こんにちは、株式会社アップリメイク代表取締役の齋藤直樹です。
静岡で屋根・外壁塗装リフォームに携わっていると、積水ハウスで建てられたお住まいの方から「外壁塗装の見積もりが想像以上に高いのですが、これは普通ですか?」というご相談を本当によくいただきます。
特に、300万円、500万円という金額を見てしまうと、簡単には判断できないですよね。
「積水ハウスに頼まないと保証が切れるのかな」「値引き交渉してもいいのかな」「地元の塗装店に頼んでも本当に大丈夫なのかな」と迷うお気持ち、よくわかります。
しかも、積水ハウスの外壁には、ダインコンクリート、セラミック外壁、ベルバーン、ガスケット目地、サッシまわりのシーリング、防水工事など、一般的な住宅とは違う注意点がいくつもあります。
だからこそ、金額だけを見て「高い」「安い」と判断するのではなく、見積もりの中身を見て、今本当に必要な工事なのかを確認することが大切です。
この記事では、積水ハウスの外壁塗装が高くなりやすい理由、30年耐用や30年保証の考え方、値引き交渉の現実、他社と比較するときの注意点、静岡で相談する前に見ておきたい費用の目安まで、塗装職人からこの仕事を始めた私の視点でお伝えします。
読み終えるころには、あなたの手元にある見積書をどう見ればいいのか、何を質問すればいいのか、どこまで費用を抑えられる可能性があるのかが、かなり見えやすくなるはずです。
この記事でわかること
- 積水ハウスの外壁塗装が高額になりやすい理由
- 300万円・500万円の見積もりで確認すべき内訳
- 積水ハウス特有のガスケット目地やシーリングの考え方
- 30年耐用・30年保証をそのまま信じてよいのか
- 値引き交渉より大切な相見積もりの取り方
- 静岡で外壁塗装費用を抑えるための現実的な方法
積水ハウスで実際にいただいたご相談とプロの回答
◆実際にいただいたご相談(築23年・セラミック外壁+高額見積もりでお悩みのお客様)
「積水ハウスで建築して23年になります。外壁は白いセラミックで、そろそろ外壁塗装を考えています。
積水ハウスからはハーモカラーズを取り入れたプランと、フレアトーンのような多彩模様仕上げを提案されました。
その際、外壁の目地交換やサッシまわりのシーリング工事も必要と言われ、目地は積水ハウスのオリジナルの材料なので注意が必要とも聞きました。
提示された見積もりは、外壁塗装やシーリング工事などを含めて非常に高額になり、本当にこの価格が妥当なのか、他社にお願いしても大丈夫なのか、不安に感じています。
御社でもこのような積水ハウス特有の目地やシーリングに対応していただくことは可能でしょうか。
また、エスケー化研でフレアトーンと同等の塗料があると聞きましたが、そのような多彩模様塗料を使って、費用を少しでも抑えたプランを提案していただくことはできますか。」
◆齋藤からの回答
結論からお伝えします。
アップリメイクでも、積水ハウスの多彩模様塗装、目地、シーリング、防水工事には対応可能です。
ただし、積水ハウスの建物は外壁材や目地の仕様が一般的な住宅と違うことがあるため、現地で状態を見ずに「できます」「安くなります」と簡単に言い切るのは危険です。
私たちは、まず外壁材の種類、ガスケット目地の状態、サッシまわりのシーリング、防水層、屋根、雨樋、付帯部まで確認したうえで、どの工事を今やるべきかを判断します。
- メーカー提案では多彩模様塗装が選ばれやすい
積水ハウスの外壁塗装では、フレアトーンのような多彩模様仕上げを含む高意匠プランが提案されることがあります。
単色塗装よりも高級感が出やすく、外壁の表情も豊かになるため、既存が白いセラミック外壁であっても、落ち着いた上品な印象に仕上げることは十分可能です。
一方で、多彩模様仕上げは塗料代や工程が増えやすく、単色のシリコン塗装などと比べると費用は高くなりやすいです。
そのため、見た目を重視するのか、費用とのバランスを重視するのかを最初に決めておくと、プラン選びで迷いにくくなります。
- 塗装前に目地とサッシまわりのシーリング確認は必須
築20年前後を過ぎた積水ハウスのお住まいでは、外壁そのものよりも、外壁板のつなぎ目やサッシまわりの防水部分が先に傷んでいることがあります。
見た目にはまだ大丈夫そうでも、シーリングが硬くなっていたり、肉やせして隙間が出ていたり、表面だけでなく奥の方で劣化が進んでいることもあります。
塗装だけをきれいにしても、目地やサッシまわりから雨水が入ってしまえば、外壁塗装の意味が薄れてしまいます。
ですので、積水ハウスの外壁塗装では、塗料のグレードより先に「目地と防水の状態」を見ることが大切なんです。
- 積水ハウス専用の目地材、ガスケットの扱い方
積水ハウスの外壁目地には、セキスイ専用のガスケットと呼ばれるオリジナル目地材が使われていることがあります。
このガスケットをまったく同じ仕様で新しく交換したい場合、基本的には積水ハウス側の取り扱いになるため、費用が高額になりやすいです。
ただ、必ずしも同じガスケットに交換する方法だけが正解ではありません。
現地で状態を確認したうえで、次のような選択肢を考えます。
- 現状のガスケットを活かし、必要な部分を保護する方法
- ガスケットを撤去し、シーリング材へ打ち替える方法
- 劣化が激しい部分だけを選び、部分的にシーリング補修する方法
当社では、ガスケットの状態が悪い場合、ガスケットを撤去してシーリング材に打ち替える方法をご提案することが多いです。
理由は、費用を抑えやすいだけでなく、防水という本来の目的をしっかり果たしやすいからです。
もちろん、すべてのお住まいで同じ方法が合うわけではありません。
外壁材の動き、目地幅、既存の劣化状態、雨が当たりやすい方角などを見たうえで、無理のない工法を選ぶ必要があります。
- フレアトーン同等の多彩模様塗料も選択肢にできます
ご質問にあったエスケー化研の多彩模様塗料については、代表的な製品として「エスケープレミアムマルチカラーⅡ」があります。
▶ エスケー化研「エスケープレミアムマルチカラーⅡ」製品ページ
こうした多彩模様塗料を使えば、ハウスメーカー提案の意匠性に近い雰囲気を目指しながら、仕様や工事範囲によっては費用を抑えられる可能性があります。
ただし、「同等」という言葉には注意が必要です。
完全に同じ材料、同じ保証、同じ仕上がりを意味するわけではありません。
大切なのは、仕上がりの見た目、耐久性、保証、費用のバランスを比較し、あなたの家にとって納得できる仕様を選ぶことです。
「積水ハウスで建てたから、塗り替えも積水ハウスに頼むしかない」と思っている方は多いです。
でも、積水ハウス特有の目地や外壁仕様をきちんと理解している専門店であれば、必要な性能を確保しながら、より現実的な費用でご提案できる場合があります。
まずは、今の見積もりのどこに費用がかかっているのかを一緒に見ていきましょう。
積水ハウスの外壁塗装が高いと言われる本当の理由
高い理由は「塗料が高いから」だけではありません
積水ハウスの外壁塗装が高いと言われる理由は、単純に塗料が高いからだけではありません。
もちろん、フッ素塗料、無機塗料、多彩模様塗料、専用部材などを使えば材料費は高くなります。
ただ、それ以上に大きいのが、ハウスメーカーならではの工事体制です。
積水ハウスにリフォームを依頼した場合、実際の現場作業は協力業者や下請け業者が行うことがあります。
その場合、現場作業にかかる費用に加えて、管理費、営業経費、保証体制を維持する費用、会社としての利益などが上乗せされます。
これが、地元の職人直営の塗装専門店に直接依頼する場合との価格差につながりやすいんです。
積水ハウスの外壁塗装が高くなりやすい主な要因
1. 中間マージンが発生しやすい
ハウスメーカー、管理会社、施工業者という流れになると、それぞれの段階で経費が発生します。
2. ブランドの安心感と保証体制が価格に含まれる
大手ならではの窓口対応、記録管理、保証制度などを重視する方にとっては安心材料になります。
3. 専用部材や高耐久塗料が選ばれやすい
積水ハウス特有の外壁材や目地材、多彩模様仕上げなどに対応するため、材料費や施工手間が増えることがあります。
4. 外壁塗装以外の工事が含まれやすい
シーリング、防水、屋根、雨樋、バルコニー、太陽光パネル脱着などが入ると、総額は一気に上がります。
つまり、積水ハウスの見積もりは「塗装そのものの価格」だけでなく、「大手ハウスメーカーの管理・保証・ブランドに対する費用」も含まれていると考えるとわかりやすいです。
もちろん、それを安心と感じる方もいらっしゃいます。
一方で、「家を守るために必要な工事を、適正価格でしっかりやりたい」と考えるなら、塗装専門店と比較してみる価値は大きいですよ。
◆齋藤のワンポイントアドバイス
私自身、塗装職人からこの仕事を始めました。
亡き父からは「お客様の幸せを第一に施工品質を考えろ」と、かなり厳しく教えられました。
中間業者を挟まない職人直営だからこそ、その分を塗料の質、下地処理、職人の手間にきちんと使える。
ここは、私たち地元専門店の強みかなと思います。
積水ハウスの外壁塗装の金額はいくらが目安?
積水ハウスの外壁塗装費用は、建物の大きさ、外壁材、目地の状態、屋根や防水工事の有無によって大きく変わります。
そのため、ここでは「外壁塗装だけ」「屋根と外壁を同時に塗装」「ハウスメーカー提案」という3つの視点で見ていきましょう。
まず、アップリメイクの外壁塗装プランの目安は、以下のようなイメージです。
| 外壁塗装プラン | 30坪の場合の料金目安(税込) | 特徴 |
|---|---|---|
| 日本ペイント シリコンプラン | 638,000円~ | 費用と耐久性のバランスを重視したい方向け |
| 日本ペイント パーフェクトトッププラン | 693,000円~ | シリコンより一段上の性能を求める方向け |
| KFケミカル 超高耐久フッ素プラン | 748,000円~ | 長持ち重視で、塗り替え回数を抑えたい方向け |
| 超高耐久無機プラン | 792,000円~ | 高耐久性を重視したい方向け |
上記は、足場、高圧洗浄、通常の下地処理、軒裏天井、破風板、雨樋塗装などを含む標準的な外壁塗装の目安です。
ただし、積水ハウスの場合は、ガスケット撤去、シーリング打ち替え、多彩模様仕上げ、防水工事、屋根工事などが追加されることがあります。
そのため、単純に坪数だけで判断するとズレが出やすいです。
屋根と外壁を同時に塗装する場合の一般的な費用感は、以下も参考になります。
| 延床面積 | 屋根・外壁同時塗装の費用目安 | 注意点 |
|---|---|---|
| 25坪 | 80万円~100万円程度 | 劣化が軽い場合は費用を抑えやすい |
| 30坪 | 85万円~110万円程度 | 足場を共用できるため別々より効率的 |
| 40坪 | 100万円~130万円程度 | 屋根形状や付帯部の量で変動しやすい |
| 50坪 | 120万円~150万円程度 | シーリングや防水が多いと上がりやすい |
【ご注意】
上記はあくまで目安です。
積水ハウスの外壁塗装では、ガスケット目地、サッシまわり、バルコニー防水、屋根材の状態、雨樋交換などによって総額が大きく変わります。
正確な金額を知りたい場合は、現地調査のうえで、面積、数量、単価、工程が明確な見積書を比較することが大切です。
当社の料金目安は、外壁塗装・屋根塗装の料金一覧でもご確認いただけます。
300万円や500万円の見積もりは高すぎる?まず内訳を見てください
積水ハウスの外壁塗装で「300万円の見積もりが出た」「500万円と言われた」というご相談は、実際に珍しくありません。
ただし、その金額だけを見て「高すぎる」と決めつけるのも危険です。
なぜなら、300万円や500万円の見積もりには、外壁塗装以外の工事が含まれていることが多いからです。
たとえば、300万円前後の見積もりでは、外壁塗装に加えて、屋根カバー工法、全面シーリング打ち替え、ベランダ防水、付帯部塗装などが入っているケースがあります。
屋根が塗装では対応できないほど劣化している場合、既存屋根の上に新しい屋根材をかぶせるカバー工法が提案されることもあります。
この屋根工事だけで、100万円以上の追加になることもあります。
高額見積もりに含まれやすい工事
- 外壁塗装工事
- 高耐久塗料や多彩模様塗料へのグレードアップ
- 外壁目地やサッシまわりのシーリング打ち替え
- ガスケット撤去や専用目地材の交換
- 屋根塗装、屋根カバー工法、屋根補修
- ベランダ、陸屋根、屋上の防水工事
- 太陽光パネルの脱着
- 雨樋交換、板金工事、付帯部修繕
500万円を超えるような見積もりでは、外壁材自体の補修、広範囲の防水工事、屋根の大規模改修、太陽光パネルの脱着、雨樋全交換などが組み合わさっていることがあります。
雨樋を建物全体で全交換する場合、一般的な2階建て住宅で20万円~40万円程度が目安になります。
さらに、雨樋交換だけを別日に行うと足場代が15万円~30万円程度かかることもあるため、外壁塗装の足場があるタイミングで一緒に検討した方が、トータルでは安くなる場合もあります。
ここで大切なのは、見積書の項目一つひとつが、本当に今必要な工事なのかを見ることです。
「今やらなくても数年様子を見られる工事」と「今やらないと雨漏りにつながる工事」は違います。
そこを分けて考えるだけでも、費用のかけ方はかなり変わりますよ。
他社見積もりの妥当性を確認したい方は、無料診断・お見積りをご利用ください。
「契約するかは決めていないけれど、今の見積もりを見てほしい」というご相談でも大丈夫です。
外壁塗装と防水工事を分けると、足場代が二重になることがあります
積水ハウスのメンテナンスで見落としやすいのが、防水工事です。
ベランダ、バルコニー、陸屋根、屋上部分は、外壁塗装とは別の防水メンテナンスが必要になることがあります。
当社では、塩ビシート防水の重ね貼り工法やウレタン防水など、建物の状態に合わせた防水工事にも対応しています。
全面防水工事を施工した場合は、内容に応じて雨漏り保証10年の保証書を発行してお渡ししています。
ただし、防水メーカーとの連名保証では、トップコート塗装を3年~5年を目安に実施することが免責事項に入ることがあります。
ここは契約前に必ず確認しておきたいポイントです。
金額面では、工事範囲や仕様によって変わりますが、ハウスメーカーの防水工事見積もりに対して、当社では5~7掛け程度で施工できるケースもあります。
とはいえ、すべての建物で必ずそうなるわけではありません。
現地の防水層の状態、下地の傷み、排水口まわり、立ち上がり部分、笠木の納まりなどによって、必要な工事は変わります。
外壁塗装のために足場を組むなら、防水工事も同じタイミングで点検しておくのがおすすめです。
塗装だけ先に行い、5年後に防水工事だけを行うと、また足場代がかかってしまうことがあります。
長く住む予定があるなら、今の金額だけではなく、10年後、15年後まで含めた修繕計画で考えると失敗しにくいですよ。
30年耐用・30年保証はどこまで信じていい?
30年耐用は魅力的ですが、シーリングまで30年もつとは限りません
積水ハウスから「30年耐用」の外壁塗装を提案されることがあります。
これは主に、無機塗料や高耐久塗料などを使った場合の期待耐久年数を指していることが多いです。
たしかに、塗料の性能は年々高くなっています。
条件が良ければ、長期間にわたって外壁を保護できる塗料もあります。
ただし、ここで注意してほしいのは、外壁塗装の耐久性と、シーリングや防水の寿命は同じではないということです。
30年耐用を考えるときの注意点
1. 塗料の性能だけでは決まりません
どんなに高い塗料を使っても、下地処理が不十分なら長持ちしません。
2. 立地環境で劣化速度は変わります
静岡は日差し、台風、湿気、沿岸部の潮風などの影響を受けやすい地域です。
3. シーリングや防水層のメンテナンスは別で必要です
外壁の塗膜がまだきれいでも、目地やサッシまわりが先に傷むことがあります。
4. 30年ずっと何もしなくてよい、という意味ではありません
途中で点検や部分補修が必要になる前提で考える方が現実的です。
特に積水ハウスの外壁では、目地やサッシまわり、防水部分の状態がとても大切です。
塗膜だけを見て「まだ大丈夫」と判断してしまうと、目地から雨水が入り、内部の傷みに気づくのが遅れるかもしれません。
私の考えとしては、30年耐用という言葉を否定する必要はありません。
ただ、30年間一切メンテナンス不要と受け取るのは危ないです。
10年~15年ごとに点検し、必要なタイミングでシーリングや防水を直す。
その方が、結果として家を長く守りやすいかなと思います。
積水ハウスの30年耐用や保証については、積水ハウスの外壁塗装は本当に30年もつ?保証の真実と費用でも詳しく解説しています。
30年保証の対象は、外壁の美しさすべてではありません
積水ハウスの「30年保証」は、とても安心感のある言葉です。
ただし、保証の中身は必ず確認してください。
一般的に、初期30年保証の主な対象は、構造に関わる部分と、雨水の浸入を防止する部分です。
外壁の色あせ、汚れ、経年による美観の低下まで、何でも30年間保証されるわけではありません。
また、保証を継続するには、10年・20年の点検や、会社が必要と判断した補修工事などの条件があります。
他社で工事をした場合に保証へどう影響するかは、契約内容や工事内容によって変わるため、必ず積水ハウス側に書面で確認することをおすすめします。
保証で確認したいポイント
- 保証対象は構造なのか、防水なのか、塗膜なのか
- 外壁の色あせや汚れは対象になるのか
- 他社で塗装した場合、どの保証がどう変わるのか
- 有料メンテナンスをしない場合、保証はどうなるのか
- 保証内容は口頭ではなく書面で確認できるのか
「保証を守るために積水ハウスへ依頼する」という判断も、もちろん一つの選択肢です。
一方で、保証の内容を確認したうえで、費用と施工内容のバランスを重視し、地元の専門店に依頼する方もいます。
どちらが正しいという話ではありません。
あなたが何を優先したいかです。
保証の安心感を優先するのか、費用と工事内容の納得感を優先するのか。
その判断材料を増やすために、相見積もりはとても役に立ちます。
ベルバーンは塗装不要でも、目地の点検は必要です
積水ハウスの木造住宅シャーウッドで採用される陶版外壁「ベルバーン」は、外壁材そのものの耐久性が高く、基本的に塗り替えや張り替えが不要とされています。
「外壁材そのものは塗装しなくていい」と聞くと、メンテナンスも不要だと思ってしまうかもしれません。
でも、そこは少し違います。
ベルバーンでも、パネルとパネルの間、サッシまわり、バルコニー、防水部分は別です。
目地やシーリング、防水層は経年で劣化します。
外壁材が強くても、つなぎ目から水が入れば、建物にとっては大きなリスクになります。
ベルバーンで見ておきたい場所
- 外壁パネルの目地
- サッシまわりのシーリング
- バルコニーや笠木まわり
- 屋根、雨樋、破風板などの付帯部
- 防水層のひび割れ、膨れ、排水不良
ベルバーンの場合は、外壁を塗るかどうかよりも、外壁まわりの防水ラインを守れているかがポイントです。
「塗装不要」と言われた家ほど、点検を忘れがちです。
10年、15年、20年と住んでいるなら、見た目がきれいでも一度プロに確認してもらうと安心ですよ。
積水ハウスの外壁塗装で値引きを引き出すより大切なこと
値引き交渉の前に、必ず他社と比較してください
積水ハウスの外壁塗装で納得できる判断をするために、最も大切なのは相見積もりです。
ハウスメーカーの見積もりだけを見ていると、その金額が高いのか、必要な工事なのか、判断する基準がありません。
最低でも、地元の塗装専門店を含めて2~3社の見積もりを取ることをおすすめします。
相見積もりで確認したいこと
1. 面積が明確に書かれているか
外壁何㎡、屋根何㎡、シーリング何mなど、数量が見える見積書を選びましょう。
2. 塗料のメーカー名と製品名が書かれているか
「シリコン塗装一式」だけでは、何を使うのかわかりません。
3. 工程が分けて書かれているか
下塗り、中塗り、上塗り、下地処理、シーリングなどが分かれていると判断しやすいです。
4. 付帯部や諸経費が含まれているか
雨樋、破風板、軒天、水切り、足場、廃材処分などの扱いも確認しましょう。
5. 保証内容が書面でわかるか
何年保証なのかだけでなく、何を保証するのかまで確認することが大切です。
相見積もりについては、外壁塗装の相見積もり|危険な業者の見抜き方でも詳しく解説しています。
比較するときに気をつけたいのは、単純に一番安い会社を選ばないことです。
安い見積もりの中には、必要な下地処理が入っていない、塗布量が少ない、シーリング工事が部分補修だけになっている、付帯部が別料金になっている、といったケースもあります。
大切なのは、価格と中身の両方を見ることです。
積水ハウスの値引き限界は大きく期待しすぎない方がいいです
積水ハウスの外壁塗装で、大幅な値引きを引き出すのは簡単ではありません。
ハウスメーカーの価格は、社内の利益率、管理費、保証体制、協力業者への発注金額などがある程度決まっているため、担当者の判断だけで大きく動かしにくいからです。
「キャンペーン中です」「今月中なら特別価格です」「モニター価格です」と言われることもあるかもしれません。
もちろん、本当に条件が合って値引きされる場合もあります。
ただ、最初から値引き前提の価格になっていることもありますし、「足場代無料」のような表現には特に注意が必要です。
足場代は、一般的な住宅でも15万円~30万円程度かかることがあります。
それが本当に無料になるなら、どこか別の項目に含まれている可能性を考えるべきです。
値引き交渉で注意したい営業トーク
- 今契約すれば大幅値引きできます
- モニター価格なので特別です
- この地域で宣伝したいので安くします
- 足場代を無料にします
- オリジナル塗料なので他社より長持ちします
私の考えでは、値引き額だけで判断するより、最初から適正な見積もりを出してくれる会社を選ぶ方が安心です。
大幅値引きは一見お得に見えますが、無理な値引きのしわ寄せが職人の手間や材料に出てしまえば、結果的にあなたの家に返ってきます。
職人の手間を削った工事は、数年後に差が出ます。
だからこそ、「いくら引けますか?」だけでなく、「なぜこの金額なのか」「どの工程にどれだけ費用がかかっているのか」を聞いてみてください。
◆齋藤のワンポイントアドバイス
私たちアップリメイクでは、駆け引きのために最初から高く出して、あとで大きく値引きするような見積もりはしたくありません。
値引きした分を職人の手間から削るような仕事もしたくありません。
塗装は、見えない下地処理や乾燥時間、塗布量が本当に大切です。
そこを守るためにも、最初から中身のある適正価格でご提案することを大事にしています。
助成金で外壁塗装費用を抑えたい方へ
外壁塗装は大きな出費ですから、助成金や補助金が使えないか気になる方は多いと思います。
ただし、静岡市では現時点で、外壁・屋根の塗装、雨漏り修理に対する補助制度は設けられていません。
そのため、「静岡市の外壁塗装なら必ず補助金が出る」といった話は信じない方がいいです。
一方で、国の住宅省エネ関連制度や、窓、断熱、給湯器などを対象にした補助制度が実施されることはあります。
ただ、外壁塗装そのものが対象になるとは限りません。
遮熱塗料、断熱塗料、省エネリフォームという言葉が出てきても、制度ごとに対象工事、対象製品、申請時期、登録事業者の条件が違います。
補助金で確認すべきポイント
- 外壁塗装そのものが対象か
- 遮熱塗装や断熱塗装が対象になるのか
- 契約前の申請が必要か
- 施工業者に条件があるか
- 予算上限や受付終了時期があるか
- 国の制度と自治体制度を併用できるか
補助金は年度によって内容が変わります。
使えると思って契約したあとに、実は対象外だったということもあり得ます。
ですので、契約前に静岡市や静岡県、国の公式情報を確認することが大切です。
わからない場合は、地元の事情に詳しい業者に相談してください。
当社でも、利用できる可能性がある制度があれば確認しながらご案内しますが、未確定の補助金を前提に「必ず安くなります」とは言いません。
ここは誠実に確認しながら進めるべきところです。
後悔しない色選びは、見本帳だけで決めないことが大切です
外壁塗装で金額と同じくらい悩むのが、色選びです。
積水ハウスの家は外観のデザイン性が高いので、色を変えると印象が大きく変わります。
だからこそ、見本帳だけで決めるのはおすすめしません。
1. 面積効果で色は明るく見えやすいです
小さな色見本で見たときと、家全体に塗ったときでは、色の見え方がかなり変わります。
外壁のような広い面積に塗ると、色は見本より明るく、鮮やかに見えやすいです。
「ちょうどいい」と思った色が、仕上がると少し派手に見えることもあります。
迷ったときは、少し落ち着いた色を選ぶと失敗しにくいですよ。
2. 屋外で朝・昼・夕方に確認してください
室内の照明の下と、屋外の太陽光では色の見え方が違います。
晴れの日と曇りの日でも印象は変わります。
できれば、色見本は屋外に持ち出して、朝、昼、夕方で見比べてください。
3. サッシ、玄関、屋根、雨樋との相性を見てください
外壁だけで見ると良い色でも、サッシや玄関ドア、屋根、雨樋と合わないと、全体の印象がちぐはぐになります。
積水ハウスの家はサッシや外構との一体感も大切です。
外壁色だけでなく、付帯部の色も一緒に考えましょう。
4. カラーシミュレーションを活用してください
アップリメイクでは、実際のお住まいの写真を使ったカラーシミュレーションに対応しています。
見本帳だけではわかりにくい全体の雰囲気、屋根とのバランス、付帯部の色の組み合わせを確認できます。
色選びで迷う方はとても多いので、遠慮なく相談してください。
積水ハウスの色選びで失敗しやすいポイント
- 白系を選んだら汚れが目立ちやすかった
- 濃い色を選んだら夏場の熱が気になった
- ツートンの境目が建物のデザインと合わなかった
- サッシや玄関ドアとの相性まで見ていなかった
- 多彩模様の質感を小さなサンプルだけで判断してしまった
積水ハウスの外壁色については、積水ハウスの外壁塗装、人気色から費用まで専門家が完全ガイドでも詳しくご紹介しています。
積水ハウスの外壁塗装を他社に頼むときの業者選び
積水ハウス特有の外壁と目地を理解しているか確認してください
積水ハウスの外壁塗装を地元業者に依頼するときは、どの会社でもよいわけではありません。
一般的なサイディング外壁だけでなく、ダインコンクリート、セラミック外壁、ベルバーン、ガスケット目地、多彩模様仕上げ、防水工事まで理解しているかが重要です。
特に目地まわりは、間違った施工をすると雨水の侵入や塗膜の不具合につながることがあります。
見積もりを取るときは、次の質問をしてみてください。
業者に聞いておきたい質問
- 積水ハウスの施工経験はありますか
- ガスケット目地の補修方法をどう考えていますか
- サッシまわりのシーリングは打ち替えですか、増し打ちですか
- 多彩模様塗料の施工経験はありますか
- 防水工事も同時に点検できますか
- 保証内容は書面で出してもらえますか
- 工事写真報告書はありますか
質問に対して、あいまいな返事しか返ってこない場合は注意した方がいいです。
「大丈夫です」「安くできます」だけでは判断できません。
どういう理由でその工法を選ぶのか、どんなリスクがあるのかまで説明してくれる会社を選んでください。
見積書に「一式」が多い会社は注意してください
塗装工事で失敗しやすいのが、見積書の中身を見ずに総額だけで決めてしまうことです。
「外壁塗装工事一式」「シーリング工事一式」「付帯部塗装一式」ばかりの見積書では、何をどこまでやるのかわかりません。
数量、単価、使用材料、工程が書かれていない見積書は、比較ができないんです。
良い見積書には、少なくとも次の情報が入っています。
- 塗装面積やシーリング数量
- 使用する塗料のメーカー名と製品名
- 下塗り、中塗り、上塗りの工程
- シーリングの撤去、プライマー、充填の内容
- 足場、洗浄、養生、下地処理の内訳
- 付帯部塗装の範囲
- 保証年数と保証対象
アップリメイクでは、お住まい診断の結果をもとに、塗料、機能、工法、耐久年数、材料費、工事代、保証年数がわかるように見積書を作成しています。
見積書は、会社の姿勢が出るところです。
ここが雑な会社は、現場も雑になりやすいと私は思っています。
お客様の声と施工事例は必ず見てください
積水ハウスの外壁塗装に限らず、業者選びで大切なのは、実際の仕事ぶりを見ることです。
ホームページの言葉だけではなく、施工事例やお客様の声を確認してください。
どんな家を、どんな塗料で、どんな仕上がりにしたのか。
工事後のお客様がどんな感想を持っているのか。
そこを見ると、その会社が何を大切にしているかが見えてきます。
アップリメイクの実際の感想は、お客様の声でご確認いただけます。
仕上がりのイメージを見たい方は、施工事例も参考にしてください。
積水ハウスの外壁塗装に関するよくある質問(FAQ)
Q1. なぜ積水ハウスの外壁塗装は地元の塗装店より高いのですか?
A. 主な理由は、ハウスメーカーの管理費、営業経費、保証体制、協力業者への発注構造、専用部材や高耐久仕様などが費用に含まれやすいからです。
地元の職人直営店では、中間業者を挟まずに直接施工できるため、その分を塗料、下地処理、職人の手間に回しやすくなります。
ただし、安ければよいわけではありません。
積水ハウス特有の外壁や目地を理解している業者を選ぶことが大切です。
Q2. 積水ハウスの保証を継続したまま、他社で塗装できますか?
A. 保証への影響は、契約内容、築年数、工事内容によって変わります。
一般的には、ハウスメーカー以外の工事が入ると、保証対象外になる部分が出る可能性があります。
特に構造や雨水の浸入を防止する部分に関係する工事では、事前確認が必要です。
他社で塗装する前に、積水ハウス側へ「どの保証がどう変わるのか」を書面で確認しておくと安心です。
Q3. ガスケット目地は必ず積水ハウスで交換しないといけませんか?
A. 同じ純正ガスケットに交換したい場合は、積水ハウス側での対応になることが多いです。
ただし、防水性能を確保する目的であれば、既存ガスケットを撤去してシーリング材へ打ち替える方法も選択肢になります。
どちらがよいかは、劣化状態、目地幅、外壁材の動き、雨が当たりやすい環境によって変わります。
現地調査なしに判断するのはおすすめしません。
Q4. ベルバーンは本当に塗装不要ですか?
A. ベルバーンは陶版外壁で、外壁材そのものは基本的に塗り替え不要とされています。
ただし、目地、サッシまわり、防水、屋根、雨樋などのメンテナンスまで不要という意味ではありません。
外壁材がきれいでも、目地や防水が劣化すれば雨漏りにつながる可能性があります。
定期点検は必ず行ってください。
Q5. 足場代無料という値引きは信じてもいいですか?
A. 足場代は実際に費用がかかる工事です。
一般的な住宅でも15万円~30万円程度かかることがあります。
そのため、「無料」と言われても、他の項目に含まれている可能性があります。
見るべきなのは、足場代が無料かどうかではなく、総額と工事内容が適正かどうかです。
Q6. 300万円の見積もりは断った方がいいですか?
A. 金額だけで判断せず、まず内訳を確認してください。
外壁塗装だけで300万円なら高い可能性がありますが、屋根カバー工法、防水工事、全面シーリング、雨樋交換などが含まれているなら、必要な工事が多い可能性もあります。
大切なのは、今すぐ必要な工事と、数年後でもよい工事を分けて考えることです。
不安がある場合は、セカンドオピニオンとして専門店に見てもらうのがおすすめです。
積水ハウスの外壁塗装で後悔しないための重要ポイント
ここまでお伝えしてきた通り、積水ハウスの外壁塗装が高くなりやすいのには理由があります。
ただ、その見積もりがあなたの家にとって本当に必要な内容なのかは、別の話です。
大切なのは、言われた金額をそのまま受け入れることでも、安さだけで別業者に飛びつくことでもありません。
あなたの家の状態を正しく知り、必要な工事を見極め、保証、費用、耐久性、将来のメンテナンスまで含めて判断することです。
後悔しないための5つのポイント
- 積水ハウスの見積もりは内訳まで確認する
- 目地、シーリング、防水の劣化を必ず見る
- 30年耐用や30年保証の条件を確認する
- 相見積もりで適正価格と工事内容を比較する
- 積水ハウス特有の仕様を理解した業者に相談する
私たち株式会社アップリメイクは、1973年創業の屋根・外壁塗装リフォーム専門店です。
静岡で生まれ、静岡で育ち、静岡の住まいを塗装で守ることを使命として仕事をしています。
大企業のような派手な宣伝はできません。
でも、仕事の丁寧さ、下地処理、職人の技術、そしてお客様に幸せや感動まで届けたいという想いは、どこにも負けたくないと思っています。
アップリメイクでは、30倍スコープなどを使った建物診断、写真付きの報告、複数プランのご提案、カラーシミュレーション、工事写真報告書、書面での工事保証を大切にしています。
工事中のお茶出しやご祝儀も必要ありません。
ご契約後でも、施工開始前であれば契約解除できる制度も設けています。
これは、急がせて契約してもらうより、納得して任せていただくことの方が大切だと考えているからです。
積水ハウスの見積もりに少しでも不安があるなら、まずは現状を知るだけでも大丈夫です。
「この工事は本当に必要?」「保証が切れるのは困るけど、費用も抑えたい」「ハウスメーカーの見積もりが高い気がする」
そんな段階でご相談いただいて問題ありません。
無料診断では、今の劣化状況、放置した場合のリスク、必要な工事の優先順位、費用の目安を、できるだけわかりやすくお伝えします。
無理に契約を迫ることはありません。
あなたの大切なお住まいが、これからも安心して暮らせる場所であり続けるように、私たちができる限りお手伝いします。
まずは、無料診断・お見積りからお気軽にご相談ください。
お電話の際は、「齋藤社長のブログを見ました」とお伝えいただけるとスムーズです。







