こんにちは、株式会社アップリメイク代表取締役の齋藤直樹です。
「屋根カバー工法を検討しているけれど、本当に長持ちするの?」
「万が一、工事した会社が倒産したら保証はどうなるの?」
そんな深刻な不安をお持ちではありませんか?
屋根は、一度工事をしてしまえば、普段は見ることのできない「ブラックボックス」のような場所です。
外壁のように日常的に目に触れることがないため、劣化のサインに気づきにくく、雨漏りなどの実害が出て初めて気づくというケースも少なくありません。
だからこそ、「見えない部分」までしっかりと責任を持ってくれる強固な保証制度と、その性能を維持し続けるための適切なメンテナンス計画が何よりも重要になります。
多くの営業マンは「金属屋根は長持ちしますよ」「メンテナンスフリーですよ」と良いことばかりを強調しますが、建築のプロとして断言します。
この世に完全なメンテナンスフリーの建材など存在しませんし、リスクのない工事もありません。
この記事では、静岡で創業から50年以上、職人直営で塗装・リフォームを行ってきた私たちが、プロの視点で「保証書の裏側」にある真実と、大切なお住まいを長く守り抜くためのメンテナンスの極意を、包み隠さず徹底的に解説します。
これを読めば、業者任せにせず、ご自身で正しい判断ができるようになるはずです。
記事のポイント
- 屋根カバー工法の「メーカー保証」と「施工店保証」の決定的な違いと重要性
- 保証書に小さな文字で書かれている「免責事項(保証されないケース)」の落とし穴
- 施工業者が倒産しても施主様を守る「リフォーム瑕疵保険」の仕組み
- 施工後に屋根を長持ちさせ、資産価値を維持するための具体的なメンテナンス方法
屋根カバー工法で最も大切な保証の考え方
屋根のリフォームにおいて、皆様が一番気にされるのはやはり「費用」かもしれません。
数百万単位のお金が動くわけですから、当然のことです。
しかし、私たちが数多くの現場を見てきて、お客様と接する中で常々痛感しているのは、「工事が終わった後の安心」こそが、リフォームの真の価値であり、最も優先すべき投資対効果であるということです。
屋根カバー工法は、既存の屋根(主にスレートやカラーベスト)を撤去せずに、その上に新しい防水シートと軽量な金属屋根材を重ねて張る工法です。
廃材が少なく、工期も短縮できるため、近年爆発的に普及しています。
しかし、その手軽さゆえに、「とりあえず被せておけば安心」という安易な考えで施工を行う業者も増えているのが実情です。
「ガルバリウム鋼板にすれば一生安心」「メンテナンスフリーだから放っておいても大丈夫」といった甘いセールストークを耳にすることもありますが、形あるものである以上、経年変化は必ず起こります。
強風、豪雨、紫外線、そして静岡特有の塩害など、屋根は常に過酷な環境に晒され続けているのです。
保証とは、単に「保証書という紙」をもらうことではありません。
「万が一雨漏りが起きた時に、誰がすぐに駆けつけてくれるのか」
「製品の不具合なのか、施工のミスなのかを誰が判断するのか」
「施工店が廃業していたら、誰が責任を取ってくれるのか」
というリスク管理の仕組みそのものを深く理解し、契約前に確認しておく必要があります。
この章では、そのために必要な知識を深掘りしていきます。
メーカー保証と施工店保証の違いを知る
「保証期間10年」という言葉だけで安心していませんか?
実は、屋根の保証には、大きく分けて「メーカー保証」と「施工店保証(工事保証)」の2種類が存在します。
この2つは全く性質が異なる別物であり、どちらか片方だけでは、万が一のトラブルの際に十分な対応を受けられない可能性があります。
それぞれの役割と範囲を正しく理解し、両方の保証がしっかりと付帯されるかを確認することが不可欠です。
製品の品質を約束するメーカー保証
メーカー保証とは、アイジー工業やニチハ、福泉工業といった屋根材製造メーカーが、「製品そのものの品質や性能」を保証するものです。
これは施工店に関わらず、その製品を使用すれば自動的に(申請を行えば)付帯する強力な保証です。
現在、屋根カバー工法で主流となっているのは、アルミニウムと亜鉛の合金めっき鋼板である「ガルバリウム鋼板」、さらにそれにマグネシウムを添加して防食性能を飛躍的に高めた「SGL(エスジーエル:次世代ガルバリウム鋼板)」です。
これらの高耐久金属屋根材では、メーカーから以下のような長期保証が提供されることが一般的です。
| 保証の種類 | 保証期間(SGLの例) | 保証内容の詳細 |
|---|---|---|
| 穴あき保証 | 25年 | 腐食によって屋根材の基材に穴が開くことに対する保証。 最も期間が長く、構造的な耐久性を担保します。 |
| 赤さび保証 | 20年 | 表面に目立つ赤い錆が発生することに対する保証。 「全表面積の○%以上」といった判定基準が設けられることが多いです。 |
| 塗膜変褪色保証 | 15年~20年 | 紫外線による塗装の著しい変色や色あせ、ひび割れに対する保証。 美観を維持するための保証です。 |
SGL鋼板は、従来のガルバリウム鋼板に比べて3倍超の耐食性を持つと言われており、特に海岸線に近い地域での耐久性が格段に向上しています。
メーカー保証書は、施工完了後にメーカーから発行され、施工店を通じてお客様の手元に届きます。
ポイント:
メーカー保証の最大の強みは、「施工店が万が一倒産してしまった場合でも有効である」という点です。
製品を作ったメーカーが存在する限り、製品自体の欠陥によるトラブルは保証されます。
これは長期的な安心材料として非常に重要です。
雨漏りや施工ミスを防ぐ工事保証
一方で、メーカー保証だけではカバーできない重大なリスクがあります。
それが、家にとって最も恐ろしい「雨漏り」です。
実は、メーカー保証はあくまで「モノ(屋根材そのもの)」の品質保証であり、「施工後の雨漏り」を直接保証するものではありません。
なぜなら、雨漏りの原因の多くは、製品の欠陥ではなく、「現場での施工ミス」にあるからです。
例えば、以下のようなケースです。
- ルーフィング(防水紙)の施工不良:立ち上がり部分の処理が甘く、水が侵入した。
- 板金の収め方のミス:「雨押さえ」や「谷樋」などの役物の加工が悪く、水が逆流(オーバーフロー)した。
- 毛細管現象の無視:適切な隙間を確保せずに施工したため、水が吸い上げられて内部に入った。
これら施工に起因する不具合を保証するのが、施工店が独自に発行する「工事保証書」です。
これは、施工店が「自分たちの技術と施工品質に責任を持つ」という約束の証です。
- 保証対象:施工箇所の瑕疵(かし:欠陥のこと)に起因する雨漏り、屋根材の著しい剥がれ、施工不良による変形など
- 保証期間:優良業者であれば5年~10年が一般的です。
私たちアップリメイクでは、自信を持って最長10年の工事保証をお付けしています。
この工事保証書がない場合、もし雨漏りしても「経年劣化ですね」と言い逃れされたり、修理費用を請求されたりするリスクがあります。
契約時には、口約束ではなく、必ず「工事保証書」のサンプルを見せてもらい、保証内容と期間、そして緊急時の対応について確認することが不可欠です。
あわせて読みたい:屋根カバー工事とは?向いている家・工事の流れ・費用目安をわかりやすく
保証書で必ず確認すべき免責事項の罠
「25年の長期保証がついているから安心だ」と、保証期間の数字だけを見て油断してはいけません。
あらゆる契約書がそうであるように、保証書にも必ず「免責事項(保証の対象外となる条件)」が小さな文字で記載されています。
ここを見落として契約してしまうと、いざトラブルが起きた時に「その条件は保証対象外です」と冷たく突き放されてしまう可能性があります。
ここでは、特に注意すべき代表的な「罠」について詳しく解説します。
塩害地域と屋根勾配の制限を確認
特に静岡県は海に面した地域が多く、潮風の影響を受けるエリアが広範囲に及びます。
この「塩害」に関する制限は、メーカー保証において最もシビアな免責事項の一つです。
金属屋根はサビに強いとはいえ、塩分は天敵です。
多くのメーカー保証では、製品を使用できる地域(保証対象地域)を海岸からの距離で厳密に定めています。
- 従来のガルバリウム鋼板:海岸から5km以遠でないと保証が出ないケースが多い。
- SGL(次世代ガルバリウム):耐食性が向上したため、海岸から500m以遠まで保証範囲が拡大している製品が多い(例:アイジー工業「スーパーガルテクト」など)。
もし、ご自宅が海岸から300mの場所にあるのに、施工店がこれを確認せずにSGLを施工した場合、数年でサビが出てもメーカー保証は一切適用されません。
これは完全に施工店の提案ミスですが、被害を受けるのはお客様です。
また、「屋根勾配(屋根の傾き)」にも重要な制限があります。
金属屋根は、瓦屋根に比べて緩い勾配でも施工可能ですが、それでも最低勾配(例:2.5寸以上など)が製品ごとに定められています。
水はけが悪い緩すぎる勾配の屋根に無理やり施工すると、雨水が長時間滞留し、そこから腐食や雨漏りが発生します。
この場合も「施工基準違反」としてメーカー保証は免責(対象外)となります。
下地の状態と施工基準の遵守
屋根カバー工法の最大の特徴は、既存の屋根を「新しい屋根の下地」として再利用する点にあります。
これはコストカットの面ではメリットですが、リスク管理の面では大きな落とし穴になり得ます。
メーカー保証の前提条件には、必ず「適切な下地に施工されていること」が含まれています。
つまり、既存の野地板(屋根を支える木の板)が腐食していたり、強度が不足している状態で施工した場合、それが原因で新しい屋根材が変形したり飛散したりしても、メーカーは一切責任を負いません。
特に注意が必要なのが、過去の記事でも度々警告している「パミール」などのノンアスベスト屋根材の問題です。
1996年~2008年頃に製造されたニチハ製「パミール」などは、経年劣化で屋根材がミルフィーユ状に層間剥離を起こすという致命的な欠陥を持っています。
【警告】パミールへのカバー工法は絶対NG!
層間剥離を起こしているパミール屋根に釘やビスを打っても、屋根材自体がボロボロと剥がれるため、固定力が全く得られません。
台風が来れば、新しい金属屋根がパミールごと剥がれて空を飛び、近隣の家や車を破壊する大惨事になりかねません。
このような屋根に対しては、カバー工法ではなく、既存屋根を全て撤去して下地からやり直す「葺き替え工法」が唯一の正解です。
しかし、知識のない業者や、利益優先の悪質な業者は、このリスクを隠して安易にカバー工法を勧めることがあります。
契約前に、必ず屋根に登って踏み心地を確認したり、ドローンで撮影したりして、既存屋根の種類と劣化状況を正確に診断してくれる業者を選ぶことが、保証以前の安全確保の第一歩です。
あわせて読みたい:屋根カバー工法で結露・雨漏りが起きる原因と対策(防水シートの重要性)
万が一に備えるリフォーム瑕疵保険
先ほど、「工事保証」は施工店独自の保証だとお伝えしました。
これは施工店が存続している限り有効な、非常に心強い保証です。
しかし、厳しい現実として、リフォーム業界は企業の入れ替わりが激しい世界です。
「もし、工事を頼んだ施工店が10年以内に倒産してしまったらどうなるのか?」
残念ながら、その瞬間に施工店発行の工事保証書はただの紙切れとなり、法的な効力を失います。
雨漏りしても、連絡する先がないのです。
この「業者の信用リスク(倒産リスク)」に備えるための究極のセーフティネットこそが、「リフォーム瑕疵(かし)保険」です。
第三者検査と倒産時の直接請求権
リフォーム瑕疵保険(JIO:日本住宅保証検査機構などが提供)は、国土交通省が指定する住宅瑕疵担保責任保険法人が運用する公的な制度です。
この保険に加入して工事を行うことには、施主様にとって計り知れない2つの大きなメリットがあります。
- プロによる第三者検査の実施:
保険に加入するためには、工事中または工事後に、建築士の資格を持つ第三者検査員(JIOの検査員など)が現場を訪れ、厳しい基準で施工状況を検査しなければなりません。
「防水シートの立ち上がり寸法は足りているか」「役物の固定間隔は適切か」などをチェックされます。
これにより、手抜き工事や施工基準違反が物理的に不可能になり、施工品質が劇的に向上します。 - 倒産時の直接請求権:
これが最大のメリットです。
万が一、工事後に雨漏りなどの瑕疵(欠陥)が見つかり、その時点で施工店が倒産・廃業していたとしても、施主様が保険法人に対して直接、補修費用(保険金)を請求できます。
つまり、業者の存続に関わらず、家の資産価値と修理費用が担保されるのです。
リフォーム瑕疵保険は、すべてのリフォーム業者が扱えるわけではありません。
財務状況や施工実績などの審査をクリアし、「登録事業者」として認定された業者しか利用できません。
費用は工事金額にもよりますが、数万円程度(3~5万円前後)が一般的です。
この金額で「第三者のチェック」と「倒産時の保証」が買えると考えれば、決して高い投資ではありません。
◆斎藤のワンポイントアドバイス
見積もりを取る際、ぜひ業者にこう質問してみてください。
「今回の工事で、リフォーム瑕疵保険に加入することはできますか?」と。
即座に「はい、もちろんです。手続きはお任せください」と答える業者は、自社の施工に自信があり、経営体制も健全である証拠です。
逆に「手続きが面倒ですよ」「費用が無駄にかかりますよ」と加入を渋る業者は、第三者に見られたくない工事をしているか、事業者登録ができない事情があるのかもしれません。
業者選びの強力なリトマス試験紙として活用してください。
長持ちさせるためのメンテナンス戦略
「高耐久」を謳うカバー工法であっても、施工後のメンテナンスは絶対に必要です。
「メンテナンスフリー」という言葉は、「メンテナンスしなくていい」のではなく、「メンテナンスの手間が少ない」という意味に過ぎません。
車検のない車がないように、家も定期的な点検とケアを行って初めて、期待耐用年数(30年、40年)を全うし、さらに長持ちさせることが可能になります。
ここでは、時期ごとの具体的なメンテナンス戦略をお伝えします。
施工後1年目の初期不良チェック
施工直後の1年間は、新しい屋根材が四季を通じて初めての環境変化(温度・湿度・風)を経験する「慣らし期間」です。
この時期は、実は初期不良が最も出やすいタイミングでもあります。
金属屋根は、夏場の直射日光で表面温度が70℃近くまで上昇し、熱膨張します。
逆に冬場は収縮します。
この激しい「伸び縮み」を繰り返すことで、以下のような現象が起きることがあります。
- 釘やビスの浮き:熱収縮の動きにより、固定している釘が徐々に押し出されて浮いてくることがあります。
- コーキングの初期痩せ・破断:部材の継ぎ目に充填したコーキング材が、動きに追従できずに切れてしまうことがあります。
- 施工時の踏み割れ・傷:施工中には気づかなかった微細な傷やへこみが、時間の経過とともに目立ってくることがあります。
アップリメイクでは、施工後1年目に必ず定期点検(無償)を実施しています。
この段階で微細な異変を発見し、釘の打ち増しやコーキングの補修を行っておくことが、将来の雨漏りを防ぐ最もコストパフォーマンスの高い予防保全となります。
自分でできる水洗いというメンテナンス
専門業者を呼ぶまでもなく、施主様ご自身で簡単にできて、かつプロも推奨する最高のメンテナンス方法があります。
それは「水をかけること」です。
金属屋根にとって最大の敵は、付着した「塩分」や「酸性雨成分」、そして「排気ガスの煤煙」です。
通常、屋根の表面の汚れは雨が降ればある程度流れ落ちます。
しかし、問題なのは「雨がかからない場所」です。
軒下の裏側や、太陽光パネルの下、入り組んだ形状の隙間などは、雨で洗われないため、飛んできた塩分や汚れが堆積し続けます。
ここから腐食(白さび・赤さび)が始まり、穴あきの原因となるのです。
【推奨メンテナンス手順】
半年に1回程度(特に台風シーズンの後など)、晴れた日にホースで屋根全体、特に軒裏や入り組んだ部分に水をかけてください。
高圧洗浄機を使う必要はありません。
むしろ、高圧洗浄は水圧が強すぎて、板金の継ぎ目や通気口から水が浸入し、雨漏りの原因になるリスクがあるため、専門知識がない場合は使用を避けてください。
通常の水道ホースのシャワーモードで、優しく汚れと塩分を洗い流してあげるだけで、金属屋根の寿命は驚くほど延びます。
15年目以降の美観維持と再塗装
SGLなどの高耐久屋根材は、基材(金属板)そのものは25年以上の耐久性を持っていますが、表面の「塗装(色)」は紫外線によって徐々に劣化していきます。
施工から15年~20年が経過すると、以下のような経年劣化のサインが現れ始めます。
- チョーキング(白亜化):手で触ると白い粉がつく現象。塗膜の樹脂が分解されている証拠です。
- 退色・変色:色が褪せて、古びた印象になります。
- 微細なサビの発生:切断面(小口)などからわずかにサビが見え始めます。
この段階でどうするかは、お客様の価値観によります。
「美観(見た目)」を回復させたい場合は、再塗装を行うのが一般的です。
遮熱塗料を塗ることで、断熱性能を付加することも可能です。
一方で、SGLの場合はメッキ層による防食性能が非常に高いため、基材に穴が開くリスクがなければ、必ずしも塗装は「必須」ではありません。
見た目を気にしないのであれば、そのまま点検のみで維持し、30年~40年後に次の大規模修繕(葺き替えなど)を検討するという選択肢も、経済合理性の観点からはあり得ます。
屋根カバー工法の保証に関するよくある質問(FAQ)
Q1. 施工中に台風で被害が出た場合、保証はどうなりますか?
A. 工事中の不可抗力による事故や、施工後の台風などの自然災害による破損は、基本的にメーカー保証や施工店保証の対象外(免責)となります。
これは「製品の欠陥」でも「施工ミス」でもないためです。
このような場合は、お客様ご自身が加入されている「火災保険」の風災補償が適用されるケースがほとんどです。
「風で屋根が飛んだ」「物が飛んできて屋根が凹んだ」といった被害は、火災保険で修理費用をカバーできます。
私たちのような専門業者が、保険申請に必要な写真撮影や、損害状況を証明する見積書の作成をフルサポートさせていただきますので、ご安心ください。
あわせて読みたい:火災保険の屋根修理はいくら戻る?全額補償の条件と相場をプロが解説
Q2. 将来、家を売却することになった場合、保証は引き継げますか?
A. 注意が必要です。
多くの保証書では、保証の権利は「契約者本人」に帰属するため、自動的には新しい所有者様に引き継がれないケースが多いです。
ただし、事前に施工店やメーカーへ書面で通知し、承認手続きを行うことで、保証の継承が可能になる場合もあります。
保証が残っていることは中古住宅売却時の大きなアピールポイント(付加価値)になりますので、売却活動を始める前に必ず施工店にご相談ください。
Q3. 塩害地域に住んでいますが、SGLなら保証されますか?
A. かなり改善されています。
メーカーや製品によりますが、SGL(次世代ガルバリウム)の登場により、以前よりも保証対象エリアは大幅に拡大しています。
例えば、従来のガルバリウムでは「海岸から5km以遠」だった条件が、SGLでは「500m以遠」まで保証されるケースも増えています。
しかし、500m以内など極端に海に近い場合は、依然として保証対象外となることが多いです。
Googleマップ等で正確な距離を確認し、保証が適用できる最適な素材をご提案します。
Q4. 施工店が倒産してしまったら、保証はどうなりますか?
A. 施工店独自の「工事保証」は残念ながら無効になってしまいますが、メーカー保証(製品保証)は有効です。
さらに、記事内でも解説した「リフォーム瑕疵保険」に加入して施工を行っていれば、施工店が倒産していても、保険法人に直接修補費用を請求することができます。
将来の不確実性に備えるためにも、必ず契約時にリフォーム瑕疵保険への加入をご依頼ください。
アップリメイクが約束する安心と幸せ
私たち株式会社アップリメイクは、ただ屋根を工事して終わりにする会社ではありません。
創業者の父から受け継いだ「お客様の幸せを第一に施工品質を考える」という強い信念のもと、職人直営で一つひとつの現場に誠心誠意向き合っています。
私たちの提供する安心は、口先だけのものではありません。
具体的な「仕組み」として、お客様をお守りします。
| 最長10年の自社工事保証 | 施工に自信があるからこそできる長期保証。 万が一の不具合には、迅速かつ無償で対応いたします。 |
|---|---|
| 工事写真報告書の提出 | 「見えないところ」だからこそ、全て見せます。 下地処理、防水シートの施工、釘打ちの様子など、全工程を写真に収め、一冊の報告書としてお渡しします。 これが手抜きの物理的な抑止力となります。 |
| 契約解除の自由 | 施工開始前であれば、いつでも違約金なしで契約を解除できるという独自の約束を設けています。 これは、無理な営業や押し売りをしないという私たちの決意の表れです。 |
これらはすべて、「自分たちの仕事に嘘をつかない」「逃げも隠れもしない」という職人としての覚悟と自信の表れです。
静岡の皆様に、心からの「安心」と「感動」をお届けすることをお約束します。
誠実な業者選びが最大の保証になる
最後に、もっとも確実で、もっとも強力な保証とは何かをお伝えして、この記事を締めくくりたいと思います。
ここまで解説してきた通り、屋根カバー工法には多くの技術的・法的なポイントがありますが、最終的に重要になるのは、これら全てを誠実に履行してくれるパートナー選びです。
【この記事の重要ポイント振り返り】
2つの保証を確認:製品を守る「メーカー保証」と、雨漏りを守る「施工店保証」。この両輪が揃っているか必ずチェックしましょう。
免責事項の把握:ご自宅が「塩害地域」に含まれていないか、屋根勾配は適切か。リスクを事前に説明してくれる業者が信頼できます。
第三者の目を入れる:「リフォーム瑕疵保険」への加入は、手抜き工事防止と倒産リスク対策の切り札です。
継続的なケア:「メンテナンスフリー」の言葉を鵜呑みにせず、半年に一度の水洗いや定期点検を行うことで、屋根の寿命は劇的に延びます。
国税庁の統計データによると、創業して30年以上続く会社は、全体のわずか0.02%だと言われています。
どんなに立派な「30年保証」を掲げていても、その会社が5年後に倒産してなくなってしまえば、その保証は絵に描いた餅です。
私たちアップリメイクは、1973年の創業以来50年以上、この静岡の地で看板を掲げ、地域の皆様と共に歩み続けてきました。
逃げも隠れもしません。
30倍スコープを使った詳細な診断、メリットだけでなくデメリットも隠さず伝える正直な提案、そして国家資格を持った職人による妥協のない施工。
これら一つひとつの誠実な積み重ねこそが、お客様の大切な資産を守る「最強の保証」になると信じています。
屋根のことで不安なこと、わからないことがあれば、どんな小さなことでも構いません。
ぜひ一度、私たちアップリメイクにご相談ください。
私たちには、営業マンはいませんが、腕利きの職人と、お客様の幸せを願う情熱があります。







