【プロが解説】ヘーベルハウスの外壁塗装費用|15年目の相場と後悔しない業者選び

株式会社アップリメイクの担当者(斎藤代表をイメージ)が、お客様であるご夫婦とリビングで和やかに打ち合わせをしている様子

こんにちは、株式会社アップリメイク代表取締役の斎藤直樹です。私は地元静岡で、長年塗装職人として、そして経営者として数多くのお住まいの塗り替えに携わってまいりました。

このページにたどり着かれたあなたは、ヘーベルハウスの外壁塗装費用について、様々な疑問やご不安をお持ちのことと思います。

インターネットで情報を集める中で、「ヘーベルハウスの塗装はそもそも不要なの?」「30年メンテナンスフリーと聞いたけれど本当?」といった噂を目にされたかもしれません。また、実際のメンテナンスは一体何年ごとに行うのが適切で、15年という節目が目安になるのか、メーカー保証の範囲はどこまでなのか、といった具体的な情報をお探しではないでしょうか。

さらに、信頼できる業者の選び方や、リフォームで他社に依頼する場合の注意点、費用の値引き交渉は可能なのか、国や静岡県で使える助成金の有無、そして後悔しないための色選びのコツまで、知りたいことは尽くないかと存じます。

この記事では、そうした皆様のあらゆる疑問に、外壁塗装の専門家である私、齋藤が一つひとつ丁寧にお答えしていきます。

この記事でわかること

  • ヘーベルハウスの外壁塗装が必要な本当の理由
  • 塗装時期の目安とメンテナンスのポイント
  • 塗装費用を賢く抑えるための業者選びと比較方法
  • 後悔しないために知っておくべき注意点や助成金情報

ヘーベルハウスの外壁塗装費用の基礎知識

  • 外壁塗装は不要という噂の真偽
  • メンテナンス不要と言われる30年の根拠
  • 最初のメンテナンス時期は15年が目安か
  • 塗料の耐用年数は具体的に何年持つのか
  • 必要なメンテナンスとメーカー保証の内容

外壁塗装は不要という噂の真偽

まず、多くの方が気にされている「ヘーベルハウスの外壁塗装は不要」という噂について、結論から申し上げます。これは正確ではありません。外壁塗装は、ヘーベルハウスの優れた性能を長期間維持するために不可欠なメンテナンスです。

その理由は、ヘーベルハウスの最大の特徴である外壁材「ALC(軽量気泡コンクリート)」の性質にあります。ALCは、その名の通り内部に無数の気泡を持つコンクリートで、耐火性や断熱性、遮音性に非常に優れています。しかし、その一方で気泡構造ゆえに水を吸収しやすいという弱点も併せ持っています。

新築時には、このALCパネルの表面に防水性の高い塗料が塗られており、水の浸入を防いでいます。しかし、紫外線や雨風に常に晒される塗膜は、時間と共に必ず劣化し、防水機能が低下してきます。塗装の防水性が失われた状態で放置してしまうと、ALCパネルが直接雨水を吸い込み、以下のような深刻な問題を引き起こす可能性があります。

塗装を怠ったことで水が浸入し、内部の鉄筋が錆びて爆裂を起こしているALC外壁

塗装を怠った場合のリスク

  • 外壁材の強度低下:水分を含んだALCは、冬場の凍結と融解を繰り返すことで内部から破壊され(凍害)、強度が低下します。
  • 内部鉄筋の錆び:ALCパネル内部には補強のための鉄筋が入っています。水が内部に達すると鉄筋が錆びて膨張し、内側からALCパネルを破壊してしまう「爆裂」という現象を引き起こすことがあります。
  • 雨漏りの発生:外壁からの水の浸入は、最終的に室内への雨漏りに繋がる可能性があります。

このように、ヘーベルハウスの頑丈な躯体を守っているのは、他ならぬ「塗装」なのです。「外壁塗装は不要」ではなく、「高品質な外壁材だからこそ、その性能を維持するための適切な塗装メンテナンスが重要」とご理解いただくのが正しいと言えます。

メンテナンス不要と言われる30年の根拠

ではなぜ、「30年間メンテナンスが不要」といった話が広まっているのでしょうか。これには、ヘーベルハウスが提供している「ロングライフプログラム」や、新築時に採用される高耐久な純正塗料が関係しています。

ヘーベルハウスでは、引き渡し後60年間にわたる無料点検システムを構築しており、その中で当初30年間は定期的に無料で点検を行ってくれます。これが「30年保証」というイメージに繋がりやすい一因です。しかし、ここで注意すべきは、保証されているのはあくまで「点検」が無料ということであり、「補修」が無料なわけではないという点です。

「30年メンテナンス不要」の根拠と注意点

  1. 高耐久塗料の採用:新築時にオプションで「デュラ光」などの30年の期待耐久性を持つとされる光触媒塗料などを選択できる場合があります。これが「30年もつ」という話の根拠の一つです。
  2. 長期点検プログラム:前述の通り、当初30年間の無料点検が保証されています。
  3. 補修は有償:点検の結果、塗装の劣化やシーリングのひび割れなど、補修が必要と判断された場合の工事は基本的に有償となります。

つまり、「30年間、何も費用がかからずに家が守られる」という意味ではないのです。また、塗料の耐久年数は、あくまでメーカーが定めた条件下での期待値です。日当たりの強さ、雨量の多さ、潮風の影響など、静岡のように多様な気候環境では、カタログ通りの年数よりも早く劣化が進むケースも少なくありません。

◆斎藤のワンポイントアドバイス

実際に私たちが静岡で診断させていただくヘーベルハウスのお住まいでも、立地条件によって劣化の進み具合は様々です。例えば、日当たりの良い南面と日陰になりやすい北面とでは、同じ家でも全く状態が異なります。大切なのは「30年」という数字を鵜呑みにせず、専門家による定期的な診断でお住まいの”健康状態”を正しく把握することです。

最初のメンテナンス時期は15年が目安か

「30年」という数字が一人歩きしていますが、それでは実際のメンテナンスはいつ頃考えれば良いのでしょうか。一つの大きな目安として、私たちは築15年前後での専門家による詳細な診断をおすすめしています。

もちろん、これも全ての住宅に当てはまるわけではありませんが、多くのヘーベルハウスで築10年を過ぎたあたりから、塗膜の劣化サインが見られ始めます。特に、以下の2点は重要なチェックポイントです。

1. シーリング(コーキング)の劣化

ヘーベルハウスの外壁は、ALCパネルを一枚一枚つなぎ合わせて構成されています。そのパネル間の継ぎ目を埋めているのが「シーリング」と呼ばれるゴム状の部材です。このシーリングは、地震の揺れを吸収したり、水の浸入を防いだりする非常に重要な役割を担っていますが、紫外線に弱く、外壁の塗装よりも早く劣化が始まります。一般的に、シーリングの寿命は10年~15年程度です。

経年劣化により深くひび割れた外壁のシーリング(コーキング)

  • ひび割れ
  • 肉やせ(痩せて細くなる)
  • 剥離(パネルから剥がれる)

これらの症状が見られたら、塗装メンテナンスを検討すべきサインです。目地の隙間から水が浸入すると、前述の通りALCパネル本体の劣化に直結します。

2. チョーキング現象

外壁を手で触ったときに、チョークのような白い粉が付く現象を「チョーキング」と呼びます。これは、塗料の成分である樹脂が紫外線の影響で分解され、顔料が粉状になって表面に現れたものです。つまり、塗膜の防水機能が失われ始めている証拠と言えます。このチョーキング現象が見られた場合も、塗り替えを検討するタイミングです。

これらの症状から、多くのお住まいで築15年という時期が、最初の本格的なメンテナンスを検討する現実的な節目となるのです。まずは専門家による無料診断を受けて、お住まいの状態を正確に把握することから始めましょう。

あわせて読みたい

そもそも「30年メンテナンス不要」という話はどこから来たのでしょうか?なぜ15年が目安になるのか、より詳しく知りたい方は、「ヘーベルハウスの外壁塗装は30年不要」は嘘?プロが費用と時期を解説の記事もぜひご覧ください。

塗料の耐用年数は具体的に何年持つのか

外壁塗装の費用や次のメンテナンスまでの期間を大きく左右するのが、使用する「塗料の種類」です。塗料には様々なグレードがあり、それぞれ耐久年数や性能が異なります。ここでは、代表的な塗料の種類と耐久年数の目安について解説します。

費用に関わる部分ですので、あくまで一般的な目安としてお考え下さい。

塗料の種類 耐久年数の目安 特徴
シリコン 10~15年 コストと性能のバランスが良く、現在最も普及している定番の塗料です。汚れにくく、美しい光沢を保ちます。
ラジカル制御型 12~16年 塗膜の劣化原因となる「ラジカル」の発生を抑制する機能を持つ塗料です。シリコン塗料以上の耐久性を持ち、人気が高まっています。
フッ素 15~20年 非常に高い耐久性を持ち、商業ビルや橋梁などにも使われます。初期費用は高めですが、塗り替え回数を減らせるため、長期的なコストを抑えたい方におすすめです。
無機 20~25年 紫外線に非常に強く、最高の耐久性を誇る塗料です。汚れが付着しにくく、カビやコケの発生も抑えます。価格は最も高価ですが、ライフサイクルコストを最も抑えられる可能性があります。

私たちアップリメイクのおすすめ塗料

私たち株式会社アップリメイクでは、これらの塗料の中から、お客様のお住まいの状態やご予算、そして「この先何年この家を守りたいか」というライフプランに合わせて、最適な塗料プランをご提案しています。特に、最高の耐久性を誇る『超高耐久無機プラン』(耐久年数20年)や、機とフッ素の技術を融合させた『KFケミカル 超高耐久フッ素プラン』(耐久年数15年)は、長期にわたってお住まいを美しく保護できるため、多くのお客様にお選びいただいています。

どの塗料を選ぶかによって、次のメンテナンスまでの期間、つまり「何年持つか」が大きく変わってきます。初期費用だけでなく、長期的な視点で考えることが重要です。

必要なメンテナンスとメーカー保証の内容

ヘーベルハウスのメンテナンスは、外壁を塗装するだけでは完了しません。お住まいの防水性能を万全にするためには、いくつかの付帯的なメンテナンスが不可欠です。また、メーカーである旭化成ホームズの保証内容についても正しく理解しておく必要があります。

外壁塗装と同時に行うべき必須メンテナンス

専門の職人が住宅の雨樋(付帯部)を丁寧に塗装している作業風景

  1. シーリング(コーキング)の打ち替え:前述の通り、外壁パネル間のシーリングは塗装よりも先に劣化します。塗装工事の際には、古いシーリングを全て撤去し、新しく打ち替えるのが基本です。この作業を怠ると、せっかく塗装をしても目地から水が浸入し、意味がなくなってしまいます。
  2. ひび割れ(クラック)の補修:ALC外壁に発生した細かなひび割れは、塗装前に適切に補修する必要があります。ひび割れを埋めずに上から塗装しても、すぐにまた割れてきてしまいます。
  3. 付帯部の塗装:雨樋、破風板、軒天といった「付帯部」も、外壁同様に劣化します。これらの部分の塗装も同時に行うことで、家全体の耐久性と美観が向上します。

メーカー保証の適用範囲について

ヘーベルハウスの「ロングライフプログラム」は非常に手厚いものですが、その保証内容を正しく理解することが重要です。一般的に、ハウスメーカーの長期保証は、以下のように分かれています。

一般的なハウスメーカー保証の考え方

構造耐力上主要な部分・雨水の浸入を防止する部分:法律で定められた当初10年間の保証に加え、延長保証の対象となることが多い部分です。建物の傾きや雨漏りなどが該当します。

上記以外の部分(経年劣化):外壁の塗装やシーリングの劣化、設備の故障などは「経年劣化」と見なされ、保証の対象外(有償修理)となるのが一般的です。

つまり、築15年で行う外壁塗装は、建物を維持するための「経年劣化に対するメンテナンス」であり、メーカー保証を使って無料で行えるものではない、ということです。この点を誤解していると、いざメンテナンスの時期になった際に、想定外の費用に驚いてしまうことになりますのでご注意ください。

ヘーベルハウスの外壁塗装費用を抑えるための業者選び

  • 専門業者とリフォーム他社の違いとは
  • 塗装専門の業者を選ぶ際のポイント
  • 塗装費用の値引きは期待できるのか
  • 自治体で使える助成金の探し方
  • 人気の色選びと注意するポイント

専門業者とリフォーム他社の違いとは

ヘーベルハウスの外壁塗装を検討する際、依頼先は大きく分けて2つあります。一つは、建てたハウスメーカーである「旭化成リフォーム」、もう一つは、私たちのような地域の「塗装専門業者」です。どちらに依頼するかで、費用やサービス内容が大きく変わってきます。

一般的に、リフォームを他社、つまり私たちのような塗装専門業者に直接ご依頼いただく方が、費用を抑えられる傾向にあります。その理由と、それぞれのメリット・デメリットを比較してみましょう。

現場で笑顔で打ち合わせを行うアップリメイクの職人チーム

  旭化成リフォーム(ハウスメーカー) 塗装専門業者(アップリメイクなど)
費用 高め 比較的安価
メリット ・純正塗料を使える
・建物の図面や仕様を熟知している
・ブランドとしての絶対的な安心感
・中間マージンがなく費用が安い
・様々なメーカーから最適な塗料を選べる
・地域密着で対応が早く、柔軟
デメリット ・中間マージン(広告費や営業経費)が上乗せされ高額になりがち
・実際に施工するのは下請け業者
・使える塗料や仕様が限定される
・業者によって技術力や品質に差がある
・信頼できる業者を自分で見つける必要がある

ハウスメーカーに依頼した場合、実際に工事を行うのは下請けの塗装会社です。そのため、ハウスメーカーの利益や管理費といった「中間マージン」が工事費用に上乗せされます。これが、専門業者に直接頼むよりも費用が高くなる最大の理由です。

一方、私たちのような職人直営の塗装専門店は、自社の職人が直接施工しますので、余計な中間マージンは一切かかりません。その分、同じご予算でもワンランク上の塗料を使ったり、より丁寧な施工に費用をかけたりすることが可能になります。

もちろん、ハウスメーカーの安心感は大きな魅力です。しかし、費用を抑えつつ質の高い工事を望むのであれば、信頼できる塗装専門業者を探す、という選択肢もぜひ検討いただきたいと思います。

塗装専門の業者を選ぶ際のポイント

「専門業者の方が費用を抑えられるのは分かったけれど、どうやって信頼できる業者を選べばいいの?」という点が、皆様にとって一番の悩みどころだと思います。

残念ながら、塗装業界には今も心無い業者が存在するのも事実です。大切な資産であるお住まいを任せる業者選びで失敗しないために、以下のポイントを必ずチェックしてください。

専門の診断士がクラックスケールを使い、外壁のひび割れを精密に調査している様子

優良な塗装業者を見極める7つのチェックリスト

  1. ヘーベルハウスの施工実績は豊富か:ALC外壁の特性を熟知しているかは非常に重要です。ホームページなどで施工事例を確認し、ヘーベルハウスの実績が豊富にあるかを確認しましょう。
  2. 詳細な見積書を提出してくれるか:「塗装工事一式 〇〇円」といった大雑把な見積書を出す業者は要注意です。使用する塗料名(メーカー・製品名)、塗装面積(㎡)、単価、工程ごとの費用が明確に記載されているかを確認します。
  3. 専門的な資格を持つ職人が在籍しているか:「一級塗装技能士」などの国家資格は、職人の技術力を示す一つの証明になります。
  4. 丁寧な建物診断を行ってくれるか:契約を急がせるのではなく、時間をかけてお住まいの隅々までチェックし、写真などを用いて劣化状況を分かりやすく説明してくれる業者は信頼できます。
  5. 保証やアフターフォローがしっかりしているか:工事が終わってからが本当のお付き合いの始まりです。自社独自の工事保証書(当社では最長10年保証)を発行してくれるか、定期的な点検はあるかなどを確認しましょう。
  6. 地元の会社で、長く営業しているか:地域に根ざして長く営業している会社は、それだけ地元のお客様から信頼されている証です。万が一の時もすぐに駆けつけてくれる安心感があります。
  7. お客様の要望に親身に耳を傾けてくれるか:一方的に高額なプランを勧めるのではなく、こちらの予算や希望をしっかりヒアリングし、複数の選択肢を提案してくれる業者を選びましょう。

◆斎藤のワンポイントアドバイス

私たちアップリメイクは、静岡の地で創業し、職人直営の専門店として仕事の丁寧さだけはどこにも負けないという誇りを持ってやってきました。見積書が適正であることはもちろん、お客様のライフプランまで考慮した最適なご提案をすることが、プロの仕事だと考えています。もし業者選びでお悩みでしたら、ぜひ一度、私たちの無料診断をご利用ください。しつこい営業は一切いたしませんので、ご安心ください。

塗装費用の値引きは期待できるのか

お見積もりを取った際に、「もう少し安くならないか」と考えるのは自然なことです。しかし、外壁塗装における「値引き」には注意が必要です。

特に、「今契約してくれれば足場代を無料にします」「モニター価格で大幅に値引きします」といった、契約を急がせるような大幅な値引きを提案してくる業者には警戒してください。常識的に考えて、十数万円以上かかる足場代を無料にできるはずがありません。

その分の費用は、塗料の量を減らしたり、必要な工程を省いたり、職人の手間賃を削ったりすることで調整されている可能性が非常に高いのです。

危険な値引きのカラクリ

  • 塗料を規定以上に薄めて使用する
  • 下塗りや中塗りを省き、1回しか塗らない
  • 本来必要な下地処理(ひび割れ補修など)を行わない
  • 経験の浅い職人に安い賃金で作業させる

このような手抜き工事をされると、どんなに良い塗料を使っても数年で塗膜が剥がれたり、色褪せたりしてしまい、結局すぐに再塗装が必要になるなど、かえって高くついてしまいます。

手抜き工事により、塗装後わずか数年で塗膜が広範囲に剥がれ落ちた外壁

もちろん、私たちも企業努力による多少の価格調整に応じることはあります。しかしそれは、あくまでも施工品質を絶対に落とさない範囲内でのことです。健全な値引き交渉のポイントとしては、以下のようなものが考えられます。

  • 塗装の閑散期(夏や冬)を狙う:比較的工事が少ない時期であれば、業者もスケジュールを確保しやすいため、多少の交渉に応じてくれる可能性があります。
  • 塗料のグレードを見直す:予算が合わない場合、耐久性を少し落としてでも塗料のグレードを変更することで、費用を調整できます。

最も重要なのは、値引き額の大きさではなく、その価格が「適正」であるかを見極めることです。詳細な見積書を基に、なぜその金額になるのかをしっかり説明してくれる業者こそ、信頼できるパートナーと言えるでしょう。

自治体で使える助成金の探し方

外壁塗装の費用負担を軽減するために、ぜひ活用を検討したいのが、国や自治体が実施している「助成金(補助金)制度」です。お住まいの地域によっては、工事費用の一部が補助される場合があります。

ここ静岡県でも、各市町で住宅リフォームに関する助成金制度が用意されています。ただし、制度の内容や申請条件、期間は毎年変わるため、注意が必要です。

助成金を探す基本的な方法

  1. お住まいの市町のホームページを確認する:「〇〇市 住宅リフォーム 助成金」「〇〇町 外壁塗装 補助金」といったキーワードで検索するのが最も確実です。「産業振興課」や「建築指導課」といった部署が管轄していることが多いです。
  2. 専門業者に相談する:地域密着で活動している塗装業者は、地元の助成金制度に詳しい場合が多いです。私たちアップリメイクでも、お客様が利用できる制度がないか、常に行政の情報をチェックしていますので、お見積もりの際に「何か使える助成金はありますか?」とお気軽にご質問ください。

助成金制度の一般的な注意点

助成金制度を利用する際は、以下の点にご注意ください。

  • 工事「前」の申請が必須:ほとんどの制度で、工事に着手する前に申請し、交付決定を受ける必要があります。契約後や工事完了後では申請できません。
  • 予算の上限と期間:多くの制度には年度ごとの予算があり、上限に達し次第、受付終了となります。申請期間も限られているため、早めに情報収集を始めることが重要です。
  • 対象工事や業者の条件:「遮熱塗料の使用」が条件であったり、「市内の業者による施工」が必須であったりと、様々な条件が定められています。

助成金は非常に魅力的な制度ですが、手続きが複雑な場合もあります。最新かつ正確な情報については、必ずお住まいの自治体公式サイトをご確認いただくか、私たちのような専門家にご相談ください。

人気の色選びと注意するポイント

外壁塗装は、お住まいの印象をがらりと変える絶好の機会です。せっかく塗り替えるのですから、色選びも楽しんでいただきたいと思いますが、同時に失敗しやすいポイントでもあります。後悔しないために、以下のコツと注意点を押さえておきましょう。

色選びで失敗しないための3つのコツ

実際の日光の下、大きな塗り板サンプルを外壁にあてて色選びを行うお客様とスタッフ

  1. カラーシミュレーションを活用する:小さな色見本帳だけで色を決めると、「実際に壁全体に塗ってみたらイメージと違った」という失敗が起こりがちです。これは、色の面積が大きくなると、明るい色はより明るく、暗い色はより暗く見える「面積効果」という現象が起きるためです。お住まいの実際の写真を使って、様々な配色を試せるカラーシミュレーションを利用するのがおすすめです。
  2. 周辺環境との調和を考える:ご自身の好みも大切ですが、街並みや隣家とのバランスも考慮すると、より洗練された印象になります。景観条例などが定められている地域もあるため、事前に確認しておくと安心です。
  3. 汚れが目立ちにくい色を選ぶ:真っ白や真っ黒は、スタイリッシュですが砂埃や雨だれなどの汚れが目立ちやすい傾向にあります。グレー、ベージュ、アイボリー、ブラウンといった中間色は、汚れが目立ちにくく、長く美しい外観を保ちやすいため人気があります。

静岡で人気の外壁カラー

静岡の温暖な気候と豊かな自然に合う、明るくナチュラルなカラーが人気です。特に、優しい印象のベージュ系や、モダンで落ち着いた雰囲気のグレー系は、多くのお客様に選ばれています。ツートンカラーでアクセントを加えるのもおしゃれです。ぜひ、私たちの豊富な施工事例も色選びの参考にしてみてください。

私たちアップリメイクでは、お客様に心から満足していただけるよう、カラーコーディネーターの資格を持つプロが色選びのご相談に応じています。着せ替え感覚で試せるカラーサンプルシートや、オリジナルのカラーシミュレーション作成も無料で行っておりますので、ぜひご活用ください。

ヘーベルハウスの外壁塗装に関するよくある質問(FAQ)

Q1. ヘーベルハウスの塗装は、なぜ専門の知識が必要なのですか?

A. 主に、外壁材であるALCパネルの特性と、目地のシーリング処理に専門性が求められるためです。ALCは吸水性が高いため、下塗り材の選定や塗布量を間違えると、塗膜の膨れや剥がれの原因になります。また、目地部分のシーリングは建物の防水性と耐震性に直結する重要な部分であり、ヘーベルハウスの特性を理解した上で、適切な材料と工法で施工する必要があります。これらの知識がない業者が施工すると、建物の寿命を縮めることにもなりかねません。

Q2. 見積もりを依頼したら、必ず契約しないといけませんか?

A. いいえ、その必要は全くありません。私たちアップリメイクでは、お見積もりや建物診断は無料で行っておりますし、その後しつこい営業活動をすることも一切ございません。むしろ、適正な費用と工事内容を知っていただくために、最低でも3社程度の業者から相見積もりを取ることを推奨しています。じっくり比較検討していただき、心からご納得いただけた場合にのみ、ご契約いただければと考えております。

Q3. 工事期間はどのくらいかかりますか?また、その間はずっと家にいないとダメですか?

A. 一般的な戸建て住宅の場合、天候にもよりますが、足場の設置から解体まで含めておよそ2週間~3週間が目安となります。工事は屋外での作業が中心ですので、基本的にお客様がずっとご在宅いただく必要はございません。お仕事などで外出されていても問題なく進められます。私たちはお客様がご不在の間の作業内容もご確認いただけるよう、全工程を写真に収めた「工事写真報告書」を作成し、進捗を丁寧にご報告いたしますのでご安心ください。

Q4. 塗料の臭いは気になりますか?

A. 昔に比べて塗料の性能は向上し、臭いはかなり少なくなりました。現在は、人体や環境に配慮した「水性塗料」が主流となっており、溶剤(シンナー)を使用する「油性塗料」に比べて刺激臭は大幅に軽減されています。しかし、全くの無臭というわけではありませんので、敏感な方や小さなお子様、ペットがいらっしゃるご家庭では、工事期間中は窓を閉めていただくなどのご協力をお願いすることがございます。ご近隣様へも、着工前にご挨拶に伺い、丁寧に説明させていただきますのでご安心ください。

ヘーベルハウスの外壁塗装費用に関する総括

ここまで、ヘーベルハウスの外壁塗装費用に関する様々な情報について解説してまいりました。

結論として、ヘーベルハウスの優れた耐久性を長く維持するためには、定期的な外壁塗装が不可欠です。そして、その費用は「誰に」「どのように」依頼するかで大きく変わります。

「30年メンテナンス不要」という言葉は、補修が不要という意味ではなく、あくまで点検プログラムや高耐久塗料の一つの目安です。実際には、静岡の気候環境下では15年前後でシーリングの劣化や塗膜の劣化サインが現れ始め、メンテナンスを検討する時期を迎えます。

その際、ハウスメーカーに依頼する安心感も一つの選択ですが、費用を抑えつつ品質の高い工事を求めるのであれば、ヘーベルハウスの施工実績が豊富な、信頼できる地域の専門業者に相談することが賢明な選択と言えるでしょう。

業者を選ぶ際は、価格の安さだけで判断せず、見積もりの詳細さ、専門知識、そして何よりお客様の想いに寄り添う姿勢があるかを見極めてください。大切なのは、お住まいの状態を正確に診断し、ご自身のライフプランに合った最適なメンテナンス計画を立てることです。

株式会社アップリメイクでは、塗装のプロとして、そしてファイナンシャルプランナーとして、お客様一人ひとりにとって最善のご提案をさせていただくことをお約束します。ヘーベルハウスの外壁塗装に関するご不安やお悩みがありましたら、どんな些細なことでも構いません。ぜひ一度、お気軽にお問い合わせください。

  • この記事を書いた人

齋藤直樹

(株)アップリメイク代表取締役で元職人、塗装という仕事が大好きです。人生の大きな挫折と数多くの出会いを経て今は大好きな地元・静岡で、お客様の笑顔のために仕事ができることに何よりの誇りを感じています。

▼保有資格▼
1級建築塗装技能士・2級建築施工管理技士・有機溶剤作業主任者・高所作業主任者・2級カラーコーディネーター・光触媒施工技能士・乙4類危険物取扱者・ゴンドラ特別教育・職長・安全衛生責任者・第2種酸素欠乏危険作業主任者・宅地建物取引主任者・2級ファイナンシャルプランニング技能士・AFP