こんにちは、株式会社アップリメイク代表取締役の齋藤直樹です。
地元静岡で屋根塗装を考え始めると、「シリコン塗料って何年くらい持つの?」「屋根塗装は本当に必要なの?」「安い塗料を選んでも大丈夫?」と、いろいろ気になりますよね。
屋根は普段あまり見えない場所なので、外壁よりも劣化に気づきにくいです。
でも、屋根は紫外線、雨、風、台風、夏場の高温を毎日受け続けている場所です。静岡のように日差しが強く、台風シーズンに雨風が強くなる地域では、屋根塗装のタイミングを間違えると、後から大きな修繕費につながることもあります。
特にシリコン塗料は、屋根塗装でよく選ばれる定番グレードです。
ただ、「シリコンなら何でも同じ」というわけではありません。塗料の種類、下塗り材、屋根材の状態、塗布量、乾燥時間、職人の施工品質によって、実際の持ちは大きく変わります。
この記事では、屋根塗装におけるシリコン塗料の耐用年数、塗り替え時期、屋根塗装をしないリスク、30年近く持つ高耐久塗料の考え方、そして見積書で失敗しないためのチェックポイントまで、できるだけわかりやすくお伝えします。
私は塗装職人としてキャリアをスタートし、現在は株式会社アップリメイクの代表として、地元静岡で屋根・外壁塗装に携わっています。
アップリメイクは1973年創業の屋根・外壁塗装リフォーム専門店です。施工実績は6000件以上(2026年4月末時点)となりました。
数字だけを誇りたいわけではありません。大切なのは、あなたの家にとって本当に必要な工事を、必要なタイミングで、できるだけ後悔の少ない形で選んでいただくことです。
記事のポイント
- シリコン塗料の本当の耐用年数(10〜13年)がわかる
- アップリメイク独自の「4回塗り」がもたらす耐久性の違い
- 屋根塗装に最適なタイミングと劣化のサイン
- 積水ハウスなどハウスメーカー物件のメンテナンスにおける注意点
- 費用を抑えつつ屋根を長持ちさせるための相場とコツ
- シリコン塗料が向いている人・向いていない人
- 見積書で確認すべき塗料名・工程・保証内容
屋根塗装におけるシリコン塗料の耐用年数は10〜13年が目安です
屋根の塗装は何年持つべきですか?
結論からお伝えすると、一般的な戸建て住宅の屋根塗装は、10年〜15年くらいがひとつの目安です。
その中でもシリコン塗料を使った屋根塗装は、10〜13年ほどを目安に考えると現実的かなと思います。
ただし、この年数は「塗料のカタログに書かれている数字」だけで決まるものではありません。
屋根は外壁よりも紫外線や熱の影響を受けやすく、雨水も直接当たります。外壁ではまだきれいに見える塗料でも、屋根では先に色あせや防水性の低下が進むことがあります。
そのため、屋根塗装では塗料のグレードだけでなく、下地処理、下塗り、塗布量、乾燥時間、縁切り、屋根材の状態まで含めて判断することが大切です。
アップリメイクでは、屋根塗装において下塗り2回+上塗り2回の合計4回塗りを基本としています。
屋根材が傷んでいる場合、1回の下塗りだけでは吸い込みが止まらず、仕上げ塗料の密着や耐久性に影響することがあります。
そこで下塗りを丁寧に重ね、屋根材の状態を整えてから中塗り・上塗りを行うことで、塗料の性能をできるだけ引き出す施工を目指しています。
【ポイント】耐用年数は「塗料」だけでなく「施工」で変わります
シリコン塗料の耐用年数は10〜13年が目安ですが、実際の持ちは施工内容で変わります。塗料名だけを見るのではなく、下地処理、下塗り回数、塗布量、乾燥時間、縁切りの有無まで確認しておくと安心ですよ。
シリコン塗料はコストと耐久性のバランスがよい定番塗料です
屋根塗装で使われる塗料には、アクリル、ウレタン、シリコン、フッ素、無機、遮熱断熱塗料など、さまざまな種類があります。
その中でシリコン塗料は、価格と耐久性のバランスが取りやすい定番グレードです。
「できるだけ費用を抑えたい。でも、数年でまた塗り替えになるのは困る」という方には、シリコン塗料はかなり現実的な選択肢になります。
| 塗料の種類 | 耐用年数の目安 | 特徴 | 向いている人 |
|---|---|---|---|
| アクリル塗料 | 5~8年 | 価格は抑えやすいですが、耐久性は低めです。現在の屋根塗装では主流ではありません。 | 短期間だけ持てばよい場合。ただし、一般住宅ではあまりおすすめしません。 |
| ウレタン塗料 | 7~10年 | 密着性はありますが、現在はシリコン以上の塗料が選ばれることが多いです。 | 付帯部など、部分的な塗装で使われることがあります。 |
| シリコン塗料 | 10~13年 | 価格と耐久性のバランスがよい、屋根塗装のスタンダードプランです。 | 費用と耐久性のバランスを重視したい方に向いています。 |
| ラジカル制御形ハイブリッド塗料 | 10~15年 | 紫外線による塗膜劣化を抑えやすく、シリコンよりワンランク上の選択肢です。 | シリコンより少し長持ちさせたい方に向いています。 |
| フッ素塗料 | 15年程度 | 紫外線に強く、美観を長く保ちやすいハイグレード塗料です。 | 塗り替え回数を減らしたい方に向いています。 |
| 無機塗料 | 20年程度 | 高い耐候性が魅力です。初期費用は上がりますが、長期的な維持費を抑えたい方に選ばれます。 | 長く住む予定があり、長期コストを重視する方に向いています。 |
| ポリウレアUVコート | 25~30年 | 塗料の概念を超えた高耐久を目指す次世代型の選択肢です。 | 初期費用よりも長期耐久を優先したい方に向いています。 |
塗料選びで迷ったときは、「一番高い塗料が正解」と考える必要はありません。
例えば、10年後に建て替えや大規模リフォームを考えているなら、超高耐久の塗料を選ぶより、シリコン塗料で適切に守る方が現実的なこともあります。
逆に、今後20年以上住み続ける予定があるなら、フッ素や無機、ポリウレアUVコートまで含めて、塗り替え回数と総額を比べた方がよいです。
アップリメイクでは、塗料のグレードだけでなく、あなたの家族構成、築年数、今後の住まい方、予算感も伺いながらご提案しています。
屋根塗装は「今いくらか」だけでなく、「この先、何回メンテナンスが必要になるか」まで考えると、後悔しにくくなります。
シリコン塗料が向いている人・向いていない人
シリコン塗料は、多くの住宅で選びやすい塗料です。
とはいえ、どんな家にも必ず最適というわけではありません。
向いているのは、コストを抑えながら10年前後しっかり屋根を守りたい方です。
外壁塗装と同時に屋根も塗装して、足場代をまとめたい方にも合っています。
また、「今後の住まい方がまだ決まっていない」「高すぎるプランは不安だけど、安すぎる工事も心配」という方にも、シリコン塗料は検討しやすいです。
一方で、長期的に塗り替え回数をできるだけ減らしたい方には、フッ素や無機の方が合う場合があります。
また、屋根材そのものが割れている、反りが強い、層状に剥がれている、下地の防水シートまで傷んでいる可能性が高い場合は、シリコン塗料を塗るだけでは解決できないことがあります。
この場合は、屋根塗装ではなく、屋根カバー工法や葺き替えも含めて検討する必要があります。
【注意】塗料選びの前に、屋根材が塗装できる状態か確認しましょう
屋根材によっては、塗装で延命できるものと、塗装よりカバー工法・葺き替えが向いているものがあります。特に劣化が進んだスレート屋根や、塗装に向かない屋根材は、無理に塗装しても長持ちしにくいです。まずは現地診断で状態を確認することが大切です。
屋根塗装をしないとどうなる?放置すると修繕費が大きくなりやすいです
「雨漏りしていないから大丈夫」は少し危険です
屋根塗装を検討している方からよく聞くのが、「まだ雨漏りしていないから大丈夫ですよね?」というご相談です。
気持ちはすごくわかります。
屋根は普段見えませんし、室内に雨漏りがなければ、すぐに困ることもありません。
でも、屋根の劣化は室内に症状が出る前から進んでいることが多いです。
屋根塗装の役割は、屋根材の表面に保護膜をつくり、紫外線や雨風から屋根材を守ることです。
この保護膜が弱くなると、屋根材が水を吸いやすくなります。
水を吸った屋根材は、乾燥と吸水を繰り返すことで反り、ひび割れ、欠けが起こりやすくなります。
その小さな隙間から雨水が入り込むと、防水シートであるルーフィングに負担がかかります。
ルーフィングまで劣化すると、そこから雨漏りにつながる可能性が高まります。
つまり、屋根塗装は雨漏りが起きてから行う工事ではなく、雨漏りを起こさないための予防工事です。
屋根塗装を放置したときに起こりやすい症状
屋根のメンテナンスを長く放置すると、次のような症状が出やすくなります。
- 色あせ:塗膜が紫外線で劣化し、防水性が落ち始めているサインです。
- コケ・カビ・藻の発生:屋根材が水分を含みやすくなっている可能性があります。
- スレート屋根の反り:吸水と乾燥を繰り返し、屋根材が変形している状態です。
- ひび割れ・欠け:雨水の侵入口になりやすく、放置すると補修範囲が広がります。
- 棟板金の浮き・釘抜け:強風時に板金が飛ばされるリスクがあります。
- ルーフィングの劣化:屋根材の下にある防水層が傷むと、雨漏りにつながりやすくなります。
ここで大切なのは、塗装だけで直せる段階と、塗装では間に合わない段階があることです。
色あせや軽いコケ、初期の防水性低下であれば、洗浄や下地処理を行ったうえで塗装できるケースがあります。
一方で、屋根材が大きく割れている、広範囲に反っている、下地まで水が回っている場合は、塗装よりも補修、カバー工法、葺き替えが必要になることがあります。
「屋根塗装は意味ない」は本当ですか?
インターネットで調べていると、「屋根塗装は意味ない」という意見を見ることがあるかもしれません。
これについては、半分は正しく、半分は誤解があります。
確かに、屋根の防水の最終ラインは、屋根材の下にあるルーフィングです。
その意味では、塗装だけで雨漏りを完全に止めるものではありません。
すでにルーフィングが傷んでいる場合や、屋根材の下地まで水が回っている場合は、塗装では根本解決にならないことがあります。
ただし、だからといって屋根塗装が意味ないわけではありません。
塗装は、屋根材そのものを紫外線や雨水から守り、劣化の進行を遅らせるための大切なメンテナンスです。
表面の塗膜がしっかりしていれば、屋根材の吸水を抑えやすくなります。
屋根材の傷みを抑えることができれば、その下にあるルーフィングへの負担も軽くなります。
つまり、屋根塗装は「雨漏り修理」ではなく、「雨漏りを起こしにくくするための予防」です。
◆齋藤のワンポイントアドバイス
屋根塗装の目的は、屋根材本体の寿命を延ばすことです。塗れば何でも直るわけではありませんが、適切な時期に塗装しておくことで、屋根材の傷みを抑え、将来の大きな修繕を防ぎやすくなります。人間の体でいえば、痛みが出てから手術を考える前に、健康診断で早めに状態を知るようなものですね。
塗装よりカバー工法・葺き替えを検討した方がよいケース
屋根塗装はとても大切な工事ですが、どんな屋根にも向いているわけではありません。
たとえば、屋根材の割れが多い、屋根材がミルフィーユ状に剥がれている、反りが強い、過去の塗装で剥がれが広範囲に出ている場合は、塗装だけでは長持ちしにくいです。
また、粘土瓦のように基本的に塗装を必要としない屋根材もあります。
初期のノンアスベストスレートの一部など、塗装しても耐久性の改善が見込みにくい屋根材もあります。
このような場合は、塗装で安く済ませるより、屋根カバー工法や葺き替えを検討した方が、結果的に後悔しにくいことがあります。
屋根材の種類や工法で迷う場合は、屋根塗装のカテゴリー記事も参考にしてください。
屋根塗装で使うシリコン塗料の選び方と注意点
アップリメイクの高耐久遮熱シリコンプランについて
アップリメイクの屋根塗装では、コストと性能のバランスを重視したい方向けに「高耐久遮熱シリコンプラン」をご用意しています。
屋根は外壁よりも熱を受けやすいため、屋根用の塗料では耐候性だけでなく、遮熱性も大切なポイントになります。
遮熱塗料は、太陽光に含まれる赤外線を反射し、屋根表面の温度上昇を抑えやすくする塗料です。
もちろん、遮熱塗料を塗ったから必ず室温が何度下がると断定できるものではありません。
屋根の形状、断熱材、換気、方角、色、家の構造によって体感は変わります。
ただ、夏場に2階が暑くなりやすい家や、屋根からの熱の影響を少しでも抑えたい方には、遮熱機能のあるシリコン塗料は検討しやすい選択肢です。
シリコン塗料のメリット
シリコン塗料の一番のメリットは、費用と耐久性のバランスです。
アクリルやウレタンより耐久性が高く、フッ素や無機より初期費用を抑えやすいので、屋根塗装の現実的な標準プランとして選びやすいです。
また、現在の住宅塗装では広く使われているグレードなので、製品の種類も多く、建物の状態に合わせて選びやすいのもメリットです。
特に「あと10年〜13年くらいはしっかり住みたい」「外壁塗装と一緒に屋根もメンテナンスしたい」「必要以上に高いプランは避けたい」という方には、シリコン塗料は合いやすいです。
シリコン塗料のデメリット
一方で、シリコン塗料にもデメリットはあります。
フッ素や無機と比べると、耐用年数は短めです。
そのため、20年以上住み続ける予定があり、塗り替え回数を減らしたい方にとっては、シリコンより上位グレードの方が長期的に合うことがあります。
また、同じ「シリコン塗料」でも、製品によって性能差があります。
見積書にただ「シリコン塗料」としか書かれていない場合、どのメーカーのどの製品なのか、屋根用なのか、遮熱機能があるのか、下塗り材は何を使うのかがわかりません。
ここは本当に大事です。
シリコンという言葉だけで判断せず、メーカー名、製品名、塗装回数、㎡数、単価、保証内容まで確認してください。
水性と油性はどちらがよい?屋根では油性が選ばれることも多いです
塗料には大きく分けて、水性と油性、つまり溶剤タイプがあります。
水性塗料は臭いが少なく、近隣への配慮がしやすいのがメリットです。
一方で、屋根のように紫外線や雨風を強く受ける場所では、下地への密着性や塗膜の強さを重視して、油性の2液型塗料が選ばれることも多いです。
ただし、油性の方がいつでも絶対によい、というわけではありません。
屋根材の種類、既存塗膜の状態、周辺環境、臭いへの配慮、使用する下塗り材によって判断は変わります。
アップリメイクでは、屋根の状態を見たうえで、水性・油性のどちらが適しているかをご提案しています。
あなたが見積もりを確認するときは、「水性ですか?油性ですか?」だけでなく、「なぜその塗料を選ぶのですか?」と聞いてみるとよいですよ。
スレート屋根ではタスペーサーが重要です
コロニアルやカラーベストと呼ばれるスレート屋根では、縁切りという工程が大切です。
屋根材の重なり部分が塗料でふさがってしまうと、雨水の逃げ道がなくなります。
すると、毛細管現象によって雨水が屋根材の内側に入り込み、雨漏りの原因になることがあります。
そのリスクを抑えるために使うのが、タスペーサーです。
アップリメイクでは、コロニアル屋根の塗装ではタスペーサー取り付けを推奨しています。
最新の料金情報では、タスペーサー取り付けはW工法で㎡あたり300円が目安です。
30坪、屋根面積80㎡の場合は26,400円〜が目安になります。
見積書を見るときは、塗料代だけでなく、タスペーサーや縁切りが含まれているかも確認してください。
【見落とし注意】安い見積もりほど工程の抜けを確認しましょう
屋根塗装の見積もりが極端に安い場合、下地処理、下塗り回数、タスペーサー、棟板金補修、釘の打ち直しなどが含まれていないことがあります。安いこと自体が悪いわけではありませんが、必要な工程が抜けた安さは、数年後の剥がれや雨漏りにつながる可能性があります。
屋根塗装で30年持たせることは可能?現実的には塗料と屋根状態で判断します
一般的なシリコン塗料で30年は難しいです
「屋根塗装で30年持ちますか?」という質問もよくいただきます。
正直にお伝えすると、一般的なシリコン塗料で30年持たせるのは難しいです。
シリコン塗料の目安は10〜13年ほどです。
いくら丁寧に施工しても、屋根は外壁より過酷な環境にあるため、30年ノーメンテナンスで大丈夫とは考えない方がよいです。
もし業者から「このシリコン塗料なら30年持ちます」と言われた場合は、塗料名、メーカー資料、保証内容、保証範囲を必ず確認してください。
耐用年数と保証年数は別物です。
耐用年数はあくまで期待できる目安で、保証年数は施工会社がどこまで責任を持つかの範囲です。
ここを混同してしまうと、後で「聞いていた話と違う」となりやすいです。
ポリウレアUVコートのような超高耐久塗料も選択肢になります
アップリメイクでは、塗料の概念を超えた高耐久を目指す選択肢として、ポリウレアUVコートも扱っています。
最新のプラン情報では、ポリウレアUVコートは25〜30年の耐久年数、工事保証10年が目安です。
ただし、これも「どんな屋根でも塗れば無条件に30年安心」という意味ではありません。
屋根材の状態、下地、勾配、過去の塗装歴、雨漏りの有無によって、向き不向きがあります。
また、初期費用はシリコン塗料より高くなります。
そのため、超高耐久塗料を選ぶかどうかは、今後の住まい方と合わせて考えるのがおすすめです。
例えば、今後30年近く同じ家に住む予定があり、塗り替え回数を減らしたい方には検討価値があります。
一方で、10年後に住み替えや建て替えを考えている場合は、シリコン塗料やラジカル制御形塗料で十分なこともあります。
アップリメイクでは、ファイナンシャルプランナーの視点も含めて、初期費用だけでなく将来のメンテナンス費まで考えたご提案を大切にしています。
アップリメイクの屋根塗装料金プラン(30坪・屋根面積80㎡の目安)
ここでは、アップリメイクの屋根塗装プランの目安をご紹介します。
金額は屋根面積80㎡の場合の目安です。
実際の費用は、屋根の形状、勾配、劣化状況、下地補修の有無、足場の条件によって変わります。
| プラン名 | 耐久年数 | 工事保証 | 料金目安(税込) |
|---|---|---|---|
| 高耐久遮熱シリコンプラン | 10〜13年 | 5年 | 193,600円〜 |
| 超高耐久フッ素遮熱プラン | 15年 | 7年 | 281,600円〜 |
| 遮熱断熱ガイナプラン | 10〜15年 | 5年 | 326,700円〜 |
| 超高耐久無機プラン | 20年 | 7年 | 369,600円〜 |
※上記は30坪・屋根面積80㎡の場合の目安です。屋根形状や劣化状況により金額は変わります。別途、足場代として一般的な住宅で15万円〜30万円程度かかることがあります。
より詳しい料金プランは、こちらのページでも確認できます。
屋根塗装の費用は塗料代だけではありません
屋根塗装の見積書を見るときは、塗料の単価だけで判断しないようにしてください。
実際の工事には、足場、高圧洗浄、下地処理、棟板金の補修、サビ止め、下塗り、中塗り、上塗り、タスペーサー、現場管理など、たくさんの工程があります。
屋根の状態によっては、雨樋の交換や板金補修が必要になることもあります。
雨樋を建物全体で交換する場合、一般的な2階建て住宅で20万円〜40万円程度が目安です。
さらに足場代として15万円〜30万円程度が必要になることがあるため、雨樋交換と屋根・外壁塗装を同時に行うと、足場をまとめやすくなります。
もちろん、不要な工事まで一緒にする必要はありません。
ただ、近い将来必要になる工事があるなら、足場を別々に組むより、まとめて行った方がトータルコストを抑えやすいです。
屋根と外壁の同時塗装は足場代を抑えやすいです
屋根塗装を考える時期は、外壁もメンテナンス時期に近づいていることが多いです。
屋根と外壁を別々に工事すると、それぞれで足場代がかかる可能性があります。
足場代は一般的な住宅で15万円〜30万円程度が目安です。
この足場を一度で共用できるのが、屋根と外壁を同時に塗装する大きなメリットです。
30坪前後の住宅で屋根と外壁を同時に検討している方は、坪数別の相場も確認しておくと、見積もり比較がしやすくなります。
屋根塗装の平米単価も見ておきましょう
屋根塗装の見積もりでは、「30坪でいくら」という見方だけでなく、「屋根面積が何㎡で、㎡単価がいくらか」も確認しておきたいところです。
同じ30坪の家でも、屋根の形が複雑だったり、勾配が急だったりすると、実際の塗装面積は変わります。
そのため、坪数だけで安い・高いを判断すると、正確な比較ができません。
見積書には、屋根面積、単価、使用塗料、塗装回数、下地処理、タスペーサーの有無が明記されているか確認してください。
見積書で失敗しないために確認したいポイント
「一式」ばかりの見積書には注意してください
屋根塗装の見積書で特に注意したいのが、「屋根塗装工事 一式 〇〇円」という表記です。
もちろん、すべての「一式」が悪いわけではありません。
ただ、ほとんどの項目が一式でまとめられていると、何の塗料を使うのか、何回塗るのか、どこまで補修するのか、タスペーサーは入っているのかがわかりません。
安く見えても、必要な工程が省かれている可能性があります。
見積書では、次の項目を確認してください。
- メーカー名と製品名が書かれているか
- 屋根面積の㎡数が書かれているか
- 下塗り・中塗り・上塗りの工程がわかるか
- アップリメイク標準の4回塗りなど、塗装回数が明記されているか
- 高圧洗浄、下地処理、補修の内容が書かれているか
- スレート屋根の場合、タスペーサーや縁切りの記載があるか
- 保証年数と保証範囲がわかるか
【重要】大幅値引きだけで決めないでください
最初に高い金額を出して、そこから大幅値引きをする見積もりには注意が必要です。大切なのは、値引き額ではなく、必要な工程に対して適正な金額になっているかどうかです。相見積もりを取るときは、総額だけでなく、仕様と工程を比べましょう。
相見積もりの見方で不安がある方は、こちらの記事も参考になります。
保証年数だけでなく保証内容も確認しましょう
屋根塗装では、保証年数だけを見て安心してしまう方もいます。
でも、保証年数が長くても、保証対象がかなり限られているケースもあります。
例えば、施工不良による剥がれは対象でも、自然災害、屋根材自体の割れ、下地の劣化、雨漏りまでは対象外ということもあります。
保証書があるかどうか、保証内容が書面で発行されるかどうかは必ず確認してください。
アップリメイクでは、工事が完成してからがお客様とのお付き合いの始まりだと考え、工事保証書を書面で発行しています。
よくあるご質問にも保証や営業方針についてまとめていますので、不安な方はこちらもご覧ください。
積水ハウスなどハウスメーカー住宅の屋根・防水工事で注意したいこと
ハウスメーカー住宅は屋根だけでなく防水工事も一緒に考えましょう
積水ハウスなどのハウスメーカー住宅にお住まいの方は、屋根塗装だけでなく、ベランダや屋上、防水部分のメンテナンスも一緒に確認することをおすすめします。
積水ハウスでは、築10年頃から有償工事の提案が始まり、その後も定期点検が続くケースがあります。
ハウスメーカーの点検や保証制度には安心感がありますが、費用が高く感じられる方も少なくありません。
アップリメイクでは、セキスイハウスの防水工事にも対応しています。
塩ビシート防水の重ね貼り工法や、ウレタン防水の施工も対応可能です。
全面防水工事を施工した場合には、雨漏り10年保証の保証書を発行してお渡ししています。
ただし、防水メーカーとの連名保証の中で、トップコート塗装を3〜5年で実施することが免責事項に記載される場合があります。
ここは後から「知らなかった」となりやすいので、事前に必ず確認しましょう。
セキスイハウスの防水工事は足場があるうちに検討すると効率的です
金額面では、ハウスメーカーの防水工事料金に対して、アップリメイクでは5〜7掛け程度で施工可能なケースがあります。
もちろん、建物の状態や防水仕様によって金額は変わります。
ただ、外壁塗装や屋根塗装のために足場を設置するのであれば、防水工事も同時に確認しておくとよいです。
もし今回塗装だけを行い、5年後に防水工事だけを行う場合、また足場代がかかる可能性があります。
中長期的な修繕計画で見ると、工事を分けすぎることがトータルコストを増やす原因になることもあります。
今すぐ防水工事が必要かどうかは、診断してみないとわかりません。
ただ、足場を組むタイミングで、屋根、外壁、防水、雨樋、シーリングをまとめて点検するのはとても大切です。
ベルバーン外壁は塗装不要でもシーリング点検は必要です
積水ハウスの木造住宅「シャーウッド」で採用されている陶版外壁「ベルバーン」は、焼き物の外壁材です。
外壁材そのものは、基本的に塗装メンテナンスが不要とされています。
ただし、ベルバーンもパネルとパネルの間にはシーリングがあります。
このシーリング部分は、他の外壁材と同じように経年で劣化します。
築10年〜20年を目安に、打ち替えや点検が必要になることがあります。
外壁材がきれいでも、目地から雨水が入れば、雨漏りや下地劣化につながる可能性があります。
「ベルバーンだから何もしなくていい」と思い込まず、屋根や防水と一緒にシーリングも見ておくと安心です。
アップリメイクが屋根塗装で大切にしていること
職人直営だからこそ、下地処理と塗布量を大切にしています
屋根塗装は、ただ塗料を塗るだけの工事ではありません。
高圧洗浄で汚れや弱った旧塗膜を落とし、ひび割れや板金の浮き、釘抜け、サビなどを確認し、必要な下地処理を行います。
そのうえで、下塗りをしっかり入れ、塗料メーカーの基準に沿った塗布量と乾燥時間を守りながら仕上げていきます。
どれだけ良い塗料を使っても、下地処理が不十分なら長持ちしません。
逆に、下地処理と塗装工程を丁寧に行うことで、塗料本来の性能を発揮しやすくなります。
アップリメイクでは、職人一人ひとりが「お客様の幸せを第一に施工品質を考える」という想いを大切にしています。
これは、私が職人として仕事を学んだころから大切にしてきた考え方です。
塗装は、家を守る仕事です。
そして、家を守ることは、そこに暮らすご家族の安心を守ることでもあります。
30倍スコープを使ったお住まい診断で、まず現状を見える化します
アップリメイクでは、30倍スコープを使ったお住まい診断を行っています。
屋根や外壁の表面を確認し、塗膜の劣化、ひび割れ、防水性の低下、コケやカビ、屋根材の反りなどを見ていきます。
「今すぐ工事が必要なのか」「あと数年様子を見てもよいのか」「部分補修で済むのか」は、実際の状態を見ないと判断できません。
だからこそ、いきなり契約をすすめるのではなく、まず現状を知っていただくことを大切にしています。
診断結果をもとに、屋根材の状態、傷み具合、今後のリスク、必要な工事の優先順位をお伝えします。
まだ工事をするか決めていない段階でも大丈夫です。
むしろ、早めに状態を知っておくことで、急な雨漏りや大きな修繕を防ぎやすくなります。
施工事例やお客様の声も比較材料にしてください
塗装工事は、金額や塗料名だけでは判断しにくい工事です。
どのような仕上がりになるのか、職人の対応はどうなのか、工事後のお客様がどう感じているのかも大切な判断材料になります。
アップリメイクの施工事例は、色選びや仕上がりイメージの参考になります。
施工前後の変化を見たい方は、こちらをご覧ください。
また、実際に工事をされた方の感想を知りたい方は、お客様の声も参考になります。
このブログ内にも、施工事例やお客様の声を見ていただけるページがあります。
屋根塗装の前に自分で確認できる劣化サイン
地上から見える範囲だけでもチェックしてみてください
屋根に上がるのは危険なので、ご自身で屋根に登る必要はありません。
ただ、地上やベランダ、少し離れた場所から見える範囲でも、ある程度のサインは確認できます。
次のような症状がある場合は、一度専門家に相談してみてください。
- 屋根の色が以前より薄くなっている
- 屋根にコケや藻が目立つ
- 雨樋に土やコケがたまっている
- 屋根の一部が浮いて見える
- 棟板金が浮いているように見える
- 台風や強風の後に屋根材のズレが気になる
- 天井に薄いシミがある
- 外壁やシーリングにもひび割れがある
この中でひとつでも気になるものがあれば、すぐに工事が必要とは限りませんが、点検する価値はあります。
特に屋根は、見えない場所で傷みが進むことがあります。
早めに現状を知っておけば、補修で済む段階を逃しにくくなります。
訪問販売で不安をあおられたときは、すぐ契約しないでください
屋根工事で多いのが、突然訪問してきた業者から「屋根が浮いています」「今すぐ直さないと危険です」と言われるケースです。
もちろん、本当に危険な状態のこともあります。
ただ、その場で契約を急がせる業者には注意してください。
屋根は見えない場所だからこそ、不安をあおられると判断が難しくなります。
もし突然指摘された場合は、すぐに契約せず、写真を見せてもらい、別の専門店にも確認してもらうことをおすすめします。
見積もりは3社程度から取ると、価格や工事内容の違いが見えやすくなります。
ただし、金額だけで選ぶのではなく、工程、塗料、保証、担当者の説明、会社の施工体制まで比べてください。
まとめ:屋根塗装におけるシリコン塗料の耐用年数を理解して、後悔しない選択をしましょう
- 屋根塗装におけるシリコン塗料の耐用年数は、10〜13年がひとつの目安です。
- シリコン塗料は、費用と耐久性のバランスを重視する方に向いています。
- 屋根は外壁より劣化しやすいため、塗料のグレードだけでなく施工品質が大切です。
- アップリメイクでは、屋根塗装で下塗り2回+上塗り2回の合計4回塗りを基本としています。
- 屋根塗装をしないまま放置すると、屋根材の吸水、反り、ひび割れ、雨漏りにつながることがあります。
- 「屋根塗装は意味ない」のではなく、塗装で守れる段階と、塗装では間に合わない段階があります。
- 30年近い耐久性を求める場合は、ポリウレアUVコートなどの超高耐久塗料も選択肢になります。
- スレート屋根では、タスペーサーなどの縁切り工程が雨漏り防止の重要ポイントです。
- 屋根と外壁、防水、雨樋を同じ足場で点検・施工すると、トータルコストを抑えやすいです。
- 積水ハウスなどのハウスメーカー住宅では、屋根だけでなく防水やシーリングも一緒に確認しましょう。
屋根塗装は、見た目をきれいにするだけの工事ではありません。
これから先も安心して暮らすために、屋根材を守り、雨漏りを防ぎ、家の寿命を延ばすための大切なメンテナンスです。
ただ、焦って高いプランを選ぶ必要はありません。
大切なのは、今の屋根の状態を正しく知り、あなたの家に合った方法を選ぶことです。
アップリメイクでは、30倍スコープを使ったお住まい診断を無料で行っています。
「まだ塗装するか決めていない」「他社の見積もりが適正か知りたい」「シリコン塗料で本当に大丈夫か聞きたい」という段階でも大丈夫です。
ご希望がない限り、しつこい営業はいたしません。
まずは、あなたの屋根が今どんな状態なのかを知るところから始めてみてください。
お電話の際は、「齋藤社長のブログを見ました」とお伝えいただくとスムーズです。
普段から精一杯がんばっていますが、ブログをご覧いただいた方には、いつも以上にご納得いただけるご提案ができるよう全力で対応いたします。
静岡で屋根塗装、外壁塗装、防水工事をご検討中の方は、お気軽にご相談ください。

