こんにちは、静岡の屋根・外壁塗装リフォーム専門店「アップリメイク」代表の齋藤です。
最近、お客様から「カインズホームの外壁塗装って、実際のところどうなんですか?」というご質問をいただく機会が非常に増えました。
暮らしに身近なホームセンターで外壁塗装という大きな買い物の相談ができる手軽さから、リフォームに関心をお持ちの方が増えているのだと日々実感しております。しかし、いざ具体的に検討を始めると、インターネット上には様々な情報が溢れています。
カインズの外壁塗装に関する良い口コミもあれば、気になる評判も目にするでしょう。実際の価格はいくらなのか、高額な費用にローンは使えるのか、といった金銭的な問題。さらには、DIYで安く済ませられないか、その際に使う洗剤や外壁材はどう選べばいいのか、といった技術的な疑問。
そして、費用を抑えるための外装塗装助成金とはどのような制度なのか、専門的なことまで含めると、一体何から手をつければ良いのか途方に暮れてしまうのも無理はありません。
大切なご自宅を、この先10年、20年と守っていくための重要なメンテナンスです。たくさんの疑問や不安が生まれるのは当然のことです。私たちのような塗装専門業者から見ると、ホームセンターでのリフォームには、その手軽さの裏側にある特有の構造や注意点が存在します。
そこでこの記事では、静岡の地で数多くの塗装工事を手がけてきた専門家の視点から、皆様が抱える一つひとつの疑問に、誠心誠意お答えしていきます。単なる情報の羅列ではなく、皆様が後悔のない選択をするための「正しい判断基準」そのものをお伝えできれば幸いです。
この記事でわかること
- カインズに外壁塗装を依頼する際のメリットとデメリット
- ホームセンターと専門業者の価格やサービスにおける本質的な違い
- 安易なDIYに潜むリスクと、プロの施工がもたらす長期的な価値
- 他社サービスとの比較ポイントや、助成金を賢く活用するための注意点
カインズホームの外壁塗装に関する口コミと評判
- 依頼するメリット・デメリット
- 気になる外壁塗装の価格と料金体系
- リフォームでローンは利用できるか
- カインズの外壁塗装のDIYは現実的か
- 外壁の洗浄で使う専用洗剤とは
依頼するメリット・デメリット
カインズホームのような全国的に知名度の高いホームセンターに外壁塗装を依頼することには、消費者にとって分かりやすいメリットがあります。
しかし、その手軽さの裏には、私たち塗装専門業者の立場から見て、工事の品質や長期的なコストパフォーマンスに影響を与えかねない、知っておくべきデメリットも確実に存在します。双方を正しく理解し、ご自身にとって最適な選択をすることが重要です。
メリット:手軽さとブランドイメージによる安心感
カインズホームに依頼する最大のメリットは、やはり「相談のしやすさ」と「企業ブランドへの信頼感」に尽きるでしょう。例えば、週末にご家族で買い物に出かけた際、その足でリフォームコーナーに立ち寄り、専門のスタッフに直接話を聞ける手軽さは、塗装専門店にいきなり電話をしたり、訪問したりすることに抵抗がある方にとって、非常に大きな魅力です。
また、「カインズ」という誰もが知る企業の看板は、絶大な安心感に繋がります。「おかしな業者に騙されるのではないか」「高額な請求をされるのではないか」といった不安を感じることなく、まずは話を聞いてみようと思えるのは、大手企業ならではの強みと言えます。万が一、施工後にトラブルが発生した場合でも、窓口が明確であるという点もメリットの一つです。
カインズに依頼する主なメリット
- 店舗での相談が手軽で、外壁塗装への心理的なハードルを下げてくれる。
- 全国的な知名度と企業ブランドがあり、初めてのリフォームでも一定の安心感が得られる。
- 外壁塗装だけでなく、他のリフォーム(キッチン、トイレなど)もまとめて相談できる場合がある。
- トラブル時の相談窓口が明確である。
デメリット:価格構造の不透明性と専門性の限界
一方で、デメリットについても深く理解しておく必要があります。最も本質的で重要なポイントは、「カインズホームの従業員が直接、塗装工事を行うわけではない」という事実です。多くの場合、カインズがお客様との契約窓口となり、実際の工事は提携している地元の塗装業者が「下請け」として現場に入ります。
この構造が、いくつかのデメリットを生み出します。第一に、「中間マージン」の発生です。これは、お客様が支払う工事費用の中に、カインズの利益や広告宣伝費、管理費用などが含まれることを意味します。
下請け業者が提示する本来の工事費用に、この中間マージンが上乗せされるため、同じ工事内容であっても、塗装業者に直接依頼するより費用が割高になる傾向が強いのです。見積もりが100万円の場合、その15%~30%が中間マージンというケースも業界では珍しくありません。
第二に、施工品質が「実際に担当する下請け業者次第」になってしまう点です。もちろんカインズ独自の施工基準は設けられているでしょう。しかし、実際にハケを握る職人の経験年数や技術レベル、仕事に対する情熱までをコントロールすることは困難です。お客様ご自身で施工業者を選ぶこともできません。
私たちのような職人直営の専門店は、診断から施工、アフターフォローまで、全ての工程に自社の看板を背負って責任を持ちますが、ホームセンターのリフォームでは、その責任の所在がやや曖昧になりがちなのです。
事前に考慮すべきデメリット
- 中間マージンが発生するため、専門業者への直接依頼に比べて費用が割高になる可能性が高い。
- 実際に施工する下請け業者を自分で選ぶことはできず、当たり外れが生じるリスクがある。
- 担当する業者によって技術力や現場での対応に差が出ることがあり、品質が一定でない可能性がある。
- 提案される塗料の選択肢が限られたり、ご自宅の劣化状況に対する踏み込んだ専門的な提案が受けにくかったりする場合がある。
◆斎藤のワンポイントアドバイス
外壁塗装の成功は、ご自宅の状態をいかに正確に診断し、最適な塗料と工法で施工するかにかかっています。知名度や手軽さも一つの価値ですが、皆様の大切な資産を守るという観点からは、最終的に「誰が、どのように塗るか」が最も重要です。
ぜひ、私たちのような専門店の無料診断もご活用いただき、まずはご自宅の"健康状態"を正確に把握することから始めてみてください。
気になる外壁塗装の価格と料金体系
外壁塗装を検討する上で、誰もが最も気になるのが「価格」です。カインズホームのチラシやウェブサイトでは、「30坪〇〇万円~」といった坪数に応じたパック料金が提示されていることが多く、総額がイメージしやすいため、一見すると非常に分かりやすく魅力的に映ります。
しかし、その提示価格が、最終的にご自身が支払う金額とイコールになるとは限りません。後悔しないためには、その料金体系の裏側と、価格に含まれるもの・含まれないものを正確に見極める必要があります。
パック料金に潜む「追加費用」の可能性
カインズホームが提示するパック料金には、一般的に「足場組立・解体」「高圧洗浄」「外壁塗装(3回塗り)」といった、塗装工事に最低限必要な項目が含まれています。しかし、これはあくまで標準的な状態の住宅を想定したものです。ご自宅の劣化状況や構造によっては、様々な追加工事が必要となり、最終的な金額が大きく膨らむケースが少なくありません。
具体的に、以下のような項目はパック料金に含まれず、別途オプション料金となることが一般的です。
- 屋根の塗装:外壁と同時にメンテナンスするのが最も効率的ですが、ほとんどの場合別料金です。
- 付帯部の塗装:雨樋、破風板、軒天、雨戸、水切り板金など、外壁以外の細かい部分の塗装。これらを疎かにすると、外壁だけが綺麗になり、かえって他の部分の古さが目立ってしまいます。
- 下地補修:外壁のひび割れ(クラック)の補修や、剥がれかかった古い塗膜の除去など。劣化が激しいほど費用はかさみます。
- シーリング工事:サイディング外壁のボード間の目地を埋める「シーリング(コーキング)」の打ち替えや増し打ち。これは単なる隙間埋めではなく、建物の防水性を保つ最後の砦であり、塗装の耐久性そのものに直結する最重要工程です。
【最重要チェック項目】シーリング工事の内訳
シーリング工事が見積もりに含まれているか、そしてその内容が「打ち替え」(古いものを全て撤去して新しく充填する)なのか「増し打ち」(既存の上に重ねる)なのかは必ず確認してください。一般的に、耐久性を確保するためには「打ち替え」が推奨されます。この工程を曖昧にする業者には注意が必要です。詳しくは当社の工事の施工事例もご覧ください。
専門業者との価格比較で見るべき点
前述の通り、中間マージンの存在から、私たちのような職人直営の専門店に直接ご依頼いただく方が、高品質な工事をより適正な価格で実現できる可能性が高いです。見積もりを比較する際は、総額の安さだけに目を奪われず、その金額で「どこまでの工事を」「どの材料を使って」行ってくれるのか、その中身を詳細に比較することが、賢い業者選びの絶対条件です。
【ご注意】
この記事で提示する費用に関する情報は、あくまで一般的な目安です。実際の価格は、建物の形状、大きさ、窓の数、劣化状況、使用する塗料のグレードなど、様々な要因によって大きく変動します。正確な費用を知るためには、必ず3社以上の業者から詳細な見積もりを取り、内容を納得いくまで比較検討することをお勧めします。
リフォームでローンは利用できるか
外壁塗装は、一度にまとまった費用が必要となるため、リフォームローンの利用を検討される方も非常に多くいらっしゃいます。結論から申し上げますと、カインズホームでも提携している信販会社のリフォームローンを利用することが可能です。これは、すぐに現金を用意するのが難しい方にとって、大きなメリットと言えるでしょう。
ホームセンターが窓口となる提携ローンは、一般的に申し込み手続きが店舗で完結し、審査もスピーディーに進むという利便性の高さが特徴です。普段利用している店舗で、買い物と同じような感覚でローンの相談ができるのは、心理的なハードルも低いと言えます。
ただし、その手軽さの一方で、金利については慎重な比較が必要です。提携ローンは利便性が高い分、銀行や信用金庫などが直接提供しているリフォームローンと比較すると、金利がやや高めに設定されている傾向があります。ほんの数パーセントの違いが、最終的な総返済額では数十万円もの差になることも珍しくありません。
リフォームローンを賢く利用するためのポイント
- 複数の金融機関で比較検討する:カインズの提携ローンだけでなく、給与振込などで利用しているメインバンクや、地元の信用金庫など、複数の金融機関に相談し、金利や条件を比較しましょう。
- 無理のない返済計画を立てる:最も重要なのは、将来にわたって無理なく返済できる計画を立てることです。月々の返済額だけでなく、ボーナス払いの有無や総返済額までしっかりとシミュレーションすることが不可欠です。
- 団体信用生命保険(団信)の確認:万が一、返済中に契約者に不幸があった場合に、ローンの残債が保険で支払われる「団体信用生命保険」が付帯しているかどうかも、確認しておくとご家族にとって大きな安心に繋がります。
私たちアップリメイクでは、単に工事を行うだけでなく、お客様の長期的なライフプランまで見据えたご提案を大切にしています。私自身もファイナンシャルプランナーの資格を保有しており、お客様の資金計画に合わせた最適なリフォームプランや、ローンのご相談も承っております。
「どのタイミングで、どのくらいのグレードの塗装をするのが最も賢い選択なのか」といったお悩みにも、専門家の視点からお答えしますので、どうぞお気軽にご相談ください。
カインズの外壁塗装のDIYは現実的か
カインズの広大な店舗を歩いていると、様々な種類の塗料やハケ、ローラーなどがずらりと並び、その手軽さから「もしかしたら、自分で外壁塗装ができるのではないか?」という考えが頭をよぎる方もいらっしゃるかもしれません。
確かに、人件費がかからないDIYは、費用を劇的に抑えられる可能性を秘めており、非常に魅力的に感じることでしょう。しかし、私たちプロの立場から申し上げますと、お住まい全体の耐久性に関わる外壁塗装を、ご自身で行うことはお勧めできません。
その理由は、単に「大変だから」「難しいから」といった漠然としたものではなく、明確なリスクに基づいています。
1. 塗装の成否を9割決めると言われる「下地処理」の専門性
外壁塗装で最も重要で、かつ専門技術を要する工程は、実は色を塗る作業ではなく、その前段階の「下地処理」です。高圧洗浄で長年の汚れや劣化した古い塗膜を徹底的に除去し、ミリ単位の細かなひび割れ(ヘアクラック)を見逃さずに補修し、サイディングの目地であるシーリングを適切に処置する。
この一連の作業が完璧であって初めて、新しい塗料はその性能を100%発揮できます。この工程を素人判断で省略したり、不十分なまま塗装を進めたりすれば、どんなに高価な塗料を使っても、わずか数年で塗膜が風船のように膨れたり、パリパリと剥がれたりする原因となります。
2. 命に関わる「高所作業」の危険性
一般的な2階建て住宅の場合、軒先や屋根に近い壁の塗装など、高所での作業が必須となります。プロは安全基準に則った頑丈な足場を組み、安全帯を使用して作業を行いますが、不慣れな方が脚立や簡易な足場で行う作業は、墜落・転落といった生命に関わる重大な事故に直結する、極めて危険な行為です。安全の確保も、プロの仕事の対価に含まれているのです。
3. 塗料という「化学製品」を扱う難しさ
塗料は、ただ塗れば良いという単純なものではありません。それぞれの塗料には、メーカーが定めた最適な希釈率(薄める割合)、塗布量(1㎡あたりに塗るべき量)、そして乾燥時間(塗り重ねるまでに必要な時間)が厳密に定められています。
これらの基準を守らずに塗装すると、塗りムラや早期の色褪せ、耐久性の著しい低下を招きます。これは、料理のレシピを守らずに作るのとは訳が違う、化学製品の性能を保証するための絶対的なルールなのです。
ウッドデッキや犬小屋といった小規模なものの塗装をDIYで楽しむことは、暮らしを豊かにする素晴らしい趣味だと思います。しかし、雨風や紫外線からご家族と資産を守るお住まいの外壁塗装は、信頼できる専門家にお任せください。
万が一DIYに失敗し、結局プロにやり直しを依頼することになれば、下地の状態が悪化している分、最初から依頼するよりはるかに高額な費用がかかってしまうことも忘れてはなりません。
外壁の洗浄で使う専用洗剤とは
外壁塗装工事の最初のステップとして行われる「高圧洗浄」。これは、単に壁の汚れを洗い流すだけの作業だと思われがちですが、実は塗装の仕上がりと耐久年数を左右する、極めて重要な下地処理の一環です。
カインズなどのホームセンターで販売されている家庭用の高圧洗浄機や外壁用洗剤と、私たちプロが使用するものとでは、その目的も性能も、そして思想そのものが全く異なります。
DIYコーナーに並んでいる洗剤の多くは、表面に付着した泥やホコリ、排気ガスの煤といった「汚れ」を落とすことを主目的とした、比較的マイルドな中性洗剤です。もちろん、これらでもある程度の美観は回復するでしょう。
しかし、プロの現場で「洗剤」と呼ぶものは、もっと専門的で強力な役割を担っています。例えば、私たちアップリメイクが標準的に採用している「バイオ洗浄」は、その代表例です。
これは、目には見えないカビやコケ、藻といった微生物の「菌」を根こそぎ分解・殺菌する、特殊なバイオ薬品(専用洗剤)をまず外壁全体に散布します。そして、菌が完全に死滅・分解されるまで一定時間置いた後、プロ用の強力な高圧洗浄機で洗い流す、という二段構えの洗浄方法です。
なぜ、ただの水洗いではダメなのか?
外壁に深く根を張ったカビやコケは、強力な水圧をかけただけでは表面が削ぎ落とされるだけで、菌糸(根)が下地内部に残ってしまいます。その上から新しい塗装を施すと、残った菌が新しい塗料の樹脂成分を栄養源として内部で再繁殖し、結果として塗装後わずか数年で塗膜が内側から膨れたり、剥がれたりする「早期劣化」の最大の原因となるのです。
バイオ洗浄で根から完全に除去することで、新しい塗料がクリーンな下地にしっかりと食いつき、長期間にわたって本来の性能を発揮できる、最適な下地環境を作ることができるのです。
このように、プロが使う「洗剤」は、美観のためではなく、あくまで「塗装を成功させる」ための、科学的根拠に基づいた下地処理の重要なプロセスです。「汚れを落とす」という発想から一歩進んだ、「塗装に最適な下地を再生する」という視点こそが、プロフェッショナルの仕事であり、DIYとの決定的な違いと言えるでしょう。
カインズホームの外壁塗装と他社の口コミ&評判を比較
- ヤマダ電機外壁塗装の評判と特徴
- ジョイフル本田の外壁塗装サービス
- ビバホームの外壁塗装との違いは?
- 選べる外壁材と塗料の種類について
- 外装塗装の助成金とは?申請方法を解説
ヤマダ電機外壁塗装の評判と特徴
家電量販店の最大手であるヤマダ電機も、「ヤマダホームズ」というブランド名でリフォーム事業を全国的に展開しており、外壁塗装も主要なサービスの一つです。その評判を調べてみると、カインズホームと同様に「大手企業だから安心」「買い物のついでに相談できるのが便利」といった、その知名度と利便性を評価する声が多く見られます。
ヤマダ電機ならではの特徴としては、やはり家電との連携が挙げられます。例えば、エコキュートや太陽光発電システムの設置といったオール電化リフォームと外壁塗装を組み合わせたセット提案を受けられる可能性があります。また、ヤマダ電機独自のポイントが付与される点も、頻繁に利用する方にとっては魅力的に映るでしょう。
しかし、サービスの基本的な構造はカインズホームと酷似しています。つまり、ヤマダ電機が契約の窓口となり、実際の施工は地域ごとに提携している下請け業者が行うという形態です。
そのため、評判を調べる際には、「ヤマダ電機」というブランドイメージだけでなく、実際にその地域で施工を担当している業者の評判や実績がどうなのか、という視点が不可欠です。価格面においても、中間マージンが含まれるため、私たちのような塗装専門店に直接依頼する方が、コストパフォーマンスに優れる可能性が高いと言えます。
ジョイフル本田の外壁塗装サービス
ジョイフル本田は、特に関東圏で絶大な支持を得ているホームセンターで、プロの職人も資材の買い付けに利用するほどの豊富な品揃えが特徴です。そのリフォームセンターで提供される外壁塗装サービスにも、その専門的なイメージから高い期待を寄せる方が多いようです。
サービス内容の根幹は、他のホームセンターと同様に、ジョイフル本田が元請けとなり、提携する施工業者が現場作業を担うというものです。ジョイフル本田のリフォーム事業は、どちらかというとプロ向けの資材販売の延長線上にあるため、提携する施工業者も、比較的地域で実績のある会社が選ばれている可能性は考えられます。
しかし、基本的な「元請け・下請け」構造は変わりません。つまり、最終的な費用や品質は、どの下請け業者が担当するかによって大きく左右されるという事実に変わりはないのです。
ジョイフル本田で外壁塗装を検討する場合であっても、その見積もりが適正価格なのか、提案内容がご自宅にとって最適なのかを判断するために、必ず塗装専門業者との相見積もりを取ることを強くお勧めします。
ビバホームの外壁塗装との違いは?
ビバホームも「ビバホームリフォーム」として、全国の店舗で外壁塗装の相談・受付を行っています。サービス形態はカインズ、ヤマダ電機、ジョイフル本田と本質的には変わらず、お客様との契約窓口をビバホームが担い、実際の工事は登録されている下請け業者が行うという分業制です。
これらのホームセンター間のサービス内容における本質的な違いを探すとすれば、提携している施工業者のネットワークの規模や質、パック料金に含まれる標準工事の範囲、キャンペーンやポイント制度の有無といった、比較的些細な点に集約されます。
つまり、消費者から見れば、どのホームセンターを選ぶかというよりは、「ホームセンター経由で外壁塗装を依頼する」という選択そのものが持つ共通のメリット・デメリットを理解することの方が、はるかに重要です。
ホームセンター各社に共通するリフォームの仕組み
- 窓口としての役割:ホームセンターは、お客様と施工業者を繋ぐ「紹介者」「元請け」としての役割を担います。
- 施工の分離:実際の塗装作業は、ホームセンターの従業員ではなく、提携する別の会社(下請け業者)が行います。
- 価格構造:下請け業者の工事費に、ホームセンターの利益や経費(中間マージン)が上乗せされた価格設定となります。
- 品質の変動性:担当する下請け業者によって、職人の技術力、現場でのマナー、最終的な仕上がりに差が出る可能性があります。
結局のところ、どのホームセンターも「施工業者を紹介してくれる窓口」という役割が色濃いのが実情です。もし、施工品質と価格の両面で心から納得のいくリフォームを実現したいのであれば、仲介者を挟まず、直接、お住まいの地域の信頼できる塗装専門店に相談するという選択肢を、ぜひ一度ご検討いただきたいと思います。
選べる外壁材と塗料の種類について
カインズホームで外壁塗装を依頼した場合、提案される塗料の種類は、その地域で提携している施工業者が日常的に扱っている製品ラインナップに大きく依存します。
多くの場合、価格と性能のバランスが良く、国内の戸建て住宅で最も広く使用されている「シリコン系塗料」や、近年その性能向上から人気を集めている「ラジカル制御型塗料」などが中心的な選択肢となるでしょう。これらは信頼性の高い塗料ですが、いわば「標準的な選択肢」です。
一方で、私たちのような塗装専門店は、いわば「塗料のプロフェッショナル」です。日々進化する塗料技術の最新情報を常に収集し、お客様のご自宅の状況(壁の材質、劣化の進行度、日当たりの良し悪しなどの立地環境)や、お客様自身のご要望(「とにかく長持ちさせたい」「夏の暑さを和らげたい」「デザインにこだわりたい」など)を専門家の視点から細かくヒアリングします。
そして、数多く存在する塗料の中から、ご予算に応じて最適なプランを複数ご提案することが可能です。
【専門用語解説】塗料のグレードと耐久性について
外壁用塗料は、その性能を決定づける主成分の「樹脂」によって、耐久年数や価格が大きく異なります。一般的に、性能と価格は以下の順で高くなるとお考えください。
アクリル → ウレタン → シリコン → ラジカル制御 → フッ素 → 無機
アップリメイクでは、お客様の大切な資産を長期的に守るという観点から、一定の耐久性を持つシリコン以上のグレードを標準仕様としています。さらに、20年以上の耐久性が期待できるフッ素塗料や無機塗料など、最先端の超高耐久塗料も多数取り扱っております。詳しくは当社の料金プランと塗料の種類のページもぜひご覧ください。
◆斎藤のワンポイントアドバイス
塗料選びは、外壁塗装の満足度を大きく左右する、家づくりのような楽しい工程です。例えば、2階の部屋の夏の厳しい暑さにお悩みのお客様には、ロケットの先端技術を応用した遮熱・断熱塗料「ガイナ」をご提案します。
また、「もうこれからの人生で塗装の心配はしたくない」というご高齢のお客様には、20年以上の耐久性を誇る「無機塗料」が最適かもしれません。このように、お悩みやライフプランに合わせて最適な塗料を選ぶお手伝いをするのが、私たち専門店の使命です。ぜひ、皆様のお話をお聞かせください。
ご自宅がモルタル壁であれ、サイディングボードであれ、その外壁材が持つ特性を理解し、性能を最大限に引き出す塗料を選ぶこと。それこそが、建物を10年、20年先まで美しく、そして強く保つための秘訣なのです。
外装塗装の助成金とは?申請方法を解説
外壁塗装を検討する際、ぜひ知っておいていただきたいのが「助成金(または補助金)」制度の存在です。これは、お住まいの市区町村が、住宅のリフォーム費用の一部を補助してくれる非常にありがたい制度です。ただ、その内容は自治体によって大きく異なり、申請にはいくつかの注意点があるため、正しい知識を持つことが賢く活用する鍵となります。
助成金制度の概要と一般的な申請の流れ
外壁塗装に関する助成金の多くは、「省エネルギー化の推進」を目的としています。具体的には、太陽光の熱を反射して室内の温度上昇を抑える「遮熱塗料」や、熱の伝わりを抑える「断熱塗料」を使用した工事が対象となるケースが一般的です。自治体によっては、地域の景観に配慮した色彩での塗装や、三世代同居のためのリフォームなどが対象となる場合もあります。
申請の一般的な流れは以下の通りです。
- 情報収集:まず、お住まいの自治体のホームページや広報誌で、助成金制度の有無、対象となる工事、申請期間、予算額などを確認します。
- 業者選定と見積もり取得:制度の条件に合う工事が可能な業者に見積もりを依頼します。
- 事前申請:工事契約前に、自治体の窓口に見積書などの必要書類を提出して申請します。(※工事後の申請は認められないのが一般的です)
- 交付決定通知:審査を経て、自治体から交付決定の通知が届きます。
- 工事の契約・着工:交付決定を受けてから、業者と正式に契約し、工事を開始します。
- 実績報告と請求:工事完了後、完了報告書や領収書の写しなどを提出し、助成金を請求します。
- 助成金の交付:指定した口座に助成金が振り込まれます。
最も重要な注意点:「市内業者」の施工条件
ここで、カインズホームのようなホームセンターで依頼する場合に、最も注意すべき点があります。それは、助成金の申請条件として、「工事を行うのは、市内に本店または主たる事業所を置く法人・個人事業者に限る」という一文が定められているケースが非常に多いことです。
この「市内業者」条項がある場合、お客様がカインズホームに工事を依頼すると、契約上の元請けがカインズ(本社:埼玉県本庄市)となるため、助成金の対象外となってしまう可能性が極めて高いのです。たとえ、実際に工事を行う下請け業者がお住まいの市内の会社であったとしても、契約書に記載される元請けが市外の企業であれば、条件を満たさないと判断されるのが一般的です。
助成金利用を検討する際の最重要チェックリスト
- お住まいの自治体で、今年度の助成金制度が実施されているか?
- 申請期間はいつからいつまでか?予算の上限に達していないか?
- 遮熱塗料の使用など、対象となる工事の条件は何か?
- そして最も重要な、「施工業者は市内の事業者に限る」という条件がないか?
助成金を確実に活用して少しでも費用負担を軽減したいとお考えの場合は、カインズの窓口でこの点を確認すると同時に、私たちのような地域に根差して活動している塗装専門店にご相談いただくのが最も確実な方法です。静岡市、焼津市、藤枝市など、私たちが活動するエリアの助成金情報にも精通しておりますので、どうぞお気軽にお問い合わせください。
カインズの外壁塗装に関するよくある質問(FAQ)
Q1. カインズの見積もりは無料ですか?また、しつこい営業はありますか?
A. はい、カインズホームでの現地調査や見積もり作成は、基本的に無料で行われます。口コミや評判を見ても、見積もり後に執拗な営業電話があったという声はほとんど見られません。大手企業としてコンプライアンス(法令遵守)の意識が高いため、お客様がお断りの意思を示せば、それ以上のしつこい勧誘を受ける可能性は低いと考えて良いでしょう。
これは、複数の業者を比較検討する「相見積もり」の一つとして、気軽に話を聞きやすいというメリットになります。相見積もりは決してマナー違反ではなく、むしろ適正な価格とサービスを見極めるために推奨される行為です。
Q2. カインズの保証制度は安心できますか?
A. カインズでは独自の保証制度を設けており、万が一、施工が原因で不具合(塗膜の剥がれなど)が発生した場合の相談窓口となってくれます。これは大きな安心材料です。ただし、保証書の内容はしっかりと確認する必要があります。特に重要なのは「保証期間」と「保証の対象範囲」です。
紫外線による自然な色あせや、お客様の過失による傷などは保証対象外となるのが一般的です。私たち専門店では、自社の施工品質に絶対的な自信を持っているからこそ、最長10年といった長期の「自社施工保証書」を発行しています。
保証書を比較する際は、期間の長さだけでなく、「何が保証対象外なのか」という免責事項までしっかりと読み比べることが大切です。
Q3. 結局、カインズと専門業者、どちらが高いのですか?
A. 同じグレードの塗料を使用し、同じ工程で施工した場合、中間マージンが発生しない分、専門業者の方が費用を抑えられるケースがほとんどです。しかし、一概に「専門業者=安い」とは言えません。なぜなら、業者によっては価格を安く見せるために、必要な工程を省いたり、塗料を規定以上に薄めたりするケースも残念ながら存在するからです。
「適正価格」とは、必要な下地処理や丁寧な塗装工程を一切手抜きせず、その上で適正な利益を乗せた価格のことです。例えば、多くの業者が標準とする「3回塗り」に対し、私たちアップリメイクでは塗料の性能を最大限に引き出し、より長持ちさせるために標準を「4回塗り」としています。
このように、総額だけでなく「どのような工程で」「何回塗るのか」といった工事内容の詳細を比較することで、価格と品質のバランスが取れた、本当に信頼できる業者を見極めてください。
Q4. 施工に来る職人さんの質は、どうやって見極めれば良いですか?
A. ホームセンター経由の場合、契約段階でお客様が事前に職人さんを知ることは非常に難しいのが実情です。一方、私たちのような「自社施工」を謳う会社では、ホームページで職人一人ひとりの顔写真やプロフィールを紹介していたり、国家資格である「一級塗装技能士」が何名在籍しているかを公表したりしています。
資格の有無はもちろん、その会社が職人の技術向上やマナー教育にどれだけ力を入れているか、そしてどれだけ豊富な施工実績を公開しているかを確認することが、職人の質、ひいては会社の質を見極めるための重要な指標となります。
Q5. 工事中の生活はどうなりますか?洗濯物は干せますか?
A. 工事期間中も、基本的には普段通りご自宅でお過ごしいただけます。ただし、いくつかご協力をお願いする点がございます。まず、足場を組み、建物全体をメッシュシートで覆うため、日当たりが悪くなったり、窓が開けにくくなったりします。また、塗料の飛散を防ぐため、洗濯物を外に干すことは難しくなります。
工事の工程(洗浄日、塗装日など)に応じて、洗濯物を干せる日などもございますので、事前に工程表をお渡しし、現場の職長から都度ご説明させていただきます。高圧洗浄や足場の組立・解体時には騒音が発生しますが、事前にご近隣への挨拶回りを行い、最大限配慮いたしますのでご安心ください。
カインズホームの外壁塗装の口コミ・評判まとめ
この記事では、塗装専門家の視点から、カインズホームの外壁塗装に関する口コミや評判、そしてその背景にあるサービス構造について、詳しく解説してまいりました。
結論として、カインズホームの外壁塗装は、「身近な店舗で気軽に相談できる」という、他にはない大きなメリットを持っています。外壁塗装という専門的なリフォームへの第一歩を踏み出すきっかけとしては、非常に優れた選択肢の一つと言えるでしょう。
しかしその一方で、価格に中間マージンが含まれることや、実際に施工する業者を自分で選べず、品質が担当業者次第になりがちであるといった、契約前に必ず理解しておくべき注意点も存在します。
外壁塗装は、単に家の見た目をきれいにするだけではありません。雨漏りを防ぎ、建物の構造体を守り、ひいては皆様の大切な資産価値を維持するための、10年に一度の重要なメンテナンスです。
目先の価格や手軽さだけに捉われるのではなく、「この先10年、20年と安心して暮らすためには、どのような工事が必要で、誰に任せるのが最も賢明か」という長期的な視点を持つことが、何よりも重要です。
最終的に大切なのは、お客様ご自身が心から納得し、「この会社になら任せられる」と信頼できるパートナーを見つけることです。そのためには、カインズホームのようなホームセンターでまず話を聞いてみるというステップも有効ですが、その上で、必ず私たちのような地域に根差した塗装専門店からも話を聞き、提案内容や見積もりを比較検討していただきたいと思います。
異なる立場からの提案を比べることで、ご自宅にとって本当に必要なもの、そして最良の選択肢が、きっと見えてくるはずです。
私たちアップリメイクは、静岡の地で塗装一筋に歩んでまいりました。職人直営だからこそできる高品質な施工と、地元を知り尽くした細やかなご提案、そして工事が完了してからが本当のお付き合いの始まりであるという誠実な姿勢で、お客様の「幸せ」を創るお手伝いをしたいと心から願っております。
静岡で外壁塗装をご検討の際は、ぜひ私たちアップリメイクにご相談ください。職人一同、皆様からのご連絡をお待ちしております。







