こんにちは、株式会社アップリメイク代表取締役の齋藤直樹です。
マンションの外壁塗装を考え始めると、「そろそろ時期なのかな」「費用はどのくらい見ておけばいいのかな」「住んでいる人の生活にどれくらい影響が出るのかな」と、不安が一気に増えますよね。
特にマンションの場合は、戸建てと違って管理組合、オーナー様、入居者様、近隣の方など、関係する人が多くなります。
そのため、塗料の種類や費用相場だけを見て決めてしまうと、工事中のトラブルや、数年後の剥がれ、入居者様からのクレーム、修繕費の見通し違いにつながることもあります。
外壁塗装は、建物をきれいに見せるためだけの工事ではありません。
雨水や紫外線から建物を守り、資産価値を維持し、将来の大きな修繕費を抑えるための大切なメンテナンスです。
この記事では、マンション外壁塗装の適切な周期、費用相場、塗料の選び方、補助金、見積もりの見方、工事中の生活への影響まで、できるだけ現場目線でわかりやすくお伝えします。
「今すぐ工事をするべきか判断したい」「管理組合で説明できる材料がほしい」「賃貸マンションの空室対策として外観を整えたい」という方にも役立つ内容にしています。
読み終えるころには、マンション外壁塗装で何を優先して考えればいいのか、どんな業者に相談すれば安心なのかが見えてくるはずです。
記事のポイント
- マンション外壁塗装の適切な周期と劣化サインがわかります。
- 塗料の種類、耐用年数、費用相場の見方がわかります。
- 工事中のベランダ、洗濯物、臭い、ペット、妊娠中の注意点がわかります。
- 見積もりで信頼できる業者を見抜く判断基準がわかります。
- 賃貸マンションの資産価値や空室対策としての塗装の考え方がわかります。
マンション外壁塗装は「年数」だけでなく劣化状態を見て判断する
マンションの外壁塗装で最初に考えるべきことは、「築何年だから塗る」という単純な判断ではありません。
もちろん目安の年数はあります。
ただ、実際には前回使った塗料、施工品質、立地環境、外壁材の種類、日当たり、雨風の当たり方によって、劣化の進み方はかなり変わります。
同じ築年数でも、海に近いマンション、交通量の多い道路沿いのマンション、日当たりが強い南面が多いマンションでは、塗膜の傷み方が違います。
だからこそ、マンション外壁塗装では「長期修繕計画」と「建物の今の状態」の両方を見ることが大切です。
塗装は何年ごとの周期で考えるべきか
マンションの外壁塗装は、一般的には10年から15年ほどをひとつの目安として考えることが多いです。
これは、外壁を雨水や紫外線から守っている塗膜の防水性が、時間とともに弱くなってくるためです。
ただし、10年を過ぎたら必ずすぐ塗装、15年までは何もしなくて大丈夫、という意味ではありません。
塗料のグレードが低ければ5年から8年ほどで劣化が目立つこともありますし、耐久性の高いフッ素塗料や無機塗料を正しく施工していれば、より長い周期で考えられる場合もあります。
ここで見てほしいのが、外壁が出しているサインです。
外壁塗装を検討したい主な劣化サイン
- チョーキング:外壁を手で触ると白い粉がつく状態です。塗膜の防水性が落ち始めているサインです。
- ひび割れ:細いひびでも、放置すると雨水が入り込むきっかけになります。
- シーリングの割れや痩せ:外壁材のつなぎ目やサッシまわりの防水部分が劣化している状態です。
- カビ、コケ、藻の発生:水分が残りやすくなっている可能性があります。
- 塗膜の膨れや剥がれ:下地や施工品質に問題がある場合もあり、早めの診断が必要です。
- 鉄部のサビ:階段、手すり、共用廊下まわりの鉄部は放置すると腐食が進みます。
特にマンションでは、外壁だけでなく、屋上防水、バルコニー防水、共用廊下、階段、手すり、雨樋、シーリングまで一緒に点検することが大切です。
外壁だけをきれいにしても、防水やシーリングが劣化していれば、雨漏りや内部腐食のリスクが残ってしまうからです。
私が現場でよくお伝えしているのは、「年数は入口、診断が答え」という考え方です。
長期修繕計画上の予定時期が近づいたら、いきなり工事内容を決めるのではなく、2年から3年前に専門家による建物診断を行うのがおすすめです。
その時点で建物の状態を把握しておけば、「今回は外壁塗装まで必要なのか」「防水だけ先にやるべきなのか」「まだ数年様子を見られるのか」を冷静に判断できます。
◆齋藤のワンポイントアドバイス
建物は、人のように「ここが痛いです」と言えません。
でも、チョーキング、ひび割れ、シーリングの割れ、塗膜の膨れなど、ちゃんとサインを出しています。
そのサインを早めに見つけることが、余計な修繕費を増やさない一番の近道かなと思います。
アップリメイクでは、30倍スコープなどを使いながら建物の状態を確認し、写真付きでわかりやすくご説明しています。
塗料の耐用年数と最適な選び方
外壁塗装の費用と耐久性を大きく左右するのが、塗料選びです。
塗料は、主成分である樹脂の種類によってグレードが分かれます。
価格だけで選ぶと初期費用は抑えられますが、早い時期に再塗装が必要になり、長い目で見ると割高になることがあります。
逆に高耐久塗料を選んでも、建物の今後の運用計画に合っていなければ、オーバースペックになる場合もあります。
大切なのは、建物の状態、今後何年使う予定か、修繕積立金や賃貸経営の計画、求める機能を合わせて考えることです。
| 塗料の種類 | 耐用年数の目安 | 費用単価の目安 | 向いているケース |
|---|---|---|---|
| アクリル | 5年から8年 | 1,000円から1,800円/㎡ | 短期間だけ外観を整えたい場合。ただし現在はマンション外壁では選ばれにくいです。 |
| ウレタン | 7年から10年 | 1,700円から2,500円/㎡ | 細部や付帯部で使われることがあります。外壁全体ではシリコン以上を選ぶことが多いです。 |
| シリコン | 10年から15年 | 2,300円から3,500円/㎡ | 費用と耐久性のバランスを重視したいマンションに向いています。 |
| フッ素 | 15年から20年 | 3,000円から5,000円/㎡ | 長期的に塗り替え回数を減らしたい場合に向いています。 |
| 無機 | 20年前後から25年程度 | 4,500円から5,500円/㎡ | 高耐久を重視したい場合に向いています。ただし下地や建物の動きとの相性確認が必要です。 |
費用単価と耐用年数は目安です
塗料の耐用年数や単価は、建物の劣化状況、立地、塗装面積、施工仕様、下地処理の内容によって変わります。
同じ塗料名でも、下地処理や塗布量、乾燥時間が守られていなければ、本来の性能は発揮されません。
正確な金額は、現地調査後の見積書で確認してください。
塗料を選ぶときに、私が大切にしているのは「初期費用」ではなく「ライフサイクルコスト」です。
たとえば、シリコン塗料よりフッ素塗料の方が最初の費用は高くなります。
でも、次の塗り替えまでの年数が長くなれば、足場代や管理の手間を減らせる可能性があります。
マンション外壁塗装では、足場代が大きな割合を占めます。
外壁塗装、屋上防水、シーリング、鉄部塗装を別々に行うと、そのたびに足場や仮設費用が発生しやすくなります。
そのため、建物全体のメンテナンス時期を合わせることが、長期的な費用を抑えるコツです。
ただし、すべてのマンションに最高グレードの塗料が必要なわけではありません。
10年後に売却や建て替えを検討している建物なら、20年以上の耐久性を持つ塗料が必ずしも最適とは限りません。
逆に、長く保有する予定の賃貸マンションや、修繕積立金の将来負担をできるだけ安定させたい管理組合では、高耐久塗料を検討する価値があります。
外壁塗装で使われる塗料の種類と機能
塗料は、耐用年数だけでなく機能でも選ぶことができます。
マンションの場合は、居住性、共用部の快適性、見た目、メンテナンス性まで考える必要があります。
ここでは、よく相談される機能性塗料を見ていきましょう。
遮熱塗料
遮熱塗料は、太陽光に含まれる赤外線を反射し、外壁や屋根の表面温度の上昇を抑える塗料です。
特に屋上や屋根、日当たりの強い面に使うことで、夏場の暑さ対策として検討されることがあります。
ただし、遮熱は「熱を反射する」機能なので、冬の寒さ対策まで期待する場合は、断熱性能との違いも理解しておく必要があります。
断熱塗料
断熱塗料は、熱の伝わりを抑える塗料です。
夏は外からの熱を入りにくくし、冬は室内の熱を逃げにくくする効果が期待できます。
アップリメイクでは、日進産業の遮熱断熱塗料「ガイナ」も取り扱っています。
ガイナは宇宙技術を応用した塗る断熱材として知られ、マンションや工場、住宅など幅広い建物で検討される塗料です。
ただし、効果の感じ方は建物の構造や断熱状態、日当たり、住まい方によって変わります。
「必ず何度下がる」といった言い方ではなく、建物の状況を見たうえで提案することが大切です。
低汚染塗料・光触媒塗料
低汚染塗料や光触媒塗料は、汚れが付きにくい、または雨で汚れを落としやすい機能を持つ塗料です。
交通量の多い道路沿いや、排気ガスの影響を受けやすいマンションでは、美観維持の面でメリットがあります。
一方で、建物の形状によっては雨が当たりにくい面もあります。
その場合、セルフクリーニング効果が十分に出にくいこともあるため、過度な期待は禁物です。
水性塗料と油性塗料
マンション外壁塗装では、臭いへの配慮もとても大切です。
現在は、臭いが少ない高性能な水性塗料が多く使われています。
水性塗料はシンナー臭が少なく、居住者様や近隣への負担を抑えやすいのがメリットです。
一方で、鉄部や下地の状態によっては、密着性や耐久性を考えて油性塗料を使う場合もあります。
どちらが絶対に良いというより、「どの部位に、どの塗料を使うか」が重要です。
塗料選びで失敗しない考え方
塗料はカタログスペックだけで選ばないことが大切です。
耐久年数、保証年数、塗布量、下地処理、建物の立地、居住者様への臭いの配慮まで見て判断しましょう。
アップリメイクでは、建物診断の結果をもとに複数プランをご提案し、塗料の機能、耐久年数、工事保証、費用の違いをできるだけわかりやすくお伝えしています。
マンション外壁塗装の費用相場と見積もりの見方
マンション外壁塗装の費用は、建物ごとに大きく変わります。
同じ戸数でも、階数、外壁面積、バルコニーの数、共用廊下の形状、劣化状態、シーリング量、屋上防水の有無によって見積金額は変わります。
そのため、「何戸だからいくら」と決めつけるのは危険です。
ただ、費用の内訳を知っておくと、見積もりが適正かどうかを判断しやすくなります。
修繕費として考える外壁塗装の費用
賃貸マンションのオーナー様にとって、外壁塗装費用を税務上どう扱うかは、とても大切なテーマです。
外壁塗装にかかった費用は、内容によって「修繕費」または「資本的支出」として扱われる可能性があります。
一般的に、建物の通常の維持管理や、劣化した部分を元の状態に戻す工事は修繕費として考えられることがあります。
一方で、建物の価値を明らかに高める工事や、耐久性を大きく向上させる工事は、資本的支出として扱われる場合があります。
修繕費として考えられやすい例
- 経年劣化した外壁を、以前と同程度のグレードで塗り替える工事。
- ひび割れやシーリングの劣化を補修し、防水性を元に戻す工事。
- 通常の維持管理として必要な鉄部塗装や共用部の補修。
資本的支出として考えられる可能性がある例
- 大幅に耐久性が高い塗料へグレードアップする工事。
- 断熱性や遮熱性など、建物に新しい価値を加える工事。
- 建物の用途変更や大きな改良を伴う工事。
ただし、実際の判断は工事内容、金額、過去の処理方法、建物の取得価額などによって変わります。
税務上の扱いは専門的で、外壁塗装会社だけで断定できるものではありません。
税務処理は必ず税理士へ確認しましょう
外壁塗装費用が修繕費になるか、資本的支出になるかは、オーナー様の税務処理に大きく関わります。
見積もり段階で工事内容を明確にし、税理士へ相談しておくと安心です。
アップリメイクでは、見積書に工事項目や数量、単価、使用材料をできるだけ具体的に記載し、税理士の先生にも確認していただきやすい資料づくりを心がけています。
賃貸マンションの塗装費用や減価償却の考え方については、関連する解説記事も参考になります。
塗装工事の単価と費用相場の目安
マンション外壁塗装の見積もりは、大きく分けると材料費、足場代、施工費、その他経費で構成されます。
どれか一つだけが安ければ良いわけではありません。
特に、下地処理や職人の手間を削った安すぎる見積もりは、数年後の剥がれや雨漏りにつながることがあります。
外壁塗装費用の主な内訳
- 材料費:塗料、シーリング材、養生材などの費用です。塗料のグレードで変わります。
- 足場代:足場の設置、解体、飛散防止ネットの費用です。安全で丁寧な工事には欠かせません。
- 施工費:高圧洗浄、下地補修、塗装、シーリング、鉄部塗装など、職人の作業費です。
- その他経費:現場管理費、廃材処理費、交通費、書類作成費、施工会社の運営費などが含まれます。
マンション1戸あたりの外壁塗装費用は、一般的に20万円から30万円程度がひとつの目安として語られることがあります。
ただし、これはあくまで参考値です。
屋上防水、バルコニー防水、シーリング、階段、共用廊下、鉄部、雨樋、外構などを含めるかどうかで、総額は大きく変わります。
正確な費用を知るには、建物の寸法、劣化状態、必要な補修範囲を現地で確認する必要があります。
| 工事項目 | 単位 | 単価の目安 | 確認したいこと |
|---|---|---|---|
| 足場設置、飛散防止ネット | ㎡ | 600円から900円 | 安全基準、隣地との距離、道路使用の有無も確認します。 |
| 高圧洗浄、バイオ洗浄 | ㎡ | 100円から300円 | カビやコケを落とす工程です。塗膜の密着に関わります。 |
| シーリング打ち替え | m | 800円から1,300円 | 既存撤去、プライマー、充填まで含まれているか確認します。 |
| 外壁塗装 | ㎡ | 1,500円から2,500円 | 塗料名、塗装回数、塗布量、下塗り材の種類を確認します。 |
| 鉄部塗装 | 箇所または㎡ | 状態により変動 | ケレン、サビ止め、上塗りの工程があるか確認します。 |
| 防水工事 | ㎡ | 仕様により変動 | 屋上、バルコニー、共用廊下など範囲を明確にします。 |
※上記は一般的な目安です。実際の費用は、建物の状態、仕様、施工範囲、地域条件によって変わります。
見積書を見るときは、総額だけで判断しないでください。
「どの工程に、どれだけの数量があり、どの単価で計算されているか」を確認することが大切です。
アップリメイクでは、建物診断の結果をもとに、工事項目、数量、単価、使用塗料、保証内容がわかる見積書をご提出しています。
「相場がわからないから不安」という方は、まずは無料の建物診断とお見積りをご利用ください。
外壁塗装で補助金は活用できるのか
マンション外壁塗装は大きな費用がかかるため、「補助金や助成金を使えないか」と考える方は多いです。
結論から言うと、自治体の制度や工事内容によっては、活用できる可能性があります。
ただし、外壁塗装そのものが必ず補助対象になるわけではありません。
遮熱塗料や断熱塗料を使う省エネ改修、耐震改修、アスベスト対策、バリアフリー改修など、自治体が定める条件に合う場合に対象となることがあります。
制度は年度ごとに変わり、予算上限に達すると受付が終了することもあります。
そのため、ネット上の古い情報をそのまま信じるのは危険です。
補助金は工事前の申請が基本です
多くの補助金や助成金は、工事開始前に申請し、交付決定を受ける必要があります。
工事を始めた後や、工事が完了した後では対象外になることが多いので注意してください。
マンションの場合は、管理組合の承認や必要書類の準備にも時間がかかります。
静岡市、焼津市、藤枝市、島田市、牧之原市など、自治体ごとに制度の有無や内容は異なります。
補助金を検討する場合は、自治体の公式ホームページや窓口で最新情報を確認しましょう。
アップリメイクでも、対象となる可能性がある場合は、制度確認や必要書類の準備についてできる範囲でサポートしています。
マンション外壁塗装の補助金制度について詳しく知りたい方は、こちらも参考にしてください。
良い業者か見積もりで見抜くポイント
マンション外壁塗装で後悔しないために、一番大切なのは業者選びです。
どれだけ良い塗料を使っても、職人の技術、下地処理、塗布量、乾燥時間、現場管理が不足していれば、塗料の性能は発揮されません。
そして、業者の姿勢が一番よく表れるのが見積書です。
注意したい見積書の特徴
- 「一式」表記が多い:数量や単価が見えない見積書は、工事内容が不透明です。どこまで含まれているのか、後からトラブルになりやすいです。
- 塗料名が具体的でない:「シリコン塗装」とだけ書かれていて、メーカー名や製品名がない場合は注意が必要です。
- 大幅値引きを強調する:最初に高い金額を出して、後から大きく値引く営業トークには気をつけましょう。
- 保証書の説明がない:保証期間だけでなく、何が保証対象で、何が対象外なのかまで確認しましょう。
- 施工事例を見せてくれない:同じような規模や構造のマンション実績を確認できない場合は慎重に判断しましょう。
- 診断が短すぎる:建物をしっかり見ずに見積もりを出す業者は、追加工事や見落としが出やすくなります。
◆齋藤のワンポイントアドバイス
良い見積書は、専門家でなくても中身が追える見積書です。
外壁面積、シーリングの長さ、足場面積、塗料名、塗装回数、下地補修の内容が書かれていれば、比較もしやすくなります。
反対に、「外壁塗装工事 一式 〇〇円」だけでは、何をどこまでやるのか見えません。
私は、塗装会社を比較するときは3社以上から見積もりを取ることをおすすめしています。
アップリメイクに依頼していただけたらうれしいですが、他社様にお願いする場合でも、あなたには後悔しない塗装工事をしてほしいと思っています。
アップリメイクでは、職人直営の塗替えリフォーム専門店として、塗料メーカーから直接仕入れ、自社職人で施工する体制を大切にしています。
中間業者を挟まない分、施工品質と価格の透明性を両立しやすくなります。
また、工事中は各工程を写真に残し、工事写真報告書としてご確認いただけるようにしています。
目に見えにくい下地処理や塗装工程こそ、あとから確認できることが大事なんです。
賃貸マンションの外壁塗装でオーナー様が注意したいこと
賃貸マンションの外壁塗装は、単なる修繕ではありません。
入居率、家賃設定、物件の第一印象、将来の売却価値に関わる経営判断でもあります。
物件検索サイトで写真を見たとき、外壁が色褪せていたり、共用部が暗く見えたりすると、内見前に候補から外されることもあります。
逆に、外観がきれいで清潔感があると、築年数が経っていても安心感を持ってもらいやすくなります。
賃貸マンション塗装で特に大切な3つの視点
- ターゲット層に合う色を選ぶ:学生向け、単身者向け、ファミリー向け、高齢者向けでは、好まれる印象が変わります。
- 入居者様への案内を丁寧に行う:洗濯物、ベランダ、騒音、臭い、駐車場の制限などは、事前の説明でトラブルを減らせます。
- 費用対効果を見て塗料を選ぶ:長く保有するなら高耐久塗料、数年後に売却予定ならバランス重視など、経営計画に合わせることが大切です。
アップリメイクでは、代表である私自身がファイナンシャルプランナーの資格を持っていることもあり、塗装だけでなく、建物の保有方針や資金計画も踏まえたご提案を心がけています。
「最高級塗料を塗れば正解」ではありません。
今後どのくらい保有するのか、空室対策をどこまで考えるのか、修繕費をどのように回収していくのか。
そうした部分まで一緒に考えてこそ、賃貸マンションの外壁塗装は意味のある投資になります。
【アパート・マンションのオーナー様へ】
外壁塗装を空室対策や資産価値向上につなげたい方は、賃貸経営の視点で塗装計画を考えることが大切です。
色選び、塗料選び、入居者様への配慮、費用対効果まで詳しく知りたい方は、こちらの記事も参考にしてください。
マンション外壁塗装中の生活で起こりやすい不安と対策
マンション外壁塗装で、居住者様が一番不安に感じやすいのは工事中の生活です。
足場がかかる、窓が開けられない、ベランダが使えない、洗濯物が干せない、臭いがするかもしれない。
こうした不便は、事前にわかっていれば心の準備ができます。
逆に、説明不足のまま工事が始まると、クレームや不信感につながってしまいます。
ここからは、工事中によくある疑問を具体的に解説します。
工事の工程と完了までの期間について
マンション外壁塗装は、塗料を塗る作業だけではありません。
安全な足場を組み、外壁を洗い、下地を補修し、養生をして、塗装し、検査し、最後に足場を解体するまでが一連の流れです。
どの工程も大切で、どれかを雑にすると仕上がりや耐久性に影響します。
標準的な工事の流れ
- 事前打ち合わせ:管理組合様、オーナー様、施工会社で工程、範囲、注意事項を確認します。
- 居住者様への告知:工事期間、ベランダ使用制限、洗濯物、臭い、騒音などを事前に案内します。
- 近隣挨拶:周辺のお宅や店舗へ、工事内容と期間をお伝えします。
- 足場設置:安全に作業するための足場を組み、飛散防止ネットを張ります。
- 高圧洗浄:汚れ、カビ、コケ、古い塗膜を落とします。
- 下地処理:ひび割れ、欠損、浮き、サビ、シーリング劣化を補修します。
- 養生:窓、サッシ、玄関、室外機など塗料が付いてはいけない部分を保護します。
- 塗装:下塗り、中塗り、上塗りを行います。アップリメイクでは外壁塗装で合計4回塗りを基本仕様としていますが、素材やプランにより異なる場合があります。
- 検査:塗り残し、ムラ、補修箇所、仕様通りの施工かを確認します。
- 足場解体、清掃:足場を解体し、敷地内や周辺を清掃します。
- お引き渡し:最終確認後、保証書や工事写真報告書などをお渡しします。
工事期間の目安は、小規模マンションで1ヶ月から3ヶ月ほど、中規模以上のマンションでは3ヶ月から半年以上かかることもあります。
雨、強風、台風、低温、高湿度の日は、品質や安全のために作業を止める場合があります。
そのため、工程表には多少の余裕を見ておくことが大切です。
また、工事中は掲示板や配布物で「明日の作業予定」「洗濯物が干せるか」「ベランダに出られるか」をこまめに案内することが、居住者様の安心につながります。
アップリメイクでは、工程表の提出、近隣挨拶、入居者様へのご案内、現場での声かけを大切にしています。
工事中のベランダ利用と注意点
マンション外壁塗装中は、ベランダの利用が制限される期間があります。
外壁やバルコニー内側を塗装する際、職人がベランダへ入って作業するためです。
また、窓やサッシ、床、手すりなどに塗料が付かないように養生を行う期間は、窓の開閉やベランダへの出入りができないことがあります。
「今日は少しだけなら出ても大丈夫かな」と思っても、養生が剥がれたり、塗膜に傷がついたり、作業員と接触する危険があります。
ベランダ使用の可否は、必ず掲示や現場担当者の案内に従ってください。
ベランダの私物は事前に片付けましょう
工事前には、ベランダにある私物を室内へ移動していただく必要があります。
- 植木鉢、プランター
- 物干し竿、物干し台
- サンダル、マット
- 収納ボックス、簡易物置
- 掃除道具
- アンテナや配線類
- その他、床や手すりに置いてあるもの
移動が難しい大きな物がある場合は、早めに管理組合や現場担当者へ相談してください。
エアコンの室外機は、専用のカバーで養生しながら使えるよう配慮するのが一般的です。
ただし、設置状況や作業内容によっては一時的に使用を控えていただく場合があります。
夏場や冬場など、エアコンが欠かせない時期は、事前に使用可否を確認しておくと安心です。
洗濯物はいつから外に干せるのか
工事中の洗濯物については、居住者様から本当によくご相談をいただきます。
外壁塗装中は、洗濯物を外に干せない日があります。
特に以下の作業日は、外干しを控えていただく必要があります。
- 足場組立、解体の日:部材の移動があり、安全面で危険です。
- 高圧洗浄の日:汚れた水が飛散する可能性があります。
- 塗装作業の日:塗料の飛散や臭い移りのリスクがあります。
- バルコニー内の作業日:作業員がベランダへ立ち入るため、洗濯物は干せません。
- 防水工事の日:床面に施工するため、ベランダ全体の使用が制限されます。
工事中は、室内干し、浴室乾燥機、コインランドリーの利用を考えておくと安心です。
管理組合によっては、一時的な物干しスペースを検討する場合もあります。
ただ、すべてのマンションで対応できるわけではないため、事前の案内を確認してください。
外干しが再開できるタイミングは、作業範囲や天候によって変わります。
「足場があるからずっと干せない」というわけではなく、作業していない面や安全が確認できた日には干せる場合もあります。
日ごとの掲示を見て判断するのが一番確実です。
部屋が臭い時の換気扇使用の可否
塗装工事で心配されやすいのが臭いです。
特に小さなお子様、高齢の方、アレルギー体質の方、妊娠中の方、ペットがいるご家庭では、かなり気になりますよね。
現在の外壁塗装では、臭いの少ない水性塗料が主流になっています。
アップリメイクでも、居住者様や近隣への負担を考え、外壁では高性能な水性塗料を基本にご提案することが多いです。
ただし、鉄部や下地の状態によっては、油性塗料や溶剤系の材料を使う場合もあります。
その場合は、シンナー系の臭いが発生することがあります。
換気扇を使ってよいかは現場状況で変わります
換気扇の使用については、必ず現場の案内に従ってください。
換気扇の排気口が塗装範囲に含まれていたり、養生で覆われていたりする場合は使用できません。
また、換気扇を回すことで外の臭いを室内へ引き込んでしまうこともあります。
窓を閉め切っていても、わずかな隙間から空気が入るため、かえって臭いが強く感じられる場合があるんです。
臭いが心配な方の対策
- 臭いの強い作業日を事前に確認する。
- 作業時間中だけ外出する予定を立てる。
- 空気清浄機を使う。
- 換気扇の使用可否を現場担当者に確認する。
- 臭いに敏感な方がいる場合は、早めに管理組合や施工会社へ伝える。
臭いへの不安は、我慢するしかないものではありません。
事前に共有していただければ、工程や使用材料の説明、作業日の案内など、できる限りの配慮ができます。
妊娠中の塗装工事で配慮すべきこと
妊娠中の方や、赤ちゃんがいるご家庭では、塗装工事の臭いや化学物質への不安が大きいと思います。
これは、とても自然な心配です。
水性塗料を使うことで臭いやVOCの発生を抑えやすくなりますが、感じ方には個人差があります。
また、塗装以外にも高圧洗浄の音、足場の金属音、作業員の往来など、精神的なストレスになる要素があります。
不安がある場合は、まずかかりつけの医師へ相談してください。
そのうえで、管理組合や施工業者へ早めに状況を伝えましょう。
妊娠中の方におすすめしたい事前対応
- かかりつけ医に相談する。
- 臭いが強くなりやすい作業日を確認する。
- 在宅時間をずらせるか検討する。
- 必要に応じて実家やホテルなどへの一時避難も考える。
- 施工会社に水性塗料や低臭タイプの材料を使えるか確認する。
大切なのは、遠慮せずに伝えることです。
施工会社側も、事前にわかっていれば配慮しやすくなります。
アップリメイクでは、居住者様の事情を伺いながら、できる限り安心して過ごしていただけるように工程や案内を工夫しています。
ペットがいる場合の塗装工事の注意点
ペットにとって、外壁塗装工事は大きなストレスになることがあります。
犬や猫は人間よりも嗅覚や聴覚が敏感です。
鳥類、フェレット、爬虫類、小動物は、環境変化や臭いにさらに注意が必要な場合があります。
ペットに影響しやすいもの
- 臭い:シンナー臭や塗料の臭いに敏感に反応することがあります。
- 騒音:足場の組立音、高圧洗浄音、作業音で怖がることがあります。
- 視界の変化:窓の外に人が通る、足場がある、シートで外が見えないことがストレスになります。
- 生活リズムの変化:窓が開けられない、ベランダに出られないなど、いつもと違う環境になります。
ペットを守るための対策
- 工事前にペットの種類や性格を管理組合や施工会社へ伝える。
- 足場組立、高圧洗浄、塗装作業日はペットホテルや知人宅への一時避難を検討する。
- 自宅で過ごす場合は、工事面から遠い部屋に移す。
- 窓や玄関からの脱走を防ぐため、ケージやリードを活用する。
- 鳥類や小動物は、特に臭いや温度変化に注意する。
「うちの子は大丈夫」と思っていても、工事中だけはいつもと違う反応をすることがあります。
ペットの安全を優先して、早めに準備しておくと安心です。
工事期間中のストレスを軽減する方法
マンション外壁塗装は、どうしても生活に影響が出ます。
足場で暗く感じる、外からの視線が気になる、洗濯物が干せない、騒音がある、臭いが気になる。
こうしたストレスはゼロにはできません。
でも、事前に知っておくだけでかなり軽くできます。
工事中のストレスを減らす3つの工夫
- 予定を知る:工程表や掲示板を確認し、騒音が大きい日、窓が開けられない日を把握しましょう。
- 不安を伝える:気になることは、管理組合や現場担当者へ早めに伝えましょう。
- 生活を工夫する:外出予定、コインランドリー、耳栓、カーテン、空気清浄機などを活用しましょう。
また、施工会社側の情報発信も大切です。
翌日の作業予定、洗濯物の可否、ベランダ使用の可否、臭いの出やすい作業をきちんと伝えるだけで、居住者様の不安はかなり減ります。
◆齋藤のワンポイントアドバイス
工事中の不満の多くは、施工そのものよりも「聞いていなかった」「知らなかった」から生まれます。
だからこそ、現場では説明と声かけが大事です。
アップリメイクでは、近隣挨拶、工程表、掲示、工事写真報告書などを通じて、できるだけ不安を減らすようにしています。
なお、工事中のお茶出しやご祝儀などのお心遣いは一切不要です。
その分、いつも通りの生活を少しでも守ることに気を向けていただければと思います。
マンション外壁塗装で失敗しやすいポイントと防ぎ方
外壁塗装は、完成した直後はきれいに見えます。
だからこそ、見えない部分で手を抜かれても、すぐには気づきにくい工事です。
数年後に剥がれたり、膨れたり、雨漏りが起きたりして、初めて施工不良に気づくことがあります。
ここでは、特に失敗につながりやすいポイントを見ていきましょう。
塗装の剥がれが起きる原因と対策
塗装後2年から3年ほどで剥がれや膨れが起きた場合、単なる経年劣化とは考えにくいです。
多くの場合、下地処理や施工方法に原因があります。
外壁塗装は、塗る前の準備で品質が大きく決まります。
お化粧で言えば、洗顔や下地をきちんとせずにファンデーションを塗るようなものです。
表面だけきれいに見えても、すぐに崩れてしまいます。
早期剥がれにつながる主な原因
- 高圧洗浄不足:汚れ、カビ、チョーキングの粉が残ったまま塗ると、塗料が密着しにくくなります。
- 下地補修不足:ひび割れや浮き、欠損をきちんと直さないと、雨水が入り込みます。
- シーリングの劣化放置:古いシーリングの上から塗るだけでは、防水性が保てない場合があります。
- 乾燥時間不足:塗料メーカーが定める乾燥時間を守らないと、塗膜不良につながります。
- 塗布量不足:塗料を薄く塗りすぎると、必要な膜厚が確保できません。
- 塗料の希釈率違反:規定以上に薄めると、耐久性が落ちます。
こうした工程は、足場が解体された後では確認しにくくなります。
だからこそ、工事中の写真記録が大切です。
アップリメイクでは、各工程を写真に残し、工事写真報告書としてお渡ししています。
下地処理、洗浄、シーリング、下塗り、中塗り、上塗りまで、見えない部分もあとから確認できるようにするためです。
剥がれを防ぐ最大の対策は、契約前の業者選びです
塗装が剥がれてから業者を探すより、剥がれないように最初から誠実な業者を選ぶことが大切です。
見積書の中身、診断の丁寧さ、施工写真の有無、保証書、職人の資格、施工事例、相見積もり時の説明をしっかり確認しましょう。
外壁のひび割れが気になる場合は、こちらの記事も参考になります。
シーリング工事を外壁塗装と同時に行うべき理由
マンション外壁で見落としてはいけないのが、シーリングです。
シーリングは、外壁材の継ぎ目やサッシまわりにあるゴム状の防水材です。
外壁の防水でかなり重要な役割を持っています。
このシーリングが割れたり、痩せたり、硬くなったりすると、そこから雨水が入り込みやすくなります。
外壁塗装だけをしても、シーリングが劣化していれば、建物を守る力は不十分です。
また、シーリング工事にも足場が必要です。
外壁塗装と別の時期にシーリングだけ行うと、足場代が二重にかかることがあります。
そのため、外壁塗装のタイミングでシーリングの打ち替えや増し打ちを検討するのが基本です。
防水工事も一緒に考えるとトータルコストを抑えやすい
マンションでは、屋上防水やバルコニー防水も外壁塗装と同じくらい重要です。
外壁がきれいでも、屋上防水が劣化していれば雨漏りのリスクは残ります。
特に屋上、共用廊下、バルコニー、笠木まわりは、雨水が入りやすい場所です。
外壁塗装のために足場を組むなら、防水工事も同時に検討すると、将来の足場代や手間を抑えやすくなります。
もちろん、まだ防水の状態が良ければ、無理に工事する必要はありません。
ただ、診断して状態を知っておくことは大事です。
「今回は外壁塗装だけ」「今回はシーリングと防水も同時」「今回は部分補修で様子見」など、建物に合った判断をしましょう。
おしゃれで長持ちするマンション外壁の色選び
外壁の色は、マンションの印象を大きく変えます。
賃貸マンションなら、入居希望者の第一印象にも関わります。
分譲マンションなら、資産価値や住民の満足度にも関わります。
ただし、色選びは楽しい反面、失敗しやすい部分でもあります。
小さな色見本で良いと思った色が、建物全体に塗ると明るすぎたり、暗すぎたりすることがあるからです。
汚れが目立ちにくい色を選ぶ
長くきれいに見せたいなら、汚れが目立ちにくい色を選ぶことが大切です。
真っ白は清潔感がありますが、排気ガスや雨だれの黒ずみが目立ちやすいです。
真っ黒はかっこいい印象になりますが、砂ぼこりや鳥のフンなど白っぽい汚れが目立ちます。
マンション外壁で使いやすいのは、グレー、ベージュ、アイボリー、薄いブラウンなどの中間色です。
これらは汚れと色の差が出にくく、周辺環境にもなじみやすいです。
色褪せしにくい色を選ぶ
外壁の色褪せは、主に紫外線の影響で起こります。
赤、黄色、紫などの鮮やかな色は、色褪せが目立ちやすい傾向があります。
一方で、グレー、白、黒、青系は比較的色褪せが目立ちにくいとされています。
ただし、色だけでなく塗料の耐候性も重要です。
同じ色でも、塗料のグレードや顔料の質によって、色持ちは変わります。
面積効果を理解して大きなサンプルで確認する
色選びでよくある失敗が、色見本帳の小さなチップと、実際の仕上がりの印象が違うことです。
これは面積効果と呼ばれる見え方の違いです。
明るい色は、広い面積で見るとより明るく見えます。
暗い色は、広い面積で見るとより重く見えることがあります。
そのため、最終決定の前にはA4サイズ以上の大きな塗り板サンプルで確認しましょう。
できれば、実際の建物の壁に当てて、朝、昼、夕方、晴れ、曇りで見え方を比べるのがおすすめです。
カラーシミュレーションで完成イメージを共有する
マンションでは、色を決める人と実際に住む人が違う場合があります。
管理組合の合意形成や、オーナー様と管理会社の打ち合わせでは、完成イメージを共有することが大切です。
そこで役立つのがカラーシミュレーションです。
建物写真を使って色を試せるため、「思ったより派手だった」「周辺と合わなかった」という失敗を減らしやすくなります。
アップリメイクでは、カラーコーディネーターの視点も取り入れながら、建物写真を使ったカラーシミュレーションをご提案しています。
外壁塗装の色選びで後悔したくない方は、こちらの記事も参考にしてください。
外壁塗装の色選びとカラーシミュレーションの詳しい解説はこちら
賃貸マンションは入居者ターゲットに合わせて色を決める
賃貸マンションの場合、色選びはデザインだけでなく経営にも関わります。
単身者向けなら、グレーやネイビーを使ったモダンな印象が合うことがあります。
ファミリー向けなら、ベージュやアイボリーを中心にした落ち着いた印象が安心感につながることがあります。
学生向けなら、エントランスまわりに少しアクセントを入れると印象が残りやすくなります。
ただし、奇抜すぎる色は好みが分かれます。
「目立つこと」と「選ばれること」は同じではありません。
地域の景観、近隣建物との調和、物件の家賃帯、入居者層を見ながら考えましょう。
賃貸物件の色選びについては、こちらの記事も参考になります。
マンション外壁塗装に関するよくある質問
Q1. 工事を依頼するのに最適な季節はいつですか?
A. 一般的には春と秋が塗装しやすい時期です。
気温や湿度が安定しやすく、乾燥時間も確保しやすいためです。
ただし、春と秋は人気が集中しやすく、施工会社の予定が埋まりやすい季節でもあります。
夏は暑さ、冬は低温、梅雨や台風時期は雨による工程遅れに注意が必要ですが、条件を見ながら進めれば施工できる場合もあります。
大切なのは季節だけで判断せず、工期、天候、居住者様への影響、職人の確保まで含めて計画することです。
Q2. シーリング工事も外壁塗装と同時に行うべきですか?
A. 多くの場合、同時に検討した方がよいです。
シーリングは、外壁材の継ぎ目やサッシまわりの防水を担う重要な部分です。
外壁を塗っても、シーリングが割れていれば雨水が入り込む可能性があります。
また、シーリング工事にも足場が必要になるため、外壁塗装と別々に行うと足場代が二重にかかることがあります。
ただし、シーリングの状態や外壁材の種類によって施工方法が変わるため、現地診断で判断しましょう。
Q3. 塗料のツヤは選べますか?
A. 多くの塗料では、ツヤあり、7分ツヤ、5分ツヤ、3分ツヤ、ツヤ消しなどを選べます。
ツヤありは光沢があり、汚れが付きにくい傾向があります。
一方で、ピカピカした印象が強く出るため、落ち着いた外観にしたい場合は好みが分かれます。
ツヤ消しは上品で落ち着いた印象になりますが、塗料によっては汚れが付きやすくなることもあります。
最近は、美観とメンテナンス性のバランスから3分ツヤや5分ツヤを選ぶ方も多いです。
Q4. 足場代無料という業者は信じてもいいですか?
A. 慎重に見た方がいいです。
足場には、材料、運搬、組立、解体、職人の人件費が必ずかかります。
それが本当に無料になることは考えにくく、別の項目に上乗せされている可能性があります。
また、足場代を無料に見せるために、必要な工程や職人の手間を削っている場合もあります。
見積書では、足場代だけでなく総額、数量、単価、工事内容を確認しましょう。
Q5. 工事中はずっと家にいないといけませんか?
A. 基本的に、外壁や共用部の工事であれば、ずっと在宅していただく必要はありません。
ただし、ベランダの私物移動、室外機まわりの確認、室内側からの確認が必要な場合は、事前に立ち会いをお願いすることがあります。
在宅が必要な日は、前もって案内されるのが通常です。
不安な場合は、工事前に「立ち会いが必要な日があるか」を確認しておきましょう。
Q6. 見積もりだけお願いしても大丈夫ですか?
A. もちろん大丈夫です。
むしろ、今すぐ工事するか決めていない段階で建物の状態を知っておくことは、とても大切です。
アップリメイクでは、診断とお見積りは無料で承っています。
ご希望がない限り、しつこい営業はいたしません。
相見積もりの比較材料として使っていただいても大丈夫です。
信頼できるマンション外壁塗装業者に相談するために
ここまで、マンション外壁塗装の周期、費用、塗料、補助金、工事中の生活、色選び、業者選びについてお伝えしてきました。
考えることが多くて、少し大変に感じたかもしれません。
でも、最終的に大切なのはとてもシンプルです。
建物の状態を正しく見て、必要な工事を正直に伝えてくれる業者を選ぶことです。
外壁塗装は、安く済ませればよい工事ではありません。
かといって、高い塗料を使えば必ず良い工事になるわけでもありません。
建物に合った塗料を選び、必要な下地処理を行い、規定の塗布量と乾燥時間を守り、職人が丁寧に仕上げる。
その積み重ねが、10年後、15年後の安心につながります。
◆齋藤のワンポイントアドバイス
アップリメイクは、1973年に亡き父が静岡で創業した塗装会社です。
私自身も、キャリアのスタートは塗装職人でした。
父から厳しく教わったのは、「お客様の幸せを第一に施工品質を考えること」です。
今でもその考えは、会社の中心にあります。
職人一人ひとりが地元の専門店としてのこだわりを持ち、安心や満足だけでなく、幸せや感動までお届けしたい。
そんな想いで、静岡の屋根・外壁塗装リフォームに向き合っています。
アップリメイクは、施工実績6000件以上(2026年4月末時点)の屋根・外壁塗装リフォーム専門店です。
静岡市駿河区、葵区、清水区、焼津市、藤枝市、島田市、牧之原市を中心に、静岡県中部、東部、西部の一部地域で外壁塗装、屋根塗装、防水工事、リフォーム全般に対応しています。
現場職長責任者は一級建築塗装技能士が担当し、下地処理、塗布量、乾燥時間、工程管理、現場清掃まで丁寧に行います。
完全自社施工を基本とし、工事完了後には保証書を発行しています。
また、工事中の作業内容を写真で残す工事写真報告書により、見えにくい工程も確認していただけるようにしています。
実際の仕上がりを見たい方は、施工事例もご覧ください。
お客様のご感想を確認したい方は、お客様の声も参考になると思います。
まずは無料診断でマンションの現状を知るところから始めましょう
「まだ工事するか決めていない」
「修繕計画の参考にしたい」
「他社の見積もりが高いのか安いのかわからない」
「入居者様から外壁の汚れや剥がれを指摘された」
こうした段階でも、ご相談いただいて大丈夫です。
むしろ、早めに建物の状態を知っておくことで、無駄な工事を避けたり、必要な修繕を先延ばしにしすぎるリスクを減らしたりできます。
アップリメイクの無料診断では、外壁、屋根、シーリング、防水、鉄部、共用部などを確認し、写真付きでわかりやすくご報告します。
診断の結果、すぐに工事が必要ない場合は、そのように正直にお伝えします。
必要な場合も、ひとつのプランだけでなく、建物の状態やご予算、今後の計画に合わせて複数の選択肢をご提案します。
無料診断で確認できること
- 外壁やシーリングの劣化状況
- 屋上やバルコニー防水の状態
- 鉄部、階段、共用廊下、雨樋などの傷み
- 今すぐ工事が必要か、数年後でよいかの目安
- 必要な工事の優先順位
- 外壁塗装にかかる費用感
- 相見積もりの比較で見るべきポイント
診断・お見積りは無料です。
ご希望がない限り、しつこい営業や訪問はいたしません。
まずは現状を知るだけでも大丈夫です。
マンション外壁塗装は、管理組合にとっても、オーナー様にとっても、入居者様にとっても大きな工事です。
だからこそ、焦って決めず、建物の状態を知り、見積もりの中身を確認し、納得して進めてほしいと思っています。
あなたの大切なマンションを長く守るために、私たちが職人の目と技術でしっかりお手伝いします。
ご相談や無料診断をご希望の方は、こちらからお気軽にお問い合わせください。
お電話でご相談いただく場合は、「齋藤社長のブログを見ました」とお伝えください。
普段から精一杯頑張っていますが、ブログをご覧いただいた方には、いつも以上にご納得いただけるご提案ができるよう、私・齋藤直樹が本領発揮します。
あなたのマンションの未来を、一緒に考えさせていただければうれしいです。







