こんにちは、株式会社アップリメイク代表取締役の斎藤直樹です。
外壁塗装のお見積もりを取る中で「バイオ洗浄」という項目を目にし、そのデメリットについて詳しく知りたいとお考えのことでしょう。通常の高圧洗浄と何が違うのか、費用に見合う効果があるのか、さまざまな疑問が浮かびますよね。
特に、バイオ洗浄で使われる専用の洗剤にはSKクリーナースーパーといった製品もありますが、本当にご自宅におすすめなのか、専門家の意見を聞きたい方も多いはずです。
また、そもそもバイオ洗浄の効果は何なのか、具体的なやり方や費用も気になるところですよね。高圧洗浄機で外壁のコケをきれいにする方法と比較してどうなのか、そして外壁に高圧洗浄機がダメな理由についても理解を深めたいかもしれません。
さらに、タ他の洗浄方法との違いを知ることも、最適な選択をする上では非常に重要で、ご自宅のメンテナンスで後悔しないためにも、正しい知識を身につけることが何よりも大切です。
この記事では、塗装専門店の代表である私、斎藤が、現場のプロとしての視点からバイオ洗浄の真実を徹底的に解説します。最後までお読みいただければ、ご自宅に最適な洗浄方法が明確になり、自信を持って業者選びを進められるようになります。
この記事でわかること
- バイオ洗浄の本当の効果と限界
- 費用や手間といった具体的なデメリット
- 高圧洗浄との正しい使い分け方
- 静岡の気候で最適な洗浄方法の選び方
知っておきたいバイオ洗浄のデメリットと効果
- 期待できる洗浄効果とは?
- バイオ洗浄のデメリットを解説
- 外壁に高圧洗浄機がダメな理由は?
- 高圧洗浄機で外壁のコケは落ちる?
- タイル酸洗いのデメリットも紹介
期待できる洗浄効果とは?
外壁塗装における洗浄は、単に汚れを落とすだけでなく、新しい塗料を外壁にしっかりと密着させるための非常に重要な下準備です。その中でバイオ洗浄が特に効果を発揮するのは、カビやコケ、藻といった微生物が原因の有機的な汚れに対してです。
通常の高圧洗浄は、水の圧力で表面の汚れを物理的に剥がし取る方法です。これでも多くの汚れは落ちますが、カビやコケは外壁の凹凸や微細なヒビの奥深くに根を張っているため、水圧だけでは根絶が難しい場合があります。表面上はキレイになっても、根が残っていると、せっかく塗装した塗膜の下で再び繁殖し、早期の劣化や剥がれを引き起こす原因にもなりかねません。
一方でバイオ洗浄は、専用の洗浄剤を使ってこれらの微生物を根元から分解・殺菌します。お風呂場のカビ取りをイメージしていただくと分かりやすいかもしれません。薬剤の力でカビの根を無力化することで、再発のリスクを大幅に低減させるのです。
これにより、塗料がより強固に外壁に密着し、本来の耐久性を最大限に引き出すことができます。特に、長年にわたって蓄積された頑固な緑色のコケや黒カビにお悩みのお住まいでは、その効果をはっきりと実感できるでしょう。
バイオ洗浄の効果まとめ
バイオ洗浄は「カビ・コケ・藻の根絶と再発防止」に特化した洗浄方法です。これにより、塗装の密着性を高め、長期的な美観と耐久性を実現する効果が期待できます。
バイオ洗浄のデメリットを解説
高い効果が期待できるバイオ洗浄ですが、メリットばかりではありません。ご自宅の状況によっては不要な場合もありますし、いくつかのデメリットを理解しておくことが重要です。ここでは主なデメリットを3つのポイントに絞って解説します。
1. 一般的に費用が割高になる傾向がある
一般的な塗装業界では、バイオ洗浄は追加の薬剤と手間がかかるため、費用が割高になる傾向があります。多くの業者では、通常の高圧洗浄とは別のオプションとして扱われ、総額で数万円の追加費用が発生するケースも少なくありません。
ただ、私たちアップリメイクでは考え方が少し異なります。塗装の品質は下地処理で決まるという信念のもと、カビやコケを根こそぎ落とす「バイオ高圧洗浄」を標準の施工工程に含めています。特別なオプションではなく、良い塗装をするために当然必要な作業だと考えているため、一般的なバイオ洗浄の相場よりも費用を抑えた価格でご提供しています。
2. すべての汚れに万能ではない
前述の通り、バイオ洗浄はカビやコケなどの「生物的な汚れ」には絶大な効果を発揮します。しかし、排気ガスによる油汚れ、鉄部から出たサビ、経年劣化による塗膜の粉(チョーキング)といった「無機的な汚れ」に対しては、期待するほどの効果が得られない場合があります。
汚れの種類に応じて適切な洗浄方法を選ぶ必要があり、「バイオ洗浄さえすれば何でもキレイになる」というわけではないのです。
3. 業者による技術力と知識の差が出やすい
バイオ洗浄は薬剤を使用するため、その取り扱いには専門的な知識が求められます。洗浄剤の希釈率、塗布後の放置時間、すすぎの徹底度合いなど、業者によって施工品質に差が出やすい工程です。
例えば、すすぎが不十分で洗浄剤が外壁に残留してしまうと、それがかえって新しい塗料の密着を妨げ、塗装の剥がれといった重大な施工不良に繋がる恐れもあります。信頼できる業者かどうかの見極めが、より重要になると言えるでしょう。
デメリットの理解が重要
バイオ洗浄を検討する際は、これらのデメリットを十分に理解し、ご自宅の汚れの種類や程度、そして予算と照らし合わせて、本当に必要な工事なのかを慎重に判断することが大切です。
外壁に高圧洗浄機がダメな理由は?
「それなら自分で高圧洗浄機を買ってきて洗えば安上がりなのでは?」と考える方もいらっしゃいますが、私はプロとしてご自身での高圧洗浄は絶対におすすめしません。その理由は、外壁を深刻に傷めてしまうリスクが非常に高いからです。
家庭用の高圧洗浄機でも、水圧はかなり強力です。この強力な水圧を知識なく外壁に当ててしまうと、下記のようなトラブルを引き起こす可能性があります。
- 外壁材の損傷:特に窯業系サイディングやモルタル壁は、至近距離から強い水圧を当てると表面が削れてしまい、素材そのものの防水性能を低下させます。
- 塗膜の剥がれ:まだ寿命が残っている健全な塗膜まで剥がしてしまい、劣化を早める原因になります。
- シーリングの破損:サイディングの目地や窓まわりのシーリング(コーキング)に高圧水流が当たると、簡単に裂けたり剥がれたりします。そこから雨水が浸入し、雨漏りの原因となることも少なくありません。
- 水の浸入:換気フードやサッシの隙間など、思わぬところから水が室内や壁の内部に浸入し、構造材を腐食させる危険性もあります。
私たち専門業者は、外壁材の種類や劣化状況に応じて、洗浄機と外壁との距離や角度、水圧をミリ単位で調整しながら作業を行っています。この繊細な作業は、長年の経験と知識があって初めて可能なのです。費用を抑えるつもりが、かえって高額な修繕費用が必要になるケースも多いため、洗浄作業は必ずプロにお任せください。
◆斎藤のワンポイントアドバイス
特に築10年以上経過したお住まいでは、シーリングが硬化してきていることが多いです。そこに強力な水圧がかかると、いとも簡単にひび割れや断裂が起きてしまいます。洗浄は塗装の品質を左右する重要な工程ですので、ぜひ私たちのような専門家にご相談いただきたいと思います。
高圧洗浄機で外壁のコケは落ちる?
結論から申し上げますと、高圧洗浄機である程度、外壁のコケを落とすことは可能です。特に、生え始めたばかりの表面的な緑色のコケであれば、水の勢いだけで見た目にはキレイになることが多いでしょう。
しかし、ここには大きな落とし穴があります。先ほども触れましたが、高圧洗浄はあくまで「物理的な力」で汚れを吹き飛ばしているに過ぎません。そのため、外壁の細かな凹凸に残ったコケの胞子や根までは完全に取り除くことが難しいのです。見た目はキレイになっても、原因菌が残っていれば、水分や養分を得てすぐに再発してしまいます。
何度も同じ場所にコケが生えてくるのは、この「根」が残っていることが大きな原因です。根本的な解決を目指すのであれば、やはり薬剤の力で殺菌・分解するバイオ洗浄の方が適していると言えます。
ただし、ごく軽微なコケで、かつ日当たりが良いなど再発しにくい環境であれば、丁寧な高圧洗浄で十分な場合もあります。このあたりの判断は、お住まいの立地環境や外壁の状態を総合的に見て判断する必要があります。
タイル酸洗いのデメリットも紹介
外壁洗浄の方法として、バイオ洗浄や高圧洗浄の他に「酸洗い(さんあらい)」という選択肢もあります。これは、塩酸やシュウ酸などの酸性の薬剤を使って、特に頑固な水垢やエフロレッセンス(白華現象)を化学的に溶かして除去する方法です。
エフロレッセンス(白華現象)とは?
コンクリートやモルタルの表面に浮き出てくる白い粉のような物質のことです。雨水などが壁内部に侵入し、セメント中の可溶成分を溶かして表面に移動し、空気中の炭酸ガスと反応して硬化したものです。美観を損ねるだけでなく、壁内部に水分が侵入しているサインでもあります。
磁器タイル外壁の黒ずみなどには非常に効果的ですが、酸洗いにも無視できないデメリットが存在します。
- 素材を傷めるリスク:酸は非常に強力なため、タイルやレンガの釉薬(表面のガラス質)を傷つけたり、変色させたりする可能性があります。また、目地のモルタルを劣化させることもあります。
- 金属部分の腐食:アルミサッシやステンレスの手すり、ガス管などの金属部分に薬剤が付着すると、腐食やシミの原因となります。
- 周辺環境への影響:洗浄後の廃液の処理を適切に行わないと、植栽を枯らしたり、土壌を汚染したりする危険性があります。
このように、酸洗いは高い専門知識と細心の注意を要する作業です。特に、酸に弱い素材(天然石や一部のタイルなど)には使用できません。安易に行うと取り返しのつかないダメージに繋がるため、もし業者から提案された場合は、その必要性とリスクについて、納得がいくまで説明を求めるようにしてください。
費用で見るバイオ洗浄のデメリットと注意点
- 施工にかかる費用相場
- 洗浄作業の具体的なやり方
- バイオ洗浄で使われる洗剤の種類
- SKクリーナースーパーの特徴
- この洗浄がおすすめなケース
施工にかかる費用相場
バイオ洗浄を検討する上で、最も気になるのが費用だと思います。ここでは、私たちアップリメイクがご提供している洗浄作業の費用について解説します。
費用の算出方法は、基本的に「単価(円/㎡)×洗浄面積(㎡)」で計算されます。
| 洗浄方法 | 単価(円/㎡) | 特徴 |
|---|---|---|
| 高圧洗浄(バイオ洗浄含む) | 100円 ~ 300円 | カビやコケを根から落とすバイオ洗浄を標準工程としています。 |
ご覧の通り、弊社ではバイオ洗浄を特別なオプションとはせず、標準の高圧洗浄に含んで「1㎡あたり100円~300円」でご提供しています。これは、塗装の耐久性を最大限に高めるためには、カビやコケを根こそぎ除去することが不可欠だと考えているからです。
一般的な30坪(外壁面積約150㎡)のお住まいなら、弊社の標準洗浄費用は約15,000円~45,000円が目安となります。職人直営店として余分な中間マージンをカットし、品質に妥協することなく、適正価格での施工を実現しています。
費用に関するご注意
上記の金額はあくまで一般的な目安です。洗浄費用には、この他に足場代や養生費などが含まれていません。また、水道代は施主様のご負担となるのが一般的です。最終的な費用は、必ず正式な見積書で詳細を確認してください。ご不明な点があれば、私たちアップリメイクの無料診断・お見積りにて、丁寧にご説明させていただきます。
洗浄作業の具体的なやり方
バイオ洗浄がどのような手順で行われるのか、具体的な流れを知っておくと、業者の作業が適切に行われているかを確認する上でも役立ちます。私たちアップリメイクが実施する標準的なバイオ洗浄の工程をご紹介します。
- 近隣へのご挨拶と養生:
まず、工事開始前にご近隣のお宅へご挨拶に伺い、作業内容をご説明します。その後、洗浄水や薬剤が飛散してはいけない窓や換気扇、植栽などをビニールシートで丁寧に保護(養生)します。 - 高圧洗浄(1回目:水洗い):
最初に、通常の高圧洗浄機を使って外壁全体のホコリや表面の汚れを洗い流します。この工程は、次に塗布するバイオ洗浄剤が壁面に浸透しやすくなるようにするための下準備です。 - バイオ洗浄剤の塗布:
ローラーや噴霧器を使い、外壁全体にバイオ洗浄剤をムラなく塗布していきます。特にカビやコケがひどい箇所には、念入りに薬剤を塗り込みます。 - 浸透・反応時間(インターバル):
洗浄剤を塗布した後、すぐに洗い流すのではなく、薬剤がカビやコケの根までじっくりと浸透し、分解するのを待ちます。この時間は、気温や湿度、汚れの度合いによって調整しますが、通常は30分から1時間程度です。 - 高圧洗浄(2回目:すすぎ洗い):
薬剤が十分に反応したら、再度高圧洗浄機を使って、浮き上がった汚れと洗浄剤を徹底的に洗い流します。ここで洗浄剤の成分が残らないよう、十分な水量で丁寧にすすぐことが非常に重要です。 - 乾燥:
洗浄が完了したら、塗装工程に進む前に外壁を完全に乾燥させます。天候にもよりますが、通常1日から2日ほどの乾燥期間を設けます。
このように、バイオ洗浄は通常の高圧洗浄と比べて工程が多く、時間と手間がかかります。この丁寧な作業こそが、塗装を長持ちさせる秘訣なのです。
バイオ洗浄で使われる洗剤の種類
「バイオ洗浄」と一括りに言っても、使用される洗剤にはいくつかの種類があります。業者によって使用する製品は異なりますが、主成分によって大きく分けることができます。
植物由来成分の洗浄剤
ミカンやレモンといった柑橘類の皮から抽出される成分(リモネンなど)や、ヤシ油などを主成分とした洗浄剤です。環境や人体への負荷が比較的少ないとされており、多くの業者で採用されています。「バイオ」という名前のイメージから、こちらのタイプを想像される方が多いかもしれません。カビやコケ、軽度な油汚れに対して効果を発揮します。
次亜塩素酸系の洗浄剤
カビ取り剤などに含まれることの多い、殺菌・漂白作用が非常に強い成分です。頑固な黒カビなどを除去するのに高い効果を発揮しますが、刺激が強く、特有の塩素臭があります。取り扱いには細心の注意が必要で、周囲の植栽への影響や、金属部分の腐食リスクも考慮しなければなりません。
混合タイプの洗浄剤
上記の成分に、界面活性剤などを配合して洗浄力を高めたタイプです。幅広い汚れに対応できる反面、成分が複雑になるため、すすぎをより徹底する必要があります。
安全性への配慮
どのタイプの洗浄剤を使用するにしても、安全への配慮は不可欠です。私たち専門業者は、製品安全データシート(SDS)の内容を熟知し、適切な保護具を着用した上で作業を行います。また、近隣への影響を最小限に抑えるため、養生や作業時間にも気を配っています。もしアレルギーをお持ちの方や、小さなお子様、ペットがいるご家庭は、事前に業者へ伝えておくことをお勧めします。
SKクリーナースーパーの特徴
バイオ洗浄剤の中でも、業界で広く知られている製品の一つに、エスケー化研株式会社が製造・販売する「SKクリーナースーパー」があります。これは、多くの塗装業者も使用している実績のある洗浄剤です。
SKクリーナースーパーは、特殊な複合分解酵素と植物性の界面活性剤を主成分としています。その最大の特徴は、カビやコケ、藻などの微生物汚染に対して高い洗浄力を発揮することです。酵素の力で汚れを根元から分解するため、再汚染を抑制する効果も期待できます。
また、この製品は濃縮タイプであり、汚れの度合いに応じて水で希釈して使用します。これにより、現場の状況に合わせた最適な洗浄濃度を調整することが可能です。コンクリートやモルタル、各種塗装面など、幅広い素材に使用できる汎用性の高さも特徴と言えるでしょう。
ただし、このようなプロ用の洗浄剤は、効果が高い分、取り扱いには専門知識が必要です。適切な濃度で使用し、洗浄後は成分が残らないように徹底的に洗い流すことが、その性能を最大限に引き出し、かつ安全に作業を終えるための鍵となります。あくまで数ある洗浄剤の中の一例として、このような製品があることを知っておくと良いでしょう。
この洗浄がおすすめなケース
ここまでバイオ洗浄の効果やデメリット、費用について解説してきましたが、最終的に「我が家にはバイオ洗浄が必要なのか?」という点が一番の関心事だと思います。ここでは、私たちが実際に静岡の現場で診断し、バイオ洗浄をおすすめする具体的なケースをご紹介します。
バイオ洗浄を推奨する主なケース
- 外壁全体に緑色や黒色のコケ・カビが広がっている
- 日当たりの悪い北面や、風通しの悪い場所に著しい汚れがある
- 家の周りに川や田んぼ、林などがあり、湿気が多い立地環境
- 前回の塗装から10年以上経過し、汚れが固着している
- 凹凸の深いリシンやスタッコ仕上げの外壁で、汚れが奥に入り込んでいる
特に、静岡は全国的に見ても温暖で湿度が高い地域です。この気候は、残念ながらカビやコケが繁殖しやすい絶好の環境と言えます。そのため、他の地域よりもバイオ洗浄が有効なケースが多いと、現場で実感しています。
逆に、交通量の多い道路沿いの排気ガスによる汚れが主な場合や、築年数が浅く軽微な汚れしかない場合は、無理にバイオ洗浄を行う必要はなく、丁寧な高圧洗浄で十分対応可能です。
大切なのは、お住まいの現状を専門家が正しく診断し、過剰でも不足でもない、最適な洗浄方法を提案することです。私たちアップリメイクでは、無料の建物診断を通じて、お客様のお住まいに本当に必要なメンテナンスをご提案しています。ぜひお気軽にご相談ください。
◆斎藤のワンポイントアドバイス
診断の際は、30倍の専用スコープを使って塗膜の状態を細かくチェックします。そうすることで、汚れの種類だけでなく、その下に隠れている劣化のサインまで見抜くことができるのです。診断結果は写真付きの報告書で分かりやすくご説明しますので、安心してお任せください。
外壁洗浄に関するよくある質問(FAQ)
Q1. バイオ洗浄の薬剤で、庭の植物が枯れることはありませんか?
A. 適切な知識を持った業者が施工すれば、その心配はほとんどありません。私たちプロは、洗浄剤が植栽に直接かからないよう、事前にビニールシートでしっかりと養生(保護)を行います。また、環境に配慮した植物由来の洗浄剤を選ぶことも可能です。
ただし、万が一ということもありますので、大切な盆栽や家庭菜園がある場合は、必ず事前に業者へお伝えください。より一層の注意を払って作業させていただきます。
Q2. 洗浄中や塗装中、窓は開けられますか?エアコンは使えますか?
A. 申し訳ありませんが、洗浄中および塗装中は、基本的に窓を開けることはできません。これは、洗浄水や塗料が室内に入り込むのを防ぐためです。作業前には窓をビニールで覆いますので、換気が必要な場合は事前にお知らせください。
エアコンについては、室外機が養生で覆われていなければ通常通りご使用いただけます。ただし、室外機も塗装する場合は一時的に使用できなくなりますので、工程表をお渡しする際に詳しくご説明いたします。
Q3. バイオ洗浄だけで、塗装はせずに依頼することもできますか?
A. はい、洗浄のみのご依頼も承っております。外壁の汚れが気になるけれど、まだ塗装の時期ではないという場合に有効です。ただし、知っておいていただきたいのは、洗浄によって古い塗膜の保護機能が弱まり、かえって汚れやすくなる可能性がある点です。
特にチョーキング現象が起きている外壁を洗浄すると、塗膜が剥がれて防水性が低下することもあります。洗浄だけで済ませるか、塗装まで行うべきかは、お住まいの状態を診断させていただいた上で、プロとして最適なご提案をさせていただきます。
Q4. バイオ洗浄の作業時間はどれくらいかかりますか?
A. 一般的な30坪程度のお住まいの場合、足場の組み立てと解体を除き、洗浄作業そのものは通常1日で完了します。ただし、これは天候が良い場合の目安です。洗浄後は塗装の密着性を高めるために、外壁を1日から2日ほどしっかりと乾燥させる必要があります。そのため、洗浄から次の塗装工程に進むまでには、数日間の期間を見ていただくことになります。
まとめ:バイオ洗浄のデメリットを理解しよう
今回は、外壁塗装におけるバイオ洗浄のデメリットを中心に、その効果や費用、高圧洗浄との違いについて詳しく解説しました。
この記事の重要ポイント
- バイオ洗浄はカビやコケなどの生物的な汚れに効果的だが、費用が割高になるデメリットがある。
- すべての汚れに万能ではなく、排気ガスやサビ汚れには効果が薄い場合がある。
- 業者による技術差が出やすく、不十分な施工は塗装の不具合に繋がるリスクも伴う。
- ご自宅の汚れの種類や立地環境を専門家が正しく診断し、本当に必要かを見極めることが重要。
バイオ洗浄は、正しく施工すれば塗装の寿命を延ばす非常に有効な手段です。しかし、不要なケースで採用すれば、単なるコストアップになってしまいます。大切なのは、メリットとデメリットの両方をしっかりと理解し、信頼できる専門家と相談の上で、ご自宅にとって最善の選択をすることです。
私たち株式会社アップリメイクは、この静岡の地で数多くの住宅塗装を手掛けてまいりました。職人直営の専門店として、目先の利益のためではなく、お客様の大切なお住まいが10年、20年先まで美しく健やかであり続けるために、何が最善かを常に考えています。
バイオ洗浄が必要かどうか、少しでも迷われたら、ぜひ一度私たちにご相談ください。専門家として、誠実にお答えすることをお約束します。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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