積水ハウスの外壁塗装ハーモカラーズ【完全ガイド】費用相場・耐用年数・30年保証の真実をプロが解説

住宅の前で、アップリメイクのスタッフと顧客が笑顔で談話している

こんにちは、静岡の屋根・外壁塗装リフォーム専門店「アップリメイク」代表の斎藤です。

積水ハウスで建てられた大切なお住まいのメンテナンス、特に外壁塗装をご検討されている頃ではないでしょうか。中でも、デザイン性に優れた「ハーモカラーズ」での塗り替えを視野に入れている方も多いかと思います。

しかし、ハーモカラーズとは一体どんな塗料なのか、その耐用年数は本当に30年持つのかといった疑問や、カタログに記載されているM30やS15といった品番の意味が分からず、情報収集が難しいと感じていらっしゃるかもしれません。

さらに、実際の口コミに目を通すと、外壁塗装で300万円もかかったという話もあり、積水ハウスの外壁塗装の金額は結局いくらが相場なのか、値引きは期待できるのか、信頼できる他社と安心の積水ハウスリフォームではどちらに依頼すべきか、そして数ある中で外壁塗装で一番いい塗料とは何か、と悩みは尽きないことでしょう。

こうした「積水ハウスは本当に高いのか?価格に見合う価値があるのか?」という全体像については、現役オーナーが建築費や外壁のメンテナンス費用まで詳しく解説している【積水ハウスは高いだけ?オーナーが語る値段と価値】も参考になります。

この記事では、長年、静岡で多くのハウスメーカー住宅の塗装を手掛けてきた専門家として、これらの複雑な疑問に一つひとつ丁寧にお答えし、皆様が心から満足できる外壁塗装を実現するためのお手伝いをさせていただきます。

この記事でわかること

  • ハーモカラーズの具体的な特徴と正しい耐用年数
  • 積水ハウスの外壁塗装にかかるリアルな費用相場とコストを抑える方法
  • 積水ハウスリフォームと地域の専門業者の違いと選び方のポイント
  • 後悔しないために知っておくべき塗料選びとメンテナンスの知識

積水ハウスの外壁 ハーモカラーズで実際にいただいたご相談と専門家の回答

◆実際にいただいたご相談(築23年・セラミック外壁+高額見積もりでお悩みのお客様)

「積水ハウスで建築して23年になります。外壁は白いセラミックで、そろそろ外壁塗装を考えています。

積水ハウスからはハーモカラーズを取り入れたプランと、フレアトーンのような多彩模様仕上げを提案されました。その際、外壁の目地交換やサッシまわりのシーリング工事も必要と言われ、目地は積水ハウスのオリジナルの材料なので注意が必要とも聞きました。

提示された見積もりは、外壁塗装やシーリング工事などを含めて非常に高額になり、本当にこの価格が妥当なのか、他社にお願いしても大丈夫なのか、不安に感じています。

御社でもこのような積水ハウス特有の目地やシーリングに対応していただくことは可能でしょうか?また、エスケー化研でフレアトーンと同等の塗料があると聞きましたが、そのような多彩模様塗料を使って、費用を少しでも抑えたプランを提案していただくことはできますか。」

◆斎藤からの回答(ハーモカラーズをご検討中の方へ)

ご相談ありがとうございます。築23年のセラミック外壁にハーモカラーズや多彩模様仕上げをご検討されているとのこと、とても良いタイミングでのご計画だと思います。

まず、積水ハウス様からのご提案内容ですが、

  • ハーモカラーズやフレアトーンのようなデザイン性の高い仕上げ
  • 目地交換やサッシまわりのシーリングなど防水性能を維持するための工事

を一緒にセットでご案内されているのは、お住まいを長期的に良い状態で保つために、必要なメンテナンスをしっかり押さえたプランだからこそ、という側面があります。その分どうしても金額が大きく見えやすい、というのが正直なところです。

ご質問のポイントごとにお答えします。

  • 積水ハウス特有の目地やシーリングへの対応について
    セラミック外壁や専用目地材(ガスケット・オリジナルシーリングなど)は、一般的な住宅とは構造が異なるため、扱いには経験と注意が必要です。当社でも積水ハウス住宅の施工実績があり、既存の目地をどこまで活かすか/どこから打ち替えるかを現地調査のうえ判断し、材料や工法を選定しています。

目地に関しては、

  • 状態が良好な部分は専用プライマーを使って活かす
  • ひび割れ・痩せが進んだ部分はシーリングへの打ち替えで防水性を高める

といったように、すべてを一律に工事するのではなく、必要な部分に必要な手当てを行うことで、品質と費用のバランスを取ることも可能です。

  • フレアトーン相当の多彩模様塗料で費用を抑えられるか
    フレアトーンをはじめとした多彩模様仕上げは、大変デザイン性に優れていますが、材料費・施工手間ともにどうしても高めになります。一方で、エスケー化研などの大手塗料メーカーからは、同じように石材調の多彩模様を表現できる塗料がいくつかラインナップされています。

これらの塗料を活用することで、例えば、

  • 道路からよく見える正面や玄関まわりだけを多彩仕上げにして高級感を出す
  • その他の面は高耐久の単色塗料を組み合わせて、トータル費用を抑える

といった「見せ場」と「コスト」のバランスを考えたプランもご提案できます。

また、「他社に頼んでも大丈夫か」という点についてですが、

  • 積水ハウス住宅の施工実績が十分にあるか
  • 目地・セラミック外壁・多彩模様塗装に関する写真付きの事例や説明があるか
  • 工事内容と保証内容が書面でしっかり提示されているか

といったポイントがクリアできていれば、専門店にお任せいただいても安心していただけるケースは多くあります。

積水ハウス様のご提案は、建物の将来を見据えたしっかりとした内容であることが多いので、まずその見積もりの中身を一緒に整理しながら、「どこまでをメーカーにお願いするか」「どこからを専門店で検討するか」という考え方で並べてみると、選択肢が見えやすくなります。

当社では、

  • 「ハーモカラーズ・フレアトーン系のデザイン重視プラン」
  • 「エスケー化研などの多彩模様塗料を活かした、費用を抑えつつ見栄えも重視したプラン

など、複数のパターンを比較できるようにご提案することを心がけています。「うちの場合はどうなのか?」という具体的なお話は、図面や実際の外壁の状態を拝見しながらでないと断定はできませんが、積水ハウス様の良さを活かしながら、ご予算とのバランスを取るお手伝いは十分に可能です。

もしよろしければ、一度無料診断をご利用いただき、現状の状態と積水ハウス様の見積もり内容を一緒に拝見しながら、最適な落としどころを探していきましょう。

積水ハウスの外壁塗装ハーモカラーズの特徴と評判

  • ハーモカラーズとはどんな塗装?
  • ハーモカラーズの耐用年数と30年保証
  • カタログにM30やS15の品番はあるか?
  • 外壁塗装で一番いい塗料の選び方
  • 実際の口コミからわかる評判は?

ハーモカラーズとはどんな塗装?

多くのお客様が耳にする「ハーモカラーズ」ですが、これは特定の塗料製品名を指すものではなく、複数の色や質感を組み合わせて住宅のデザイン性を飛躍的に高めるための、積水ハウス独自の「多彩模様仕上げ」という塗装プランの総称です。

単色でのっぺりと塗りつぶすのではなく、自然な陰影と深みのある外観を創り出す、いわばお住まいを美しく彩るための特別な化粧方法と言えるでしょう。

具体的には、様々な色のゲル(色の粒)を塗料の中に混ぜ合わせ、専用のガンで吹き付けることで、まるで天然の石材を張り付けたかのような重厚感ある風合いや、複数の色が織りなす複雑で深みのある外観を表現できるのが大きな特徴です。

この技術により、単色塗装では決して表現できない、唯一無二の高級感とオリジナリティをお住まいに与えることができるため、デザイン性を特に重視されるお客様から絶大な人気を誇っています。

ハーモカラーズの多彩模様仕上げによる、高級感のある外壁のクローズアップ。太陽光が当たり、その質感がよくわかる

ただ単に家を保護するという機能面だけでなく、その美しい外観にこだわりたい、ご近所とは一味違った家にしたいという方にとって、ハーモカラーズは非常に価値のある魅力的な選択肢の一つとなります。

どのような仕上がりになるか、まずは弊社の豊富な施工事例なども参考に、リフォーム後のイメージを具体的に膨らませてみてください。

ハーモカラーズの耐用年数と30年保証

「ハーモカラーズで塗装すれば30年もつの?」というご質問は非常によくいただきます。この疑問を解決するためには、「塗料自体の耐用年数」「ハウスメーカーが提供する保証期間」を明確に分けて考えることが極めて重要です。

まず、積水ハウス様がアピールされている「30年保証」という言葉。これは多くの場合、同社の高耐久外壁材(ダインコンクリートなど)に、高耐久なクリア塗装「タフクリア-30」や、切れにくい「高耐久目地」などを組み合わせた、特定のハイグレード仕様に対して適用されるものです。

これは紫外線や雨風から建物を長期間守るための、非常に優れたメンテナンスプログラムと言えます。

外壁の一部は新しく塗装され鮮やかだが、もう一方は色褪せてひび割れており、塗装の耐用年数をリアルに表現している

一方で、デザイン性を高めるハーモカラーズで主に使用される多彩模様塗料は、その主成分となる樹脂がアクリルシリコン系であることが一般的です。このアクリルシリコン塗料そのものが持つ物理的な寿命、つまり「期待耐用年数」は、およそ10年~15年が一般的な目安となります。

もちろん、これは塗料が本来持つ性能の目安であり、実際の寿命は立地環境や日当たり、メンテナンス状況によって大きく左右されます。

結論として、ハーモカラーズで塗装した場合、塗料自体の色褪せや性能低下といった経年劣化が10年~15年程度で始まる可能性がある、と理解しておくのが現実的です。

カタログにM30やS15の品番はあるか?

積水ハウスの外壁塗装をご検討中のお客様から、「担当者からもらったカタログにM30やS15という品番があったのですが、これは一体何なのでしょうか?」というご質問をいただくことがございます。

実際に、インターネット上の個人売買サイトなどで、「エスケー化研 ハーモカラーズ (S15) 3分艶」といった表記で、塗料そのものが流通しているケースが見受けられます。これは、まさに大手塗料メーカーであるエスケー化研が製造した専用塗料です。

専用塗料に関する注意点

では、専門業者に頼むメリットはないのでしょうか?そんなことはありません。私たち専門業者にご相談いただければ、同等性能の最新シリコン塗料やラジカル制御形塗料はもちろんのこと、さらにはより耐久性の高いフッ素塗料や無機塗料に至るまで、数多くのメーカー品の中から客観的にお選びし、適正価格でご提案することが可能です。

特定の品番に固執せず、お客様のライフプランに合わせた本当に価値のある塗料を一緒に探すお手伝いができますので、ぜひ一度無料診断をご利用ください。

外壁塗装で一番いい塗料の選び方

「外壁塗装をしたいのですが、一番いい塗料はどれですか?」これは、私たちがお客様から最も多くいただく、そして同時にお答えするのが最も難しい質問の一つです。

専門家の立場から正直に申し上げると、「すべてのお住まい、すべてのお客様にとって一番の塗料」という万能なものは残念ながら存在しません。なぜなら、お客様が何を重視されるか、そしてお住まいの現状や将来設計によって、「一番いい塗料」の定義そのものが大きく変わるからです。

塗料選びで後悔しないためには、以下の3つの視点からご自身の希望を整理し、優先順位をつけていただくことが非常に重要です。

1. とにかく長持ち!耐久性・長寿命を最優先する場合

「頻繁に塗り替えるのは避けたい」「メンテナンスの回数をできるだけ減らしたい」という方には、「無機塗料」「フッ素樹脂塗料」といったハイグレードな塗料がおすすめです。

初期費用は他の塗料に比べて高くなりますが、20年以上の長い耐用年数が期待できます。長期的な視点で見れば、塗り替えの総回数が減るため、生涯にわたって住まいの維持にかかるトータルコスト(ライフサイクルコスト)を抑えられる可能性があります。

2. 価格と性能のバランス!コストパフォーマンスを重視する場合

「ある程度の耐久性は確保したいが、初期費用もなるべく抑えたい」という、最も多くのお客様が選ばれるバランス重視の選択肢です。この場合は、現在主流の「シリコン樹脂塗料」や、近年非常に人気の高い「ラジカル制御形塗料」が最適です。

10年~15年程度の十分な耐用年数を持ちながら、価格も手頃で、性能とコストのバランスが非常に優れているのが特徴です。

3. 特別な機能やデザイン!付加価値を重視する場合

特定の目的がある場合は、それに特化した機能性塗料を選ぶのが良いでしょう。例えば、「今のサイディングの模様が気に入っているので、そのまま活かしたい」という場合は、無色透明で外壁を保護する「UVプロテクトクリヤー塗料」があります。

また、「夏の2階の部屋が暑くて困っている」というご要望であれば、太陽の熱を反射して室内の温度上昇を効果的に抑える「遮熱・断熱塗料(ガイナなど)」が最適解となります。

日本の職人が、住宅の外壁をローラーで丁寧に塗装している

塗料の種類別 特徴比較表(目安)
塗料の種類 耐久性 価格 こんな方におすすめ
無機塗料 ★★★★★(20年~) 高価 メンテナンス回数を減らし、生涯コストを抑えたい方
フッ素塗料 ★★★★☆(15~20年) やや高価 高い耐久性と美しい光沢を長期間維持したい方
ラジカル制御形塗料 ★★★☆☆(10~15年) 標準 コストと性能のバランスを最も重視する方
シリコン塗料 ★★★☆☆(10~13年) 標準 定番の性能と価格で安心して選びたい方
遮熱・断熱塗料 ★★★☆☆(10~15年) やや高価 光熱費の削減や、夏涼しく冬暖かい住環境を求める方
UVプロテクトクリヤー ★★★☆☆(10~13年) 標準 今の外壁デザインをそのまま残したい方(※築10年以内推奨)

◆斎藤のワンポイントアドバイス

私はファイナンシャルプランナーの資格も持っておりますが、塗料選びはまさにご家族のお金の計画、つまりライフプランそのものだと常々感じています。例えば、10年後にお子様の進学でまとまった費用が必要になるご家庭と、これからご夫婦で長くこの家に住み続けたいというご家庭とでは、最適な塗装プランは全く異なります。

決して高耐久な塗料が常に最良の選択というわけではなく、お客様ご家族の未来を見据えた計画的なプラン選定こそが、本当の意味での「一番いい塗料選び」だと、私たちは考えています。

実際の口コミからわかる評判は?

積水ハウスのハーモカラーズで実際に外壁塗装をされた方の口コミや評判に目を通すと、多くのオーナー様が感じている良い点と、一方で懸念されている点の両方が見えてきます。これらのリアルな声を客観的に理解することが、ご自身がハーモカラーズを選ぶべきか判断する上で非常に重要になります。

良い口コミ・評判で見る満足度の高さ

最も多く見られるのは、やはり「仕上がりの美しさ」「他にはない高級感」に対する高い評価です。多彩模様仕上げならではの自然な陰影と重厚感、そして新築時のような、あるいはそれ以上に美しい外観が蘇ったことに満足されている方が非常に多いようです。

  • 「単色のベタ塗りとは全然違う、深みと立体感のある外壁になって大変満足しています。」
  • 「ご近所の方からも『まるで石を張ったみたいね、素敵』と褒められて、嬉しくなりました。」
  • 「さすがは積水ハウスの純正プラン。デザイン性が高く、安っぽさが全くありません。」

このように、住宅の外観デザインを非常に重視する方にとっては、価格に見合った、あるいはそれ以上の価値を感じられることが多いようです。建物の資産価値を美観の面からもしっかり維持したいというニーズに、ハーモカラーズは応えてくれます。

気になる口コミ・評判で見る注意点

一方で、気になる点として最も多く挙げられるのが、やはり「費用の高さ」です。一般的な塗装工事の相場と比較して高額になる傾向があるため、その点に懸念や不満を示す声が見られます。

パソコンでリフォーム会社のサイトを見ながら、真剣な表情で比較検討している顧客

  • 「最初に見積もりを見たら300万円を超えていて、正直驚きました。」
  • 「品質は良いのだと思いますが、もう少し費用が抑えられれば迷わず決めたのですが…。」
  • 「地元の塗装店さんにも見積もりを取ったら、かなり価格差があったので悩んでいます。」

これらの評判を総合すると、ハーモカラーズは「デザイン性を最優先事項とし、そのためのコストを十分に許容できる方」にとっては非常に満足度の高い選択肢です。

しかし、「コストパフォーマンスを重視したい方」や「複数の選択肢からじっくり比較検討したい方」は、積水ハウスリフォームの提案だけでなく、他社の提案とも比較検討する必要がある、と言えるでしょう。

積水ハウスの外壁塗装ハーモカラーズの費用と業者選び

  • 外壁塗装300万円?金額と相場を解説
  • 値引き交渉は可能?費用を抑えるコツ
  • 積水ハウスリフォームに頼むべきか?
  • 他社施工と公式リフォームの違い

外壁塗装300万円?金額と相場を解説

「積水ハウスの外壁塗装は300万円もかかる」という話を耳にして、その金額の大きさに驚き、不安に思われている方も多いのではないでしょうか。実際に、それくらいの費用がかかるケースは存在します。

しかし、なぜそれほど高額になるのか、そして一般的な塗装工事の相場はどのくらいなのか。その構造と実情を、プロの視点から詳しく解説します。

なぜ積水ハウスの塗装は高額になりやすいのか?

積水ハウスの外壁塗装費用が高くなる傾向にあるのには、主に3つの明確な理由が考えられます。これらを理解することが、適正価格を見極める第一歩です。

  1. 高機能・高デザインなオリジナル塗料: ハーモカラーズのようなデザイン性の高い多彩模様塗料や、タフクリア-30のような長期耐久性を誇る塗料は、一般的な塗料と比較して材料費そのものが高価です。特別な価値を提供するためのコストと言えます。
  2. ブランド価値と品質管理コスト: 積水ハウスというトップブランドの信頼性を維持するためには、CMなどの広告宣伝費、研究開発費、そして全国規模での徹底した品質管理や長期保証システムを維持するためのコストが必要です。これらが工事費用にも反映されています。
  3. 多重下請け構造による中間マージン: これが価格を押し上げる最大の要因の一つです。ハウスメーカーが工事を受注した場合、実際の施工は下請け、あるいは孫請けの業者が行うことがほとんどです。その過程で、元請けであるハウスメーカーの利益や管理費、そして各下請け業者の利益が「中間マージン」として上乗せされていきます。結果として、同じ工事をしても、お客様への最終的な請求額は高くなってしまうのです。

ダイニングテーブルで、塗装工事の請求書を真剣な表情で見ている人物

これらの理由が複合的に絡み合い、ごく一般的な延床面積30坪程度の住宅であっても、200万円~300万円、場合によってはそれ以上の見積もりになることは決して珍しい話ではないのです。

一般的な外壁塗装の費用相場(塗装専門店の場合)

一方で、ハウスメーカーとは異なり、私たちアップリメイクのような職人直営の専門店では、中間マージンが発生しないため、品質を維持しながらコストを抑えたご提案が可能です。

延床面積30坪の住宅を塗装する場合の、弊社がご提供する代表的なプランの料金と内容は以下の通りです。ハウスメーカー様のお見積りとぜひ比較してみてください。

【アップリメイク】外壁塗装プランの料金目安(延床面積30坪の場合)
プラン名 主な使用塗料 耐久年数(目安) 工事保証 費用相場(税込)
シリコンプラン 日本ペイント シリコンフレッシュSi 10~13年 5年 ¥638,000~
パーフェクトトッププラン 日本ペイント パーフェクトトップ(ラジカル制御形) 10~15年 5年 ¥693,000~
超高耐久フッ素プラン KFケミカル ラジカルハイブリッド型フッ素 15年 7年 ¥748,000~
超高耐久無機プラン KFケミカル 超高耐久無機 20年 7年 ¥792,000~

結論として、300万円という金額は決して大げさな話ではありません。しかし、その金額がどのような理由で算出されているのかを理解し、工事内容をしっかりと精査し、業者を適切に選ぶことで、品質を落とすことなくコストを適正化することは十分に可能です。

値引き交渉は可能?費用を抑えるコツ

高額になりがちな積水ハウスの外壁塗装。大切なご自宅のためとはいえ、少しでも費用を賢く抑えたいと考えるのは当然のことです。では、積水ハウスリフォームに対して「値引き交渉」は可能なのでしょうか。ここでは、費用を抑えるための現実的かつ効果的なコツを3つ、詳しくご紹介します。

外壁塗装の相見積もりをしているイメージ。テーブルに広げられた3社の見積書を、電卓を使いながら比較検討している

1. 相見積もりを取得し、比較検討する【最重要】

費用を適正化するための最も効果的で、かつ絶対に欠かせない方法が、複数の業者から見積もりを取る「相見積もり」です。積水ハウスリフォームから提案を受けたら、その見積もりを基準とし、ぜひ私たちのような地域の塗装専門店にも声をかけてみてください。

ただし、知っておいていただきたいのは、積水ハウスリフォームの場合、そのブランドイメージや全国統一の価格設定方針から、直接的な「値引き」に応じてくれる可能性は低いのが実情です。

値引きを期待して交渉するよりも、「他社の見積もりと比較して、提示されている価格がその価値に見合うものか」を冷静に判断するための材料と考えるのが、賢明なアプローチです。

2. 地域の助成金・補助金制度を徹底活用する

お住まいの自治体によっては、省エネや住宅の長寿命化を目的としたリフォームに対し、助成金や補助金制度を用意している場合があります。例えば、静岡市焼津市藤枝市などでも、過去にそういった制度が実施されてきました。

これらの制度を上手く活用できれば、工事費用の一部(多くは10万円~20万円程度)を補助してもらえるため、家計の負担を大きく軽減できます。

ただし、これらの制度は非常に人気が高く、予算の上限や申請期間が厳密に定められており、受付開始後すぐに締め切られてしまうことも少なくありません。対象となる工事の条件(遮熱塗料の使用など)も細かく決まっています。

まずは、お住まいの市区町村のホームページで最新情報を確認するか、私たちのような地元の事情に詳しい業者に、お早めにご相談いただくことを強くお勧めします。

3. 緊急でなければ、工事の時期を調整する

塗装業界には、どうしても工事が集中する繁忙期(気候の良い春や秋)と、比較的スケジュールに余裕が生まれやすい閑散期(梅雨や真夏、真冬)があります。

もし、雨漏りなどの緊急性がなく、工事の時期にこだわりがないのであれば、業者のスケジュールが空きやすい閑散期に工事を依頼することで、業者側もサービスをしやすくなり、結果的に多少の価格交渉がしやすくなる場合があります

。ただし、雨や雪で工期が通常より延びる可能性があるといったデメリットも存在するため、メリット・デメリットをよく理解した上で検討しましょう。

積水ハウスリフォームに頼むべきか?

大切なお住まいの外壁塗装を検討する際、積水ハウスのオーナー様が最初に直面するのが「新築時にお世話になった、安心の積水ハウスリフォームにそのまま頼むか、それともコストや提案の自由度を求めて他の専門業者を探すか」という、非常に重要な選択肢です。

どちらにも明確なメリットとデメリットがあり、一概にどちらが良いとは断言できません。最終的に後悔しないためには、ご自身の価値観や優先順位に合った選択をすることが何よりも大切になります。

積水ハウスリフォームに依頼する最大のメリット:『絶対的な安心感』

積水ハウスリフォームに依頼する最大のメリットは、何と言っても「建てたメーカーだからこそ得られる、絶対的な安心感」に尽きます。これは、他の業者では決して得られない価値と言えるでしょう。

「費用が多少高くなったとしても、とにかく失敗は絶対に避けたい」「家のことは全て、知り尽くしているメーカーに任せるのが一番安心できる」というお考えの方にとっては、積水ハウスリフォームが最も合理的で安心できる選択肢と言えます。

積水ハウスリフォームに依頼するデメリット:『費用の高さと柔軟性』

一方で、多くのお客様が悩まれるデメリットとして挙げられるのが、やはり「費用の高さ」です。前述の通り、ブランド維持コストや中間マージンなどが含まれるため、私たちのような地域の専門業者と比較して、総額で数十万円、場合によっては百万円以上高くなることも珍しくありません。

また、提案されるプランがある程度パッケージ化されており、塗料の選択が限られたり、細かな要望に応えてもらいにくかったりといった、柔軟性の面での制約を感じる可能性もあります。

◆斎藤のワンポイントアドバイス

これは本当に難しい問題ですが、迷われた時は、一度ご自身の中で「今回のリフォームで何を最も重視したいか」を整理してみてください。もし「保証とブランドの安心感」を最優先されるのであれば、積水ハウスリフォーム様。

もし「費用を含めたトータルでの満足度、コストパフォーマンス」や「専門家からの多角的な提案」を重視されるのであれば、私たちのような地域の専門業者、という見方ができます。どちらを選ばれたとしても、最終的にお客様ご自身が心から「この選択をして良かった」と思えることが、一番大切だと私は考えています。

他社施工と公式リフォームの違い

積水ハウスリフォーム(公式)と、私たちアップリメイクのような地域の塗装専門店(他社)とでは、具体的に何が、どのように違うのでしょうか。お客様が最も気になるであろう「費用」「使用塗料」「専門知識」「保証」という4つの重要なポイントで、それぞれの違いを詳しく比較してみます。

この比較表をご覧いただき、ご自身の希望に本当に合うのはどちらか、じっくりと見極めてください。

【比較表】積水ハウスリフォーム vs 地域の塗装専門店
比較ポイント 積水ハウスリフォーム(公式) 地域の塗装専門店(他社)
費用 高額になる傾向。広告宣 Anzeigen,ブランド維持費、中間マージンが含まれる。 適正価格。お客様との直接契約・自社施工のため、余計な中間マージンが一切発生しない。
使用塗料 純正塗料(ハーモカラーズ等)が中心。安心感はあるが、選択肢は限られる場合がある。 国内外の全塗料メーカーから、お客様の予算やご希望に合わせて最適な塗料を自由に選べる。
専門知識 自社物件の知識は完璧。独自の建材(ダインコンクリート、ガスケット等)にも完全対応。 積水ハウスの施工実績が豊富な業者であれば、同等以上の知識と応用力を持つ。
保証 メーカーの長期保証。建物全体の保証が維持できる場合があり、非常に安心感が高い。 業者独自の工事保証(例:弊社では最長10年)。リフォーム瑕疵保険への加入も可能。

他社選びで絶対に失敗しないために

塗装専門店の日本の職人が、積水ハウス住宅のガスケット目地を懐中電灯で照らしながら、丁寧に診断しているクローズアップ写真

ハウスメーカー以外の業者に依頼する場合に、絶対に失敗しないために最も重要なこと。それは、「その業者が、積水ハウスの建物の構造や特性を熟知しているか」という一点に尽きます。

積水ハウス様の住宅には、ダインコンクリートやガスケット目地、あるいは特殊な下地処理が必要な外壁材など、一般的な住宅とは異なる知見を要するケースが多々あります。これらに対する正しい知識と豊富な施工経験がない業者が安易に塗装してしまうと、数年で塗膜が剥がれてくるなどの深刻な不具合を起こす原因となります。

塗装業者を選ぶ際には、価格の安さだけで判断せず、必ずその会社のホームページなどで「積水ハウスの施工実績」が豊富に掲載されているかを確認してください。弊社の施工事例のページでも、多くのハウスメーカー住宅を手掛けた実績をご紹介しておりますので、ぜひ一度ご覧いただければ幸いです。

積水ハウスの外壁塗装に関するよくある質問(FAQ)

Q1. ハーモカラーズの色選びで失敗しないための、具体的なコツはありますか?

A. はい、重要なポイントが2つあります。1つ目は、できるだけ大きな面積の色見本(A4サイズ以上)で、必ず屋外の太陽光の下で確認することです。室内の照明の下で見るのと、太陽光の下で見るのとでは、色の印象が全く異なり、色の印象が明るく鮮やかに見える「面積効果」という現象が起きるため、少し落ち着いた色を選ぶのがコツです。

2つ目は、カラーシミュレーションを積極的に活用することです。ご自宅の実際の写真を使ってシミュレーションすれば、全体のイメージが掴みやすく、「思っていた色と違う」という最大の失敗を防ぐことができます。弊社でも、お客様が納得いくまで、無料でオリジナルのカラーシミュレーションをご提案しております。

Q2. 目地にあるゴムのような「ガスケット」は、コーキングのように打ち替えたり塗装したりできますか?

A. 非常に良いご質問です。積水ハウス様でよく使われる「ガスケット」と呼ばれる乾式目地は、現場で充填するウェットタイプのコーキングとは全く異なる部材です。これは、工場で生産された定型のゴム状のパッキンで、基本的には塗装に適していません。

無理に塗装すると、ゴムの伸縮に塗膜が追従できず、すぐにパリパリと剥がれてしまう可能性があります。ガスケットのメンテナンスは、劣化状況に応じて部分的な補修を行ったり、将来的には新しいガスケットに交換したりするのが一般的です。塗装業者を選ぶ際には、このガスケットへの正しい知識と対応経験を持っているかを、必ず確認しましょう。

Q3. ハウスメーカー以外の業者に頼むと、建物全体の保証が切れてしまうのが心配です。

A. そのご心配はもっともです。確かに、積水ハウス様が提供されている建物構造体などに関する長期保証については、一部対象外となる可能性があります。この点については、事前に積水ハウス様のお客様センターなどに直接ご確認いただくのが最も確実です。

一方で、私たちが施工した塗装工事そのものに関しては、メーカーとは別に、私たち施工店が責任を持って独自の「工事保証書」を発行します。例えば弊社では最長10年の自社保証をお付けしており、施工箇所に万が一の不具合が発生した場合は、迅速に責任を持って対応いたします。何をどこまで保証するのか、書面でしっかり確認することが大切です。

Q4. 静岡県内で外壁塗装に使える助成金や補助金は、今もありますか?

A. 助成金制度の有無やその内容は、お住まいの市や町によって毎年更新されるため、一概に「今あります」とは断言できません。静岡県内の各自治体で、省エネリフォーム(遮熱塗装など)や住宅の長寿命化を目的としたリフォームに対する補助金制度が、年度ごとに予算を組んで実施されることが多いです。

常に最新の情報を確認する必要があるため、まずはお住まいの市区町村の公式ホームページで「住宅リフォーム 補助金」といったキーワードで検索していただくか、地元の事情に詳しい私たちのような業者にご相談ください。申請手続きが複雑な場合も多く、弊社ではそういった手続きのサポートも行っております。

Q5. 何社か相見積もりを取りたいのですが、断るのが苦手で気が引けてしまいます…

A. そのお気持ち、とてもよく分かります。ですが、どうぞご安心ください。相見積もりは、お客様がご自身の財産であるお住まいを守るために、最適な選択をするための正当な権利です。私たちプロの業者も、お客様が比較検討されることは当然のことだと考えています。

お断りされる際に、正直に「色々と検討した結果、今回は他の会社にお願いすることにしました」と一言お伝えいただければ、まっとうな業者であれば、それ以上しつこい営業をすることはありません。むしろ、断られた際の対応が誠実かどうかは、その会社の本質を見極める良い機会とも言えます。

積水ハウスの外壁塗装ハーモカラーズの総括

今回は、積水ハウスの代表的な外壁塗装プランである「ハーモカラーズ」について、その特徴や耐用年数、リアルな費用感から、後悔しないための業者選びのポイントまで、専門家の視点から詳しく解説させていただきました。

ハーモカラーズは、お住まいの外観を美しく、そして個性的に彩ることができる、非常に魅力的な塗装プランです。しかし、その一方で価格が高額になりやすいことや、耐用年数の考え方など、事前に知っておくべき重要なポイントも数多く存在します。

その性能を最大限に引き出し、心から満足のいく塗り替えを実現するためには、正しい知識を持って計画を進めることが不可欠です。

この記事の重要ポイント最終まとめ

  1. 特徴と耐用年数: ハーモカラーズはデザイン性を追求した多彩模様塗装です。塗料自体の耐用年数の目安は10~15年であり、メーカーが謳う「30年保証」の条件とは分けて考える必要があります。
  2. 費用: 一般的な塗装より高額になる傾向があります。その理由は、高価なオリジナル塗料やブランドの品質管理費、そして下請け構造による中間マージンなどです。適正価格を知るには相見積もりが何よりも有効です。
  3. 業者選び: 「公式の絶対的な安心感」を最優先するなら積水ハウスリフォーム。「コストパフォーマンスと提案の自由度」を重視するなら地域の専門業者が選択肢になります。

大切なお住まいのメンテナンスは、ご家族の人生の中でも非常に大きなイベントです。どの業者に依頼するにしても、工事が完了したときに、ご家族皆様が「ここに頼んで本当に良かった」と心から笑顔になっていただけることが、私たち塗装職人にとって何よりの喜びであり、使命だと考えています。

私たち株式会社アップリメイクは、お客様一人ひとりの想いに寄り添う誠実な仕事を続けてまいりました。もし、あなた様の大切なお住まいのことで、少しでも気になること、ご不安なことがございましたら、どんな些細なことでも構いません。どうぞお気軽に、私たちにご相談ください。

今後どのようなメンテナンスが最適なのかを、写真や専門機材を用いて客観的な視点から詳しくご報告し、最適なプランをご提案させていただきます。

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  • この記事を書いた人

齋藤直樹

(株)アップリメイク代表取締役で元職人、塗装という仕事が大好きです。人生の大きな挫折と数多くの出会いを経て今は大好きな地元・静岡で、お客様の笑顔のために仕事ができることに何よりの誇りを感じています。

▼保有資格▼
1級建築塗装技能士・2級建築施工管理技士・有機溶剤作業主任者・高所作業主任者・2級カラーコーディネーター・光触媒施工技能士・乙4類危険物取扱者・ゴンドラ特別教育・職長・安全衛生責任者・第2種酸素欠乏危険作業主任者・宅地建物取引主任者・2級ファイナンシャルプランニング技能士・AFP