セキスイハイムの外壁塗装は高い?評判と費用相場をプロが徹底解説

こんにちは、株式会社アップリメイク代表取締役の齋藤直樹です。

静岡で塗装職人として、そして経営者として、数多くのお住まいの塗り替えに携わってまいりました。その中でも、セキスイハイムの住宅にお住まいのお客様からご相談をいただく機会は少なくありません。

この記事をご覧のあなたは、「セキスイハイムの外壁塗装の評判は実際のところどうなのだろう?」「提示された費用は適正価格なのか?」といった疑問や不安をお持ちではないでしょうか。

ハウスメーカーに依頼すべきか、地元の塗装店に頼むべきか、そもそも塗装が本当に不要な外壁なのか、塗料の種類は何を選べば良いのか、何年くらいでメンテナンスが必要になるのか、そして、もし高額な費用を払ったのにトラブルが起きたらどうしよう、など悩みは尽きないことでしょう。

また、満足のいく仕上がりのためには、色見本だけでなくカラーシミュレーションも活用したいけれど、どこまで信頼できるのか、価格は高いのではないかと心配になるお気持ちもよく分かります。

ご安心ください。この記事では、外壁塗装のプロである私が、皆様の疑問に一つひとつ丁寧にお答えしていきます。長年の経験と実績に基づき、セキスイハイムの外壁塗装で後悔しないための知識を全てお伝えしますので、ぜひ最後までご覧ください。

この記事でわかること

  • セキスイハイムの外壁塗装の適切な時期と劣化サイン
  • ハウスメーカーと専門業者の費用・価格の違い
  • 塗装で失敗しないための塗料の種類と色選びのコツ
  • 信頼できる塗装業者の見極め方と見積書のチェックポイント

セキスイハイムの外壁塗装の評判・費用を徹底分析

静岡の塗装専門店「アップリメイク」の代表と、きれいに外壁塗装されたセキスイハイムの住宅

  • セキスイハイム外壁塗装の評判は?
  • 外壁塗装は何年ごとに行うべきか
  • 塗装が不要な外壁材はあるのか
  • 外壁塗装で使われる塗料の種類
  • 後悔しないための色見本の使い方
  • カラーシミュレーションの活用法

セキスイハイム外壁塗装の評判は?

セキスイハイムの外壁塗装について、お客様から寄せられる評判は、「安心感」と「価格」という2つの側面で大きく分かれる傾向にあります。

まず、良い評判として多く聞かれるのは、やはり「建てたメーカーに任せる安心感」です。自社の住宅の構造や仕様を熟知しているため、特有の部材や工法にも適切に対応してくれるだろうという期待が背景にあります。実際に、セキスイハイムが提供する専用塗料や保証制度を魅力に感じる方もいらっしゃいます。

一方で、「費用が割高だった」という声も少なくありません。私たちのような職人直営の塗装専門店と比較した場合、同じ工事内容でも価格に大きな差が出ることがあります。これは、ハウスメーカーの場合、実際の工事を下請け・孫請けの業者が行うことが多く、その過程で中間マージンが発生するためです。

また、下請け業者によって技術力にばらつきがあり、「価格の割に仕上がりが期待ほどではなかった」といったトラブルに繋がるケースも耳にします。

評判のポイントまとめ

良い評判

  • メーカー純正の安心感
  • 建物の構造を熟知している
  • 長期保証への期待

気になる評判

  • 費用が専門業者に比べて割高になる傾向
  • 実際の工事は下請け業者が行い、品質にばらつきが出る可能性
  • 塗料の選択肢が限られる場合がある

最終的にどちらを選ぶかは、お客様が「ブランドの安心感」と「コストパフォーマンス」のどちらを重視されるかによります。ただ、私たち専門業者でも、セキスイハイムの住宅に最適化された施工は十分に可能ですし、より柔軟なご提案ができると自負しております。

外壁塗装は何年ごとに行うべきか

セキスイハイムの住宅に限らず、外壁塗装のメンテナンスサイクルは、新築からおよそ10年が最初の目安となります。

もちろん、これはあくまで一般的な目安です。建物の立地環境や使用されている外壁材、塗料の種類によって時期は前後します。特に静岡県は、太平洋に面しており日照時間が長く、地域によっては潮風の影響も受けやすいため、紫外線や塩分による塗膜の劣化が他の地域より早く進む可能性があります。

大切なのは、年数だけで判断するのではなく、お住まいに現れる「劣化のサイン」を見逃さないことです。以下のような症状が見られたら、専門家による診断をおすすめします。

外壁塗装が必要な劣化サイン

専門家が外壁を手で触ってチョーキング現象を確認している様子。外壁塗装の劣化サインを診断している

チョーキング現象

外壁を手で触ったときに、チョークのような白い粉が付着する現象です。これは、塗料の表面が紫外線や雨風によって分解され、防水機能が失われ始めている最初のサインです。

ひび割れ(クラック)

塗膜や外壁材にひびが入る症状です。幅0.3mm以上のひび割れは「構造クラック」と呼ばれ、放置すると内部に雨水が浸入し、建物の構造自体を傷める原因になります。

カビやコケの発生

日当たりの悪い北側の壁面などに、緑色や黒っぽい汚れが付着している状態です。塗膜の防水性が低下し、外壁が湿気を含むことで発生します。美観を損なうだけでなく、外壁材の劣化を早める要因にもなります。

塗膜の剥がれ・膨れ

塗装が浮き上がってきたり、パリパリと剥がれている状態です。下地と塗膜の密着性が失われており、保護機能は全く期待できません。早急な対応が必要です。

◆斎藤のワンポイントアドバイス

「まだ10年経っていないから大丈夫」と安心してしまうのは危険です。これらのサインは、お住まいが発しているSOSだと考えてください。特にチョーキングは、ご自身で簡単にチェックできる劣化の初期症状です。年に一度は、ご自宅の周りをぐるっと一周し、壁に触れてみることを習慣にすると良いでしょう。早期発見・早期対応が、結果的にお住まいを長持ちさせ、将来的な修繕費用を抑えることに繋がります。

ご自身での判断が難しい場合は、ぜひ私たちプロの無料診断をご利用ください。専門の診断員が隅々までチェックし、お住まいの現状を分かりやすくご報告いたします。

塗装が不要な外壁材はあるのか

「セキスイハイムのタイル外壁は塗装が不要と聞いたのですが…」というご質問をよくいただきます。結論から申し上げますと、外壁材そのものの塗装は不要ですが、メンテナンスが全く不要というわけではありません。

セキスイハイムで採用されている「磁器タイル外壁」や、積水ハウスの「ベルバーン」といった陶器系の外壁材は、非常に硬く、紫外線による色褪せや劣化がほとんど起こらないため、塗り替えの必要がないのが大きな特長です。

しかし、注意すべきはタイルとタイルの間を埋めている「目地(シーリングやガスケット)」です。

タイル外壁の劣化した目地(シーリング)を指差している職人の手元。メンテナンスの重要性を示している

タイル外壁でも「目地」のメンテナンスは必須です

タイル自体は高耐久でも、目地部分はゴムや樹脂でできているため、紫外線や雨風の影響で必ず経年劣化します。劣化が進むと、硬化してひび割れたり、痩せて隙間ができたりします。この隙間から雨水が浸入すると、内部の構造体を腐食させ、雨漏りの原因となるため、築10年~15年を目安に目地の打ち替えや補修工事が必要不可欠です。

つまり、「外壁塗装は不要」でも「防水メンテナンスは必要」ということです。この点を誤解したまま放置してしまうと、かえって大規模な修繕が必要になるケースもありますので、タイル外壁のお住まいでも定期的な点検を怠らないようにしましょう。

外壁塗装で使われる塗料の種類

外壁塗装の耐久性や機能は、使用する「塗料」によって大きく変わります。塗料には様々な種類があり、それぞれに特徴や価格、耐久年数が異なります。ここでは、現在主流となっている代表的な塗料の種類について解説します。

塗料の種類 耐久年数の目安 特徴
シリコン塗料 10~15年 コストと耐久性のバランスが最も良く、現在の主流。光沢があり、汚れにくいのが特長です。
ラジカル制御型塗料 10~15年 塗膜を劣化させる原因「ラジカル」の発生を抑制する機能を持つ塗料。シリコン塗料以上の耐久性を期待できます。
フッ素塗料 15~20年 高い耐久性と耐候性を持ち、商業ビルや橋梁などにも使われます。価格は高めですが、塗り替え回数を減らせるため長期的には経済的です。
無機塗料 20年 セラミックなどの無機物を主成分とし、紫外線に非常に強く、最高の耐久性を誇ります。汚れにくく、カビやコケの発生も抑えます。
遮熱・断熱塗料(ガイナなど) 10~15年 太陽光を反射して屋根や外壁の温度上昇を抑える「遮熱」機能や、熱の伝わりを抑える「断熱」機能を持つ塗料。光熱費削減に繋がります。

【豆知識】塗料選びはライフプランに合わせて

「一番高い塗料が一番良い」とは一概には言えません。例えば、「あと15年くらい住んだら建て替えを考えている」という方に、25年持つ無機塗料はオーバースペックかもしれません。逆にご予算を抑えたいからと耐久性の低い塗料を選ぶと、次の塗り替えが早く来てしまい、生涯コストで考えると割高になることもあります。

私たちアップリメイクでは、ファイナンシャルプランナーの資格を持つ専門家として、お客様のライフプランや将来設計までお伺いした上で、最適な塗料プランをご提案しています。目先の価格だけでなく、長期的な視点で一緒に考えましょう。

後悔しないための色見本の使い方

外壁塗装で最も楽しい工程であり、同時に最も悩ましいのが「色選び」です。ここで失敗しないために重要なのが、色見本帳の正しい使い方を理解することです。

多くの方が経験するのが、「小さな色見本で選んだ色と、実際に壁全体に塗られた色の印象が違う」という現象です。これには「面積効果」という色の特性が関係しています。

面積効果とは?

面積効果とは、同じ色でも見る面積の大きさによって明るさや鮮やかさが異なって見える現象のことです。一般的に、面積が大きくなるほど色は明るく、そして鮮やかに見える傾向があります。

つまり、色見本帳の小さなチップを見て「これくらいが良いかな」と選んだ淡いベージュが、実際に壁一面に塗られると想像以上に白っぽく見えたり、落ち着いたグレーを選んだつもりが、思ったより明るく感じたりするのです。

日本人夫婦が自宅の外壁にA4サイズの大きな塗り板サンプルを当て、太陽光の下で塗装の色を確認している

色見本を使う際の3つのコツ

  1. ワントーン暗い色を選ぶ:面積効果を考慮し、完成イメージよりも一段階暗い(濃い)色を色見本帳から選ぶと失敗が少なくなります。
  2. 屋外の太陽光で確認する:室内の照明の下と、屋外の自然光の下では色の見え方が全く異なります。必ず晴れた日の日中、実際に塗装する壁の前に色見本を当てて確認しましょう。時間帯を変えて(朝・昼・夕方)見てみるのも有効です。
  3. A4サイズ以上の塗り板サンプルを取り寄せる:可能であれば、業者に依頼してA4サイズ程度の板に実際に使用する塗料を塗ってもらった「塗り板」を用意してもらいましょう。より大きな面積で色を確認できるため、イメージのズレを格段に減らすことができます。

色選びは塗り替えの満足度を大きく左右します。焦らず、じっくりと時間をかけて、これらのポイントを実践してみてください。

カラーシミュレーションの活用法

カラーコーディネーターがタブレットを使い、自宅の写真で外壁塗装のカラーシミュレーションを顧客に提案している場面

色見本だけでは全体のイメージが掴みにくい、という場合に非常に役立つのが「カラーシミュレーション」です。

これは、お住まいの実際の写真をパソコンに取り込み、専門のソフトを使って様々な色の組み合わせを試すことができるサービスです。屋根や壁、雨樋や幕板といった付帯部の色まで変えてみることができるため、完成後のイメージを具体的につかむのに最適です。

カラーシミュレーションのメリット

  • 全体の調和を確認できる:屋根と壁、サッシの色など、建物全体の色のバランスを見ながら検討できます。
  • 大胆な色にも挑戦しやすい:「この色も意外と合うな」といった新しい発見があり、色選びの幅が広がります。
  • ご家族とのイメージ共有が簡単:口頭では伝わりにくい色のイメージを、視覚的に共有できるため、ご家族全員が納得のいく色選びができます。

私たちアップリメイクでは、お客様に心から満足のいく色選びをしていただくために、このカラーシミュレーションを無料でご提供しています。資格を持ったカラーコーディネーターが、お客様のお好みや周辺の景観との調和も考慮しながら、プロの視点で最適な配色プランをご提案いたします。ぜひお気軽にご相談ください。

◆斎藤のワンポイントアドバイス

ただし、カラーシミュレーションも万能ではありません。パソコンのモニターやプリンターによって色の再現性が微妙に異なるため、あくまで「完成イメージを掴むための補助ツール」と考えるのが良いでしょう。

最終的な色の決定は、前述した「A4サイズの塗り板」を屋外の太陽光の下でご自身の目で確認することを強くおすすめします。シミュレーションと実物の両方を活用することで、色選びの失敗は限りなくゼロに近づけられます。

セキスイハイムの外壁塗装の評判・費用の詳細ガイド

  • 外壁塗装の費用はどれくらい?
  • なぜ塗装費用は高いと言われるのか
  • 見積書の価格で見るべきポイント
  • よくある外壁塗装のトラブル事例

外壁塗装の費用はどれくらい?

外壁塗装の費用は、お住まいの大きさ(塗装面積)、劣化状況、そして使用する塗料のグレードによって大きく変動します。ここでは、一般的な30坪の2階建て住宅を例に、依頼先ごとの費用相場を見てみましょう。

ご注意

ここに記載する費用は、あくまで一般的な目安です。実際の費用は、建物の形状や劣化の進行度合い、付帯工事の有無によって大きく異なります。正確な金額を知るためには、必ず複数の専門業者から詳細な見積もりを取得し、比較検討することをおすすめします。

依頼先 費用相場(30坪) 特徴
セキスイハイム(ハウスメーカー) 150万円~250万円程度 ブランドの安心感はあるが、中間マージンにより割高になる傾向。
アップリメイク(塗装専門店) 110万円~140万円程度 自社職人による施工で中間マージンがなく、高品質・適正価格が実現可能。

ご覧の通り、ハウスメーカーに依頼する場合と、私たちのような塗装専門店に直接依頼する場合とでは、数十万円から、場合によっては100万円近い価格差が生まれることもあります。この価格差がなぜ生まれるのか、次の項目で詳しく解説します。

より具体的な費用感を知りたい方は、弊社の料金プランページもご参照ください。坪数と塗料グレードごとのおおよその目安をご確認いただけます。

なぜ塗装費用は高いと言われるのか

セキスイハイムをはじめとするハウスメーカーの外壁塗装費用が、専門業者に比べて高くなる主な理由は2つあります。

理由1:中間マージンの発生

最大の理由は、建築業界特有の「下請け構造」にあります。ハウスメーカーに塗装を依頼した場合、実際に施工するのは多くの場合、メーカーが契約している下請けの塗装会社です。場合によっては、さらにその下の孫請け業者が担当することもあります。

この構造では、お客様が支払う工事費の中から、元請けであるハウスメーカーの利益や管理費、営業経費などが「中間マージン」として引かれます。その残りの金額で下請け業者が工事を行うため、同じ工事費でも実際に現場で使える予算は少なくなります。逆に言えば、私たち専門業者と同等の品質を確保しようとすると、中間マージンの分だけ全体の価格を高く設定せざるを得ないのです。

私たちアップリメイクのような職人直営の専門店は、お客様から直接ご依頼を受け、自社の職人が施工するため、この中間マージンが一切発生しません。そのため、工事費のすべてを純粋に材料費と職人の手間賃(施工費)に充てることができ、高品質な工事を適正価格でご提供できるのです。

理由2:オリジナル塗料の価格設定

ハウスメーカーは、「自社住宅のために開発した」という触れ込みで「オリジナル塗料」を提案することがあります。これらは確かにそのハウスメーカーの建材に合わせて開発されている側面もありますが、実際には既存の塗料メーカーの製品をベースに、名称だけを変えたOEM製品であるケースがほとんどです。

「オリジナル」という付加価値をつけることで、一般的な塗料よりも割高な価格設定になっていることが多く、これが全体の費用を押し上げる一因となっています。

見積書の価格で見るべきポイント

塗装専門店の担当者が、詳細な見積書を顧客に示しながら、工事内容について丁寧に説明している

複数の業者から見積もりを取った際に、どこを比較すれば良いか分からない、という方も多いでしょう。単に総額の安さだけで選んでしまうと、手抜き工事などのトラブルに繋がる危険性があります。信頼できる業者かどうかは、見積書の「価格」の書き方に表れます。

「一式」表記の多い見積書には要注意!

「外壁塗装工事 一式 〇〇円」「下地処理 一式 〇〇円」のように、具体的な内訳が書かれていない「一式」表記の多い見積書を提出する業者には、細心の注意が必要です。

これでは、どのような材料をどれくらいの量使い、どのような工程で作業するのかが全く分かりません。必要な工程(例えば下塗りや縁切り)を省かれたり、安価で質の低い塗料を使われたりするリスクがあり、数年で塗膜が剥がれるなどのトラブルに繋がりかねません。

信頼できる見積書のチェックポイント

良い見積書には、以下の項目が明確に記載されています。

  1. 塗装面積:「外壁 〇〇㎡」「屋根 〇〇㎡」のように、部位ごとの正確な面積が記載されているか。
  2. 塗料名:「シリコン塗料」といった大まかな分類だけでなく、「KFケミカル 超高耐久無機」のように、メーカー名と商品名まで具体的に記載されているか。
  3. 工程ごとの単価と数量:「足場仮設」「高圧洗浄」「下地補修」「下塗り・中塗り・上塗り」など、工程ごとに単価と数量(面積など)が分けられており、それぞれの金額が明記されているか。
  4. 付帯工事の内容:雨樋、破風板、軒天など、外壁・屋根以外の「付帯部」の塗装がどこまで含まれているかが明確か。
  5. 諸経費の内訳:現場管理費や廃材処理費など、諸経費の内訳が大まかにでも記載されているか。

私たちアップリメイクでは、お客様にご安心いただくため、誰が見ても分かりやすい詳細な見積書のご提出を徹底しています。ご不明な点は、どんな些細なことでもご納得いただけるまでご説明いたしますので、お気軽にお尋ねください。

よくある外壁塗装のトラブル事例

塗装職人が塗料が飛散しないよう、窓やサッシ周りをビニールシートで丁寧に養生している作業風景

残念ながら、外壁塗装は消費者トラブルが多いリフォーム工事の一つです。特にセキスイハイムのような大手ハウスメーカーの住宅では、特有の構造を知らない業者が施工することによるトラブルも発生しています。ここでは、代表的なトラブル事例とその回避策をご紹介します。

トラブル1:目地(ガスケット)への不適切な塗装

セキスイハイムの住宅の一部では、目地に「乾式ガスケット」というゴム状のパッキンが使われています。このガスケットに含まれる「可塑剤(かそざい)」という成分は、一般的な塗料と反応して表面がベタベタになり、黒く汚れてしまう「ブリード現象」を引き起こすことがあります。

回避策:ガスケットの仕様を熟知し、可塑剤の移行を防ぐ専用の下塗り材(プライマー)を塗布してから塗装できる、実績豊富な業者を選ぶことが重要です。知識のない業者が施工すると、数年後に目地だけが真っ黒になってしまう可能性があります。

トラブル2:契約内容と違う(聞いていない)

「雨樋も当然塗ってくれると思っていたのに、見積もりに含まれていなかった」「ひび割れの補修が簡易的なもので、すぐに再発した」といった、契約内容の認識齟齬によるトラブルです。

回避策:前述の通り、見積書に「どこを」「どのように」工事するのかが詳細に記載されているかを確認することが最も重要です。また、契約前に担当者としっかり打ち合わせを行い、疑問点は全て解消しておくことが大切です。「言った、言わない」を防ぐため、打ち合わせ内容は書面に残してもらうとより安心です。

トラブル3:近隣との騒音・塗料飛散トラブル

工事中の足場の金属音や高圧洗浄の音、塗料の臭いや飛散などが原因で、ご近隣からクレームが入るケースです。

回避策:工事開始前に、業者が責任を持って近隣挨拶を行ってくれるかを確認しましょう。丁寧な挨拶と工事概要の説明、そして飛散防止ネットの設置など、しっかりとした養生を行う業者であれば、トラブルのリスクは大幅に減らせます。私たちアップリメイクでは、着工前のご挨拶を徹底しておりますのでご安心ください。

これらのトラブルを避けるためには、価格の安さだけでなく、セキスイハイムの住宅に関する専門知識と施工実績、そして誠実な対応をしてくれる業者かどうかを慎重に見極めることが何よりも大切です。

【静岡の気候と外壁塗装】プロが教える長持ちの秘訣

私たちアップリメイクが拠点を置く静岡県は、全国的に見ても温暖で過ごしやすい気候ですが、外壁塗装にとっては少し注意が必要な側面もあります。それは、「長い日照時間」「高い湿度」です。

強い紫外線は塗膜を劣化させる最大の要因ですし、湿気はカビやコケの発生に直結します。特に沿岸部の焼津市や牧之原市などでは、これに加えて「塩害」のリスクも考慮しなければなりません。

だからこそ、静岡で外壁塗装を成功させるには、これらの環境要因に強い塗料を選ぶことが非常に重要になります。具体的には、

  • 紫外線に強い「ラジカル制御型」や「フッ素・無機」といった高耐久塗料
  • カビやコケの発生を抑える「防藻・防カビ」機能を持つ塗料
  • 塩害に強い塗膜を形成する塗料

などを、お客様のお住まいの地域特性に合わせてご提案することが、私たち地元の専門店の使命だと考えています。セキスイハイムの優れた住宅性能を長く維持するためにも、静岡の気候を知り尽くした私たちにぜひご相談ください。

セキスイハイムの外壁塗装に関するよくある質問(FAQ)

Q1. 塗装専門店で工事をすると、セキスイハイムの建物保証が切れてしまうのでしょうか?

A. いいえ、外壁塗装を他の業者で行ったことだけを理由に、建物全体の保証が即座に無効になることは通常ありません。セキスイハイムの保証は主に「構造耐力上主要な部分」と「雨水の浸入を防止する部分」が対象です。外壁塗装は経年劣化に対するメンテナンスであり、これらの保証とは直接関係しないことが多いです。

ただし、塗装工事が原因で何らかの不具合が発生した場合は、その部分に関してはメーカー保証の対象外となる可能性があります。だからこそ、建物の構造を熟知した、信頼できる施工実績のある専門業者を選ぶことが重要になります。ご心配な点は、事前にメーカーの保証基準を確認されるとより安心です。

Q2. 太陽光パネルが屋根に設置されていますが、塗装工事は可能ですか?

A. はい、もちろん可能です。対応方法は主に2つあります。

1つ目は「パネルを設置したまま、その周りを塗装する」方法です。築10年前後の最初の塗り替えであれば、パネルの下の屋根材は紫外線が当たっていないため劣化が少なく、この方法で問題ないケースが多いです。

2つ目は「パネルを一時的に脱着して屋根全体を塗装する」方法です。2回目以降の塗装や、屋根全体の劣化が進行している場合は、こちらの方法が望ましいです。ただし、パネルの脱着には専門の知識と技術が必要で、別途費用が発生します。私たちアップリメイクでは、電気工事士の資格を持つスタッフが在籍しており、太陽光パネルの脱着にも安全に対応できますので、ご安心ください。

Q3. 見積もりを依頼したら、しつこく営業されませんか?

A. 私たち株式会社アップリメイクでは、お見積もり後のしつこい営業活動は一切行っておりませんので、ご安心ください。

私たちの役目は、お客様のお住まいの現状を正確にお伝えし、専門家として最適な修繕プランをご提案することです。最終的に工事を依頼されるかどうかは、お客様ご自身がご納得の上で判断されるべきだと考えています。相見積もりを取られている場合も、どうぞ気兼ねなくお申し付けください。他社様の見積内容についても、プロの視点からアドバイスさせていただきます。

Q4. 工事期間中は家にずっといなければいけませんか?

A. いいえ、その必要はございません。外壁や屋根の塗装工事は、基本的に屋外での作業となりますので、日中お仕事などでご不在にされていても全く問題ありません。

私たちはお客様がご不在の場合でも、その日の作業内容や進捗状況を写真付きの報告書や連絡ノートなどで共有し、安心して工事の状況をご確認いただける体制を整えています。戸締りだけしっかりしていただければ、普段通りの生活をお送りいただけます。

セキスイハイム外壁塗装の評判,費用まとめ

今回は、セキスイハイムの外壁塗装に関する評判や費用、そして後悔しないためのポイントについて、プロの視点から詳しく解説しました。

記事の要点を改めてまとめます。

この記事のまとめ

  • 塗装の目安は築10年。チョーキングなどの劣化サインを見逃さないことが重要です。
  • ハウスメーカー依頼は安心感がある一方、費用は割高になる傾向があります。
  • 専門業者なら中間マージンがなく、高品質な工事を適正価格で実現できます。
  • タイル外壁でも目地のメンテナンスは必須です。放置は雨漏りの原因になります。
  • 業者選びは、セキスイハイム住宅の施工実績が豊富で、詳細な見積書を提出してくれる会社を選びましょう。

セキスイハイムの住宅は、非常に優れた性能を持つ素晴らしいお住まいです。その価値を長く維持するためには、適切な時期に、適切な方法でメンテナンスを行うことが何よりも大切です。

価格の安さやブランドイメージだけで決めるのではなく、あなたの大切なお住まいのことを親身になって考え、誠実な仕事をしてくれるパートナー(塗装業者)を見つけることが、外壁塗装を成功させる最大の鍵となります。

私たち株式会社アップリメイクは、静岡の地で創業50年以上の歴史を持つ塗装専門店です。セキスイハイムの住宅も数多く手掛けてきた実績と、職人直営だからこそできる誠実な施工で、お客様の大切な資産をお守りすることをお約束します。

「うちの場合はいくらくらいかかるんだろう?」「一度、家の状態を専門家に見てほしい」と思われた方は、ぜひお気軽に弊社の無料診断・お見積りをご利用ください。あなたのお住まいに最適なプランを、誠心誠意ご提案させていただきます。

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  • この記事を書いた人

齋藤直樹

(株)アップリメイク代表取締役で元職人、塗装という仕事が大好きです。人生の大きな挫折と数多くの出会いを経て今は大好きな地元・静岡で、お客様の笑顔のために仕事ができることに何よりの誇りを感じています。

▼保有資格▼
1級建築塗装技能士・2級建築施工管理技士・有機溶剤作業主任者・高所作業主任者・2級カラーコーディネーター・光触媒施工技能士・乙4類危険物取扱者・ゴンドラ特別教育・職長・安全衛生責任者・第2種酸素欠乏危険作業主任者・宅地建物取引主任者・2級ファイナンシャルプランニング技能士・AFP