こんにちは、株式会社アップリメイク代表取締役の齋藤直樹です。
静岡で外壁塗装を考えている方から、「工事中のシンナーの臭いって、どのくらいきついんですか?」「子どもやペットがいても大丈夫ですか?」「部屋で寝ても問題ありませんか?」というご相談をよくいただきます。
これ、かなり現実的な悩みですよね。
外壁塗装は家を守るために大切な工事ですが、工事中の臭いは生活に直接関わります。
洗濯物を外に干せない日があったり、窓を開けにくかったり、風向きによっては室内までペンキの匂いが入ってくることもあります。
特に、小さなお子様、妊娠中の方、ご高齢の方、喘息やアレルギーがある方、ペットと暮らしているご家庭では、「念のために知っておきたい」ではなく、「事前に対策しておきたい」問題かなと思います。
この記事では、外壁塗装でシンナーの臭いが出る理由、身体への影響、臭いが続く日数、家の中でできる対策、アパートやマンションでの注意点、近隣トラブルを防ぐ考え方まで、できるだけ具体的にお話しします。
読み終わるころには、「何を業者に確認すればいいか」「臭いが強い日はどう過ごせばいいか」「塗料選びで何を優先すればいいか」がかなり見えやすくなるはずです。
この記事でわかること
- 外壁塗装でシンナーの臭いが発生する原因
- 油性塗料と水性塗料で臭いがどう変わるのか
- 臭いが身体に及ぼす可能性がある影響
- シンナー臭い部屋で寝るときの注意点
- ペンキの匂いがいつまで、何日くらい続くのか
- 家の中でできる具体的な臭い対策
- アパート・マンション塗装でトラブルを防ぐポイント
- 近所への挨拶や苦情対策で大切なこと
先に結論:臭いが心配なら「塗料選び」と「工程表の確認」が大事です
外壁塗装の臭いを完全にゼロにすることは難しいです。
ただし、臭いの少ない水性塗料や低VOC塗料を選んだり、臭いが強くなる中塗り・上塗りの日を事前に把握したりすることで、生活への負担はかなり減らせます。
特に大切なのは、見積もりの最初の段階で「家族に小さな子どもがいる」「ペットがいる」「臭いに敏感な家族がいる」と業者に伝えることです。
契約後に塗料や工程を変えようとすると、追加費用やスケジュール調整が必要になることもあります。だからこそ、最初に相談する。ここが本当に大事です。
外壁塗装でシンナーの臭いが出る原因と、知っておきたい健康面の注意点
シンナーの匂いがするのはなぜ?原因は塗料に含まれる有機溶剤です
外壁塗装のときに感じる、ツンとした独特の臭い。
この臭いの主な原因は、塗料に含まれる「有機溶剤」です。
有機溶剤は、塗料を塗りやすい液体の状態に保ったり、乾燥や密着を助けたりするために使われます。いわゆる「シンナー」と呼ばれるものも、この有機溶剤の一種です。
塗料を外壁に塗ると、乾燥する過程で有機溶剤が空気中に揮発します。このときに、あのシンナー臭が発生します。
塗料には大きく分けて「油性塗料」と「水性塗料」があります。
油性塗料(溶剤系塗料)
油性塗料は、希釈剤として有機溶剤を使う塗料です。
耐久性や密着性に優れた製品も多く、金属部や屋根など、条件によっては油性塗料が向いている場合もあります。
ただし、有機溶剤を使う分、臭いは強くなりやすいです。塗装中だけでなく、乾燥初期にも臭いが残ることがあります。
水性塗料
水性塗料は、希釈剤として主に水を使う塗料です。
油性塗料に比べると有機溶剤の量が少ないため、臭いがかなり穏やかです。
昔は「水性塗料は油性塗料より弱い」という印象を持たれることもありましたが、最近は性能の高い水性塗料も増えています。外壁の状態や立地、求める耐久性によっては、水性塗料でも十分に対応できるケースが多くあります。
私たちアップリメイクでも、臭いへの不安が強いお客様には、建物の状態を確認したうえで、水性塗料や低臭タイプの塗料を候補に入れてご提案しています。
臭いの原因はVOC(揮発性有機化合物)です
シンナー臭の原因となる成分は、専門的にはVOC(揮発性有機化合物)と呼ばれます。
VOCは、蒸発しやすく空気中に広がりやすい性質があります。
油性塗料はVOCが多くなりやすく、水性塗料は比較的少ない傾向があります。そのため、臭いの感じ方にも差が出ます。
ただし、水性塗料ならまったく無臭というわけではありません。
塗料そのものの匂いや、下塗り材、シーリング材、防水材などの臭いを感じることもあります。
「水性だから絶対に臭わない」と考えるより、「臭いを大きく減らしやすい選択肢」と考えておくと、現実とのズレが少ないですよ。
身体に及ぼす影響は?高濃度の臭いを長時間吸い込まないことが大切です
外壁塗装のシンナーの臭いについて、「身体に悪いのでは?」と不安になるのは自然なことです。
結論から言うと、一般的な外壁塗装工事で、適切な換気や配慮がされていれば、すぐに重大な健康被害につながるケースは多くありません。
ただし、高濃度の有機溶剤を長時間吸い込み続ける環境は避けるべきです。
特に臭いに敏感な方は、比較的短い時間でも頭痛や吐き気、目や喉の違和感を覚えることがあります。
| 部位 | 起こりうる不調の例 |
|---|---|
| 神経・精神系 | 頭痛、めまい、吐き気、ぼーっとする感じ、眠りにくさ |
| 目・鼻・喉 | 目のしみる感じ、鼻水、喉のいがらっぽさ、咳 |
| 呼吸器 | 息苦しさ、咳き込み、喘息症状の悪化 |
| 皮膚 | かゆみ、乾燥、湿疹のような違和感 |
| 気分面 | 不快感、ストレス、食欲低下、集中しにくさ |
もちろん、これらの症状がすべて外壁塗装の臭いだけで起こるとは限りません。
ただ、工事中に体調が悪くなった場合は、「気のせいかな」と我慢しないでください。換気をする、臭いの少ない部屋へ移動する、外出する、必要に応じて医師へ相談するなど、早めに対応した方が安心です。
特に配慮が必要な方
次のような方がいるご家庭では、塗料選びと過ごし方を事前に相談しておきましょう。
- 赤ちゃんや小さなお子様:体が小さく、大人より影響を受けやすい可能性があります。
- 妊娠中の方:不安がある場合は、臭いの強い日は別の場所で過ごすことも検討しましょう。
- ご高齢の方:体調変化に気づきにくいこともあるため、周囲の見守りが大切です。
- 喘息・アレルギー・化学物質に敏感な方:事前に業者へ必ず伝えてください。
- ペット:犬や猫、小鳥などは臭いに敏感です。ケージや寝床の場所にも配慮しましょう。
外壁塗装は、家を長く守るための工事です。
でも、工事期間中の暮らしに負担が出すぎてしまっては、せっかくの塗り替えがつらい思い出になってしまいます。
だからこそ、「臭いが出ること」を前提に、事前にできる準備をしておくことが大切です。
シンナー臭い部屋で寝るのは大丈夫?できる限り避けるのが安心です
「シンナー臭い部屋で寝ても大丈夫ですか?」
これは本当によく聞かれる質問です。
私の答えは、できる限り避けた方がいいです。
睡眠中は、自分で臭いの強さを判断したり、気分が悪くなった瞬間に換気したりしにくいですよね。
しかも、6時間、7時間と長い時間を同じ空間で過ごすことになります。日中に少し臭いを感じるのとは、身体への負担のかかり方が違います。
特に、寝室の窓を閉め切っている場合、臭いがこもりやすくなります。
また、外壁側の部屋や、塗装面に近い部屋、給気口がある部屋は、風向きによって臭いが入りやすいことがあります。
マンションや気密性の高い住宅では、窓を閉めていても給気口やサッシまわりから臭いが入ることがあります。室内に臭いが入る原因や詳しい対策は、こちらのマンション外壁塗装で家の中が臭い原因と対策でも詳しく解説しています。
◆齋藤のワンポイントアドバイス
私自身、職人として現場に立っていた時期がありますが、塗装中は換気と保護具にかなり気を配っていました。
プロの職人でも気をつけるものを、一般の方が対策なしで長時間吸い続けるのはおすすめできません。
「たった数日だから」と我慢しすぎず、ご家族の体調を優先して考えてくださいね。
臭いが強い日は、一時的に寝る場所を変えるのも有効です
臭いが最も強くなりやすいのは、中塗り・上塗りの前後です。
可能であれば、その2〜3日だけでも次のような対策を検討してみてください。
- 塗装面から一番離れた部屋で寝る
- 給気口や窓の位置を確認し、臭いが入りにくい部屋を選ぶ
- 実家や親戚の家に一時的に泊まる
- 小さなお子様や妊娠中の方だけでも別の場所で過ごす
- ペットを一時的に預ける、または臭いの少ない部屋へ移す
どうしても自宅で寝る必要がある場合は、寝室選びと換気が大切です。
ただし、塗装中は養生で窓が開けられない場合もあります。工事前に「寝室側の窓だけ換気できるように養生できますか?」と相談しておくと、状況によって対応できることがあります。
ペンキの匂いはいつまで続く?塗料・天候・立地で変わります
外壁塗装のペンキの匂いがいつまで続くのか。
これは、使用する塗料、天候、建物の立地、換気状況によってかなり変わります。
一般的な目安としては、水性塗料なら数日から1週間程度、油性塗料なら1〜2週間ほど臭いを感じることがあります。
ただし、これはあくまで目安です。
臭いに敏感な方は、強い臭いのピークが過ぎたあとも、かすかな匂いをしばらく感じることがあります。
1. 塗料の種類による違い
- 水性塗料:臭いが比較的弱く、数日〜1週間程度で気になりにくくなることが多いです。
- 油性塗料:臭いが強く、1週間〜2週間ほど残ることがあります。
- 下塗り材や防水材:外壁塗料だけでなく、下塗り材やシーリング材の臭いを感じる場合もあります。
2. 気象条件による違い
- 気温が高く、湿度が低い日:乾燥が進みやすく、臭いが抜けやすい傾向があります。
- 雨の日や湿度が高い日:乾燥が遅くなり、臭いが長引きやすいです。
- 風が弱い日:臭いがこもりやすく、近隣にも広がりにくい分、家の周辺に残る感じが出ることがあります。
静岡は、夏場に湿度が高くなる日もありますし、沿岸部では風向きの影響も受けやすい地域です。
同じ塗料を使っても、春と梅雨時期、夏と冬では臭いの感じ方が変わることがあります。
3. 建物の立地や換気状況による違い
住宅が密集している場所、隣家との距離が近い場所、風通しが悪い場所では、臭いが滞留しやすくなります。
また、24時間換気システムや給気口の位置によっては、外の臭いを室内に引き込んでしまうことがあります。
「外はそこまで臭わないのに、なぜか部屋の中が臭い」という場合は、給気口、サッシまわり、エアコン配管まわりなどから臭いが入っている可能性もあります。
塗装後も、わずかな臭いが残ることはあります
塗料は、表面が乾いたように見えても、完全に硬化するまでには時間がかかります。
そのため、工事が終わった直後に「まだ少し臭う」と感じることはあります。
多くの場合は換気を続けることで少しずつ落ち着いていきますが、1ヶ月以上たっても強い臭いが残る、体調不良が続く、室内の一部だけ強烈に臭うといった場合は、施工業者に点検を依頼してください。
臭いは具体的に何日続く?ピークは中塗り・上塗りの2〜3日間です
外壁塗装の工期は、一般的な戸建てで10日〜14日ほどかかることが多いです。
ただし、その期間ずっと強い臭いが続くわけではありません。
臭いが特に強くなりやすいのは、実際に塗料を塗る工程です。
中でも、中塗り・上塗りの2〜3日間が臭いのピークになりやすいです。
| 工程 | 日数目安 | 臭いの目安 | 生活上の注意点 |
|---|---|---|---|
| 足場設置 | 1日目 | ほぼなし | 音や車両の出入りに注意。 |
| 高圧洗浄 | 2日目 | ほぼなし | 水しぶきがあるため洗濯物は室内へ。 |
| 養生・下地処理 | 3日目以降 | 弱〜中 | シーリング材や下塗り材の臭いを感じる場合があります。 |
| 下塗り | 塗装初日 | 中 | 窓の開閉や換気方法を確認しておきましょう。 |
| 中塗り | 塗装2日目 | 強 | 臭いが最も強くなりやすい日です。 |
| 上塗り | 塗装3日目 | 強 | 中塗りに続いて臭いが出やすい日です。 |
| 乾燥・点検 | 塗装後 | 弱 | 換気を続けながら様子を見ましょう。 |
※上記は目安です。建物の大きさ、塗料、天候、補修内容によって変わります。
臭い対策で大事なのは、「工事中ずっと我慢する」のではなく、「臭いが強くなる日を事前に知って、その日だけ重点的に対策する」ことです。
たとえば、中塗り・上塗りの日に外出予定を入れる、洗濯物を室内干しにする、ペットの居場所を変える、寝室を移すなど、あらかじめ準備しておけばストレスをかなり減らせます。
◆齋藤のワンポイントアドバイス
アップリメイクでは、着工前に工程表をご提出し、工事の流れをできるだけ分かりやすくお伝えしています。
「明日は臭いが出やすい作業です」「この日は洗濯物を外に干さない方が安心です」といった声かけも大切にしています。
工程が分かっていれば、暮らしの予定も立てやすいですからね。
見積もりや契約前の段階で、次のように聞いてみてください。
- 今回使う塗料は水性ですか、油性ですか?
- 臭いが強くなる日はいつ頃ですか?
- 工程表は事前にもらえますか?
- 窓を開けられるように養生できますか?
- 小さな子どもやペットがいる場合、どんな対策がおすすめですか?
この質問に丁寧に答えてくれる業者なら、工事中の配慮にも期待しやすいです。
外壁塗装のシンナーの臭いを減らす対策と、トラブルを防ぐポイント
自分ですぐできる臭い対策は、換気・給気口管理・部屋選びです
外壁塗装中のシンナーの臭いは、完全になくすことは難しいです。
ただし、室内に入る臭いを減らしたり、こもった臭いを早く外へ出したりすることはできます。
まずは、家の中でできる対策から見ていきましょう。
1. 換気は「風の入口」と「出口」を意識する
臭い対策の基本は換気です。
ただ窓を1ヶ所開けるだけでは、空気がうまく流れないことがあります。
できれば、対角線上の窓やドアを開けて、空気の通り道を作りましょう。
サーキュレーターや扇風機を使う場合は、室内の空気を外へ押し出す向きに置くと効果的です。
ただし、塗装面に近い窓を開けると、逆に臭いが入ってくることもあります。
風向きによって「開ける窓」と「閉める窓」を変えるのがポイントです。
2. 24時間換気や給気口は、状況に応じて調整する
最近の住宅には、24時間換気システムや給気口が付いていることが多いです。
これ自体は大切な設備ですが、塗装中は外の臭いを室内へ引き込んでしまうことがあります。
臭いが強い日は、給気口を一時的に閉じる、市販の給気口フィルターを付ける、換気経路を変えるなどの工夫が有効です。
ただし、すべての換気を止めると、室内の空気がこもってしまいます。
キッチンや浴室などの排気を活用しながら、臭いを入れにくく、こもらせにくいバランスを取ることが大切です。
3. 臭いが入りにくい部屋を生活スペースにする
塗装面に近い部屋、給気口が外壁側にある部屋、窓まわりに隙間風を感じる部屋は、臭いが入りやすいことがあります。
工事期間中だけでも、リビングや寝室を塗装面から離れた部屋へ移すと、かなり楽になる場合があります。
ペットのケージやベッドも、できるだけ臭いの少ない場所へ移動してあげてください。
4. 活性炭入りマスクを使う
一般的な不織布マスクは、ホコリや飛沫対策には役立ちますが、シンナーのような気体状の臭いをしっかり防ぐものではありません。
臭いが気になる場合は、活性炭入りのマスクを使うと、一般的なマスクより臭いをやわらげやすいです。
ただし、マスクをしていれば安全という意味ではありません。
臭いが強い場所に長時間いることは避け、換気や一時避難と組み合わせて考えましょう。
養生中は窓が開けられないことがあります
塗装中は、窓やドア、エアコン室外機、植木などに塗料が付かないよう、ビニールで覆う「養生」を行います。
そのため、普段どおりに窓を開けられない場合があります。
「この窓だけは換気で使いたい」「ペットがいる部屋だけ空気を逃がしたい」などの希望があれば、着工前に業者へ相談してください。
現場の安全や塗料飛散のリスクを見たうえで、開閉できる養生にできる場合があります。
効果的な臭いの消し方は、換気と吸着アイテムの組み合わせです
部屋に入ってしまった臭いは、換気だけでなく、臭いを吸着するアイテムを併用すると和らげやすくなります。
大切なのは、香りでごまかすのではなく、臭いの成分を薄める・外に出す・吸着するという考え方です。
1. 活性炭や竹炭を置く
活性炭や竹炭には、細かい穴がたくさんあり、臭いの成分を吸着しやすい特徴があります。
即効性は強くありませんが、寝室、リビング、玄関、クローゼットなどに置いておくと、こもった臭いをやわらげる助けになります。
ポイントは、1ヶ所に大量に置くより、臭いが気になる場所に分けて置くことです。
2. 活性炭フィルター付きの空気清浄機を使う
空気清浄機は、フィルターの種類によって得意不得意があります。
花粉やホコリに強いフィルターでも、シンナー臭のようなガス状の成分には効果が限定的なことがあります。
臭い対策として使うなら、活性炭フィルターや脱臭機能があるタイプを選ぶとよいです。
お持ちの空気清浄機を使う場合は、フィルターが古くなっていないかも確認してください。フィルターが汚れていると、性能を発揮しにくくなります。
3. 無香料タイプの消臭剤を使う
市販の消臭剤を使う場合は、無香料タイプがおすすめです。
香り付きの芳香剤は、シンナー臭と混ざって、かえって気持ち悪く感じることがあります。
「化学物質の吸着」「消臭」「無香料」といった表示を確認し、寝室やリビングに置いてください。
4. 重曹・コーヒーかす・茶殻を活用する
重曹、乾燥させたコーヒーかす、茶殻なども、簡易的な消臭アイテムとして使われることがあります。
小皿や布袋に入れて、部屋の隅や玄関まわりに置くと手軽です。
ただし、劇的に臭いが消えるものではありません。
あくまで換気や空気の入れ替えを補助するものとして考えてください。
洗濯物は臭いと塗料飛散の両方に注意しましょう
塗装中は、シンナー臭が洗濯物に付いたり、塗料の細かい飛散が付着したりする可能性があります。
臭いが強い日、高圧洗浄の日、塗装作業の日は、室内干しやコインランドリーの利用がおすすめです。
隣家の塗装工事で洗濯物が心配な場合は、こちらの隣家の外壁塗装で洗濯物は干せる?臭い・飛散対策も参考にしてください。
臭いが心配な人が、見積もり前に業者へ確認すべきこと
臭い対策は、工事が始まってから慌てて考えるより、見積もりの段階で相談した方がうまくいきます。
特に、塗料の種類や工事工程は、契約後に変更しづらいことがあります。
見積もりを依頼するときは、次のように確認してみてください。
業者に聞いておきたい質問
- 臭いの少ない塗料を選べますか?
- 水性塗料と油性塗料、それぞれのメリット・デメリットを説明してもらえますか?
- 今回の家の場合、臭いが強くなりそうな工程はいつですか?
- 工程表は事前にもらえますか?
- 窓を一部開閉できる養生はできますか?
- 給気口や換気設備への配慮はしてもらえますか?
- 近隣への挨拶では、臭いについても説明してもらえますか?
- ペットや赤ちゃんがいる家庭での注意点はありますか?
このとき、ただ「大丈夫です」とだけ言う業者よりも、「この塗料なら臭いは比較的少ないです」「この日は臭いが出やすいです」「この窓は開けられるように養生しましょう」と具体的に説明してくれる業者の方が安心です。
塗装工事は、塗って終わりではありません。
工事中の暮らし方まで考えてくれるかどうかも、業者選びの大切なポイントです。
アパート塗装で気をつけることは、入居者への事前説明と臭い配慮です
アパートやマンションの外壁塗装は、戸建て以上に臭いへの配慮が必要です。
なぜなら、オーナー様、入居者様、近隣住民、管理会社、施工業者など、関わる人が多いからです。
工事そのものが必要でも、入居者様にとっては「急に臭くなった」「洗濯物が干せない」「窓が開けられない」というストレスになります。
だからこそ、事前の告知と説明がとても大切です。
オーナー様が気をつけるべきこと
オーナー様にとって、外壁塗装は建物の美観や資産価値を守るための大切なメンテナンスです。
ただし、工事期間中は入居者様の生活に影響が出ます。
- 工事内容を早めに告知する:工事期間、作業時間、臭いが出る日、洗濯物の制限、バルコニーの使用制限などを、書面で分かりやすく伝えましょう。
- 臭いの少ない塗料を検討する:小さなお子様、妊娠中の方、ペット、化学物質に敏感な方が入居している可能性があります。
- 問い合わせ窓口を明確にする:苦情や相談があったとき、どこに連絡すればよいか分からない状態はトラブルにつながります。
- 集合住宅の施工に慣れた業者を選ぶ:技術だけでなく、入居者対応や近隣配慮に慣れているかが重要です。
◆齋藤のワンポイントアドバイス
アパートやマンションの塗装は、仕上がりだけでなく「工事中にどれだけ不満を出さないか」も大切です。
臭いが出ること自体をゼロにできなくても、事前に伝えておけば受け止め方はかなり変わります。
入居者様にとっては、知らされていない不便が一番ストレスになりますからね。
入居者様が気をつけるべきこと
入居者様は、工事案内が配られたら必ず目を通してください。
特に確認しておきたいのは、臭いが強くなる日、ベランダが使えない日、洗濯物を外に干せない日、足場がある期間です。
- 洗濯物:塗装日や高圧洗浄日は室内干しにしましょう。
- 窓の施錠:足場がある期間は、防犯のため普段以上に戸締まりを意識してください。
- 体調:臭いで気分が悪くなった場合は、無理せず管理会社や施工業者へ相談しましょう。
- ペット:ケージや水槽の場所を、臭いが入りにくい部屋へ移すと安心です。
賃貸物件での塗装中の生活ストレスや臭い対策については、こちらの賃貸物件の塗装による騒音対策とストレスを減らす方法でも詳しくまとめています。
アパート塗装は、オーナー様、入居者様、施工業者が同じ情報を共有できているかどうかで、トラブルの起きやすさが大きく変わります。
近所への挨拶と配慮は、臭いトラブルを防ぐ一番の基本です
外壁塗装では、臭いだけでなく、足場の組み立て音、高圧洗浄の音、作業車の出入り、職人の往来など、ご近所にも影響が出ます。
そのため、工事前の挨拶はとても大切です。
ご近所の方からすると、何も知らされずに急に足場が建ち、臭いがして、洗濯物が干しにくくなると、不満につながりやすいです。
逆に、事前に「いつから工事が始まります」「このあたりの日は臭いが出るかもしれません」と伝えておくだけで、かなり印象が変わります。
挨拶回りで伝えておきたい内容
- 工事の開始日と終了予定日
- 作業時間の目安
- 足場設置・解体や高圧洗浄で音が出る可能性
- 塗装中に臭いが発生する可能性
- 洗濯物や窓開けに注意が必要な日
- 施工業者の連絡先
- 何かあったときの相談窓口
挨拶の範囲は、一般的には両隣、向かいの数軒、裏のお宅が基本です。
ただし、住宅が密集している地域や、風下になりやすいお宅がある場合は、少し広めに挨拶しておく方が安心です。
◆齋藤のワンポイントアドバイス
アップリメイクでは、工事前の近隣挨拶を大切にしています。
業者だけで挨拶に行くより、施主様からもひと言「ご迷惑をおかけします」と伝えていただけると、ご近所の方の安心感が違います。
工事は一時的なものですが、ご近所付き合いはその後も続きます。だからこそ、最初のひと声が大切なんです。
苦情を避けるためのポイントは、業者選びの段階から始まっています
近隣からの苦情を避けるためには、施主様の配慮だけでなく、施工業者の姿勢も重要です。
どれだけ良い塗料を使っても、現場のマナーが悪ければ、ご近所からの印象は悪くなります。
1. 現場の整理整頓ができているか
現場がきれいな業者は、仕事の管理も丁寧なことが多いです。
塗料缶や道具が乱雑に置かれている、ゴミが散らかっている、養生が雑、こうした現場はご近所にも不安を与えます。
整理整頓は、見た目だけの問題ではありません。
安全管理、品質管理、近隣配慮にもつながります。
2. 職人のマナー教育ができているか
工事中、ご近所の方が一番よく見るのは職人の姿です。
挨拶をするか、休憩中の声の大きさに気をつけているか、タバコや駐車マナーに配慮しているか。
こうした細かい行動が、施主様の印象にも影響します。
業者を選ぶときは、見積もり金額だけでなく、担当者や職人の対応も見てください。
3. 作業時間を守るか
一般的な外壁塗装の作業時間は、午前8時半頃から午後5時頃までが多いです。
朝早すぎる作業や、夕方遅くまで続く作業は、ご近所のストレスになりやすいです。
天候や工程の都合で多少前後することはありますが、その場合でも事前説明があるかどうかが大切です。
4. 臭いの少ない塗料を選ぶ提案ができるか
臭いが心配な場合に、「大丈夫です」だけで済ませる業者では少し不安です。
水性塗料、低VOC塗料、施工日の調整、換気できる養生、近隣への説明など、複数の対策を提案してくれる業者を選びましょう。
「足場代無料」の営業トークには注意してください
外壁塗装で足場は安全作業のために欠かせません。
一般的な住宅でも、足場代は15万円〜30万円程度かかることがあります。
それを簡単に「無料」と言う場合、別の項目に費用が上乗せされていたり、塗料や人件費、下地処理の手間が削られていたりする可能性もあります。
もちろんキャンペーン自体がすべて悪いわけではありませんが、見積書の内訳が分からないまま契約するのは危険です。
「一式」ばかりの見積もりではなく、工程、塗料名、数量、単価が分かる見積書を出してもらいましょう。
外壁塗装の苦情対策は、工事が始まってからではなく、業者選びの段階から始まっています。
価格だけで決めるのではなく、説明の丁寧さ、見積書の分かりやすさ、近隣配慮、現場管理、職人の姿勢まで見て判断してください。
アップリメイクの実際の仕上がりを見たい方は、施工事例をご覧ください。
また、工事を依頼された方の感想を知りたい方は、お客様の声も参考になると思います。
外壁塗装のシンナーの臭いに関するよくある質問
Q1. 水性塗料を使えば、臭いはまったくしませんか?
A. まったくの無臭ではありません。
水性塗料は油性塗料に比べて有機溶剤の量が少ないため、ツンとした刺激臭はかなり抑えやすいです。
ただし、塗料そのものの匂い、下塗り材、シーリング材、防水材などの臭いを感じることはあります。
臭いに敏感な方は、「水性塗料にできますか?」だけでなく、「下塗り材やシーリング材も含めて、できるだけ臭いの少ない仕様にできますか?」と相談するとよいです。
Q2. 臭い対策で換気扇をずっと回してもいいですか?
A. 排気タイプの換気扇は有効ですが、給気には注意が必要です。
キッチンや浴室の換気扇は、室内の空気を外に出すため、臭いを排出するのに役立ちます。
一方で、24時間換気システムや給気口は、外の空気を室内に取り込むため、塗装中は臭いを引き込むことがあります。
臭いが強い日は、給気口を一時的に閉じる、フィルターを付ける、換気する時間帯を調整するなど、状況に合わせて使い分けましょう。
Q3. 塗装工事が終わったのに、まだ臭いが残っています。どうすればいいですか?
A. まずは換気を続けて様子を見てください。
塗装完了後も、塗料が完全に硬化するまでは、わずかな臭いが残ることがあります。
特に油性塗料を使った場合は、1〜2週間ほど臭いを感じることもあります。
ただし、1ヶ月以上たっても強い臭いが残る、特定の部屋だけ強烈に臭う、体調不良が続くといった場合は、施工不良や別の原因も考えられます。
その場合は、施工した業者へ早めに点検を依頼してください。
Q4. 臭いの相談は、いつ業者に伝えればいいですか?
A. 見積もりを依頼する最初の段階で伝えるのが一番です。
「小さな子どもがいる」「妊娠中の家族がいる」「ペットがいる」「化学物質の臭いが苦手」といった事情は、最初に伝えてください。
その情報があれば、業者は塗料選び、工程の組み方、養生の方法、近隣説明まで含めて提案しやすくなります。
契約後や着工直前だと、塗料変更や工程変更が難しくなる場合があります。
Q5. ペットがいる場合はどうすればいいですか?
A. できるだけ臭いが入りにくい部屋へ移動させ、臭いが強い日は一時避難も検討してください。
犬や猫は人より嗅覚が鋭く、小鳥や小動物は環境変化に敏感です。
ケージ、水槽、トイレ、寝床は、塗装面から離れた部屋に移すと安心です。
特に臭いが強い中塗り・上塗りの日は、ペットホテルやご家族の家に預ける選択肢もあります。
不安がある場合は、かかりつけの獣医師にも相談しておくとよいです。
Q6. 近所から臭いの苦情が来たらどうすればいいですか?
A. まずはすぐに施工業者へ連絡し、状況を共有してください。
施主様だけで抱え込む必要はありません。
施工業者が風向き、作業内容、塗料の種類、換気や養生の状態を確認し、必要に応じて作業時間や説明方法を調整します。
大切なのは、苦情を放置しないことです。
工事前の挨拶で連絡先を伝えておけば、問題が大きくなる前に対応しやすくなります。
外壁塗装のシンナーの臭い問題まとめ
外壁塗装のシンナーの臭いは、塗料に含まれる有機溶剤が乾燥の過程で揮発することで発生します。
特に油性塗料を使用する場合は臭いが強くなりやすく、水性塗料や低VOC塗料を選ぶことで、臭いの負担を軽減しやすくなります。
ただし、水性塗料でも完全に無臭になるわけではありません。
下塗り材、シーリング材、防水材などから臭いを感じることもあるため、「どの工程で、どんな臭いが出る可能性があるのか」を事前に確認しておくことが大切です。
外壁塗装の臭い対策で大切なこと
- 塗料選び:臭いが心配なら、水性塗料や低VOC塗料を候補に入れる。
- 工程の把握:臭いのピークは中塗り・上塗りの2〜3日間になりやすい。
- 換気:風の入口と出口を意識し、サーキュレーターや換気扇を活用する。
- 給気口対策:24時間換気や給気口から臭いが入る場合があるため、状況に応じて調整する。
- 寝室の工夫:シンナー臭い部屋で寝るのはできるだけ避け、塗装面から離れた部屋を使う。
- 家族とペットへの配慮:赤ちゃん、妊娠中の方、ご高齢の方、ペットがいる場合は事前に業者へ伝える。
- 近隣挨拶:工事前に臭い・騒音・洗濯物への影響を伝えておく。
- 業者選び:見積書の分かりやすさ、工程説明、近隣配慮、現場マナーまで確認する。
外壁塗装の臭いは、正しい知識と準備があれば、過度に怖がる必要はありません。
でも、何も知らずに工事が始まると、「こんなに臭うと思わなかった」「洗濯物が干せないなんて聞いていない」「子どもがいるのに不安」という不満につながります。
だからこそ、工事前の説明、塗料選び、工程表、近隣挨拶、換気方法まで、業者としっかり共有しておくことが大切です。
アップリメイクは、1973年創業の屋根・外壁塗装リフォーム専門店として、静岡で地元密着の施工を続けてきました。
施工実績は6,000件以上(2026年4月末時点)。
ただ数を重ねるだけではなく、私たちは「お客様の幸せを第一に施工品質を考える」という想いを大切にしています。
外壁塗装は、家をきれいにするだけの工事ではありません。
雨、紫外線、湿気、台風、塩害などから、大切な住まいと暮らしを守るための工事です。
だからこそ、臭いが不安な方にも、無理に進めるのではなく、ご家族構成や生活リズム、建物の状態に合わせて、現実的な対策をご提案したいと思っています。
「まだ塗装するか決めていないけど、臭いのことだけ相談したい」でも大丈夫です。
「子どもがいるので低臭の塗料を知りたい」「ペットがいて不安」「アパートの入居者対応まで相談したい」など、具体的な不安があれば、そのまま伝えてください。
まずは現状を知ることからで大丈夫です。
大切なお住まいの状態や、塗装が必要な時期を確認したい方は、無料診断・お見積りページからお気軽にご相談ください。
お電話の際は、「齋藤社長のブログを見ました」とお伝えいただくとスムーズです。







