プロが教える外壁塗装ジャーナル【保存版】費用と業者選びの全て

こんにちは、株式会社アップリメイク代表取締役の斎藤直樹です。静岡で塗装業を営む父の背中を見て育ち、私自身も職人としてキャリアをスタートさせてから数十年が経ちました。

このページにたどり着いたあなたは、「外壁塗装を考えているけれど、何から手をつけていいかわからない」「信頼できる情報だけをまとめたようなものが欲しい」そんな思いから、外壁塗装ジャーナルというキーワードで検索されたのではないでしょうか。

インターネット上には情報が溢れていますが、残念ながら中には正しくない情報や、業者に都合の良い情報も少なくありません。10年に一度の大切なリフォームで、皆様に後悔だけはしてほしくない。その一心で、この記事を執筆しています。

今回は、塗装のプロである私が、皆様のために本当に価値のある情報だけを厳選し、一冊の専門誌を読むような感覚で外壁塗装の全てがわかる「保存版」としてまとめました。ぜひ、最後までお付き合いください。

この記事でわかること

  • ネット情報に惑わされない優良業者の見極め方
  • 見積もりや費用相場に隠されたカラクリと注意点
  • お住まいの価値を長期的に守るための塗料選びの基本
  • 知らないと損する助成金や火災保険の賢い活用法

失敗しないための外壁塗装ジャーナル:基礎知識編

  • 信頼できる情報源の見極め方
  • 失敗しない優良業者の選び方
  • 見積書で絶対に見るべきポイント
  • 主要な塗料の種類と耐久年数
  • 劣化サインでわかる最適な塗装時期
  • カラーシミュレーションの落とし穴

信頼できる情報源の見極め方

外壁塗装を検討し始めると、まず多くの方がインターネットで情報を集めることでしょう。しかし、そこで目にする情報のすべてが、あなたにとって有益とは限りません。ここでは、情報の中から本当に信頼できる情報を見極めるためのポイントを解説します。

ウェブサイト情報のチェックポイント

まず注目すべきは、「誰が」その情報を発信しているかです。匿名性の高い口コミサイトや、どの会社が運営しているか不明確な比較サイトの情報は、参考程度に留めるのが賢明です。中には、特定の業者へ誘導することを目的としたサイトも存在します。

信頼できる情報源としてまず挙げられるのは、自社の理念や施工実績、スタッフの顔を公開している塗装専門店の公式サイトです。特に、施工事例を詳細な工程写真付きで数多く掲載している会社は、それだけ自社の仕事に自信と責任を持っている証拠と言えます。

【業界動向】『外壁塗装ジャーナル』の独立について

ちなみに、外壁塗装の情報サイトとして有名なものの一つに『外壁塗装ジャーナル』があります。業界の動向として皆様にお知らせしますと、このメディアはもともと大手塗装業者団体であるプロタイムズの公式サイトの一部として運営されていましたが、2025年4月9日より外装リフォームの専門メディアとして独立したそうです。

今後も専門的な情報が期待されるため、情報収集の際の一つの参考として注目してみるのも良いかもしれません。

情報を見極める3つの視点

  1. 運営者の明確性:会社の住所、代表者名、建設業許可番号などがきちんと明記されているか。
  2. 情報の具体性:「とにかく安い」といった抽象的な言葉ではなく、なぜその価格で提供できるのか、どのような工程で工事を行うのかが具体的に書かれているか。
  3. 更新頻度:定期的にブログや施工事例が更新されており、現在進行形で活動している会社か。

私たちアップリメイクのウェブサイトも、日々の現場の様子や専門知識をブログで発信しています。こうした地道な情報発信こそが、その会社の誠実さを測る一つのバロメーターになるのです。

失敗しない優良業者の選び方

誠実そうな日本の塗装職人が、家の前で施主である夫婦に丁寧に工事内容を説明している様子の写真

良い塗装工事は、良い業者選びから始まります。しかし、「優良業者」とは一体どのような業者なのでしょうか。ここでは、私が職人としての経験から考える、後悔しないための業者選びの絶対条件をお伝えします。

結論から言いますと、最も重要なのは「地域に根差した、職人直営の専門店」であるかどうかです。大手ハウスメーカーやリフォーム会社にはブランドの安心感がありますが、実際の工事は下請け業者に発注されることがほとんど。

その結果、中間マージンが発生し費用が割高になるだけでなく、お客様のご要望が現場の職人に直接伝わりにくいというデメリットも生じます。

優良業者チェックリスト

  • 地元での施工実績が豊富か?:地域での評判を大切にしている証拠です。当社の施工実績もぜひご覧ください。
  • 建設業許可や資格を保有しているか?:特に「一級塗装技能士」のような国家資格を持つ職人が在籍しているかは重要な指標です。
  • 詳細な見積書を提出してくれるか?:次の項目で詳しく解説しますが、見積もりの透明性は会社の誠実さに直結します。
  • 保証やアフターフォローがしっかりしているか?:自社の施工に責任を持つ覚悟があるかの現れです。
  • あなたの話を親身に聞いてくれるか?:単に高い塗料を勧めるのではなく、あなたの家の状況やライフプランに合わせた最適な提案をしてくれる業者を選びましょう。

静岡という地域で長く商売を続けていくためには、一件一件の工事に魂を込め、お客様との信頼関係を築いていくしかありません。派手な広告や大幅な値引きよりも、誠実な仕事と真摯な対応。それこそが優良業者の一番の証だと、私は信じています。

見積書で絶対に見るべきポイント

木製のテーブルの上で、詳細な外壁塗装の見積書を指差しながらチェックしている様子のクローズアップ写真

業者選びの際、複数の会社から見積もりを取る「相見積もり」は非常に重要です。そして、その見積書には、業者の良し悪しを見抜くためのヒントがたくさん隠されています。

危険な業者の見積書に共通するのが、「一式」という言葉の多用です。例えば、「外壁塗装工事 一式 〇〇円」といった表記では、どのような塗料をどれくらいの量使い、何回塗るのかが全く分かりません。これでは、後から「必要な作業が含まれていなかった」と追加料金を請求されたり、手抜き工事をされたりするリスクが高まります。

要注意!こんな見積書は危険信号

  • 塗料名が「シリコン塗料」としか書かれていない(メーカー名や製品名が不明)。
  • 塗装面積が「〇〇坪」としか書かれておらず、平米(㎡)での正確な数量が記載されていない。
  • 下塗り・中塗り・上塗りの3回塗りが明記されていない。
  • シーリング工事やひび割れ補修など、下地処理に関する項目が曖昧。

一方、優良な業者の見積書は、誰が見ても分かりやすく、詳細に記載されているのが特徴です。私たちアップリメイクがご提出する見積書では、使用する塗料の製品名は当然のこと、塗装する場所ごと(外壁、屋根、雨樋など)に正確な面積を算出し、それぞれの単価と数量を明確に記載しています。

なぜなら、それがお客様への誠意であり、私たちの仕事に対する責任の示し方だと考えているからです。

◆斎藤のワンポイントアドバイス

見積書は単なる価格表ではありません。いわば、これから行われる工事の「設計図」であり「約束の証」です。専門用語が多くて分かりにくいと感じるかもしれませんが、遠慮なく質問してください。「これはどういう作業ですか?」「なぜこの塗料が必要なのですか?」といった質問に、丁寧に、そして明確に答えられない業者は信頼すべきではありません。

主要な塗料の種類と耐久年数

外壁塗装の費用や寿命を決定づける最も大きな要素が「塗料選び」です。現在の塗料は技術革新が進み、様々な機能や特徴を持った製品が登場しています。ここでは、現在主流となっている主要な塗料の種類と、その耐久年数の目安を表にまとめました。ご自身のライフプランやご予算と照らし合わせながら、最適な塗料を選ぶ参考にしてください。

塗料の種類 耐久年数の目安 特徴
シリコン 10年~15年 コストと性能のバランスが最も良く、現在の主流。汚れにくく、基本的な性能を十分に満たしている。
ラジカル制御形 12年~16年 シリコン塗料の一種だが、塗膜の劣化原因となる「ラジカル」の発生を抑える技術で、シリコンを超える耐久性を実現。
フッ素 15年~20年 高い耐久性と耐候性が魅力。汚れも付きにくく、長期間にわたって美観を維持できる。東京スカイツリーの塗装にも採用。
無機 20年~25年 紫外線で劣化しない無機物を主成分とし、最高の耐久性を誇る。燃えにくく、カビやコケも発生しにくい。
遮熱・断熱 10年~20年 太陽光を反射して屋根や壁の温度上昇を抑える(遮熱)、または熱の伝わりを遅らせる(断熱)機能を持つ。光熱費削減に貢献。

「長持ちする塗料=良い塗料」と一概に言えるわけではありません。例えば、「10年後には建て替えを考えている」というお住まいに、20年以上もつ高価な無機塗料はオーバースペックかもしれません。

逆に、「この家に長く住み続けたい」という方であれば、初期費用は高くてもフッ素や無機塗料を選んだ方が、塗り替え回数を減らせるため生涯的なコスト(ライフサイクルコスト)を抑えることができます。私たち専門家は、こうしたお客様一人ひとりのご事情を伺った上で、最適なプランをご提案することを常に心がけています。

劣化サインでわかる最適な塗装時期

外壁のチョーキング現象を診断している様子。手で壁を触ると、指に白いチョークのような粉が付着している

「我が家は、そろそろ塗装が必要なのだろうか?」これは多くの方が抱く疑問です。10年、15年という年数はあくまで目安にすぎません。本当に重要なのは、お住まい自身が発している「SOS」のサインを見逃さないことです。

ご自身で簡単にできるセルフチェックの方法をご紹介します。以下のサインが一つでも見られたら、専門家による詳しい診断を検討する時期かもしれません。

  • チョーキング現象:外壁を手で触ってみてください。手にチョークのような白い粉が付けば、それは塗膜が紫外線で劣化し、防水性を失い始めているサインです。
  • ひび割れ(クラック):特にモルタル壁に発生しやすい症状です。髪の毛のような細いひび割れ(ヘアクラック)でも、放置すると雨水が浸入し、建物の構造にダメージを与える原因となります。
  • カビ・コケの発生:北側の日が当たらない壁や、風通しの悪い場所に緑色や黒色の汚れはありませんか。これらは湿気が溜まっている証拠で、塗膜の防カビ・防藻機能が低下していることを示します。
  • シーリングの劣化:サイディング外壁の継ぎ目や窓サッシ周りのゴム状の素材(シーリング)が、硬くなってひび割れたり、肉痩せして隙間ができていたりしたら要注意。雨漏りの最大の原因となります。

プロによる無料診断をおすすめします

これらの劣化サインは、いわば建物の「生活習慣病」の初期症状のようなものです。早期に発見し、適切な処置(塗装)を施すことで、建物の寿命を大きく延ばすことができます。逆に放置してしまうと、雨漏りや内部の腐食など、より大規模で高額な修繕工事が必要になることもあります。

「ちょっと気になるな」と感じたら、ぜひお気軽に私たちの無料お住まい診断をご利用ください。専門の資格を持った診断士が、屋根の上など普段見ることのできない場所まで徹底的にチェックし、お住まいの健康状態を写真付きの報告書で分かりやすくご説明します。

カラーシミュレーションの落とし穴

日本人女性が自宅の外壁にA4サイズ以上の大きな塗り板を当て、太陽光の下で実際の色味を確認している写真

外壁塗装は、お住まいのイメージを一新できる絶好の機会です。しかし、色選びは同時にもっとも失敗が起こりやすいポイントでもあります。「仕上がりがイメージと違った…」という後悔をしないために、カラーシミュレーションの賢い活用法と、そこに潜む落とし穴について解説します。

多くの方が経験するのが、小さな色見本で選んだ色と、壁全体に塗られた後の色の印象が違うという問題です。これには「面積効果」という色の性質が関係しています。一般的に、明るい色は面積が大きくなるほどより明るく鮮やかに見え、暗い色はより暗く見える傾向があるのです。

シミュレーションだけで決めないで!

最近では、パソコンやタブレットでご自宅の写真を使って簡単に色のシミュレーションができるサービスも増えています。これは完成後のイメージを掴むのに非常に便利ですが、注意点もあります。それは、モニター画面で見る色と、実際の太陽光の下で見る塗料の色は必ずしも一致しないということです。画面の明るさ設定や、光の当たり方によっても見え方は大きく変わります。

では、どうすれば色選びの失敗を防げるのでしょうか。答えは、「複数の方法を組み合わせる」ことです。

  1. まずはカラーシミュレーションで、色の組み合わせや全体の方向性のイメージを掴みます。
  2. 気になる色がいくつか絞れたら、業者に依頼して「A4サイズ以上の塗り板」を用意してもらいます。
  3. その塗り板を、実際の家の壁に当て、朝・昼・夕方、そして晴れの日・曇りの日と、様々な時間帯や天候の下で見え方を確認します。

この一手間をかけるだけで、失敗のリスクは劇的に減少します。私たちアップリメイクでは、カラーシミュレーションのご提供はもちろん、お客様が納得いくまで塗り板の作成にも対応しています。色選びは塗装工事の醍醐味です。焦らずじっくりと、楽しみながら進めていきましょう。

プロが教える外壁塗装ジャーナル:費用編

  • 坪数別の外壁塗装の費用相場
  • 屋根も同時に塗装すべき理由
  • 足場代無料は本当にお得?
  • 火災保険が適用されるケース
  • 静岡で使える助成金・補助金

坪数別の外壁塗装の費用相場

ここからは、皆様が最も気にされているであろう「費用」について、より具体的に掘り下げていきます。ただし、これからお話しする金額は、建物の形状や劣化状況によって大きく変動するあくまで一般的な目安としてお考えください。

外壁塗装の費用は、「坪数」でおおよその相場が語られることが多いです。ここでは、現在最もスタンダードな「シリコン塗料」を使用した場合の、坪数別の費用相場をご紹介します。

延床面積 費用相場(外壁のみ) 費用相場(屋根も含む)
20坪 60万円 ~ 90万円 80万円 ~ 100万円
30坪 70万円 ~ 110万円 85万円 ~ 110万円
40坪 90万円 ~ 130万円 100万円 ~ 130万円
50坪 110万円 ~ 150万円 120万円 ~ 150万円

費用の内訳について

上記の金額には、一般的に以下の費用が含まれています。

  • 足場代:全体の約20%
  • 塗料代:全体の約20%
  • 施工費(人件費):全体の約30%
  • その他経費(現場管理費など):全体の約30%

ご覧の通り、塗装費用は塗料代だけで決まるわけではありません。安全な作業のための足場や、職人の技術料(施工費)も大きな割合を占めているのです。正確な費用は、建物の実際の塗装面積(㎡)を計測し、劣化状況を診断した上でないと算出できません。最終的な判断は、必ず複数の専門業者から詳細な見積もりを取った上で行ってください。

屋根も同時に塗装すべき理由

外壁と屋根の同時塗装工事のため、日本の戸建て住宅全体が足場で囲まれている広角の写真

外壁の劣化が気になり始めると、実は屋根も同じように、あるいはそれ以上に劣化が進んでいるケースがほとんどです。屋根は、外壁以上に紫外線や雨風に直接晒される過酷な環境にあるためです。そこで私たちが強く推奨しているのが、外壁と屋根の同時塗装です。

「一度にやると費用が高くなるのでは?」と思われるかもしれませんが、結論から言うと、別々に工事を行うよりも、同時に行う方がトータルコストを大幅に抑えることができます。

その最大の理由は「足場代」にあります。屋根塗装を行うにも、安全上の観点から足場の設置は必須です。この足場代は、30坪程度の一般的な住宅でも15万円~30万円ほどかかります。外壁と屋根の塗装を別々のタイミングで行うと、この足場代が二重にかかってしまうのです。一度の工事で足場を共用すれば、この費用を丸ごと一回分節約できる、というわけです。

同時塗装のメリット

  • コスト削減:足場代を一回分節約できる。
  • 工期の短縮:別々に工事するよりもトータルの工事期間が短くなる。
  • 美観の統一:外壁と屋根の色合いや質感を一度にコーディネートできる。
  • 資産価値の維持:建物の防水性が一気に向上し、住まいを長持ちさせられる。

もちろんご予算の都合もあるかと思いますが、長期的な視点に立てば、同時塗装が最も経済的で効率的です。外壁の診断を依頼する際には、ぜひ屋根の状態も一緒に見てもらうことをお勧めします。

足場代無料は本当にお得?

チラシやウェブサイトで「今だけ足場代無料キャンペーン!」といった宣伝文句を見たことはありませんか。一見すると非常にお得に感じられますが、ここで一度立ち止まって考えてみてください。前述の通り、足場の設置には十数万円もの費用がかかります。それを本当に「無料」にすることができるのでしょうか。

結論から申し上げますと、本当の意味での「足場代無料」は存在しないと考えるべきです。塗装工事はボランティアではありません。業者は利益を上げなければ会社を維持できません。では、その「無料」になったはずの足場代はどこへ消えたのでしょうか。

「無料」のカラクリ

考えられるケースは主に2つです。

  1. 他の項目に上乗せされている:無料になった足場代分の金額が、塗料代や施工費といった他の見積もり項目に巧妙に上乗せされているケースです。合計金額は他の業者と変わらない、あるいはかえって高くなっていることもあります。
  2. 手抜き工事の温床になる:元々、利益をほとんど乗せずに見積もりを提示し、「足場代無料」を謳って契約を取ろうとするケース。この場合、どこかでコストを削減しなければならず、塗料を規定以上に薄める、3回塗るところを2回で済ませる、といった手抜き工事に繋がる危険性が非常に高くなります。

「足場代無料」は、お客様の注意を引き、契約を急がせるための単なる営業トークであると認識してください。本当に誠実な業者は、なぜ足場が必要で、それにいくらかかるのかをきちんと説明し、見積書に明記します。魅力的な言葉に惑わされず、見積もり全体の総額と、その詳細な内訳で業者を判断することが重要です。

火災保険が適用されるケース

「外壁塗装に火災保険が使える」という話を聞いたことがあるかもしれません。これは特定の条件下では事実ですが、どんな場合でも適用されるわけではないため、正しい知識を持つことが非常に重要です。誤った認識でいると、悪質な業者に騙されてしまう可能性もあります。

火災保険(正確には、それに付帯する「風災・雹災・雪災補償」)が適用されるのは、台風、強風、雹(ひょう)、大雪といった「自然災害」によって建物が破損した場合に限られます。

火災保険の適用対象となる例

  • 台風で飛んできた物によって外壁に穴が開いた、サイディングが割れた。
  • 強風で屋根の棟板金が剥がれた、瓦がズレた。
  • 雹が降ってきて、雨樋に穴が開いた。

適用対象外となる例

  • 長年の雨や紫外線による色あせやチョーキング(経年劣化)。
  • 施工不良が原因のひび割れや塗膜の剥がれ。

つまり、経年劣化による塗り替え工事には、火災保険は適用されないのが大原則です。しかし、「保険を使えば無料でリフォームできますよ」と勧誘し、経年劣化をあたかも災害による損傷のように偽って保険金請求を代行しようとする悪質な業者が後を絶ちません。これは保険金詐欺にあたる犯罪行為であり、発覚した場合は契約者であるあなたが責任を問われることになります。

もちろん、正当な理由で保険が適用されるケースもあります。災害による被害を受けた場合は、まずご自身が加入している保険会社に連絡し、補償の対象となるかを確認することから始めましょう。判断に迷う場合は、私たちのような誠実な地元業者にご相談ください。不正な請求を進めることは決してありません。

静岡で使える助成金・補助金

外壁塗装は決して安い買い物ではありません。少しでも費用負担を軽減するために、ぜひ活用を検討していただきたいのが、お住まいの自治体が実施している助成金(補助金)制度です。

ここ静岡市でも、塗装工事に関連する助成金制度が用意されています。(※制度は年度によって内容が変更されたり、予算に達し次第終了したりすることがあります。必ず最新の情報を静岡市の公式ホームページ等でご確認ください。)

静岡市の関連助成金制度(2025年9月時点の参考情報)

静岡市では、直接的な外壁塗装への助成金はありませんが、省エネ性能を高めるリフォーム(断熱改修)の一部として、遮熱・断熱塗装が対象となる場合があります。

  • 制度名(例):静岡市住宅省エネ改修工事費補助金
  • 対象工事(例):遮熱性の高い塗料(日進産業のガイナなど)を使用した屋根・外壁塗装
  • 補助金額(例):工事費の一部の助成(上限額あり)
  • 主な条件(例):市内の施工業者を利用すること、市税の滞納がないこと、着工前に申請が必要なこと、など。

※上記はあくまで一般的な制度の例です。年度ごとに名称や条件、申請期間が異なります。

これらの助成金は、申請期間が限られていたり、先着順で予算がなくなれば終了したりすることがほとんどです。また、申請手続きが複雑な場合もあります。私たちアップリメイクのような地元の業者は、こうした地域の制度にも精通しています。「うちの場合は使えるのかな?」と思ったら、お気軽にご相談ください。対象となる可能性がある場合は、申請のサポートもさせていただきます。

外壁塗装に関するよくある質問(FAQ)

Q1. 相見積もりは何社くらい取るのがベストですか?

A. 3社程度が最も効率的でおすすめです。1社だけではその価格や提案が適正か判断できませんし、あまりに多くの業者とやり取りをすると、情報過多でかえって混乱してしまいます。タイプの違う3社(例:地元密着の専門店、中規模のリフォーム会社、ハウスメーカーなど)から話を聞くことで、価格だけでなく、担当者との相性や提案内容の違いを冷静に比較検討できるでしょう。

Q2. 工事期間はどのくらいかかりますか?また、その間はずっと家にいないとダメですか?

A. 30坪程度の一般的な住宅で、天候に恵まれれば約2週間程度が目安です。ただし、雨の日は塗装作業ができないため、天候によっては工期が延びることもあります。また、工事は屋外の作業が中心ですので、基本的にお留守にしていただいて全く問題ありません。私たちアップリメイクでは、全工程を写真に収めた「工事写真報告書」を作成するなど、お留守中の作業も手に取るようにご確認いただけるよう進捗報告を徹底していますので、安心してお任せください。

Q3. 塗料の臭いは近所迷惑になりませんか?

A. ご心配されるお気持ち、よく分かります。現在の塗料は、臭いが少ない水性塗料が主流になっており、昔に比べて近隣への影響はかなり少なくなっています。しかし、全くの無臭というわけではありません。そのため、工事開始前には必ず私たちがご近所様へご挨拶に伺い、工事期間などをご説明してご理解をいただくように徹底しています。こうした事前の配慮が、トラブルを防ぐ上で非常に重要です。

Q4. 保証期間が長いほど良い業者なのでしょうか?

A. 一概にそうとは言えません。もちろん長期保証は安心材料の一つですが、もっと大切なのは「保証の内容」と「その会社が10年後、15年後も存続しているか」です。例えば、「塗膜の剥がれ」は保証するけれど「経年による色あせ」は対象外、といった細かい規定がある場合も多いです。

また、いくら20年の保証を謳っていても、その会社が数年でなくなってしまっては意味がありません。会社の創業年数や地域での実績、そして保証内容を書面で明確に提示してくれるかをしっかりと確認することが大切です。

総括:信頼できる外壁塗装ジャーナル

綺麗に塗り替えられた家の壁の前で、日本の塗装職人が満足げな笑顔で立っている、信頼感のある写真

今回は、プロの視点から「外壁塗装ジャーナル」と題して、業者選びから費用、メンテナンスに至るまで、後悔しないための知識を網羅的にお伝えしてきました。

情報が簡単に手に入る時代だからこそ、何が本当に正しくて、誰を信じるべきかを見極めることが難しくなっています。このジャーナルが、あなたの塗装計画における一つの信頼できる道しるべとなれば、これに勝る喜びはありません。

様々な情報をお伝えしてきましたが、突き詰めると、外壁塗装の成功はたった一つのことにかかっていると私は考えています。それは、「心から信頼できる、誠実なパートナー(塗装業者)を見つけられるか」ということです。

静岡での外壁塗装はアップリメイクにお任せください

この記事を読んで、ご自宅のことで少しでも気になったり、専門家の意見を聞いてみたいと思われたりしたなら、ぜひ私たち株式会社アップリメイクにご連絡ください。父の代から続く静岡の職人直営店として、お客様の幸せを第一に考えた誠実な仕事をすることをお約束します。

診断からお見積もりまでは一切無料です。無理な営業も決して行いません。まずは、あなたの大切なお住まいに対する私たちの想いと技術を知っていただければ幸いです。

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  • この記事を書いた人

齋藤直樹

(株)アップリメイク代表取締役で元職人、塗装という仕事が大好きです。人生の大きな挫折と数多くの出会いを経て今は大好きな地元・静岡で、お客様の笑顔のために仕事ができることに何よりの誇りを感じています。

▼保有資格▼
1級建築塗装技能士・2級建築施工管理技士・有機溶剤作業主任者・高所作業主任者・2級カラーコーディネーター・光触媒施工技能士・乙4類危険物取扱者・ゴンドラ特別教育・職長・安全衛生責任者・第2種酸素欠乏危険作業主任者・宅地建物取引主任者・2級ファイナンシャルプランニング技能士・AFP