積水ハウスの外壁塗装はなぜ高い?プロが理由と値引きの限界を解説!300万円は妥当?

株式会社アップリメイク代表取締役が、住宅の前で顧客の女性と笑顔で話している、信頼感と顧客満足を示す写真

こんにちは、株式会社アップリメイク代表取締役の斎藤直樹です。静岡で多くの屋根・外壁塗装を手掛ける中で、積水ハウスでご自宅を建てられたお客様から、その外壁塗装の金額の高さについてご相談をいただくことが非常に多いです。

特に300万円や500万といった具体的な見積もりを前に、「本当にこの価格が適正なのだろうか」「もっと値引きはできないのか、値引きの限界は?」と悩まれるお気持ちは、痛いほどよく分かります。

インターネットで口コミを調べても様々な情報が飛び交い、30年耐用や30年保証という言葉の真実、他社と比較した場合の判断基準、そもそも塗装は何年ごとに行うべきなのか、どんな色を選べば後悔しないのか、さらに静岡で使える助成金はあるのか、など疑問や不安は尽きないものです。

この記事では、塗装一筋で歩んできた専門家の視点から、積水ハウスの外壁塗装が高いと言われる構造的な理由から、賢い値引き交渉のポイントまで、皆様が納得のいくリフォームを実現するためのお手伝いができればと思います。

この記事でわかること

  • 積水ハウスの外壁塗装が高額になる構造的な理由
  • 30年耐用や30年保証の真実と注意すべき点
  • 他社との比較と値引き交渉を成功させる具体的な方法
  • 静岡で活用できる助成金や信頼できる業者選びのコツ

積水ハウスで実際にいただいたご相談とプロの回答

◆実際にいただいたご相談(築23年・セラミック外壁+高額見積もりでお悩みのお客様)

「積水ハウスで建築して23年になります。外壁は白いセラミックで、そろそろ外壁塗装を考えています。

積水ハウスからはハーモカラーズを取り入れたプランと、フレアトーンのような多彩模様仕上げを提案されました。その際、外壁の目地交換やサッシまわりのシーリング工事も必要と言われ、目地は積水ハウスのオリジナルの材料なので注意が必要とも聞きました。

提示された見積もりは、外壁塗装やシーリング工事などを含めて非常に高額になり、本当にこの価格が妥当なのか、他社にお願いしても大丈夫なのか、不安に感じています。

御社でもこのような積水ハウス特有の目地やシーリングに対応していただくことは可能でしょうか?また、エスケー化研でフレアトーンと同等の塗料があると聞きましたが、そのような多彩模様塗料を使って、費用を少しでも抑えたプランを提案していただくことはできますか。」

◆齋藤からの回答

結論から申し上げますと、当社アップリメイクでも積水ハウスの多彩模様塗装や目地・シーリング工事にしっかり対応可能です。以下のような考え方でご提案しています。

  • メーカー提案では多彩模様塗装が主流
    積水ハウスの外壁塗装では、メーカー提案の場合、フレアトーンをはじめとした多彩模様仕上げのプランが多数を占めます。既存がセラミック外壁(白)であっても、多彩模様で高級感のあるデザインに仕上げることは十分可能です。
  • 塗装前に「目地」と「サッシまわりのシーリング」のチェックと打ち替えが必須
    塗装工事を長持ちさせるためには、外壁板間目地およびサッシまわりのシーリング打ち替えがほぼ必須です。特に築20年前後を過ぎたお住まいでは、見た目はまだ持ちそうでも、内部の劣化が進行しているケースが多く見られます。
  • 積水ハウス専用の目地材(ガスケット)の扱い方
    積水ハウスの外壁目地やサッシまわりには、セキスイ専用のガスケット(オリジナル目地材)が使われていることがあります。この場合、築年数や劣化の状態を現地で確認した上で、次の3つの中からベストな方法を選びます。
  1. 現状のガスケットをそのまま活かし、上から保護する方法
  2. ガスケットをすべて撤去し、新たにシーリング材で全打ち替えする方法
  3. 特に劣化の激しい部分のみを選別して部分的にシーリング打ち替えする方法

目地が「セキスイオリジナル」と言われるのは、まさにこのガスケット目地のことです。このガスケットそのものを、まったく同じ仕様で新しいものに入れ替えたい場合は、積水ハウスのみで取り扱いが可能で、金額も驚くほど高額になります。

一方で、ガスケットを撤去してシーリング材に打ち替える方法であれば、

  • 工事費用を大幅に抑えられる
  • 本来の目的である雨漏り防止性能の面でも、ガスケットと同等以上の性能を確保できる

といったメリットがあるため、当社ではシーリングへの打ち替えを基本的に推奨しています。

実際に、これまで当社で塗り替えをお任せいただいた多くの積水ハウスのお住まいでは、ガスケット目地を撤去 → シーリング材を充填 → その上から塗装という仕様で施工を行ってきました。長期的に見ても、仕上がり・耐久性ともに非常に良好な結果が出ています。

また、ご質問にあったエスケー化研製の同等品についてですが、フレアトーンと同等クラスの多彩模様塗料は実在します。代表的なものが、エスケー化研の「エスケープレミアムマルチカラー」です。詳細はメーカー公式ページをご覧いただけます。

▶ エスケー化研「エスケープレミアムマルチカラー」製品ページ

この製品はシリコン系グレードの多彩色模様塗料ですが、より高耐久なフッ素や無機など、別グレードの多彩模様仕上げをご希望の場合でも、他メーカー品を含めて複数プランのご提案が可能です。

「積水ハウスで建てたから、塗り替えも積水ハウスに頼むしかない」とお考えの方は多いのですが、積水ハウス特有の目地や外壁仕様をきちんと理解している専門店であれば、同等以上の仕上がりをより適正な価格で実現することができます。当社では現地調査の上で、目地やシーリングの状態を細かく確認し、お住まいごとに最も合理的で安心な施工方法をご提案いたします。

なぜ積水ハウスの外壁塗装は高い?値引きの相場

  • 積水ハウスの外壁塗装が高いと言われる理由
  • 具体的な工事の金額はいくら?
  • 300万円や500万の見積もり事例
  • 塗装は何年持つ?30年耐用は可能か
  • 30年保証の適用条件と注意点
  • 実際に工事した人の口コミや評判

積水ハウスの外壁塗装が高いと言われる理由

積水ハウスの外壁塗装費用が高額になるのには、明確な理由がいくつか存在します。決して不当に高く設定されているわけではなく、その背景にはハウスメーカーならではの構造があります。

最大の理由は、中間マージンの存在です。積水ハウスにリフォームを依頼すると、多くの場合、実際の施工は下請けや孫請けの塗装業者が行います。

その過程で、元請けである積水ハウスリフォームや関連会社の管理費、営業経費、そして利益が「中間マージン」として工事費用に上乗せされます。これが、私たちのような職人直営の塗装専門店に直接依頼する場合との大きな価格差を生む要因です。

建設現場で元請けの現場監督が、複数の下請け業者に指示を出している写真。多重下請け構造をリアルに表現している

高額になる主な要因

1. 多重下請け構造による中間マージン: お客様から積水ハウス、そして下請け業者へと仕事が流れる中で、各段階でマージンが発生し、最終的な費用が膨らみます。

2. ブランド料と手厚い保証体制の維持費: 大手ハウスメーカーとしての信頼性や、長期保証を維持するためのコストも価格に含まれています。

3. オリジナル塗料の採用: 積水ハウス専用に開発された高機能なオリジナル塗料は、一般的な塗料に比べて単価が高く設定されています。代表的な塗料である「フレアトーン」の特徴や費用、30年耐久の真実については、こちらの記事で詳しく解説しています。

言ってしまえば、お客様は塗装工事そのものの費用に加えて、「積水ハウスというブランドの安心感」に対しての対価も支払っていると考えることができます。もちろん、設計図の保管や建物構造を熟知しているというメリットは大きいですが、純粋な塗装工事の品質だけで見れば、地元の優良な塗装専門店でも同等、あるいはそれ以上の施工は十分に可能です。

◆斎藤のワンポイントアドバイス

私自身、塗装職人からこの道をスタートし、亡き父から「お客様の幸せを第一に施工品質を考えること」を叩き込まれてきました。中間業者を挟まない職人直営の私たちだからこそ、その費用をお客様の家のための「塗料の質」や「丁寧な手間」に直接反映させることができるのです。

具体的な工事の金額はいくら?

積水ハウスの外壁塗装の金額は、建物の大きさ、外壁材の種類、そして使用する塗料のグレードによって大きく変動しますが、一般的な塗装専門店と比較して1.5倍から2倍程度になるケースが少なくありません。

あくまで一般的な目安ですが、坪数ごとの費用感を把握しておくと良いでしょう。

延床面積 一般的な塗装専門店の相場 積水ハウスの相場(目安)
30坪 85万円~110万円 130万円~180万円
40坪 100万円~130万円 160万円~220万円
50坪 120万円~150万円 190万円~250万円

【ご注意】上記の金額は、足場代、高圧洗浄、標準的なシリコン系塗料での塗装を想定したあくまで一般的な目安です。屋根塗装や付帯部の劣化状況、シーリングの打ち替え範囲などによって費用は大きく変動します。正確な金額は、必ず複数の業者から見積もりを取って比較検討してください。

この価格差は、前述した中間マージンに加え、積水ハウスが推奨する塗料がフッ素や無機といった高耐久・高単価なものであることも影響しています。

もちろん、高耐久な塗料は塗り替えサイクルを延ばせるというメリットがありますが、10年~15年での塗り替えを想定したシリコン塗料でも、丁寧な下地処理と施工を行えば、お住まいを十分に守ることが可能です。

300万円や500万の見積もり事例

「見積もりを取ったら300万円や500万という金額が出てきた」というご相談は、決して珍しい話ではありません。このような高額な見積もりには、外壁塗装以外の工事が含まれているケースがほとんどです。

例えば、300万円クラスの見積もりでは、外壁塗装に加えて「屋根のカバー工法」や「大規模なシーリング打ち替え」、「ベランダの防水工事」などがセットになっていることが多いです。

特に屋根は、塗装ではメンテナンスが難しいほど劣化が進んでいる場合、既存の屋根の上に新しい屋根材を被せるカバー工法が提案されますが、これだけで100万円以上の追加費用がかかります。

高額な見積もりに含まれることがある屋根カバー工法の作業風景。職人が古い屋根の上に新しい屋根材を設置している

高額見積もりの内訳例

  • 外壁塗装工事:180万円(高耐久フッ素塗料など)
  • 屋根カバー工法:120万円
  • その他(諸経費など):20万円
  • 合計:320万円

さらに、500万円を超えるようなケースでは、これらの工事に加えて「太陽光パネルの脱着」や「外壁材自体の張り替え(ダインコンクリートの一部補修など)」といった、より専門的で大規模な修繕が含まれている可能性があります。

特に、築年数が経過した住宅では、塗装だけでは解決できない構造的な問題が見つかることもあり、結果的に費用が大きく膨らんでしまうのです。

重要なのは、見積書に記載された項目の一つひとつが、本当に今必要な工事なのかを専門家の目で正しく判断することです。私たちのような専門業者であれば、不要な工事を見極め、本当に必要なメンテナンスだけを適正価格でご提案することが可能です。

ぜひ一度、無料診断・お見積りをご利用いただき、その内容を比較してみてください。

塗装は何年持つ?30年耐用は可能か

積水ハウスから「30年耐用」の外壁塗装を提案されることがあります。これは、主に「無機塗料」や積水ハウス独自の高耐久塗料を使用した場合の期待耐久年数を指します。技術的に30年という長期間、塗膜が外壁を保護し続けることは不可能ではありません。しかし、これを実現するためにはいくつかの重要な条件があります。

「30年耐用」を実現するための条件

1. 最高級グレードの塗料を使用すること: フッ素樹脂を上回る耐久性を持つ無機塗料などが前提となります。

2. メーカーの規定通りの完璧な施工を行うこと: 塗料の性能を100%引き出すには、下地処理から乾燥時間まで、全ての工程を厳格に守る必要があります。

3. 立地環境に恵まれていること: 紫外線が強く当たる、潮風に晒される、交通量が多く排気ガスの影響を受けるといった過酷な環境下では、塗料の劣化は早まる傾向にあります。

特に、温暖で日照時間が長く、台風の通過も多い静岡のような地域では、カタログ通りの耐用年数を維持するのは容易ではありません。また、忘れてはならないのが、外壁材のつなぎ目を埋めるシーリング(コーキング)の寿命です。

どんなに高耐久な塗料を使っても、シーリング部分は10年~15年で劣化し、ひび割れや肉痩せを起こします。この部分を放置すれば、そこから雨水が浸入し、建物の構造自体を傷める原因になりかねません。

結論として、「30年耐用」は理論上可能ですが、シーリングの打ち替えなど、途中で別のメンテナンスが必ず必要になると考えるのが現実的です。トータルの生涯コストを考え、10~15年周期で信頼できるシリコン塗料などで確実にメンテナンスを行う方が、結果的にコストを抑えられ、お住まいを健全に保てるケースも多いです。

経年劣化によりひび割れて肉痩せした外壁のシーリング(コーキング)のクローズアップ写真。メンテナンスの重要性を示している

 

30年保証の適用条件と注意点

積水ハウスの「30年保証」は、お施主様にとって非常に魅力的な響きを持っています。しかし、この保証が適用されるためには、非常に厳格な条件が定められていることを理解しておく必要があります。

まず、この保証は「初期30年保証制度」であり、新築時の保証を延長するものです。保証を継続するためには、積水ハウスが指定する10年目、20年目の有料点検と、その際に「必要」と判断された有料メンテナンス工事を実施することが絶対条件となります。

保証が失効するケースに注意!

もし、指定された有料メンテナンス工事を積水ハウス以外の業者で行った場合、保証が失効してしまう可能性が非常に高いです。これは、「家の構造を熟知していない他社が手を加えたことで、何らかの不具合が生じた場合、責任の所在が不明確になる」という理由からです。

つまり、「保証を継続したい」のであれば、相場より高いと分かっていても積水ハウスに工事を依頼し続ける必要がある、という構造になっているのです。

また、保証の対象範囲も確認が必要です。保証されるのは主に「構造耐力上主要な部分」と「雨水の浸入を防止する部分」です。塗膜の経年による色あせや汚れといった、いわゆる「美観」に関する部分は保証の対象外となることがほとんどです。30年間、新築同様の美しさが保証されるわけではない点には注意しましょう。

実際に工事した人の口コミや評判

積水ハウスで外壁塗装をされた方の口コミや評判を見ると、大きく分けて二つの傾向が見られます。一つは「価格は高かったが、大手ならではの安心感と丁寧な対応に満足」というポジティブな意見。

もう一つは「品質は良いのかもしれないが、やはり価格が高すぎる。地元の業者に頼めばもっと安くできた」という意見です。

良い口コミのポイント

  • 担当者の対応が丁寧で、工事の説明も分かりやすかった。
  • 工事管理がしっかりしており、近隣への配慮も行き届いていた。
  • 長期保証があるので、工事後も安心できる。

注意したい口コミのポイント

  • 地元の優良店と比較して、同じ工事内容で100万円以上の価格差があった。
  • 値引き交渉にほとんど応じてもらえなかった。
  • 提案されるプランが高額なものばかりで、予算に合わなかった。

これらの口コミから分かるのは、積水ハウスのサービスは「価格」よりも「安心感」や「ブランドイメージ」を重視する方に向いているということです。

一方で、「適正な価格で、質の高い工事をしたい」と考える方にとっては、私たちのような地域密着の塗装専門店の存在が大きな選択肢となります。実際に、弊社で施工されたお客様からも、「ハウスメーカーの見積もりと比較して、品質を落とさずに大幅なコストダウンができた」というお客様の声を多数いただいております。

外壁塗装工事の完了後、きれいになった家の前で施主様とアップリメイクのスタッフが満足そうに笑顔で握手をしている記念写真

積水ハウスの外壁塗装は高い?値引きを引き出す交渉術

  • 交渉の鍵となる他社との比較
  • 値引きは可能?限界は?
  • 助成金を使って費用を抑える方法
  • 後悔しないための塗装の色の選び方

交渉の鍵となる他社との比較

積水ハウスの外壁塗装で、納得のいく費用で工事を行うために最も重要なのが「他社との比較」、いわゆる相見積もりです。ハウスメーカーの見積もりだけを見ていると、その金額が適正なのかどうか判断する基準がありません。最低でも、私たちのような地元の塗装専門店を含む2~3社から見積もりを取ることを強くお勧めします。

相見積もりを取ることで、以下のようなメリットがあります。

リビングのテーブルで、複数の外壁塗装見積書を真剣な表情で見比べている顧客夫婦の写真

相見積もりのメリット

1. 適正価格がわかる: 同じ工事内容でも業者によって金額は大きく異なります。複数の見積もりを比較することで、ご自宅の塗装工事の適正な相場を把握できます。

2. 工事内容を精査できる: 各社の提案内容を見比べることで、本当に必要な工事や最適な塗料の種類を見極めることができます。「一式」というような曖昧な記載がなく、詳細な内訳が書かれた信頼できる見積書を選ぶ基準にもなります。

3. 価格交渉の材料になる: 他社の見積もりがあることで、積水ハウスとの価格交渉の際に具体的な根拠を示すことができます。

ただし、注意点として、単に一番安い業者を選ぶのは危険です。安さだけを追求するあまり、必要な工程を省いたり、低品質な塗料を使ったりする業者も残念ながら存在します。

価格だけでなく、担当者の専門知識、提案内容の質、そして施工実績などを総合的に判断することが、後悔しない業者選びの鍵となります。弊社の豊富な施工事例も、ぜひご判断の参考にしてください。

値引きは可能?限界は?

結論から申し上げますと、積水ハウスの外壁塗装で大幅な値引きを引き出すのは非常に難しいです。ハウスメーカーの価格設定は、利益率や経費が細かく決められており、担当者の一存で大きく価格を動かすことができない仕組みになっているからです。

よくある営業トークとして「キャンペーン中なので特別に」「モニター価格で」といったものがありますが、これは多くの場合、あらかじめ値引き分を上乗せした価格から引いているに過ぎません。

特に、「足場代を無料にします」という提案には注意が必要です。約15万~30万円もかかる足場代を無料にできるはずがなく、その費用は必ず他の工事項目に上乗せされています。

値引き交渉の限界と注意点

積水ハウスでの値引きは、期待できても数万円から10万円程度が限界だと考えておくのが現実的です。それ以上の過度な値引きを要求すると、かえって担当者との信頼関係を損ねたり、見えない部分で品質を落とされたりするリスクも考えられます。値引き交渉をする際は、相見積もりを元にした「適正価格での施工」をお願いするというスタンスで臨むのが良いでしょう。

◆斎藤のワンポイントアドバイス

私たち職人直営店では、最初から駆け引きのない適正価格でお見積もりをご提出しています。それは、値引きした分を下請けの給料から引くような、職人の情熱を削ぐ仕事をしたくないからです。お客様にご満足いただく丁寧な仕事こそが、私たちの何よりの誇りです。

助成金を使って費用を抑える方法

外壁塗装は決して安い買い物ではありません。そこでぜひ活用を検討していただきたいのが、国や地方自治体が実施している助成金(補助金)制度です。お住まいの地域によって制度の有無や内容は異なりますが、条件に合えば10万円~30万円程度の補助を受けられる可能性があります。

特に、遮熱・断熱効果のある塗料を使用する「省エネリフォーム」は、多くの自治体で助成金の対象となっています。夏の厳しい暑さや冬の寒さを緩和し、光熱費の削減にも繋がるため、非常におすすめです。

静岡県・静岡市での助成金情報(例)

静岡市では、過去に「静岡県中小企業等省エネ設備導入促進事業費補助金」といった制度がありました。年度によって制度の名称や予算、受付期間は変わるため、常に最新の情報を確認することが重要です。

多くの助成金は、工事の契約前に申請が必要となりますので、計画段階で必ず市役所のホームページを確認するか、私たちのような地元の事情に詳しい専門業者にご相談ください。

【確認のポイント】

  • 対象となる工事内容(遮熱塗装など)
  • 申請期間と予算の上限
  • 施工業者の要件(市内業者であることなど)

助成金の手続きは複雑に感じられるかもしれませんが、申請のサポートを行っている塗装業者も多くあります。利用できる制度は最大限に活用し、賢く費用を抑えましょう。

助成金制度を管轄する静岡の市役所の外観写真。地域密着で公的制度に詳しいことを示す

後悔しないための塗装の色の選び方

外壁塗装は、お住まいの印象を大きく左右する一大イベントです。だからこそ、色選びで後悔してほしくないと心から願っています。色選びで失敗しないためのポイントをいくつかご紹介します。

1. 大きな面積で見ると色は明るく見える(面積効果)
小さな色見本帳で見たときと、実際に外壁全体に塗られたときとでは、色の印象が大きく変わります。一般的に、広い面積に塗られた色は、見本で見るよりも明るく、鮮やかに見える「面積効果」という現象が起こります。少し落ち着いたかな、と感じるくらいの色を選ぶと、仕上がりのイメージに近くなります。

2. 屋外の太陽光の下で色を確認する
室内の蛍光灯の下と、屋外の太陽光の下とでは、色の見え方が全く異なります。色見本は必ず屋外に持ち出し、朝・昼・夕、そして晴れの日・曇りの日と、様々な条件下で確認することをお勧めします。

3. カラーシミュレーションを活用する
ご自宅の実際の写真を使って、塗装後のイメージをパソコン上で確認できるカラーシミュレーションは非常に有効です。屋根やサッシ、玄関ドアとの色のバランスを客観的に見ることができます。私たちアップリメイクでは、お客様が心から納得できるまで、このカラーシミュレーションを無料で何度でも作成しています。

実際の住宅写真を使って外壁塗装後の色を比較しているカラーシミュレーションの画面。後悔しない色選びをサポートする様子

付帯部の色も重要です!

外壁の色だけでなく、雨樋や破風板、軒天といった「付帯部」の色も全体の印象を左右する重要な要素です。外壁と同系色でまとめると統一感が出ますし、サッシの色に合わせたり、逆にアクセントカラーを使ったりすることで、お住まいの個性を演出することもできます。トータルでのコーディネートを考えることが大切です。

積水ハウスの外壁塗装に関するよくある質問(FAQ)

Q1. なぜハウスメーカーの塗装は地元の塗装店より高いのですか?

A. 主な理由は、広告宣伝費、営業マンの人件費、そして下請け業者に発注する際に発生する「中間マージン」などが工事費に上乗せされているためです。また、長期保証を維持するための費用も価格に含まれています。私たちのような職人直営店では、これらの経費がかからないため、その分を高品質な塗料や丁寧な施工に充てることができます。

Q2. 積水ハウスの保証を継続したまま、他の業者で塗装はできますか?

A. 残念ながら、積水ハウスの保証を継続したい場合は、積水ハウスが指定する有料メンテナンスを受ける必要があり、他社で塗装を行うと保証の対象外となるのが一般的です。保証を優先するか、コストと品質のバランスを重視して専門業者に依頼するか、お客様のライフプランに合わせてご判断いただくことになります。ただし、塗装工事自体は建物の構造に影響を与えるものではないため、信頼できる業者に依頼すれば、お住まいの保護という点では何ら問題ありません。

Q3. 「ベルバーン」という外壁材は本当に塗装が不要ですか?

A. ベルバーンは陶器質の非常に高耐久な外壁材であり、素材そのものの色褪せが少ないため、基本的に外壁材自体の塗り替えは不要とされています。しかし、パネルのつなぎ目にある「目地(シーリング)」は経年で必ず劣化します。10年~15年を目安にこのシーリングを打ち替えるメンテナンスは必要不可欠です。これを怠ると雨漏りの原因となりますのでご注意ください。

Q4. 「足場代無料」という値引きは信じてもいいですか?

A. 結論から言うと、信じない方が賢明です。外壁塗装における足場の設置費用は、一般的な30坪の住宅でも15万円~30万円ほどかかります。この費用を「無料」にすることはビジネスとして成り立ちません。無料と謳っている場合、その費用は必ず塗料代や工事費など、見積書の他の項目に上乗せされています。総額で判断することが重要です。

積水ハウスの外壁塗装は高い?値引きの重要ポイント

これまでご説明してきた通り、積水ハウスの外壁塗装が高いのには構造的な理由があります。そして、大幅な値引きは期待しにくいのが現実です。だからこそ、「言われた金額でそのまま契約する」のではなく、ご自身の目でその価値を正しく見極めることが何よりも重要になります。

この記事で最もお伝えしたかったポイントを、改めてまとめます。

後悔しないための3つの重要ポイント

  1. 必ず相見積もりを取る: ハウスメーカーの見積もりを基準とせず、地元の信頼できる塗装専門店と比較し、適正価格と最適な工事内容を把握してください。
  2. 保証内容を正しく理解する: 「30年保証」という言葉だけに惑わされず、その適用条件や対象範囲をしっかり確認し、ご自身のライフプランにとって本当にメリットがあるかを考えましょう。
  3. 価格だけでなく総合力で判断する: 担当者の専門性、提案力、そして何より「お客様の幸せを願う情熱」があるかどうか。価格以上の価値を提供してくれるパートナーを選ぶことが、最高の満足に繋がります。

私たち株式会社アップリメイクは、この静岡の地で、お客様の大切な資産であるお住まいを守り続けてきました。派手な宣伝はできませんが、仕事の丁寧さとお客様への想いだけはどこにも負けない自信があります。

もし、積水ハウスの見積もりに少しでも疑問や不安を感じたら、ぜひ一度、私たちにご相談ください。セカンドオピニオンとして、誠心誠意アドバイスさせていただきます。

あなた様の大切なお住まいが、塗装リフォームを通じてより一層輝き、ご家族の笑顔があふれる場所となりますよう、心から願っております。まずはお気軽にお問い合わせください。

  • この記事を書いた人

齋藤直樹

(株)アップリメイク代表取締役で元職人、塗装という仕事が大好きです。人生の大きな挫折と数多くの出会いを経て今は大好きな地元・静岡で、お客様の笑顔のために仕事ができることに何よりの誇りを感じています。

▼保有資格▼
1級建築塗装技能士・2級建築施工管理技士・有機溶剤作業主任者・高所作業主任者・2級カラーコーディネーター・光触媒施工技能士・乙4類危険物取扱者・ゴンドラ特別教育・職長・安全衛生責任者・第2種酸素欠乏危険作業主任者・宅地建物取引主任者・2級ファイナンシャルプランニング技能士・AFP