浜松市マンション共用廊下の長尺シートの見積もり【優良業者の選び方】

こんにちは、株式会社アップリメイク代表取締役の齋藤直樹です。

静岡県浜松市でマンションのオーナー様や管理組合の皆様から、「共用廊下の見栄えが悪くなってきた」「滑りやすくて危ない」といったご相談をいただくことが増えてきました。

そのようなお悩みを解決する有効な手段が、長尺シートによるリフォームです。しかし、実際に工事を検討する段階になると、「見積もりを取っても、何が適正価格なのか分からない」「そもそも長尺シートの耐用年数は?」「どんな業者に頼めば安心なのか」など、多くの疑問や不安が出てくることでしょう。

この記事では、塗装と防水の専門家である私の視点から、浜松市でマンション共用廊下の長尺シート工事を検討されている皆様が、後悔しない見積もり取得と業者選びができるよう、その全てのポイントを徹底的に解説していきます。

この記事でわかること

  • マンション共用廊下に長尺シートを施工するメリット
  • 長尺シート工事の費用相場と見積もりのチェックポイント
  • 浜松市で信頼できる専門業者を見極める方法
  • 工事全体の流れと注意点

浜松市マンション共用廊下の長尺シートの見積もりで見るべき点

ひび割れや汚れが目立つ、リフォーム前の暗いマンション共用廊下

  • 共用廊下に長尺シートを貼るメリット
  • 防水工事も同時に行うべき理由
  • 劣化のサインとメンテナンスの必要性
  • 主な長尺シートの種類と特徴
  • 長尺シート工事の費用相場

共用廊下に長尺シートを貼るメリット

雨の日に、長尺シートが貼られた滑りにくいマンション共用廊下を、子供と手をつないで安心して歩く母親

マンションの共用廊下に長尺シートを施工することは、単に見た目をきれいにするだけではありません。建物の資産価値と入居者様の満足度を長期的に維持向上させるために、非常に多くのメリットが存在します。

まず第一に挙げられるのが、安全性の向上です。長尺シートの表面には防滑加工が施されているため、雨の日でも滑りにくく、転倒事故のリスクを大幅に軽減できます。

特にご高齢の方やお子様がお住まいのマンションでは、この点は非常に重要な要素です。コンクリート打ちっぱなしの廊下は、濡れると非常に滑りやすくなるため、長尺シートを貼ることで日々の安心感が格段に変わります。

次に、建物の保護と長寿命化に繋がるという点も大きなメリットです。共用廊下は常に紫外線や雨風にさらされており、コンクリートは徐々に劣化していきます。ひび割れ(クラック)が発生すると、そこから雨水が浸入し、内部の鉄筋を錆びさせてしまうこともあります。

長尺シートは優れた防水性を持つため、下地であるコンクリートを保護し、建物の劣化を防ぐバリアの役割を果たします。これにより、大規模な補修が必要になる事態を未然に防ぎ、建物の寿命を延ばすことができるのです。

さらに、美観の向上と清掃のしやすさも見逃せません。デザインや色が豊富なため、マンション全体のイメージを明るく、高級感のあるものに一新できます。

美しい共用部は入居者様の満足度を高めるだけでなく、内覧時の印象も格段に良くなるため、空室対策としても有効です。また、コンクリートのように汚れが染み込むことがなく、デッキブラシなどで手軽に清掃できるため、日々のメンテナンスも非常に楽になります。

長尺シートの主なメリットまとめ

  • 安全性向上:雨天時でも滑りにくく、転倒事故を防止する。
  • 建物保護:防水性でコンクリートの劣化や雨漏りを防ぎ、建物を長持ちさせる。
  • 美観向上:マンション全体の印象を刷新し、資産価値や入居率アップに貢献する。
  • 維持管理の容易さ:汚れにくく清掃が簡単で、日々のメンテナンス負担を軽減する。

防水工事も同時に行うべき理由

長尺シートの見積もりを検討される際、私が専門家として強く推奨しているのが、廊下の側溝部分などの防水工事を同時に行うことです。長尺シート自体に防水性があるから不要だと考える方もいらっしゃいますが、それでは根本的な問題解決にはなりません。むしろ、同時に施工することで、将来的なコストを大幅に削減できるケースが多いのです。

その最大の理由は、「足場」や仮設工事の費用を一度で済ませられる可能性が高まるからです。外壁塗装や屋上・バルコニー防水などの高所作業では足場の設置が必須になりますし、共用廊下でも外部に面していて転落防止が必要な場合や、作業動線・安全確保のために仮設設備(親綱・手すり・養生など)が必要になる場合があります。

なお、足場費用の目安としてよく挙げられる「15万円~30万円程度」は、一般的には戸建て住宅規模の参考値です。マンションは階数・形状・足場面積によって金額が大きく変わり、数十万円~数百万円以上になることも珍しくありません(外周足場を組む場合)。

もし、今回は長尺シートだけ施工し、数年後に「廊下の端から雨漏りが…」となって防水工事を別途行うと、仮設工事の負担が二重になり、結果としてトータルコストが膨らむ要因になってしまいます。

共用廊下の劣化は、床面だけでなく、壁との取り合い部分や排水溝(ドレン)周りから進行することが非常に多いです。シートで床面を覆っても、これらの部分から水が浸入してしまえば、シートの下で劣化が静かに進行し、より大規模な修繕が必要になる可能性があります。

そのため、長尺シートを貼る前に、ウレタン防水などで側溝や立ち上がり部分をしっかりと防水処理しておくことが、建物を長く守る上でのセオリーと言えます。

◆齋藤のワンポイントアドバイス

私たちのような塗装・防水の専門店から見ると、共用廊下の劣化が見られる建物は、外壁や屋上・バルコニーも同様にメンテナンス時期を迎えているケースが少なくありません。もし外壁塗装や防水工事も視野に入れているのであれば、工事時期を揃えることで仮設工事(足場・養生・安全設備など)を共有でき、トータルコストを抑えやすくなります。これは賢い大規模修繕計画の重要なポイントの一つです。

見積もりを依頼する際は、床の長尺シートだけでなく、「側溝のウレタン防水」や「排水ドレンの改修」なども含めた総合的な提案が可能かどうかを業者に確認することをおすすめします。それができるのは、建物の構造を熟知した専門知識のある業者の証でもあります。

劣化のサインとメンテナンスの必要性

「そろそろ長尺シートを考えた方がいいのかな?」と迷われた際に、判断基準となるのが廊下に見られる劣化のサインです。これらを放置すると、補修費用が高額になるだけでなく、建物の安全性にも関わってきます。以下のような症状が見られたら、専門家による診断を検討する時期です。

ひび割れ(クラック)

雨水の侵入リスクを示す、マンション共用廊下のコンクリート床に発生した危険なひび割れの接写

コンクリートの表面に髪の毛のような細い線から、はっきり分かる幅の広いものまで、様々なひび割れがあります。一般的な目安として幅0.3mm以上のひび割れは雨水が浸入しやすく、構造的な影響も疑われるため要注意です。水が内部の鉄筋に達すると、錆びて膨張し、コンクリートを内側から破壊してしまいます。

塗膜の剥がれや膨れ

過去に塗装(防塵塗装など)がされている廊下で、塗膜がポロポロと剥がれていたり、水ぶくれのように膨れていたりする状態です。これは防水機能が失われている証拠であり、下地が水分を含んでしまっている可能性が高いです。

カビ・コケの発生

廊下の隅や日当たりの悪い場所に、緑色のコケや黒いカビが発生している場合、その場所は常に湿気を帯びているということです。見た目が悪いだけでなく、コンクリートの中性化を促進させ、劣化を早める原因となります。

水たまりができる

雨が降った後、いつまでも廊下の特定の部分に水たまりが残っている場合、床の勾配(水はけのための傾斜)が正常に機能していない可能性があります。常に水にさらされる部分は、他の場所よりも格段に早く劣化が進行します。

劣化の放置は危険です

これらの劣化サインは、いわば建物からのSOSです。特にひび割れや塗膜の剥がれを放置すると、最終的にはコンクリートが剥落し、下の階や通行人に被害を及ぼす可能性もゼロではありません。長尺シートは、これらの劣化した下地をしっかりと補修した上で施工することが大前提となります。下地処理を疎かにすると、どんなに良いシートを貼っても数年で剥がれてきてしまうため、注意が必要です。

定期的な点検と適切な時期のメンテナンスが、結果的にマンションの寿命を延ばし、トータルの修繕コストを抑えることに繋がるのです。

主な長尺シートの種類と特徴

マンションの共用廊下に使われる、石目調や木目調など様々なデザインと色の長尺シートのサンプル一覧

一言で「長尺シート」と言っても、その機能やデザインによって様々な種類があります。マンションの共用廊下で使用される主なシートは、塩化ビニル樹脂製の防滑性ビニル床シートで、その中でも用途によって特徴が異なります。代表的なものをいくつかご紹介します。

通路用長尺シート(タキストロンなど)

廊下やバルコニーなどの平面部分に広く使われるタイプです。表面に細かい凹凸のエンボス加工が施されており、高い防滑性を発揮します。耐候性や耐摩耗性にも優れ、土足での頻繁な歩行にも耐えられるよう設計されています。デザインも、シンプルな単色のものから石目調、木目調まで多岐にわたり、建物のイメージに合わせて選ぶことができます。

階段用長尺シート(タキステップなど)

階段専用に開発されたシートです。滑り止め効果をさらに高めるため、段の先端部分(段鼻)に別素材のノンスリップ部材が一体成型されているのが特徴です。また、歩行音を軽減するクッション性や遮音性に優れたタイプもあり、集合住宅の騒音問題対策としても有効です。踏み面(足を乗せる部分)と蹴上げ(段の垂直部分)が一体になったタイプもあり、美しい仕上がりと高い安全性を両立できます。

遮熱性長尺シート

太陽光の赤外線を反射する特殊な顔料が配合されたシートです。特に日当たりの良い最上階の廊下や屋上などに使用することで、床面の温度上昇を抑制する効果があります。これにより、夏場の建物内の温度上昇を和らげ、居住環境の快適性向上や冷房費の削減に貢献します。

シート選びのポイント

どのシートを選ぶかは、場所の用途や求める性能によって変わってきます。例えば、歩行量の多いエントランス付近には耐摩耗性の高いものを、音が響きやすい鉄骨階段には遮音性の高いものを、といった具合です。専門業者であれば、建物の状況やオーナー様のご要望をヒアリングした上で、最適な製品を提案してくれます。見積もり時には、どのような特徴を持つシートを提案されているのか、その理由も確認すると良いでしょう。

長尺シート工事の費用相場

長尺シート工事の見積もりを取る上で、最も気になるのが費用だと思います。工事費用は、施工面積、下地の状態、使用するシートの種類などによって大きく変動するため、一概に「いくら」と断言することは難しいのが実情です。

しかし、ある程度の目安を知っておくことは、業者から提示された見積もりが適正かどうかを判断する上で非常に重要です。一般的に、共用廊下の長尺シート工事は、既存床の材質や状態に応じた下地処理費用を含めて、1平方メートルあたり8,000円~15,000円程度が目安とされています。

例えば、30平方メートルの廊下であれば、24万円~45万円程度が相場感となります。これに加えて、階段部分の施工や、大規模な下地補修、側溝の防水工事などが必要な場合は、費用が加算されます。

費用の主な内訳

項目 内容 備考
仮設工事費 足場、養生、転落防止設備など 必要範囲は建物規模・形状で大きく変動。外壁塗装・防水と同時施工なら共用できる場合がある。
下地処理費 高圧洗浄、ひび割れ補修、不陸調整など 劣化状況により大きく変動する最重要項目。
材料費 長尺シート、接着剤、溶接棒、シーリング材など シートのグレードによって変動。
施工費(人件費) 職人の作業費用 工事の品質を左右する。
産廃処分費 既存の床材を撤去した場合の処分費用 必要な場合は必ず見積もりに記載される。
諸経費 現場管理費、交通費、保険料など 会社運営に必要な経費。全体の10%前後が一般的。

【重要】費用に関するご注意

上記に示した金額は、あくまで一般的な目安です。建物の構造や劣化状況によって費用は大きく異なります。特に、「下地処理」の内容は業者によって判断が分かれ、金額に差が出やすい部分です。「とにかく安い」という理由だけで業者を選ぶと、この重要な下地処理が手抜きされ、数年でシートが浮いたり剥がれたりするトラブルに繋がります。

必ず複数の業者から詳細な見積もりを取り、工事内容をしっかりと比較検討することが、後悔しないリフォームの鍵となります。正確な費用については、必ず専門家による現地調査の上でご確認ください。

浜松市でのマンション共用廊下の長尺シート・見積もりで失敗しない方法

  • 失敗しない業者選びのポイント
  • 見積書で確認すべき重要項目
  • 結局、長尺シートの耐用年数は?
  • 施工の流れと工事期間の目安
  • アフターフォローと保証内容

失敗しない業者選びのポイント

マンションの共用廊下で、ローラーを使い丁寧に長尺シートを施工する日本の専門業者(職人)

浜松市にも多くのリフォーム会社が存在しますが、大切なマンションの工事を任せる業者選びは慎重に行わなければなりません。価格だけでなく、品質や信頼性を見極めるためのポイントをいくつかご紹介します。

地元・浜松市での施工実績が豊富か

地域に根ざして長年営業している会社は、その地域の気候や特性を熟知しています。また、何かトラブルがあった際にも迅速に対応してくれる安心感があります。会社のウェブサイトで、浜松市や静岡県内のマンションでの施工事例が具体的に紹介されているかを確認しましょう。写真付きで詳細な事例が多ければ、それだけ経験が豊富である証拠です。

専門の資格を持ったスタッフが在籍しているか

塗装や防水工事には、専門的な知識と技術が求められます。「一級塗装技能士」や「建築施工管理技士」といった国家資格を持つ職人が診断や施工管理を行っている会社は、品質に対する意識が高いと言えます。

私たちアップリメイクには、一級塗装技能士が11名(2025年9月現在)在籍しており、これは静岡県内でもトップクラスです。このような資格保有者の数は、信頼の一つの具体的な指標となります。

下請けに丸投げしない自社施工の会社か

契約だけを取り、実際の工事は下請け業者に丸投げする会社も存在します。この場合、中間マージンが発生して費用が割高になるだけでなく、責任の所在が曖昧になりがちです。職人を直接雇用している「職人直営」や「自社施工」を掲げている会社は、品質管理が徹底されており、お客様のご要望も現場に直接伝わりやすいです。

詳細な現地調査と分かりやすい説明があるか

見積もりを依頼した際、すぐに金額だけを提示するのではなく、まずは担当者が現地に赴き、隅々まで劣化状況を調査してくれるかどうかが重要です。そして、なぜこの工事が必要なのか、専門用語を使わずに分かりやすく説明してくれる業者を選びましょう。お客様の不安や疑問に真摯に耳を傾けてくれる姿勢も大切な判断基準です。

私たち株式会社アップリメイクは、1973年の創業以来、静岡の地で数多くの塗装・防水工事を手掛けてまいりました。職人直営にこだわり、お客様の大切な資産をお守りするという使命感を持って、一件一件丁寧な施工を心がけております。ぜひ一度、私たちの施工事例もご覧ください。

見積書で確認すべき重要項目

複数の業者から見積もりを取ったら、次はその内容を比較検討するステップです。しかし、ただ合計金額を見比べるだけではいけません。良い見積書と悪い見積書には明確な違いがあります。以下の項目がしっかり記載されているか、必ず確認してください。

1. 「一式」ではなく、数量と単価が明記されているか

最も注意すべきは、「長尺シート工事 一式 〇〇円」といった大雑把な記載です。これでは、どのような材料をどれだけ使い、どのような作業にいくらかかるのか全く分かりません。信頼できる業者の見積書は、「高圧洗浄 〇〇㎡ 単価〇〇円」「長尺シート貼り 〇〇㎡ 単価〇〇円」のように、項目ごとに数量と単価が明確に分けられています。

2. 下地処理の内容が具体的に書かれているか

前述の通り、長尺シート工事の寿命は下地処理で決まると言っても過言ではありません。「下地補修 一式」ではなく、「ひび割れ補修(Vカット・シーリング充填) 〇〇m」「不陸調整(樹脂モルタル) 〇〇箇所」など、どのような劣化に対して、どのような方法で補修するのかが具体的に記載されているかを確認しましょう。

3. 使用する材料の商品名やメーカー名が記載されているか

「長尺シート」「接着剤」としか書かれていない見積書は要注意です。同じ長尺シートでも、グレードによって耐久性や価格は大きく異なります。「タキストロンRA-882(タキロンシーアイ社製)」のように、正式な商品名まで記載されていれば、後から仕様を確認することもでき、非常に信頼性が高いです。

◆齋藤のワンポイントアドバイス

見積書は、その会社の仕事に対する姿勢が最も表れる書類です。お客様に分かりやすく、誠実な見積もりを提出できない会社が良い工事ができるはずがありません。少しでも不明な点があれば、遠慮なく担当者に質問してください。その際の回答が曖昧だったり、面倒くさそうな態度を取ったりする業者は、避けた方が賢明です。

これらのポイントを押さえて見積書をチェックすることで、手抜き工事のリスクを減らし、ご自身のマンションに最適な工事を選び取ることができます。

結局、長尺シートの耐用年数は?

これは、オーナー様から非常によくいただく質問の一つです。結論から申し上げますと、マンションの共用廊下などに使用される防滑性長尺シートの一般的な耐用年数は、およそ10年~15年が目安となります。

ただし、これはあくまで適切な施工とメンテナンスが行われた場合の数字です。実際の寿命は、様々な要因によって大きく左右されます。

長尺シートの耐用年数に影響を与える要因

  • 製品のグレード:当然ながら、高耐久仕様のハイグレードな製品ほど長持ちします。耐摩耗性や耐候性の高い製品を選ぶことで、耐用年数を延ばすことが可能です。
  • 設置場所の環境:常に直射日光や雨風にさらされる場所は、屋根のある廊下よりも劣化が早くなります。特に紫外線の影響は大きく、色褪せや硬化の原因となります。
  • 歩行量:エントランスに近い場所や、多くの人が通行するメインの廊下は、端の方の廊下に比べて摩耗が早く進みます。
  • 施工品質:最も重要なのがこの点です。前述したような適切な下地処理が行われず、接着が不十分だったり、シートの継ぎ目処理が甘かったりすると、数年で浮きや剥がれが発生し、耐用年数を待たずに寿命を迎えてしまいます。

つまり、カタログ上の耐用年数を最大限に引き出すためには、信頼できる業者による確実な施工が不可欠ということです。10年~15年に一度の大きな投資ですから、目先の価格だけでなく、長期的な視点を持って工事計画を立てることが重要です。

また、耐用年数が近づいてきたら、シート表面の色褪せ、傷、継ぎ目部分の開き、シートの硬化などのサインに注意し、早めに専門家による点検を受けることをお勧めします。

施工の流れと工事期間の目安

2人の日本の作業員が連携し、マンションの共用廊下で長尺シートの貼り付け作業を進めている様子

実際に長尺シート工事を依頼した場合、どのような流れで進むのか、またどのくらいの期間がかかるのかを事前に把握しておくと、安心して工事に臨むことができます。一般的な施工の流れは以下の通りです。

STEP1:お問い合わせ・現地調査

まずは電話やウェブサイトから専門業者に連絡し、現地調査の日程を調整します。当日は専門の診断士が訪問し、廊下の寸法測定や劣化状況の確認を行います。

STEP2:お見積もり提出・ご契約

調査結果に基づき、最適なプランと詳細な見積書が提出されます。内容に十分納得できたら、工事請負契約を結びます。

STEP3:近隣へのご挨拶・着工準備

工事開始前に、業者が工事日程の案内を持って近隣住民の方々へご挨拶に伺います。その後、必要に応じて足場を設置し、廊下や壁が汚れないように養生を行います。

STEP4:下地処理

高圧洗浄機で床の汚れや古い塗膜を徹底的に除去します。その後、ひび割れの補修や凹凸をなくす左官工事など、シートを美しく貼るための最も重要な下地づくりを行います。

STEP5:長尺シート施工

下地が完全に乾燥したら、専用の接着剤を塗り、長尺シートを貼り付けていきます。空気が入らないようにローラーで丁寧に圧着します。シート同士の継ぎ目は、熱で溶接して隙間なく一体化させ、水の浸入を防ぎます。

STEP6:最終確認・お引き渡し

施工箇所全体を業者が厳しくチェックし、問題がなければお客様にも最終確認をしていただきます。その後、足場を解体し、周辺を清掃して工事完了、お引き渡しとなります。

工事期間の目安について

工事期間は、施工面積や下地の劣化状況、天候によって変動しますが、一般的なマンションの共用廊下(30~50㎡程度)であれば、おおよそ5日~10日間程度が目安となります。ただし、下地処理に時間がかかる場合や、雨天が続くと工期が延長されることもあります。

工事中は、廊下の半分を通行可能にするなど、居住者の方々の生活に極力支障が出ないよう配慮して作業を進めるのが一般的です。

アフターフォローと保証内容

工事が無事に完了しても、それで終わりではありません。むしろ、工事が完了してからが、その業者との本当のお付き合いの始まりです。万が一、施工後に不具合が発生した場合に、どのような対応をしてくれるのか。その保証内容(アフターフォロー)は、業者選びの最後の決め手となる非常に重要なポイントです。

保証には、大きく分けて2つの種類があります。

メーカー製品保証

これは、使用した長尺シートなどの材料自体に、製造上の欠陥があった場合にメーカーが保証するものです。期間は1~2年程度が一般的です。

自社工事保証

こちらがより重要です。これは、施工業者が自社の工事品質を保証するもので、「施工が原因でシートが剥がれてきた」といった不具合に対して、一定期間無償で補修対応することを約束するものです。期間は業者によって様々ですが、優良な業者であれば3年~10年程度の保証書を発行してくれます。

見積もりや契約の段階で、以下の点を確認しておくことが大切です。

  • 保証書は書面で発行されるか?(口約束はNG)
  • 保証の対象となるのはどのような不具合か?(保証対象外のケースも確認)
  • 保証期間は何年間か?
  • 定期的な点検(アフターメンテナンス)は実施してくれるか?

◆齋藤のワンポイントアドバイス

私たちアップリメイクでは、自社の施工品質に絶対の自信と誇りを持っています。そのため、工事完了後には最長10年の自社工事保証書を発行し、お客様の大切な資産を末永くお守りすることをお約束しています。「工事が終われば関係も終わり」ではなく、地域のホームドクターとして、いつでも頼っていただける存在でありたい。それが、創業以来変わらない私たちの想いです。

充実した保証とアフターフォローは、その業者が自社の仕事に責任を持つという覚悟の表れです。安心して長くお付き合いできる業者かどうかを見極める、大切な指標としてください。

マンション共用部の長尺シート工事に関するよくある質問

Q1. 工事中、廊下は通行できますか?

A. はい、ご安心ください。居住者様の通行を確保するため、廊下の幅の半分ずつ、あるいは時間帯を区切って施工するのが一般的です。完全に通行止めになる時間帯がある場合は、事前に十分な告知を行います。生活動線への配慮は、優良な業者の必須条件です。

Q2. 費用をできるだけ安く抑えるコツはありますか?

A. いくつか方法はあります。まず、複数の業者から見積もりを取って内容を比較することです。また、記事内でも触れましたが、外壁塗装など他の修繕工事と同時に行うことで仮設工事(足場等)を共用できる場合があり、これが最も効果的な節約策の一つです。さらに、中間マージンのかからない「職人直営店」に直接依頼することも、品質を落とさずにコストを抑える賢い方法と言えます。

Q3. 階段にも廊下と同じシートを貼れますか?

A. 廊下用と階段用では、求められる安全性能が異なるため、通常はそれぞれ専用のシートを使用します。階段用シートは、段の先端に滑り止めの機能が強化された部材が一体化しており、より安全性が高められています。色やデザインを廊下と合わせることはもちろん可能ですので、統一感のある仕上がりにできます。

Q4. 見積もりや現地調査は本当に無料なのでしょうか?

A. はい、私たち株式会社アップリメイクでは、現地調査からお見積もりのご提案まで、すべて無料で対応しております。見積もりを取ったからといって、無理な営業をすることは一切ございません。建物の状態を正確に把握し、お客様に最適なプランをご提案するための重要なプロセスだと考えておりますので、まずはお気軽にご相談いただければ幸いです。

Q5. 古いシートや塗装が残っている場合、撤去費用はかかりますか?

A. はい、既存の床材の状態によっては、撤去が必要になる場合があります。その際は、撤去費用および廃材を処分するための「産業廃棄物処理費」が別途必要となります。これらの費用は、優良な業者であれば必ず見積書に明記しますので、後から追加請求されることはありません。見積もりにこの項目があるかどうかも、チェックポイントの一つです。

総括:浜松市マンション共用廊下の長尺シートの見積もりは?

長尺シート工事が完了し、清潔で明るく、安全になったマンションの共用廊下の美しい全景

ここまで、浜松市でマンション共用廊下の長尺シート工事を検討する際の、メリットから業者選び、見積もりの見方まで、専門家の視点で詳しく解説してきました。

長尺シートリフォームは、入居者様の安全と快適性を守り、マンション全体の資産価値を向上させる非常に有効な投資です。しかし、その効果を最大限に引き出すためには、建物の状態を正確に診断し、適切な下地処理を施した上で、高品質な施工を行うことが何よりも重要になります。

そして、それらを実現できるのは、地域に根差し、誠実な仕事をする信頼できる専門業者にほかなりません。ぜひ今回の記事を参考にしていただき、複数の業者から話を聞き、ご自身の目で信頼できるパートナーを見つけてください。

私たち株式会社アップリメイクは、創業以来、ここ静岡・浜松の地で、お客様の「幸せ」を第一に考えた施工を続けてまいりました。もし、あなたのマンションの共用廊下について少しでも気になることがございましたら、どんな些細なことでも構いません。まずはお気軽に、私たちにご相談ください。国家資格を持つプロの診断士が、無料で皆様の大切な建物を診断させていただきます。

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  • この記事を書いた人

齋藤直樹

(株)アップリメイク代表取締役で元職人、塗装という仕事が大好きです。人生の大きな挫折と数多くの出会いを経て今は大好きな地元・静岡で、お客様の笑顔のために仕事ができることに何よりの誇りを感じています。

▼保有資格▼
1級建築塗装技能士・2級建築施工管理技士・有機溶剤作業主任者・高所作業主任者・2級カラーコーディネーター・光触媒施工技能士・乙4類危険物取扱者・ゴンドラ特別教育・職長・安全衛生責任者・第2種酸素欠乏危険作業主任者・宅地建物取引主任者・2級ファイナンシャルプランニング技能士・AFP