静岡市のアパート鉄骨階段の塗装費用、もっと安くなる見極め方

塗装が剥がれ、赤サビが浮き出ているアパートの古い鉄骨階段。メンテナンスの必要性を示唆している

こんにちは、株式会社アップリメイク代表取締役の斎藤直樹です。

静岡市でアパートを経営されているオーナー様の中には、古くなった鉄骨階段のメンテナンスについてお悩みの方も多いのではないでしょうか。

特に、入居者様の安全と建物の資産価値に直結する鉄骨階段の塗装費用は、非常に気になる問題だと思います。外階段塗装や室内階段塗装の価格が一体いくらなのか、平米単価の目安、詳細な見積書を見る前に知っておきたい単価表の内容、さらには塗装の種類による違い、H鋼や鉄骨手摺の単価まで、知りたい情報は多岐にわたります。

また、費用を抑えるためにDIYを検討される方もいらっしゃるかもしれません。この記事では、1973年の創業以来、静岡で累計5,096件以上(2025年9月末時点)の施工実績を持つ専門家の視点から、オーナー様が抱える鉄骨階段塗装に関するあらゆる疑問にお答えしていきます。

この記事でわかること

  • 静岡市におけるアパート鉄骨階段塗装の費用相場と内訳
  • 塗装費用を左右する塗料の種類や部位ごとの単価
  • DIYとプロの施工の違い、費用を抑えるための賢い選択肢
  • 信頼できる業者を見抜くための見積書のチェックポイント

静岡市のアパート鉄骨階段の塗装費用相場

作業員がアパートの鉄骨階段でケレン作業を行っている様子。塗装の寿命を延ばす重要な下地処理

  • 鉄骨階段塗装の全体的な価格
  • 平米あたりの塗装単価を解説
  • 費用の内訳がわかる単価表
  • 塗装の種類で費用は変わる
  • H鋼の塗装単価と注意点
  • 鉄骨手摺の塗装単価も確認

静岡市でアパートの鉄骨階段塗装を検討するにあたり、まず把握しておきたいのが費用の全体像です。結論から申し上げますと、塗装費用は「階段の大きさ」「劣化状況」「使用する塗料」という3つの大きな要素によって決まります。

なぜなら、サビがひどければそれを除去するための下地処理に手間とコストがかかりますし、どのような塗料を選ぶかで耐久性も価格も大きく変わってくるからです。ここでは、オーナー様が適正価格を判断できるよう、費用の相場や内訳を具体的に解説していきます。

鉄骨階段塗装の全体的な価格

まず、鉄骨階段一基あたり(1階分)の塗装価格は、約50,000円~150,000円が一般的な目安となります。この金額には、高圧洗浄、サビや古い塗膜を取り除くケレン作業、サビ止め塗装、そして仕上げの塗装(中塗り・上塗り)といった一連の工程が含まれています。

ただし、これはあくまで標準的な状態の場合です。サビの浸食が進み、鉄骨に穴が開いてしまっているようなケースでは、塗装の前に溶接による補修工事が必要となり、別途費用が発生します。建物の美観だけでなく、入居者様の安全を守るためにも、劣化が軽微なうちにメンテナンスを行うことが、結果的にコストを抑えることに繋がります。

【ご注意】
ここに記載している費用は、あくまで一般的な目安です。実際の工事費用は、お使いの階段の形状、大きさ、劣化の程度、周辺環境によって大きく変動します。正確な金額を知るためには、必ず複数の専門業者に現地調査を依頼し、詳細な見積書を取得してください。その上で、内容を比較検討することをお勧めします。

平米あたりの塗装単価を解説

塗装工事の見積もりでよく使われるのが、平米(㎡)あたりの単価です。これにより、階段の大きさに関わらず、工事費の基準を把握することができます。

鉄骨階段塗装における平米単価の相場は、おおよそ3,000円~5,000円程度です。この単価には、通常、ケレン作業、サビ止め、仕上げ塗装(2回塗り)などが含まれています。

例えば、塗装面積が20㎡の鉄骨階段であれば、「20㎡ × 4,000円/㎡ = 80,000円」といった形で概算費用をイメージすることが可能です。ただし、この他に高圧洗浄費や現場管理費などが加わることが一般的です。

地域によっても人件費などの差から単価は変動しますので、静岡市内の業者から見積もりを取ることが重要です。私たちアップリメイクの無料診断・お見積りでは、正確な面積を計測した上で詳細な単価をご提示しています。

費用の内訳がわかる単価表

信頼できる業者の見積書は、「工事一式」といった曖昧な表記ではなく、各工程が細かく記載されています。オーナー様ご自身が見積もりの妥当性を判断するために、一般的な費用の内訳と単価の目安を知っておきましょう。

項目 内容 単価の目安
高圧洗浄 汚れや古い塗膜を除去する作業 150円~300円/㎡
ケレン・サビ取り 塗装の密着性を高めるための下地処理 300円~800円/㎡
下塗り(サビ止め) サビの再発を防ぐための塗装 600円~1,000円/㎡
中塗り・上塗り 美観と耐久性を確保する仕上げ塗装 1,000円~2,500円/㎡
養生費 塗装しない部分を保護する作業 一式 3,000円~
現場管理費 交通費や事務手数料など 一式 5,000円~

◆斎藤のワンポイントアドバイス

この中で最も重要な工程が「ケレン・サビ取り」です。この下地処理をどれだけ丁寧に行うかで、塗装の寿命が大きく変わってきます。私たちプロは、この見えない部分にこそ時間と手間を惜しみません。それが、5年後、10年後の美観と耐久性の差となって表れるのです。

塗装の種類で費用は変わる

専門の職人がローラーを使い、アパートの鉄骨階段に仕上げの塗装を丁寧に施している場面

塗装費用を大きく左右するもう一つの要素が、使用する塗料の種類(グレード)です。塗料は、主に含有される樹脂によって種類が分かれ、それぞれ価格と耐久性が異なります。

主な塗料の種類と特徴

  • ウレタン塗料: 比較的安価で、柔軟性があり密着性に優れています。ただし、耐久年数は7~10年とやや短めです。
  • シリコン塗料: 現在、最も主流となっている塗料です。コストと耐久性のバランスが良く、10~15年の耐用年数が期待できます。汚れにも比較的強いのが特徴です。
  • フッ素塗料: 初期費用は高くなりますが、耐久年数が15~20年と非常に長く、美観を長期間維持できます。塗り替えの頻度を減らせるため、長期的な視点で見るとライフサイクルコストを抑えられるメリットがあります。

どの塗料が最適かは、オーナー様の今後の修繕計画やご予算によって変わります。私たちアップリメイクでは、ファイナンシャルプランナーの資格を持つスタッフが、お客様の長期的なキャッシュフローまで考慮した最適な塗料プランをご提案することも可能です。

H鋼の塗装単価と注意点

アパートの構造によっては、階段や廊下を支える重要な骨格として、断面がHの形をしたH形鋼(H鋼)が使われていることがあります。普段あまり意識することはないかもしれませんが、このH鋼は建物の強度を担う非常に大切な部材であり、もちろん定期的な塗装によるメンテナンスが欠かせません。

このH鋼部分の塗装メンテナンスを怠ると、建物の安全性に関わる深刻な事態を招きかねないため、オーナー様にはぜひその重要性を理解していただきたいと思います。

【豆知識】H鋼とは?
H鋼は、その名の通りアルファベットの「H」の形をした鋼材です。上下の水平な板を「フランジ」、それをつなぐ垂直な板を「ウェブ」と呼びます。この形状により、あらゆる方向からの力に強く耐えることができるため、アパートやビルの梁(はり)や柱といった構造体に広く利用されています。

H鋼の塗装単価は、基本的には他の鉄部と同じく塗装面積(㎡)に応じて算出されます。費用の内訳も同様で、ケレン・サビ取り費用、サビ止め塗料(下塗り)、仕上げ塗料(中塗り・上塗り)の単価を合計して計算するのが一般的です。

しかし、H鋼の塗装で見積もりを取る際に、単価以上に注意していただきたいのが、その形状に起因する特有のリスクと、それに対する適切な施工が行われるかという点です。

サビの温床となりやすいH鋼の「フランジ」上面

H鋼における最大の注意点は、上下にある水平な板「フランジ」の上面です。この部分は平らなため、雨水やホコリ、落ち葉などが非常に溜まりやすくなっています。

【危険!】H鋼のサビを放置するリスク
フランジ上面に溜まったホコリや汚れは湿気を吸収し、常に鉄部が湿った状態を作り出してしまいます。これはサビにとって最高の環境であり、一度サビが発生すると塗膜の内側でどんどん進行していきます。これを放置すると、最終的には鉄が腐食してボロボロになり、建物の構造強度そのものが低下するという非常に危険な状態に繋がります。

見えにくい部分だからとメンテナンスを怠ると、後で大規模な交換工事が必要になり、数百万円単位の莫大な費用がかかるケースも少なくありません。

だからこそ、H鋼の塗装では、このフランジ上面の徹底した下地処理が何よりも重要になるのです。具体的には、まず高圧洗浄で長年蓄積した泥や汚れを完全に除去します。

その後、ワイヤーブラシやサンダーといった専門工具を使い、既存のサビを完全に削り落とす「ケレン作業」を入念に行います。この作業を丁寧に行うことで、初めてサビの再発を防ぎ、新しい塗料を強固に密着させることができるのです。

【見積もり時のチェックポイント】

H鋼の塗装を見積もり依頼する際は、以下の点を確認しましょう。

  • フランジ上面のケレン作業が工程に含まれているか?
  • 使用するサビ止め塗料の種類は何か?(防食性に優れたエポキシ樹脂系サビ止めなどが推奨されます)
  • フランジと壁の接合部など、塗りにくい箇所の処理方法は明確か?(細部の塗装には刷毛を使い分けるなどの丁寧な作業が必要です)

◆斎藤のワンポイントアドバイス

私がこれまで見てきた現場でも、普段は見えない廊下の裏側にあるH鋼のサビが見過ごされ、気づいた時には大規模な補修が必要になってしまったという事例がありました。鉄骨階段や廊下は、踏む板の裏側や見えにくい構造部の状態が建物の寿命を決めると言っても過言ではありません。

だからこそ、私たち専門家による定期的な診断が非常に重要なのです。小さなサビのうちに対処すれば、費用も工期も最小限に抑えられます。

見えにくい部分ですが、建物の強度と資産価値を守る上で非常に重要なH鋼。そのメンテナンスは、ぜひ私たちのような鉄骨の特性を熟知した専門家にお任せください。

鉄骨手摺の塗装単価も確認

鉄骨階段のメンテナンスを考える際、階段本体と同じくらい、いえ、入居者様の安全という観点からはそれ以上に重要なのが、必ず設置されている「手摺」の塗装です。この手摺部分も、もちろん定期的な塗装メンテナンスの対象であり、その状態はアパート全体の印象と安全性を大きく左右します。

手摺がサビてザラザラしていたり、塗膜が剥がれていたりすると、美観を損なうだけでなく、触れた方の手や衣服を汚してしまい、クレームの原因となります。最悪の場合、腐食が進行して強度が低下すれば、重大な事故にも繋がりかねません。

手摺塗装の単価計算方法と料金の目安

手摺の塗装単価は、業者によって計算方法が異なりますが、主に2つのパターンがあります。

  1. 長さ(m)で算出する: 手摺の総延長を計測し、「〇〇円/m」という単価で計算します。最も一般的で分かりやすい方法です。
  2. 面積(㎡)で算出する: 手摺を面として捉え、塗装面積を算出して計算します。

どちらの計算方法でも、最終的な費用が適正であることが重要です。参考までに、使用する塗料のグレードごとの単価の目安を以下に示します。

塗料グレード 単価の目安(/m) 特徴
ウレタン塗料 1,200円~2,000円 価格を抑えられるが、耐用年数は7~10年と短め。
シリコン塗料 1,500円~2,500円 コストと耐久性のバランスが良く、現在主流。耐用年数10~15年。
フッ素塗料 2,200円~3,500円 高価だが耐用年数15~20年と非常に長い。長期的なコスト削減に繋がる。

なぜ手摺は劣化が早いのか?

手摺は、雨どいや破風板などと同じ「付帯部」に分類されます。そして、この付帯部は、実は階段本体や外壁よりも早く劣化しやすい傾向にあります。その理由は、手摺特有の過酷な環境にあります。

【要注意!】手摺の劣化しやすい危険箇所

  • 形状の複雑さ: 手摺は細い部材が組み合わさっており、角や凹凸が多いため、塗料を均一な厚みで塗るのが非常に難しい箇所です。塗膜が薄くなった部分から、紫外線や雨水の影響を受け、劣化が始まります。
  • 溶接部分: 鉄の部材をつなぎ合わせている溶接部分は、構造的にサビが発生しやすい弱点です。ここからサビが広がることが非常に多くあります。
  • 根元部分: 手摺の柱が床面と接する根元は、雨水が溜まりやすく、常に湿った状態になりがちです。そのため、最も腐食が進行しやすい危険箇所と言えます。
  • 物理的な接触: 人が頻繁に触れるため、摩擦による塗膜の摩耗も避けられません。

これらの理由から、手摺の塗装には細部まで行き届く丁寧な下地処理と、高い技術力が求められるのです。

【アップリメイクのこだわり】付帯部こそ、高グレードな塗料を
多くの塗装会社では、付帯部の塗装にコストの安いシリコン塗料やウレタン塗料を使用するのが一般的です。しかし、それでは劣化の早い手摺などの美観が、先に損なわれてしまいます。

そこで私たちアップリメイクでは、10年、15年先を見据え、手摺を含むすべての付帯部には、標準仕様でワンランク上の「高耐久フッ素塗料」を使用しています。建物全体の美観と耐久性をより長く、バランス良く維持するためには、細部へのこだわりこそが重要だと考えているからです。こうした見えない部分の仕様の違いが、数年後に大きな差となって表れます。

◆斎藤のワンポイントアドバイス

アパート全体の印象は、細部の美しさで決まります。どんなに階段本体を綺麗に塗装しても、手摺がサビだらけでは、管理が行き届いていないという印象を与えてしまいかねません。

私たちは、手摺のような小さな部分こそ、その建物の価値を左右する重要なパーツだと考えています。長期的な視点で資産価値を守るためにも、付帯部の塗装グレードについて、ぜひ見積もり時に業者へ確認してみてください。

静岡市のアパート鉄骨階段の塗装費用を抑えるコツ

  • 外階段塗装のポイントと費用
  • 室内階段塗装の費用と注意点
  • DIYで費用は抑えられるか
  • 適正価格か見積書で判断する

アパート経営において、修繕費用はできる限り抑えたいというのがオーナー様の本音だと思います。しかし、ただ安さだけを追求すると、数年で劣化が再発する「安物買いの銭失い」になりかねません。

ここでは、品質を落とさずに鉄骨階段の塗装費用を賢く抑えるためのコツと、注意すべきポイントをプロの視点から解説します。

外階段塗装のポイントと費用

アパートの鉄骨階段のほとんどは、屋外に設置された「外階段」です。前述の通り、外階段は常に雨風や強い紫外線にさらされるため、高い耐久性と防サビ性能が求められます。

費用を抑えることを考える際、つい安価な塗料に目が行きがちですが、外階段に関してはこれが逆効果になることがあります。例えば、耐用年数7年の塗料と15年の塗料では、1回の工事費用は後者の方が高くなります。

しかし、15年間で考えると、前者は2回の塗装工事(と足場代)が必要になるのに対し、後者は1回で済みます。アパートのような集合住宅の場合、工事の都度かかる足場代は大きな負担となるため、耐用年数の長い塗料を選ぶことが、結果的にトータルコストを抑える賢い選択となるのです。

【静岡の気候とサビ対策】
特に私たちが拠点とする静岡は、日照時間が長く紫外線が強い上に、沿岸部では潮風による塩害の影響も無視できません。これらは鉄骨のサビを促進する大きな要因です。だからこそ、外階段の塗装では、サビの進行を強力に抑制する「エポキシ樹脂系」のサビ止め塗料を使用するなど、下地処理と下塗りにこだわる業者を選ぶことが非常に重要になります。

室内階段塗装の費用と注意点

一方、アパートの共用部が建物内にあり、そこに鉄骨階段が設置されている「室内階段」の場合は、屋外の外階段とは少し事情が異なります。室内階段は、外階段の最大の敵である雨風や紫外線に直接さらされることがないため、塗装メンテナンスにおける考え方や注意点も変わってきます。

費用を抑えやすいというメリットがある反面、入居者様が生活する居住空間での作業となるため、外階段以上にデリケートな配慮が求められるのが室内階段塗装の特徴です。

室内階段の塗装費用を抑えられる理由

室内階段の塗装費用は、外階段の塗装と比較して費用を抑えることが可能です。その最大の理由は、塗料に求められる性能の違いにあります。

外階段の塗料には、紫外線への耐性(耐候性)や雨水を弾く防水性、そして強力な防サビ性能が不可欠です。そのため、必然的に高耐久なシリコン塗料やフッ素塗料といった高価な塗料が必要となります。

しかし、室内階段はこれらの過酷な環境要因から守られているため、塗料選びにおいて耐候性を最優先する必要がありません。その結果、比較的安価なウレタン塗料なども選択肢に入れることができ、材料費を抑えることができるのです。もちろん、人の往来による摩耗への強度は必要ですが、塗料の選択肢が広がる点は大きなメリットと言えるでしょう。

【室内階段塗装のメリット】

  • コスト削減: 外階段に比べて安価な塗料を選べるため、工事費用を抑えやすい。
  • 天候に左右されない: 屋内作業のため、雨天など天候の影響を受けずに計画通りに工事を進めやすい。
  • 美観の回復: 暗くなりがちな共用廊下が明るくなり、アパート全体の印象をリフレッシュできる。

◆斎藤のワンポイントアドバイス

室内階段や共用廊下は、入居者様が毎日必ず通る「アパートの顔」です。ここが薄暗かったり、汚れていたりすると、物件全体の印象が下がってしまいます。逆に言えば、室内階段を明るく綺麗に塗装するだけで、費用対効果高くアパートの価値を向上させることができるのです。

空室対策や入居者様の満足度向上のためにも、室内階段のメンテナンスは非常に有効な一手だと私は考えています。

DIYで費用は抑えられるか

オーナー様ご自身で塗装を行う「DIY」は、費用を抑えるための究極的な手段として考えられるかもしれません。確かに、人件費がかからないため、材料費だけで済むという大きなメリットがあります。

しかし、私は専門家として、アパートの鉄骨階段のDIY塗装は強くお勧めしません。その理由は主に3つあります。

  1. 品質の確保が難しい: プロが行うケレン作業やサビ止め、均一な塗装といった工程は、専門的な知識と技術、そして道具が必要です。特に下地処理が不十分だと、塗料がすぐに剥がれてしまい、サビが再発する原因となります。
  2. 安全性の問題: 階段の塗装には、不安定な体勢での作業や高所での作業が伴います。万が一、転落事故などが起きた場合、取り返しのつかないことになります。
  3. 入居者様への影響: 塗料の飛散や臭いなど、工事中に入居者様へ迷惑をかけてしまう可能性があります。適切な養生や事前の告知など、プロならではの配慮がなければ、クレームやトラブルに発展しかねません。

短期的な費用は抑えられても、数年で再塗装が必要になったり、事故が起きたりしては元も子もありません。大切な資産と入居者様の安全を守るためにも、信頼できるプロに任せるのが最善の選択です。

適正価格か見積書で判断する

アパートのオーナーが塗装業者の担当者と、詳細な見積書を見ながら打ち合わせを行っている

費用を抑える上で最も重要かつ効果的なのが、複数の業者から見積もりを取り、その内容を比較検討すること(相見積もり)です。その際、単に総額だけを見るのではなく、以下のポイントが見積書にしっかり記載されているかを確認してください。

【見積書チェックリスト】

  • 工事内容が詳細か?: 「塗装工事 一式」ではなく、「足場」「高圧洗浄」「ケレン」「下塗り」「中塗り」「上塗り」など、工程ごとに項目が分かれているか。
  • 塗装面積が明記されているか?: 「〇〇㎡」というように、単価の根拠となる正確な面積が記載されているか。
  • 塗料名が具体的に記載されているか?: 「シリコン塗料」だけでなく、「メーカー名」や「製品名(例:日本ペイント パーフェクトトップ)」まで書かれているか。
  • 塗り回数が明記されているか?: 基本は「3回塗り(下塗り1回、上塗り2回)」です。これが守られているか確認しましょう。(私たちアップリメイクでは、より高い耐久性を実現するため標準で4回塗りを採用しています)

これらの項目が曖昧な見積書を提出する業者は、後から追加料金を請求したり、工程を省く手抜き工事を行ったりする可能性があるため、注意が必要です。

誠実な業者は、お客様が納得できるよう、分かりやすく詳細な見積書を作成してくれます。見積もりの内容は、その会社の姿勢を映す鏡なのです。

私たちアップリメイクの豊富な施工事例や、実際に工事をされたお客様の声も、業者選びの参考にしていただけるかと思います。

アパート鉄骨階段塗装に関するよくある質問(FAQ)

Q1. 塗装工事中、入居者は階段を使えますか?

A. はい、基本的には通行可能です。ただし、安全上の理由や塗装直後で塗料が乾いていない時間帯など、一時的に通行を制限させていただく場合があります。

私たちプロの業者は、入居者様のご不便が最小限になるよう、片側ずつ施工を進めたり、事前に通行止めの日時をチラシや掲示板でお知らせしたりと、細やかな配慮を徹底します。工事前の業者との打ち合わせで、入居者様への告知方法や工程についてもしっかりと確認することが大切です。

Q2. サビがひどいのですが、塗装だけで本当に大丈夫ですか?

A. サビの進行度合いによります。表面的なサビであれば、ケレン作業でサビを完全に除去し、高性能なサビ止め塗料を塗ることで進行を食い止めることが可能です。しかし、サビが内部まで浸食し、鉄骨の厚みが薄くなっていたり、穴が開いていたりする場合は、塗装だけでは強度を回復できません。

その場合は、鋼板を当てて溶接するなどの補強工事が必要になります。無料の建物診断では、そうした構造上の問題がないかもプロの目で厳しくチェックします。

Q3. 鉄骨階段の塗装に、静岡市で使える助成金や補助金はありますか?

A. 結論から言うと、鉄骨階段のみの塗装を対象とした助成金制度は、残念ながらほとんどありません。多くの自治体で実施されているのは、住宅全体の省エネ改修(遮熱塗装など)やリフォームに対する補助金が主です。

ただし、外壁や屋根の塗装と同時に鉄骨階段の塗装を行う場合は、全体工事の一部として補助金の対象になる可能性があります。制度は年度によって内容が変わるため、最新の情報は静岡市の公式ホームページで確認するか、私たちのような地元の専門業者にご相談ください。

Q4. 塗装の色はどのように選べば良いですか?入居率アップに繋がる色はありますか?

A. 色選びは、アパートの印象を大きく左右する重要なポイントです。入居率アップを狙うのであれば、周辺の建物との調和を考えつつ、清潔感と明るさを感じさせる色が基本となります。例えば、グレー系やブラウン系は汚れが目立ちにくく落ち着いた印象を与えますし、アイボリーやベージュ系は明るく温かみのある雰囲気になります。

外壁の色と合わせるか、逆にあえてアクセントカラーにするかなど、戦略的なカラープランニングが可能です。私たちはカラーシミュレーションを使い、完成後のイメージを事前にご確認いただきながら、オーナー様と一緒に最適な色を決めていきます。

静岡市のアパート鉄骨階段の塗装費用のまとめ

塗装工事が完了し、美しく生まれ変わったアパートの鉄骨階段。資産価値の向上をイメージさせる

今回は、静岡市でアパートの鉄骨階段塗装をお考えのオーナー様に向けて、費用相場からコストを抑えるコツまで、専門家の視点で詳しく解説してきました。

結論として、鉄骨階段の塗装は、単なる美観の維持ではなく、入居者様の安全を守り、アパート全体の資産価値を長期的に維持するための「必要不可欠な投資」です。費用を気にするあまりメンテナンスを先延ばしにすると、サビが進行して大規模な補修が必要になり、結果的により多くのコストがかかってしまいます。

大切なのは、ご自身の物件の状態を正確に把握し、長期的な視点で最適なメンテナンス計画を立てることです。そのためには、信頼できる地元の専門家に相談し、詳細な見積もりとプロの提案を受けることが成功への一番の近道と言えるでしょう。

◆斎藤のワンポイントアドバイス

私の父がこの静岡の地で塗装業を始めてから約半世紀、私たちはずっと「仕事は工事が終わってからが本当の始まり」という想いを大切にしてきました。建物を美しく蘇らせるのはもちろんですが、その後もオーナー様の大切な資産を末永く見守っていくパートナーでありたいと考えています。鉄骨階段の小さなサビ一つからでも、どうぞお気軽に私たちにご相談ください。必ず、オーナー様のお力になります。

この記事が、静岡市のアパートオーナー様の不安を解消し、賢いメンテナンス計画の一助となれば幸いです。まずは、ご自身の大切なアパートの現状を知ることから始めてみませんか?

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  • この記事を書いた人

齋藤直樹

(株)アップリメイク代表取締役で元職人、塗装という仕事が大好きです。人生の大きな挫折と数多くの出会いを経て今は大好きな地元・静岡で、お客様の笑顔のために仕事ができることに何よりの誇りを感じています。

▼保有資格▼
1級建築塗装技能士・2級建築施工管理技士・有機溶剤作業主任者・高所作業主任者・2級カラーコーディネーター・光触媒施工技能士・乙4類危険物取扱者・ゴンドラ特別教育・職長・安全衛生責任者・第2種酸素欠乏危険作業主任者・宅地建物取引主任者・2級ファイナンシャルプランニング技能士・AFP