屋根職人と塗装職人が同じ会社のチームとして連携して作業することで、例えば屋根の縁切り作業の不備を塗装スタッフがフォローしたり、雨樋の不具合をその場で板金スタッフが直したりといった、一貫施工ならではの「高い品質管理」が可能になります。

「時間」という貴重なリソースを守り、かつ最高品質の仕上がりを手に入れるためにも、同時施工は合理的でストレスフリーな選択肢なのです。

住まいのメンテナンスを「面倒な義務」から「家族の未来を明るくするプロジェクト」に変えることができます。

失敗しないための業者選定と見積もりのポイント

屋根や外壁のリフォームで最も後悔するのは、「どこに頼むか」の選択を誤ったときです。

特に「足場代無料」などの極端な値引きを謳う業者や、訪問販売で不安を煽る業者には注意が必要です。

足場代無料というのは、結局どこかの材料費や人件費を削っているか、あらかじめ上乗せしているかのどちらかです。

信頼できる業者の見積書は、非常に細かく、誰が見ても納得できる根拠が示されています。

チェックすべきポイントは、「塗料のメーカー名、製品名、塗装回数(通常3〜4回)、そして正確な施工面積(㎡)」が明記されているかです。

また、屋根塗装の際には、雨漏り防止のための「タスペーサー(縁切り処理)」という工程が含まれているか必ず確認してください。

さらに、下地処理の内容(ケレン作業やひび割れ補修の方法)も重要です。

私たちアップリメイクでは、一級塗装技能士が現場のリーダーを務め、すべての工程を写真に収めて「工事写真報告書」としてお客様に提出しています。

これは、お留守の間の作業内容も透明化し、お客様に「この品質で間違いなく施工された」という安心をお届けするためです。

安さの裏にある「手抜き」を見抜き、5年後、10年後も「この会社に頼んで本当によかった」と笑顔で言えるパートナーを選んでください。

より詳しい費用や工法の相談、わが家の健康診断をご希望の方は、ぜひ一度公式サイトをご覧いただくか、直接ご相談ください。

地域によってエコ改修などで助成金が受け取れる場合があるため、事前の確認を推奨するスライド画像

屋根メンテナンスに関するよくある質問(FAQ)

Q1. 築何年くらいで屋根の点検をするべきですか?

A. 理想的には築10年〜12年頃が最初のチェック時期です。スレート屋根などの防水塗装が寿命を迎えるのがこの時期だからです。

もし20年近く一度も点検していないのであれば、すでに屋根材が水分を含んで変形している可能性が高いため、早急な専門家による診断をおすすめします。

特に静岡市や焼津市など海に近い地域では、塩害による劣化速度が通常より早い傾向にあるため、早めの点検がわが家を救います。

Q2. 塗装で済ませたいのですが、葺き替えが必要だと言われました。本当ですか?

A. 屋根の下地(ルーフィング)が20年〜25年で寿命を迎えるため、築年数が経っている場合は「表面だけ綺麗にしても中の防水が持たない」という判断で葺き替えを提案されることがあります。

また、一部のノンアスベスト屋根材のように物理的に塗装ができない材質もあります。

無理に塗装をして2〜3年で剥がれてしまうよりは、根本的な解決として葺き替えやカバー工法を勧めるのが誠実な業者の姿勢です。

なぜ葺き替えが必要なのか、劣化状況の写真を見せてもらい、納得いく説明を受けることが重要です。

Q3. 屋根と外壁、どちらか片方だけやるならどちらが優先ですか?

A. 建物への致命的なダメージを最小限にするなら「屋根」が最優先です。

屋根の不具合は即「雨漏り」=「建物の柱や土台の腐食」に直結するためです。

外壁のひび割れも危険ですが、屋根の劣化は住まいの寿命を劇的に縮めます。

しかし、この記事でお伝えした通り、足場代の重複による損失は非常に大きいため、予算が許すのであれば同時施工が間違いなくベストです。

予算に不安がある場合は、リフォームローンなどの活用を含め、ライフプランに合わせた無理のない修繕計画を一緒に立てさせていただきます。

Q4. 補助金や助成金を使って屋根工事はできますか?

A. 2025年も、断熱性能の向上(断熱屋根への交換や遮熱塗装)を目的とした工事には補助金が出るケースが多いです。

特に子育て世帯や若者夫婦世帯への優遇制度もあります。

ただし、工事契約前に申請が必要なものが多く、予算枠が埋まり次第終了してしまうため、注意が必要です。

私たちのような「登録施工店」は最新の補助金情報を持っています。申請手続きのサポートも行っておりますので、まずはお気軽にご確認ください。

資産価値を守る戦略的なメンテナンスのすすめ

屋根を塗装で済ませるか、それとも抜本的な葺き替えを決断するか。

この問いに対する答えは、単なる「今の汚れを綺麗にする」という表面的な修繕の域を超え、皆様が長い年月をかけて大切に守ってきた「わが家」という資産を、次世代までいかに安全かつ価値を損なわずに受け継いでいくかという、投資戦略そのものであると私は考えています。

多くの方は、メンテナンスを「出費」や「コスト」と捉えがちですが、実は適切なタイミングで行うメンテナンスは、建物の寿命を延ばし、将来発生するはずだった甚大な被害コストを未然に防ぐための「攻めの投資」なのです。

例えば、屋根の防水性が失われた状態で放置し、内部の柱や梁が腐食してしまえば、いざ直そうとしたときには数百万円単位の追加費用がかかるだけでなく、家の構造的な強度は二度と新築時のようには戻りません。

私たちは、現在の美観を整えることはもちろん、10年後、20年後の家計と暮らしのキャッシュフローを見据えたとき、どの選択が皆様のご家族にとって最も豊かさに繋がるのかを、常に真剣に考え、ご提案させていただいております。

資産価値を永続させるための3つの視点

1. ライフサイクルコストを最小化する塗料と工法の組み合わせを選ぶ

2. 足場代を有効活用し、一度の工事で家全体の弱点を徹底的に補強する

3. 地元の気候に精通した専門家の知見を反映させる

私たちアップリメイクは、単なる施工業者ではありません。

現場で汗を流す「職人」としての誇りと、建物の劣化を科学的に分析する「専門家」としての根拠、そしてファイナンシャルプランナーとしての「経済的な視点」を合わせ持っています。

特にFPとしての視点は、私たちが他社様と決定的に違う点の一つです。

お客様一人ひとりの家族構成や、お子様の教育資金のタイミング、老後の暮らし方などをヒアリングした上で、目先の安さで選ぶべきか、それとも30年持たせる超高耐久プランを選ぶべきかをアドバイスさせていただきます。

「とりあえず一番安いプランで」という選択が、10年後に再度高額な足場代を発生させ、結果的に家計を圧迫してしまうケースを、私はこれまで何度も見てきました。

そのような後悔を、地元静岡の方々にはしてほしくないのです。

皆様の大切なわが家が、10年後も20年後も、そしてその先の代まで、笑顔の集まる安らぎの場所であり続けるために。

私たちは今日も、誠実さと情熱を持って、一軒一軒の住まいと向き合い続けています。

何か不安なことや、判断に迷うことがあれば、どんな些細なことでも構いません。

アップリメイクにぜひお聞かせください。

私たちが、皆様にとっての「唯一無二の正解」を一緒に見つけ出し、最高品質の技術でお応えさせていただきます。

まずはプロによる「無料の健康診断」から。

私たちは、皆様からのご相談を心よりお待ちしております。

  • この記事を書いた人

齋藤直樹

(株)アップリメイク代表取締役で元職人、塗装という仕事が大好きです。人生の大きな挫折と数多くの出会いを経て今は大好きな地元・静岡で、お客様の笑顔のために仕事ができることに何よりの誇りを感じています。

▼保有資格▼
1級建築塗装技能士・2級建築施工管理技士・有機溶剤作業主任者・高所作業主任者・2級カラーコーディネーター・光触媒施工技能士・乙4類危険物取扱者・ゴンドラ特別教育・職長・安全衛生責任者・第2種酸素欠乏危険作業主任者・宅地建物取引主任者・2級ファイナンシャルプランニング技能士・AFP