こんにちは、株式会社アップリメイク代表取締役の斎藤直樹です。
1973年に亡き父が創業した「斎藤塗装工業」を前身とし、私自身も塗装職人としてのキャリアをスタートさせました。以来、地元静岡で数多くの住まいを守るお手伝いをさせていただいております。
この記事をご覧の方は、損保ジャパンの火災保険を使った屋根修理について、様々な疑問やご不安をお持ちのことでしょう。インターネットで調べると、評判が最悪といった書き込みを目にすることもあり、実際の補償内容や、本当に保険金がおりないケースがあるのか、気になりますよね。
特に、風災事例としてよく聞く20万円という基準や、経年劣化と判断された場合の対応、修理費用の相場、そして雨漏りの補償や屋根が飛んだときの具体的な対処法など、知りたいことは山積みかと思います。また、便利な修理費用特約の存在や、火災保険で直せるものの範囲、正しい申請方法についても、専門家の視点から正確な情報をお探しではないでしょうか。
ご安心ください。この記事では、塗装とリフォームのプロである私が、長年の経験と知識に基づき、これらの疑問に一つひとつ誠実にお答えしていきます。
記事のポイント
- 損保ジャパン火災保険の具体的な補償範囲と条件
- 台風や強風による損傷が「経年劣化」と判断され保険がおりないケース
- 写真撮影のコツを含む、正しい保険金の申請方法と注意点
- 修理費用を抑え、後悔しないための専門家選びのポイント
損保ジャパン火災保険の屋根修理と補償の基本
- 損保ジャパン火災保険の補償内容
- 火災保険で直せるものの具体例
- 屋根の雨漏りは補償されますか?
- 屋根が飛んだときの保険はどうなる?
- 火災保険の風災事例
- 損保ジャパン火災保険の修理費用と相場
損保ジャパン火災保険の補償内容
まず、損保ジャパンの火災保険がどのような損害をカバーしてくれるのか、その基本を理解しておくことが重要です。多くの方が「火災保険」という名前から火事の際の補償のみを想像されますが、実際には自然災害による住まいの損害を幅広く補償してくれます。
代表的な商品である「THE すまいの保険」を例にとると、補償の対象となる主な事故は以下の通りです。
- 火災、落雷、破裂・爆発
- 風災、雹(ひょう)災、雪災
- 水災(台風や豪雨による洪水、土砂崩れなど)
- 建物外部からの物体の落下・飛来・衝突
- 盗難
- 不測かつ突発的な事故(破損・汚損)
このように、台風による強風で屋根が破損した場合や、雹でカーポートに穴が開いた場合、大雪の重みで雨樋が歪んだ場合なども「風災・雹災・雪災」として補償の対象となります。屋根修理においては、この「風災」が適用されるケースが非常に多いです。
損害保険金と費用保険金の違い
火災保険から支払われるお金には、大きく分けて2種類あります。
- 損害保険金: 建物や家財など、損害を受けた物そのものの修理費用や再購入費用です。
- 費用保険金: 損害の復旧に付随して発生する様々な費用(例:仮住まい費用、残存物の片付け費用など)を補うためのお金です。
これらの補償が組み合わさることで、万が一の際の自己負担を大きく軽減できます。
ただし、ご契約のプランによって補償範囲は異なります。ご自身の保険証券を確認し、どの補償が付帯しているか把握しておくことが大切です。
火災保険で直せるものの具体例
火災保険の補償対象は「建物」と「家財」に分かれますが、屋根修理に関連する「建物」の補償は、屋根そのもの以外にも多岐にわたります。意外と知られていないものも多いため、申請漏れがないように確認しましょう。
以下に、自然災害で損害を受けた際に火災保険で修理できる可能性のある具体例を挙げます。
- 屋根: 瓦の割れ・ズレ・飛散、スレート屋根の破損、棟板金の浮き・飛散など。
- 外壁: 飛来物によるひび割れ、サイディングの破損など。
- 雨樋: 強風や雪の重みによる変形・破損・外れ。
- カーポートやテラス: 屋根パネルの破損・飛散。
- テレビアンテナ: 強風による転倒・破損。
- 塀・門扉・フェンス: 飛来物の衝突による破損、強風による歪み。
- 窓ガラス: 飛来物によるひび割れ・破損。
- エアコンの室外機: 強風による転倒、飛来物による凹みや破損。
◆斎藤のワンポイントアドバイス
私たち塗装専門家から見ると、特に雨樋や破風板(はふいた)、鼻隠しといった「付帯部」の損傷は見落とされがちです。屋根が無事でも、これらの部分が破損しているケースは少なくありません。付帯部は建物の防水性や耐久性に直結する重要なパーツです。屋根を点検する際は、こうした細かな部分までしっかりと確認してくれる専門家に見てもらうことをお勧めします。
屋根の雨漏りは補償されますか?
これは非常によくいただく質問ですが、結論から申し上げますと、「雨漏りの原因によります」というのが答えになります。
火災保険で補償されるのは、あくまで「風災・雹災・雪災などの自然災害によって建物が破損し、その結果として生じた雨漏り」です。具体的には、以下のようなケースが該当します。
- 台風の強風で屋根瓦が飛び、そこから雨水が浸入して雨漏りになった。
- 雹(ひょう)が屋根を突き破り、穴から雨漏りが発生した。
- 飛来物が壁にぶつかって穴が開き、そこから雨漏りしている。
一方で、以下のようなケースは補償の対象外となります。
補償対象外となる雨漏り
経年劣化が原因の雨漏りは、火災保険の対象にはなりません。例えば、「建物の老朽化で屋根の防水機能が失われた」「外壁のコーキングが劣化してひび割れ、そこから雨水が染み込んでいる」といったケースです。これらは突発的な事故ではなく、時間をかけて進行した劣化と見なされるためです。
つまり、雨漏りそのものが補償されるのではなく、その原因となった「自然災害による破損」が補償される、と理解することが重要です。原因の特定には専門的な知識が必要ですので、まずは信頼できる専門家にご相談ください。
屋根が飛んだときの保険はどうなる?
台風や竜巻などの強風によって、屋根の一部(例えば、棟板金や瓦など)が飛んでしまった場合、これは「風災」として損保ジャパンの火災保険の補償対象となる可能性が非常に高いです。
実際に、私たちが静岡で手掛ける工事の中でも、台風シーズン後には「棟板金が剥がれて飛んでしまった」というご相談が急増します。棟板金は屋根の頂点を覆う重要な部材であり、これがなくなると雨漏りに直結するため、早急な修理が必要です。
このようなケースでは、以下の費用が保険でカバーされることが一般的です。
- 飛散した部材の交換・修理費用
- 修理のために必要な足場の設置費用
- 飛散した部材の撤去・片付け費用(残存物取片づけ費用)
- 本格的な修理までの応急処置費用(仮修理費用)
屋根材が飛んでしまった際は、被害を拡大させないためにも、まずは安全を確保した上で被害状況の写真を撮り、速やかに私たちのような専門業者と保険会社にご連絡ください。
火災保険の風災事例
言葉だけではイメージが湧きにくいかと思いますので、実際に風災として認定されやすい被害の事例をいくつかご紹介します。ご自宅に同様の症状がないか、チェックする際の参考にしてください。
棟板金の浮き・釘抜け
強風にあおられて、屋根の頂上にある棟板金が浮き上がったり、固定している釘が緩んで抜けかかったりするケースです。放置すると、次の強風で飛散する危険性が高まります。
スレート屋根のひび割れ・欠け
強風で飛んできた小石や木の枝などが当たり、スレート屋根材が割れたり、角が欠けたりする被害です。小さな破損でも、そこから雨水が浸入し、下地を腐食させる原因となります。
瓦のズレ・漆喰(しっくい)の崩れ
瓦屋根の場合、強風で瓦が少しずれたり、瓦を固定している漆喰が剥がれ落ちたりすることがあります。瓦のズレは雨漏りの直接的な原因になり、漆喰の劣化は瓦の固定力を弱めるため、早めの補修が賢明です。
カーポートの屋根パネルの破損
台風の際に最も被害が多い箇所の一つです。ポリカーボネート製の屋根パネルが強風で割れたり、吹き飛ばされたりします。カーポートは建物付属物として補償対象になることがほとんどです。
これらの被害は、ご自身で屋根に登って確認するのは大変危険です。少しでも気になる点があれば、無料診断をご利用いただき、プロの目でしっかりと確認することをお勧めします。
損保ジャパン火災保険の修理費用と相場
「実際に屋根修理にはいくらかかるのか」というのは、皆様が最も気になるところだと思います。損保ジャパンの火災保険で支払われる修理費用は、あくまで「損害を原状復旧するために必要な金額」が基本です。
修理費用の相場は、屋根の材質、被害の規模、工事内容によって大きく変動するため、一概に「いくらです」と断言することはできません。以下の金額はあくまで一般的な目安としてお考え下さい。
【目安】屋根修理にかかる費用の相場
| 工事内容 | 費用相場(目安) | 備考 |
|---|---|---|
| 瓦屋根の部分修理(数枚の差し替え) | 5万円~20万円 | 被害範囲が限定的な場合。 |
| 棟板金の交換 | 15万円~35万円 | 足場代が含まれることが多い。 |
| 雨樋の部分交換・修理 | 5万円~30万円 | 交換する長さや足場の有無による。 |
| 屋根全体のカバー工法(重ね葺き) | 80万円~150万円 | 既存の屋根の上に新しい屋根材を被せる工法。 |
| 屋根全体の葺き替え工事 | 100万円~200万円 | 既存の屋根を撤去し、下地から新しくする工法。 |
※上記費用には、多くの場合で足場設置費用(15万円~30万円程度)が別途、あるいは含まれる形で必要になります。
※正確な金額は、必ず専門業者による現地調査の上、詳細な見積書でご確認ください。
保険金は、この見積もり額を基に、後述する免責金額などを差し引いて算出されます。したがって、信頼できる業者に適正価格で詳細な見積書を作成してもらうことが、適切な保険金を受け取るための第一歩となります。
損保ジャパン火災保険の屋根修理|申請と注意点
- 台風でも火災保険がおりないケースとは
- 台風による屋根の経年劣化も対象?
- 火災保険の風災補償と20万円の条件
- 損保ジャパン火災保険の修理費用特約
- 評判が最悪は本当?
- 屋根修理で火災保険を使う際の申請方法
台風でも火災保険がおりないケースとは
残念ながら、台風による被害であっても火災保険が適用されない、つまり「おりない」ケースも存在します。期待していた補償が受けられずトラブルにならないよう、主なケースを事前に把握しておきましょう。
- 経年劣化と判断された場合
最も多いのがこのケースです。詳しくは次の見出しで解説しますが、損傷の原因が台風の突発的な力ではなく、長年の老朽化によるものと判断されると補償されません。 - 保険金の請求期限(3年)を過ぎている場合
保険法により、損害が発生した時から3年以内に請求しないと、時効で権利が消滅してしまいます。被害に気づいたら、なるべく早く行動を起こすことが重要です。 - 契約者や被保険者の故意・重大な過失による損害
当然ですが、わざと壊した場合や、通常では考えられないような不注意(例:台風が来ると分かっているのに窓を開けっ放しにした結果の被害など)は補償されません。 - 損害額が免責金額(自己負担額)以下の場合
ご契約内容によっては、一定の自己負担額(免責金額)が設定されています。修理費用がこの金額に満たない場合、保険金は支払われません。 - 補償対象外の契約プランである場合
火災保険の契約時に、「水災は不要」など特定の補償を外している場合、その災害による損害は補償されません。
これらの理由から、「台風の被害だから絶対に保険がおりる」というわけではないことをご理解いただく必要があります。
台風による屋根の経年劣化も対象?
「台風で壊れたのに、経年劣化と言われて保険がおりなかった」という話は、残念ながらよく耳にします。これは、火災保険の審査で最も判断が難しく、トラブルになりやすいポイントです。
大前提として、経年劣化そのものは火災保険の補償対象外です。しかし、問題は「どこからが経年劣化で、どこからが災害による損傷なのか」という線引きが非常に難しい点にあります。
専門家による判断が重要な理由
築10年、20年と経過した住まいに、経年劣化が全くないということはあり得ません。塗膜の色褪せや細かなひび割れ、金属部のサビなどは自然に発生します。保険会社は、そのような既存の劣化があった上で、今回の台風が「最後のひと押し(誘因)」となって破損に至ったのか、それとも台風がなくてもいずれは壊れていた「寿命」なのかを判断しようとします。
例えば、もともとサビていた棟板金の釘が、台風の強風によってついに抜けて飛散した、というケース。これは経年劣化と風災の複合要因であり、保険が適用される可能性は十分にあります。しかし、これを証明するには、被害状況を客観的かつ専門的に説明する必要があります。
◆斎藤のワンポイントアドバイス
私たちのような専門業者は、現場を拝見すれば、その傷が新しいものか、古いものか、どのような力が加わって壊れたのかをある程度判断できます。特にここ静岡は、台風の上陸が多く、潮風の影響も受けるため、建物の劣化に対する知見が豊富です。保険会社の担当者も専門家ですが、私たち施工のプロの視点から作成した「なぜこれが災害による損傷と言えるのか」を明記した調査報告書や写真は、審査において非常に有力な資料となります。安易に諦めず、まずはご相談いただきたいです。
火災保険の風災補償と20万円の条件
風災補償の話でよく出てくるのが「20万円」という金額です。これは、火災保険の契約における「フランチャイズ方式」と呼ばれる支払い方式に関連しています。
フランチャイズ方式とは
損害額が20万円以上になった場合に、その損害額の全額が保険金として支払われ、20万円未満の場合は、保険金が1円も支払われない、という契約方式です。
フランチャイズ方式の具体例
- 屋根の修理費用(損害額)が22万円の場合 → 22万円が支払われる
- 屋根の修理費用(損害額)が19万円の場合 → 0円(1円も支払われない)
この方式は、比較的古い火災保険の契約でよく見られます。一見すると厳しい条件に思えるかもしれませんが、屋根修理の場合、部分的な補修であっても安全対策のための「足場」を組むことがほとんどです。この足場代だけでも15万円以上かかることが多いため、修理費用総額が20万円を超えるケースは珍しくありません。
ちなみに、最近の火災保険では、損害額から契約時に設定した自己負担額を差し引いて保険金が支払われる「免責方式(エクセス方式)」が主流になっています。ご自身の契約がどちらの方式か、保険証券で確認しておくとよいでしょう。
損保ジャパン火災保険の修理費用特約
損保ジャパンの火災保険には、基本的な損害保険金に加えて、修理を円滑に進めるための心強い特約(オプション)が用意されています。これらを活用することで、自己負担をさらに軽減できる可能性があります。
特に屋根修理で役立つのが「修理付帯費用」に関する補償です。
これは、損害の復旧に付随して発生する、以下のような費用を補償してくれるものです。
- 仮修理費用: 本格的な修理の前に、雨漏りを防ぐために行うブルーシートでの養生など、応急処置にかかる費用。
- 損害範囲確定費用: 損害の原因や範囲を特定するための調査にかかる費用。
- 残存物取片づけ費用: 破損して不要になった屋根材などの撤去・処分にかかる費用。
これらの費用は、直接的な修理費とは別にかかるものですが、保険でカバーできると非常に助かります。他にも、仮住まいが必要になった場合の費用を補償する「臨時費用保険金」などもあります。ご自身の契約にどのような特約が付いているか、一度確認してみることをお勧めします。
評判が最悪は本当?
インターネットで検索すると「損保ジャパン 評判 最悪」といった言葉を見かけ、不安に感じる方もいらっしゃるかもしれません。この点について、長年この業界に携わる者として私の見解をお話しします。
結論から言うと、評判はあくまで個々の体験に基づくものであり、一概に「最悪」と断定することはできません。保険金がスムーズに支払われ満足された方もいれば、残念ながら期待通りの結果にならず不満を持たれた方もいるのが実情です。
不満の声が上がる背景には、主に以下のような要因が考えられます。
- 経年劣化と判断された: 前述の通り、災害による損傷かどうかの判断は難しく、ここで見解が分かれると不満に繋がりやすいです。
- 保険金の申請内容の不備: 提出された写真や見積書では、損害の状況が十分に伝わらなかったケース。
- 悪質な修理業者の介在: 過大な請求や虚偽の申請を促す業者と契約してしまい、保険会社とのトラブルに発展したケース。
- 担当者との相性: 保険会社の担当者や代理店の対応に、満足できなかったケース。
重要なのは「正しい申請」と「信頼できるパートナー選び」
保険会社を問わず、火災保険の申請で最も重要なことは、「事実に基づいた正しい申請を行うこと」と「申請をサポートしてくれる信頼できる修理業者を選ぶこと」の2点に尽きます。虚偽の申請は絶対に許されませんし、専門知識のないまま申請すると、本来受け取れるはずの保険金も受け取れない可能性があります。
私たちアップリメイクは、お客様の利益を第一に考え、事実に基づいた誠実な申請のお手伝いをすることを固くお約束します。不安な点があれば、いつでもご相談ください。
屋根修理で火災保険を使う際の申請方法
実際に火災保険を申請する際の手順は、決して複雑なものではありません。以下の流れを把握しておけば、ご自身でもスムーズに進めることができます。
- 保険会社へ事故の連絡
まずは契約している損保ジャパンの事故受付窓口や、保険代理店に連絡します。「いつ」「どこで」「何が」「どのように」被害を受けたのかを簡潔に伝えましょう。この時点で保険証券番号が手元にあるとスムーズです。
- 修理業者へ調査と見積もりを依頼
次に、私たちのような信頼できる修理業者に連絡し、被害状況の調査と修理の見積書作成を依頼します。この際、「火災保険の申請を考えている」と必ず伝えてください。申請に必要な被害箇所の写真撮影も、この時に業者が行うのが一般的です。
◆斎藤のワンポイントアドバイス
写真撮影は非常に重要です。①建物全体の写真、②被害箇所がどこか分かる少し引いた写真、③被害の状況が鮮明に分かるアップの写真、というように、複数の角度・距離から撮影してもらうようお願いしましょう。これが審査の説得力を大きく左右します。
- 保険会社へ必要書類を提出
保険会社から送られてくる「保険金請求書」などの書類に必要事項を記入し、修理業者から受け取った「修理見積書」と「被害箇所の写真」を添えて提出します。
- 保険会社による審査・(現地調査)
提出された書類を基に、保険会社が審査を行います。損害が大きい場合や、書類だけでは判断が難しい場合には、保険会社から委託された鑑定人が現地調査に訪れることもあります。
- 保険金額の決定と入金
審査が完了すると、支払われる保険金の額が決定し、指定した口座に振り込まれます。この金額を確認してから、修理業者と正式に工事契約を結ぶのが最も安全な進め方です。
悪質な業者に注意!
「保険金がおりる前に契約しましょう」「申請はすべて代行します」などと契約を急がせる業者には十分注意してください。保険金が支払われなかった場合、高額な修理費用を自己負担するリスクや、高額な手数料を請求されるトラブルに繋がります。業者選びは慎重に行いましょう。迷った際は、複数の業者から見積もりを取る「相見積もり」をお勧めします。
損保ジャパンの火災保険に関するよくある質問(FAQ)
Q1. 修理業者に「保険申請を代行します」と言われましたが、任せて大丈夫ですか?
A. 「申請代行」をうたう業者には注意が必要です。保険金の請求は、原則として保険契約者ご本人が行うものです。私たちのような修理業者ができるのは、あくまで専門家として「被害状況の調査」「写真撮影」「見積書作成」といった、申請に必要な資料作成のお手伝いです。丸投げを勧めてくる業者や、成功報酬として保険金の何割かを請求する業者とは、契約しない方が賢明です。
Q2. 保険金が支払われた後、必ず申請通りの修理をしないといけないのですか?
A. 受け取った保険金の使い道は、原則として自由です。例えば、受け取った保険金を元手にして、部分修理ではなく、より耐久性の高い屋根材への葺き替え工事など、グレードアップしたリフォームを行うことも可能です。ただし、修理をしなかった場合、将来同じ箇所が再度被害にあっても保険金が支払われない可能性がありますので、何らかの修繕は行うことを強くお勧めします。
Q3. 見積もりが20万円に少し足りません。上乗せしてもらえますか?
A. そのようなご依頼には、誠実な業者であれば絶対に応じません。これは保険金詐欺にあたる不正請求であり、発覚した場合は保険金が支払われないだけでなく、契約解除や法的な責任を問われる可能性もある非常にリスクの高い行為です。私たちは、事実に基づいた適正な見積もりの提出を徹底しております。
Q4. 複数の業者から見積もりを取る「相見積もり」を勧められましたが、なぜですか?
A. 主に2つの理由があります。1つは、工事の適正価格を知るためです。業者によって金額に差があるため、比較することで法外な値段を提示する業者を避けられます。もう1つは、業者の提案力や人柄、信頼性を見極めるためです。見積書の分かりやすさや、質問への対応の誠実さなどを比較し、心から信頼できるパートナーを見つけることが、後悔しないリフォームの最大のコツです。
損保ジャパンの火災保険で屋根修理する際の結論
ここまで、損保ジャパンの火災保険を利用した屋根修理について、様々な角度から解説してきました。
結論として、損保ジャパンの火災保険は、自然災害による屋根の損害に対して非常に有効な備えとなります。しかし、その補償を最大限に活用するためには、「ご自身の契約内容を正しく理解すること」、そして何よりも「信頼できる専門家のサポートを得ること」が不可欠です。
特に、損傷の原因が「災害」によるものか「経年劣化」によるものかの判断は、保険金が支払われるか否かを分ける最も重要なポイントであり、ここには専門的な知見が求められます。安易に自己判断で諦めたり、逆に「絶対に保険金がおります」という甘い言葉をうのみにしたりするのは危険です。
後悔しないために
私たちアップリメイクは、職人直営の専門店としての誇りを持ち、お客様の利益と幸せを第一に考えています。亡き父の「お客様の幸せを第一に施工品質を考える」という教えを胸に、一件一件の診断、お見積り、そして施工に誠心誠意取り組んでいます。火災保険の申請においても、事実に基づいた正しい情報提供と、プロとしてのアドバイスをお約束します。
静岡の地で大切な住まいを守るため、火災保険を利用した屋根修理をご検討の際は、ぜひ一度、私たちにご相談ください。国家資格を持つ専門家が、あなたの大切な住まいを隅々まで診断させていただきます。














