こんにちは、静岡の屋根・外壁塗装リフォーム専門店「株式会社アップリメイク」代表の斎藤です。
10年に一度と言われる大切なお住まいの外壁塗装。決して安くはない費用をかける一大イベントだからこそ、「もし外壁塗装が下手な業者に当たってしまったら…」というご不安は、誰しもが抱くものだと思います。
いい加減な工事で、思い描いていたイメージとは程遠い仕上がりになったり、インターネットで目にするような失敗画像のような悲惨な状態になったりしては、悔やんでも悔やみきれません。
特に、建物の防水機能を担うコーキングが下手な場合、わずか数年で雨漏りを引き起こすなど、深刻な手抜き症状が現れることもあります。また、工事中の現場に平気でゴミが散乱していたり、作業全体が雑であったりするのも、信頼できない業者の危険な兆候です。
では、一体どうすれば、技術力のある上手い業者を見極められるのでしょうか。「手抜きがないか自分の目で調査したいけれど、あまり細かく言うとうるさい客だと思われないだろうか…」そんなお悩みや疑問から、仕上がりに不満があっても声を上げられずにいる方もいらっしゃるかもしれません。
この記事では、私自身が塗装職人としてキャリアをスタートして培ってきた経験と、数多くのお客様のお住まいを守ってきた専門家としての知見をもとに、皆様が抱えるあらゆる不安を解消し、心から満足できる塗装リフォームを実現するためのお手伝いをさせていただきます。
この記事でわかること
- 下手な外壁塗装によって引き起こされる具体的な劣化症状とその原因
- 失敗しないために知っておきたい、信頼できる上手い業者の見極め方
- 万が一、手抜き工事をされた場合の具体的な対処法と相談先
- 後悔しない業者選びのために、契約前に確認すべき重要なコツ
外壁塗装が下手な業者の手抜きと施工不良
- 手抜き工事によって起こる劣化症状
- 失敗画像で見る施工不良の具体例
- 仕上がりに不満が出やすいポイント
- 防水性に直結するコーキング下手な施工
- いい加減な見積書や説明に見られる特徴
手抜き工事によって起こる劣化症状
外壁塗装における手抜き工事の最も厄介な点は、工事が完了した直後にはその欠陥がほとんど見分けられないことです。しかし、塗料メーカーが定める正しい手順や基準を無視しているため、その影響は数年という短い期間で、深刻な劣化症状として必ず表面化します。
もし、以下のような症状が、塗料の期待耐用年数よりも著しく早く、多くの場合で工事完了後1年~3年以内に現れたとしたら、それは経年劣化ではなく手抜き工事が原因である可能性が極めて高いと言わざるを得ません。
早期に現れる危険な劣化症状の例
- 塗膜の膨れ・気泡:下地処理の工程である高圧洗浄が不十分で汚れが残っていたり、洗浄後の乾燥時間を守らなかったりすると、塗膜と下地(外壁材)の間に湿気や空気が閉じ込められます。これが太陽熱で温められることで膨張し、塗膜を風船のように押し上げてしまうのです。
- 広範囲にわたる塗膜の剥がれ:塗料の密着性を高める下塗り材の選定ミスや塗り忘れ、またはコスト削減のために塗料を規定以上に薄めて使用した場合に発生します。下地との密着力が弱いため、少しのきっかけでベリベリと広範囲に剥がれてしまいます。
- チョーキング現象の早期発生:手で外壁を触った際に白い粉が付く「チョーキング現象」は、塗膜が紫外線で劣化することで起こる自然な現象です。しかし、これが2~3年で発生するのは異常です。塗り回数を減らす(例:3回塗りのところを2回で済ませる)などして塗膜の厚みが不足していることが主な原因です。
- ひび割れ(クラック)の再発:既存のひび割れに対して、適切な補修(コーキング充填など)を行わず、そのまま上から塗装して隠した場合、建物の動きに塗膜が追従できず、すぐに同じ場所からひび割れが再発します。
これらの症状は、単に見た目が悪化するだけではありません。塗膜が持つべき本来の防水機能が失われているサインであり、放置すれば壁内部への雨水の侵入を許し、雨漏りや、さらには建物の柱や土台といった構造材の腐食にまで繋がる、非常に危険な状態なのです。手抜き工事は、お客様の大切な資産の寿命を縮める行為に他なりません。
失敗画像で見る施工不良の具体例
百聞は一見に如かず、と言います。言葉で危険性を説明するよりも、実際に施工不良がどのようなものか、写真でご覧いただくのが最も分かりやすいでしょう。残念ながら、少し検索するだけで、目を覆いたくなるような外壁塗装の失敗画像が数多く見つかります。ここでは、特に多く見受けられる典型的な施工不良のパターンを、専門家の視点から解説します。
よくある施工不良のパターンとその原因
- 見るに堪えない塗りムラ:壁全体がまだら模様に見える状態で、職人の技術不足が主な原因です。特に、塗料を均一な厚みで塗る技術や、ローラーの動かし方が未熟な場合に発生します。これは美観を著しく損なうだけでなく、塗膜が薄い部分は耐久性が低くなります。
- 無数の塗料の液だれ:塗料が重力に負けて垂れ、そのまま固まってしまった状態です。これは、工期を短縮するために、一度に塗料を厚く塗りすぎることが原因で起こる、典型的な手抜き工事の証拠です。本来守るべき乾燥時間を無視している可能性も高いです。
- 窓サッシや付帯部への塗料のはみ出し:塗装しない部分をビニールやテープで保護する「養生」という作業が雑な場合に起こります。窓サッシや玄関ドア、配管などに塗料がべったりと付着し、非常に見栄えが悪くなります。これをきれいに除去するのは非常に困難です。
- 汚く処理されたコーキング部分:サイディングの目地などに打つコーキングが、はみ出していたり、厚みが均一でなかったり、表面がデコボコだったりするケースです。これは見た目の問題だけでなく、隙間から水が侵入する原因となり、防水性能に直接影響します。
これらの失敗は、職人の技術力不足はもちろんのこと、工事全体を管理する会社の品質に対する意識の低さが根本的な原因です。私たちプロから見れば、「なぜこうなったのか」が一目瞭然のものばかりです。お客様がこのような悲しい思いをされないよう、私たちのような専門店は、職人の技術教育や厳格な品質管理基準を設けています。
弊社の施工事例では、細部までこだわった美しい仕上がりを多数ご確認いただけますので、ぜひ一度ご覧いただき、その品質の違いをお確かめください。
仕上がりに不満が出やすいポイント
外壁塗装の仕上がり品質は、壁の広い面積を見るだけでは判断できません。むしろ、建物の「細部」にこそ、業者の技術力や仕事に対する丁寧さ、誠実さが如実に現れます。お客様が「なんだか仕上がりが良くないな」「期待していたのと違う」と感じる不満は、以下のような細かなポイントで発生しやすい傾向にあります。
塗り分け部分の境界線(見切り)
外壁と屋根、1階と2階で色を分ける場合など、2色以上で塗り分ける際の色の境界線を「見切り」と呼びます。この見切り部分のラインが、定規で引いたように真っ直ぐでなく、ガタガタと波打っているケースがあります。
これは、境界線に貼る養生テープを丁寧に貼っていない、またはテープを剥がすタイミングが早すぎたり遅すぎたりすることが原因です。真っ直ぐなラインが出ていないと、家全体の印象がぼやけ、だらしない仕上がりになってしまいます。
軽視されがちな「付帯部」の塗装
雨樋、破風板(屋根の側面)、軒天(屋根の裏側)、水切り板金といった部分は「付帯部」と呼ばれます。塗装面積こそ小さいですが、これらのパーツは家のデザインを引き締める重要な役割を担っています。下手な業者は、これらの部分のケレン(サビや古い塗膜を落とす下地処理)を怠ったり、塗りムラや塗り忘れがあったりします。
外壁は綺麗なのに付帯部だけすぐに劣化しては意味がありません。アップリメイクでは、壁だけでなく付帯部にこそ、紫外線や雨風に強い高耐久な塗料を使用することで、お住まい全体の美しさを長期間維持するご提案を標準としています。
あってはならない塗料の飛散
養生が不十分なために、塗料が霧状になって風に乗り、本来塗装しないはずの窓ガラスや網戸、玄関タイル、給湯器、さらには敷地内の車や植木、お隣の住宅や車にまで付着してしまう最悪のトラブルです。これは施工品質以前の問題であり、業者としての安全管理や近隣への配慮が全くできていない証拠と言えます。
◆斎藤のワンポイントアドバイス
工事完了後、業者と一緒に最終確認を行う際には、少し離れた場所から家全体の色合いやバランスを眺めるだけでなく、ぜひ建物の近くに寄って、これらの「細部」をご自身の目でチェックしてみてください。誠実な業者であれば、お客様が気になる点を指摘された際に、その理由を丁寧に説明し、必要であれば真摯に手直しに応じるはずです。
私たちはお客様に100%ご満足いただくことを第一に考えていますので、どんな些細なことでもご質問いただけると、職人一同、大変嬉しく思います。
防水性に直結するコーキング下手な施工
特に、日本の戸建て住宅で主流となっているサイディング外壁のお住まいにおいて、壁と壁のつなぎ目である「目地」を埋めるコーキング(シーリング)工事は、塗装工事と同じ、いえ、それ以上に建物の寿命を左右する極めて重要な工程です。
なぜなら、コーキングはボードの隙間から雨水が侵入するのを防ぐ「最後の砦」であり、防水の要だからです。このコーキング工事が下手だと、どんなに高価で高性能な塗料を塗っても、全く意味がありません。
残念ながら、この重要なコーキング工事で手抜きや技術不足が散見されるのが実情です。下手な施工には、以下のような特徴があります。
絶対に避けるべき危険なコーキング工事の例
- 古いコーキングを撤去しない安易な「増し打ち」:既存の劣化したコーキングをカッターなどで除去せず、その上から新しい材料を薄く塗り重ねるだけの工事です。古いコーキングが剥がれる際に、上に乗せた新しいコーキングも一緒に剥がれてしまうため、数年しか持ちません。ALC外壁など一部の例外を除き、サイディングの場合は既存のコーキングを全て撤去して、新しい材料を充填する「打ち替え」が必須です。
- 接着剤の役割を果たす「プライマー」の塗り忘れ:プライマーは、コーキング材とサイディングボードの側面を強力に接着させるための、いわば接着剤です。この工程を省くと、コーキング材が壁にしっかりと密着せず、数年で隙間ができてしまいます。
- 目に見えない「コーキング材の充填不足」:目地の奥まで十分な量のコーキング材を充填しないと、数年で紫外線などにより痩せてしまい、隙間が生じます。これが雨漏りの直接的な原因となります。
- 職人の技術不足が露呈する「はみ出しや凹凸」:コーキング材が目地からはみ出していたり、表面がデコボコだったりするのは、単純に職人の技術が低い証拠です。見た目が悪いだけでなく、凹んだ部分に水が溜まりやすくなるなど、劣化を早める原因にもなります。
私たちアップリメイクでは、サイディングの目地補修の際、ひび割れの状況に応じて専用工具でVカット(またはUカット)を行い、亀裂の奥深くまでしっかりとシーリング材を注入します。さらに、補修した跡が目立たないように、周囲の外壁と模様を合わせる「肌合わせ」という作業も行います。
このような一見すると地味で目に見えない部分の下地処理に、時間と手間を惜しまず徹底的にこだわることこそが、お住まいを20年、30年と長く守り続けるために最も重要だと確信しています。
いい加減な見積書や説明に見られる特徴
施工が下手、あるいは手抜きをするつもりの業者は、工事前の段階、つまりお客様に提出する見積書や、工事内容の説明にもその「いい加減さ」や「不誠実さ」が現れることが非常に多いです。契約書にサインをしてしまう前に、信頼できる業者かどうかを見極めるため、以下の点に注意して見積書を厳しくチェックしてみてください。
信頼できない業者の見積書・7つの危険なサイン
- 「一式」表記が多用されている:「外壁塗装工事 一式 〇〇円」「付帯部塗装 一式 〇〇円」のように、詳細な内訳が一切書かれていない見積書は非常に危険です。どのような作業にいくらかかるのかが全く分からず、業者側の都合で作業を省かれたり、後から高額な追加料金を請求されたりするトラブルの温床となります。
- 塗装面積(㎡)が不明確:塗装面積が「一式」と記載されていたり、口頭で伝えられただけで根拠が示されなかったりする場合は要注意です。正確な面積を算出せず、どんぶり勘定で見積もりを作成している可能性があり、不当に高い金額を請求されている恐れがあります。
- 使用する塗料名が具体的でない:「シリコン塗料」「フッ素塗料」といった塗料の種類しか書かれておらず、メーカー名や具体的な製品名(例:日本ペイント パーフェクトトップなど)が記載されていない場合は、契約後に安価で品質の低い塗料を使われる可能性があります。
- 重要な工程が省略されている:外壁塗装は基本的に「高圧洗浄」「下地処理(補修)」「下塗り」「中塗り」「上塗り」といった工程が必要です。見積書にこれらの項目が明記されていなければ、工程を省く手抜き工事をされる恐れがあります。
- 異常な値引きを提示する:「今契約すれば50万円値引きします」といった、根拠のない大幅な値引きには裏があります。元々の価格を不当に高く設定しているか、値引いた分を材料費や人件費から削る(つまり手抜きする)かのどちらかです。
- 契約を異常に急がせる:「このキャンペーンは今日までです」「モニター価格なので今決めてください」といった言葉で契約を急がせるのは、お客様に他社と比較検討する時間を与えないための悪質な手口です。
- 保証内容が曖昧:保証の有無や期間について口頭での説明のみで、書面での提示がない場合は信用できません。保証内容が明記された保証書を発行してくれるか、必ず確認しましょう。
また、見積もり提出時の説明においても、お客様の不安や質問に真摯に答えず、デメリットを一切説明せずにメリットばかりを強調する業者は、お客様のことを第一に考えているとは到底言えません。
私たちはお客様の家族構成やライフプランまで考慮した上で、複数の選択肢をご提案し、それぞれのメリット・デメリットを丁寧にご説明することを心がけております。ご不明な点は、何度でもご納得いただけるまでご説明いたしますので、ご安心ください。
外壁塗装が下手な業者を回避する方法
- 上手い職人や優良業者の見分け方
- 養生や塗装作業が雑で汚いケース
- 現場にゴミが散乱している業者の特徴
- 手抜き工事の有無を調査する方法
- うるさい客と思われず確認するコツ
上手い職人や優良業者の見分け方
下手な業者や悪質な業者を確実に回避し、本当に信頼できる「上手い」業者、つまり優良業者を見つけるためには、提示された金額の安さだけで判断するのではなく、いくつかの重要なポイントを総合的に評価することが不可欠です。
工事が始まってから「こんなはずではなかった」と後悔しないために、契約前に以下の点から業者をしっかりと見極めましょう。
優良業者を見極めるための5つの重要なチェックポイント
- 建設業許可や国家資格の有無を確認する:500万円以上の工事を請け負うには「建設業許可」が必要です。これを持っているか、また現場の責任者が「一級塗装技能士」や「二級建築施工管理技士」といった国家資格を保有しているかは、その業者の技術力と信頼性を客観的に判断する重要な指標です。ちなみに、私たちアップリメイクには、静岡県内でもトップクラスの一級塗装技能士が在籍しており、確かな技術でお客様のご期待に応えます。
- 地元での長年の営業と豊富な施工実績:特に地元で長く営業を続け、数多くの施工実績がある業者は、それだけ地域の皆様から信頼され、選ばれ続けてきた証拠です。公式サイトで具体的な施工事例が写真付きで豊富に掲載されているかを確認しましょう。事例が多ければ、ご自宅と似たタイプの家の仕上がりイメージも掴みやすくなります。
- 詳細で分かりやすい見積書の提出:前述の通り、使用する塗料名(メーカー・製品名)、各工程の単価と数量、塗装面積などが詳細に記載された、誰が見ても分かりやすい見積書を提出してくれる業者は信頼できます。不明な点を質問した際に、丁寧かつ明確に回答してくれるかも重要な判断材料です。
- 時間をかけた丁寧な現地調査と診断報告:問い合わせ後、すぐに概算の見積もりを出すのではなく、実際に担当者が訪問し、1時間程度かけてお住まいの状態を隅々まで調査してくれるかを確認しましょう。屋根に上ったり、専用のスコープで壁の状態を確認したり、写真を撮ったりしながら劣化状況を診断し、その結果を基に必要な工事内容を素人にも分かりやすく説明してくれる業者は、誠実な対応が期待できます。
- 明確な保証制度とアフターフォロー体制:工事後に万が一不具合が発生した場合に、迅速に対応してくれる「自社保証」があるかを確認しましょう。「最長〇年保証」といった期間だけでなく、保証内容が明記された保証書をきちんと書面で発行してくれるかが重要です。工事が終わってからが本当のお付き合いの始まり、と考える業者を選びましょう。
さらに言えば、その会社の代表者がどのような経歴で、どのような想いを持って仕事をしているのか、会社の理念に共感できるかも大切なポイントです。私自身、塗装職人からこの道をスタートし、技術を学びました。
だからこそ、現場の職人の技術とお客様への情熱こそが品質の源泉であると信じています。「日本で一番幸せをつくっている会社でありたい」という私たちの想いは、静岡の皆様への全ての仕事に反映されています。
養生や塗装作業が雑で汚いケース
たとえ契約して工事が始まってしまった後でも、その業者の本当の質を見極めるポイントは随所にあります。その中でも特に分かりやすいのが、「養生」の丁寧さと「現場での作業態度」です。これらは、最終的な塗装品質に直結する重要な指標となります。
養生は塗装品質とお客様への配慮の生命線
養生とは、塗料が付着してはいけない窓やドア、エアコンの室外機、植木などを、専用のビニールシートやマスキングテープで覆う非常に重要な作業です。この養生が雑だと、仕上がりが汚くなるだけでなく、その業者全体の仕事に対する姿勢が低いことを明確に示しています。
- 養生テープで引かれたラインが曲がっている、またはヨレている。
- ビニールシートに隙間があったり、風でめくれて破れていたりするのを放置している。
- 室外機や給湯器、ガスメーターといった細かい部分の養生が省略されている、または非常に大雑把。
このような状態が見られたら、危険信号です。養生という基本的な作業を丁寧に行えない職人が、塗料の乾燥時間や塗り重ねの基準といった、より専門的なルールをきっちり守れるとは到底考えられません。
職人の作業の様子も品質の現れ
お客様が四六時中、現場を監視する必要は全くありません。しかし、お出かけの際や帰宅された際に、ふと現場の様子を見てみることで、多くのことが分かります。上手い職人がいる現場と、そうでない現場には明らかな違いがあります。
【要注意な職人の行動】
- 塗料の缶のフタを開けっ放しにしている。(塗料の品質が劣化し、ゴミも混入します)
- ハケやローラーなどの道具を地面に直接置くなど、乱暴に扱っている。
- 職人同士の私語が過剰に多い、または怒鳴り声や乱暴な言葉遣いが聞こえる。
- 休憩時間以外に、頻繁にスマートフォンを触ったり、タバコ休憩を取ったりしている。
本当に腕の良い職人は、無駄のない洗練された動きで、黙々と自分の作業に集中しています。そして、自分の使う道具を大切にし、現場を常にきれいに保つものです。作業態度が雑だと感じたら、それは最終的な仕上がりの雑さにも必ず繋がると考えて間違いありません。
現場にゴミが散乱している業者の特徴
「現場は会社の顔であり、職人の心を映す鏡である」と、私たちは考えています。現場の整理整頓は、単に見た目の問題ではありません。その業者の品質管理意識、安全意識、そしてお客様や近隣住民への配慮のレベルを測る、極めて重要なバロメーターなのです。
もし、ご自宅の敷地内やその周辺で以下のような状況が一つでも見られたら、その業者は管理体制に深刻な問題を抱えている可能性が高いと判断せざるを得ません。
管理体制の不備を示す危険な現場のサイン
- 使い終わった空の塗料缶や、養生で使ったゴミ(ビニールやテープの切れ端)が作業後も放置されている。
- 職人が吸ったタバコの吸い殻が、敷地内や周辺道路に落ちている。
- ハケやローラー、脚立などの道具や資材が乱雑に置かれており、お客様やご家族の通行の妨げになっている。
- 近隣の道路や側溝に、高圧洗浄時の汚水が流れた跡や、塗料がこぼれた跡がある。
- 作業車の駐車マナーが悪く、近隣の迷惑になっている。
現場が汚いということは、安全への配慮が著しく欠けている証拠です。足元が整理されていない現場では、職人自身が転倒したり、資材を落下させたりといった労働災害が起こりやすくなります。それは、お客様のお住まいを傷つけるリスクにも直結します。
また、ゴミや塗料の飛散、騒音、駐車マナーの悪さは、ご近所とのトラブルを引き起こす最大の原因です。事前に挨拶をしていたとしても、このような状況が続けば、クレームに発展するのは当然のことです。
私たちアップリメイクでは、自社で独自に策定した14項目からなる厳しい品質管理システムの中に「現場清掃と整理整頓の徹底」を厳しく定めています。
毎日の作業開始前と終了後には必ず清掃を行い、お客様やご近所の皆様が工事期間中も気持ちよく過ごせるよう、常にクリーンな現場を保つことを全職人に徹底させています。これは、高品質な塗装をご提供するための、基本中の基本だと考えています。
手抜き工事の有無を調査する方法
「もしかして、うちの工事は手抜きされているのではないか…」と一度不安に感じてしまうと、とても心配になりますよね。残念ながら、塗装の専門家でなければ、巧妙な手抜き工事を100%確実に見抜くのは難しいのが現実です。
しかし、お客様自身がいくつかのポイントを押さえて行動することで、手抜き工事を未然に防ぎ、抑制することは十分に可能です。また、万が一の際に手抜きを証明する証拠にもなり得ます。
お客様自身でできる、効果的な手抜き防止・確認策
- 契約時に詳細な「工事工程表」を必ずもらう:「〇月〇日:足場設置」「〇月〇日:高圧洗浄」のように、「いつ」「どのような作業」を行うのかが日付と共に明記されたスケジュール表です。これがあれば、今どの工程なのかを正確に把握でき、「今日は何の作業もしていないのでは?」といった無用な不安を解消できます。
- 「工事写真」の提出を契約書に盛り込む:下塗り、中塗り、上塗りなど、後からでは確認できなくなる重要な工程の写真を撮って、工事完了後に報告書として提出してもらうよう、契約の段階で明確にお願いしましょう。誠実な業者であれば、むしろ積極的に写真撮影を行っています。私たちアップリメイクでは、お客様が日中ご不在でも工事の進捗が手に取るように分かる「工事写真報告書」を標準でご提出しており、大変ご好評をいただいています。
- 現場に搬入された「使用塗料の缶」を確認させてもらう:作業が始まる前に、現場に搬入された塗料の缶を見せてもらい、見積書に記載されたメーカー名・製品名と一致しているかを確認するのも非常に有効な方法です。新品未開封であるか、製造年月日が古すぎないかもチェックできると、より安心です。
- 疑問点はその都度、遠慮なく質問する:「今日の作業は何ですか?」「この下塗り材は、どういう効果があるのですか?」など、分からないことや気になることは、遠慮せずに現場の職長や担当者に質問しましょう。コミュニケーションを取ることで、業者側も「しっかり見られている」という意識を持ち、緊張感のある良い仕事に繋がります。
ここでの最も重要な心構えは、業者を一方的に疑うという対立的な姿勢ではなく、「自分の家のリフォーム工事に、自分も積極的に関心を持っている」という協力的な姿勢を示すことです。お客様が熱心に見ている、関心を持っていると分かれば、たとえ質の低い業者であっても、あからさまな手抜きはしにくくなるものです。
うるさい客と思われず確認するコツ
工事について質問や確認をしたいと思っても、「こんな細かいことを聞いたら、うるさい客だと思われないだろうか」「職人さんの気分を害して、かえって仕事が雑になったらどうしよう」と、ためらってしまうお客様は非常に多いです。
しかし、何百万円もの費用をかける一生に数度のリフォームです。疑問や不安を抱えたまま、モヤモヤした気持ちで工事期間を過ごすべきではありません。業者との良好な信頼関係を保ちながら、気になる点や要望を上手に確認するためのコミュニケーションのコツをお伝えします。
◆斎藤のワンポイントアドバイス
ポイントは、「質問」や「確認」を「詰問」や「攻撃」にしないことです。相手を試すような聞き方や、高圧的な態度ではなく、あくまで「より良い工事のために協力したい」というポジティブな姿勢でコミュニケーションを取ることが、スムーズな問題解決への鍵となります。
① 話しかける前の「クッション言葉」を意識する
いきなり本題に入るのではなく、「お忙しいところ申し訳ないのですが、一つ教えていただけますか?」「素人なのでよく分からないのですが…」「今後のために勉強したいので、この作業について少し教えていただけますか?」といった前置き(クッション言葉)を添えるだけで、相手が受け取る印象は驚くほど和らぎます。
② 話しかける「タイミング」を見計らう
職人さんが足場の上で集中して作業している最中や、機械を動かしている時に話しかけるのは避けましょう。朝の作業開始前の打ち合わせ時や、10時・15時の休憩時間、一日の作業が終わり片付けをしているタイミングなどが、比較的話しかけやすく、職人さんも落ち着いて対応してくれます。
③ 「感情」ではなく「事実」を具体的に伝える
「なんだか仕事が雑じゃないか!」と感情的に伝えるのではなく、「ここのサッシ周りの塗料のはみ出しが少し気になるのですが、これは最終的に綺麗になるのでしょうか?」というように、場所を具体的に指し示しながら、事実に基づいて質問することが重要です。冷静に、具体的に話すことで、相手も問題点を正確に把握し、的確な回答をしやすくなります。
私たちのような誠実な業者は、お客様からのご質問を「うるさい」とは決して思いません。むしろ、お客様に関心を持っていただくことは、より良い工事を行い、ご満足いただくための大きなモチベーションにも繋がるのです。どうぞご遠慮なく、お声がけください。
外壁塗装の業者選びに関するよくある質問(FAQ)
Q1. 塗装後、すぐに不具合を見つけたらどうすればいいですか?
A. まずは工事代金の清算を完了する前に、すぐに施工業者に連絡してください。その際、気になる箇所を日付と共に写真に撮っておくと、後々の証拠となり、説明もしやすくなります。誠実な業者であれば、保証に基づいて手直しなどの対応をしてくれるはずです。
万が一、業者との話し合いで解決しない場合は、お住まいの地域の消費生活センターや、国土交通大臣指定の住宅専門の相談窓口である「住宅リフォーム・紛争処理支援センター」といった第三者機関に相談することをお勧めします。
Q2. 見積もりが「一式」ばかりの業者は、なぜ避けるべきなのですか?
A. 「一式」表記では、どのような材料を(何缶)、どのような工程で、どれくらいの量の作業を行うのかという、費用の根拠が全く分からないためです。これにより、業者は自社の都合の良いように安価な材料を使ったり、必要な工程を省いたりすることが容易にできてしまいます。
詳細な内訳(例:足場代 〇〇㎡ × 単価、下塗り 〇〇㎡ × 単価など)が記載された見積書は、その業者の透明性と誠実さを測る重要な指標となります。
Q3. 職人さんへのお茶出しや心付けは必要ですか?
A. お客様のお気持ちは大変ありがたいのですが、私たちアップリメイクでは、お茶出しやご祝儀といったお心遣いは一切ご辞退申し上げております。お客様に余計な気遣いや金銭的なご負担をおかけすることなく、リラックスして工事期間を過ごしていただきたいと考えているからです。
職人たちは各自で飲み物などを用意しておりますので、どうぞご安心ください。それよりも、作業後などに「いつもきれいにしてくれてありがとう」といったお声がけをいただけることが、何よりの励みになります。
Q4. 相見積もりを取る際の、一番の注意点は何ですか?
A. 最も重要な注意点は、単純な総額の安さだけで比較しないことです。3社程度から見積もりを取ることをお勧めしますが、その際、①塗装面積、②使用する塗料のメーカー・製品名、③施工工程(下塗り・中塗り・上塗りの3回塗りか)、④保証内容と期間、といった条件をできるだけ揃えて比較検討してください。
特に、他社と比べて極端に安い見積もりは、必要な工程を省くなどの手抜き工事に繋がる可能性が非常に高いため、なぜその価格でできるのか、内訳を詳しく確認することが不可欠です。
Q5. 「自社施工保証」があれば、どんな不具合でも直してもらえますか?
A. いいえ、保証には対象となる範囲や期間が定められています。例えば、経年による自然な色の変化や、地震・台風・飛来物による損傷といった天災や物理的な要因による不具合は、保証の対象外となるのが一般的です。保証の対象となるのは、あくまでも「施工が原因で発生した不具合(塗膜の剥がれなど)」です。
契約前に保証書の内容をよく確認し、どのようなケースが保証対象となり、どのようなケースが対象外となるのかを正確に理解しておくことが、後のトラブルを防ぐために非常に重要です。
まとめ:下手な外壁塗装で後悔しないために
ここまで、外壁塗装が下手な業者の具体的な特徴から、それを回避するための実践的な方法まで、詳しく解説してきました。
結論として、下手な外壁塗装で後悔しないために最も重要なことは、ただ一つ。それは、契約前の「業者選び」に全力を注ぐことです。塗装工事は、一度足場が組まれ始まってしまうと、その中身が見えにくく、完成後すぐには本当の品質が分かりにくいという特性を持っています。
だからこそ、スタートラインである業者選びが、リフォームの成否の9割を決定すると言っても過言ではありません。目先の価格の安さだけに惑わされるのではなく、
- 地域社会からの信頼の証である、地元での長年の実績
- 技術力を客観的に証明する、専門資格者の在籍
- 誠実さの表れである、詳細で分かりやすい見積書と丁寧な説明
- お客様への責任感を示す、明確な自社施工の保証体制
といった点を総合的に評価し、ご自身の目で「この会社なら、大切な我が家を任せられる」と心から信頼できるパートナーを見つけることが、外装塗装の成功への唯一の道です。
私たち株式会社アップリメイクは、「お客様の幸せを第一に施工品質を考える事」を経営理念として胸に刻み、生まれ育ったこの静岡の地で50年以上にわたり、実直に塗装業を営んでまいりました。お客様の大切なお住まいを、私たちの誇りと情熱、そして最高の技術をかけて守り抜くことを、ここに固くお約束します。
もし、ご自宅の壁のひび割れや色褪せ、あるいは他社の見積もり内容について、少しでも不安や疑問な点がございましたら、ぜひ一度、私たちにご相談ください。無料のお住まい診断も行っております。診断したからといって、無理な営業は一切いたしませんので、どうぞ安心してお問い合わせいただければ幸いです。
この記事が、皆様の大切な塗装リフォームの参考となれば、これほど嬉しいことはありません。







