こんにちは、株式会社アップリメイク代表取締役の齋藤直樹です。
「屋根の色あせやひび割れが目立ってきたけれど、塗装だけで大丈夫なのかな」「カバー工法を勧められたものの、どの屋根材を選べばよいのかわからない」と悩んでいませんか?
屋根は普段ほとんど見えない場所なので、傷み具合も工事内容も判断しにくいですよね。
見積書に専門用語が並び、業者ごとに金額や提案内容が違えば、「結局、何を基準に決めればいいのだろう」と不安になるのも当然かなと思います。
屋根リフォームには、主に塗装、カバー工法、葺き替えという選択肢があります。
そのなかでも、古くなったスレート屋根を撤去せず、新しい防水シートと軽量屋根材を重ねる屋根カバー工法は、廃材や工事期間を抑えながら屋根の防水機能を更新できる方法として検討されることが増えています。
そこでこの記事では、カバー工法に使用できるハイブリッド軽量屋根材「エコル(ECOR)」について、構造や特徴、メリット、注意点、施工できる屋根、費用の目安まで詳しくお伝えします。
良い部分だけではなく、エコルが向かないケースや、契約前に確認しておきたい保証条件、見積書の見方もお話しします。
読み終わるころには、あなたのお住まいにエコルが合っている可能性があるのか、次に何を確認すればよいのかが見えてくるはずですよ。
記事のポイント
- 天然石ストーンチップとガルバリウム鋼板を組み合わせたエコルの構造と最新の基本仕様
- エコルがスレート屋根のカバー工法に向いている理由と、施工前に確認すべき下地の状態
- 軽量性、耐風性、遮音性、断熱性、落雪抑制など、暮らしに関わる具体的な特徴
- 雪止め、塩害、太陽光パネル、アスベストなど、契約前に知っておきたい注意点
- 一般的な住宅における費用の考え方と、金額に大きな差が出る理由
- 一式見積もりや過度な値引きに惑わされず、信頼できる施工店を選ぶ確認ポイント
屋根カバー工法とエコルの基本を知っておきましょう
エコルの特徴を理解する前に、まずは屋根カバー工法がどのような工事なのかを知っておきましょう。
工法と屋根材の役割を分けて考えると、見積書や業者の説明も理解しやすくなりますよ。
屋根カバー工法は既存屋根を残して防水機能を更新する工事
屋根カバー工法とは、既存の屋根材を原則として撤去せず、その上に新しい防水シートと屋根材を施工する方法です。
「重ね葺き」と呼ばれることもあります。
一般的には、既存屋根の棟板金や雪止め金具などを取り外し、屋根面を清掃・調整したうえで、新しい防水シートを敷き込みます。
その上から軽量な金属屋根材などを固定し、棟、軒先、ケラバ、谷部、壁際といった雨水が入りやすい部分を板金で納めます。
カバー工法の大きな特徴は、既存屋根の撤去量を抑えられることです。
葺き替え工事に比べて廃材や撤去作業が少なくなるため、工期、処分費、解体時の粉じんなどを抑えやすい傾向があります。
ただし、既存屋根を残せるのは、その下にある野地板や屋根構造が新しい屋根材をしっかり固定できる状態にある場合だけです。
下地が広い範囲で腐食している家に、無理やり屋根を重ねることはできません。
屋根カバー工法のメリットと注意点については、屋根カバー工法のメリット・デメリットと向き不向きでも詳しく解説しています。
エコルは天然石と金属を組み合わせたハイブリッド屋根材
エコル(ECOR)は、ガルバリウム鋼板の表面に天然石ストーンチップを施した、石粒付き金属屋根材です。
金属屋根の軽さと、天然石ならではの質感を組み合わせているため、一般的な平らな金属屋根とは少し異なる外観になります。
基材には、溶融55%アルミニウム亜鉛合金めっき鋼板が採用されています。
一般にガルバリウム鋼板と呼ばれる材料で、トタンに使われる亜鉛めっき鋼板よりも耐食性に配慮された金属材料です。
その鋼板の表面に天然石ストーンチップを施し、複数の保護層で仕上げています。
天然石の細かな凹凸があるため、金属板がそのまま見える屋根材よりも自然な陰影が生まれやすく、金属屋根のシャープさを残しながら落ち着いた印象に仕上げられるのが魅力です。
天然石の層は意匠だけではなく、雨粒が屋根表面に当たる際の衝撃を和らげたり、雪が急に滑り落ちるのを抑えたりする役割も持っています。
ただし、遮音性や断熱性、落雪のしにくさは、屋根材だけで決まるものではありません。
建物の断熱材、天井裏の構造、屋根勾配、積雪量、施工方法などによっても変わるため、「エコルを施工すれば必ず室温が何度下がる」「どの地域でも雪止めが不要」と考えないことが大切です。
エコルの基本仕様
【エコルの主な製品仕様】
- 表面仕上げ:天然石ストーンチップ
- 基材:溶融55%アルミニウム亜鉛合金めっき鋼板
- 鋼板厚み:0.39mm
- 本体寸法:全長約1,330mm、全幅約428mm
- 働き寸法:働き長さ約1,250mm、働き幅約390mm
- 1㎡あたりの使用枚数:約2.05枚
- 1㎡あたりの質量:約7.0kg
- 標準勾配:2.5寸以上
- 積雪地域の標準勾配:3.5寸以上
- カラー:サーブル、ティーク、グリーン
- 不燃認定:国土交通大臣認定不燃材料
寸法や施工条件、保証条件は改定される可能性があります。
契約前には、エコルのメーカー公式情報と、施工店から提出される仕様書を確認してください。
本体寸法と働き寸法は意味が違います
屋根材の資料を見ると、「本体寸法」と「働き寸法」という2種類の数字が出てきます。
少しわかりにくいところですよね。
本体寸法は、屋根材1枚そのものの外形寸法です。
一方の働き寸法は、上下左右を重ねて施工したあと、実際に屋根面を覆う部分の寸法を指します。
屋根材は雨水が継ぎ目から入り込まないように一部を重ねて施工するため、本体寸法を単純に掛け合わせても必要枚数は計算できません。
見積書の材料数量を確認するときは、働き寸法や屋根形状による加工ロスまで考慮されているかを見ることが大切です。
エコルがカバー工法に向いている理由
屋根カバー工法では、既存の屋根を残したまま新しい屋根を重ねます。
そのため、新しく施工する屋根材は、できるだけ軽いものを選ぶことが重要です。
エコルの重量は約7.0kg/㎡です。
一般的な化粧スレート屋根は製品によって差がありますが、おおよそ18kgから21kg/㎡程度とされることが多いため、両方を合わせると約25kgから28kg/㎡程度になります。
粘土瓦の屋根より軽い範囲に収まりやすく、新しく加わる重量を抑えられることが、エコルをカバー工法で使用する大きな理由です。
ただし、ここで誤解してほしくないことがあります。
カバー工法は既存屋根の上に新しい屋根を重ねるため、工事前より屋根が軽くなる工事ではありません。
約7.0kg/㎡分の重量は追加されます。
エコルを使用しただけで建物全体の耐震性能が上がるわけでもありません。
あくまで、重い材料を重ねる場合と比べて、重量増加を抑えやすい屋根材と考えるのが正確です。
建物に耐震上の不安がある場合は、屋根だけでなく基礎、柱、壁量、接合部などを含めた確認が必要になります。
エコルを選ぶことで期待できるメリット
ここからは、エコルをカバー工法に使用した場合に期待できる特徴を詳しく見ていきましょう。
同時に、性能を十分に発揮させるための条件もお伝えします。
重量増加を抑えやすい軽量設計
日本で屋根リフォームを考えるうえで、地震への配慮は欠かせません。
建物上部にある屋根が重くなるほど、地震時に建物へ加わる負担が大きくなる可能性があります。
そのため、既存屋根を残して新しい屋根材を重ねる場合は、軽量な屋根材を選ぶことが基本になります。
エコルは約7.0kg/㎡なので、粘土瓦などの重い屋根材を上に重ねる場合と比べ、建物に追加される荷重を小さく抑えられます。
屋根面積が100㎡の場合、新たに加わるエコル本体の重量は単純計算で約700kgです。
数字だけを見ると決して小さくありませんが、同じ面積に粘土瓦を施工する場合と比べると、追加荷重は大幅に少なくなります。
実際の工事では、屋根材本体だけでなく、防水シート、役物、下地補強材、固定部材などの重量も加わります。
既存屋根の種類や建物構造も異なるため、見積もり時には「屋根材が軽いから問題ありません」という説明だけで終わらず、下地の状態や建物条件まで確認してもらいましょう。
| 屋根材の種類 | 重量の一般的な目安 | カバー工法での考え方 |
|---|---|---|
| 粘土瓦 | 約40~50kg/㎡前後 | 重量が大きく、既存屋根の上に重ねる材料としては一般的ではありません。 |
| 一般的な化粧スレート | 約18~21kg/㎡前後 | カバー工法では既存屋根として残ることが多い屋根材です。 |
| エコル(ECOR) | 約7.0kg/㎡ | 新たに加わる重量を抑えやすい一方、建物の耐震性能そのものを保証するものではありません。 |
◆齋藤のワンポイントアドバイス
屋根材の軽さは大切ですが、軽ければ何でもよいわけではありません。
強風に耐えるためには、屋根材を支える野地板に十分な強度があり、指定された位置と本数で固定できることが必要です。
材料の重量だけでなく、「どこへ、どのように固定するのか」まで説明してくれる施工店を選んでくださいね。
インターロック工法で屋根全体を一体化しやすい
屋根は、台風や突風の際に上方向へ引き上げようとする力を受けます。
特に棟、軒先、ケラバ、屋根の角は風の影響を受けやすく、屋根材本体だけでなく役物の固定方法が重要です。
エコルは、屋根材同士を重ねてかみ合わせる独自のインターロック工法を採用しています。
屋根材を1枚ずつ独立して置くのではなく、上下左右を連結しながら下地へ固定することで、屋根面を一体化させやすい構造です。
メーカー資料では、風速約70m/s相当の風圧試験に関する案内もあります。
これは強風に配慮された屋根材であることを判断する材料になりますが、実際の住宅で同じ性能が無条件に保証されるわけではありません。
屋根の形状、高さ、周囲の建物、地形、下地の状態、ビスの種類、固定間隔、棟や端部の納め方によって耐風性能は変わります。
屋根材本体が優れていても、棟板金の固定が弱かったり、下地へビスが十分に効いていなかったりすれば、台風時の被害につながるおそれがあります。
見積もりや契約時には、使用する固定部材、固定方法、棟や軒先の施工方法まで確認しておきましょう。
天然石表面が雨音を和らげやすい
金属屋根を検討している方からよく聞かれるのが、「雨音がうるさくならないですか?」というご質問です。
薄い金属板だけで構成された屋根では、雨粒が当たったときの振動が伝わりやすく、建物の構造によっては室内に音が響くことがあります。
エコルは金属板の表面に天然石ストーンチップが施されているため、雨粒が直接平滑な金属面をたたく場合と比べ、衝撃を分散しやすい構造です。
石粒の細かな凹凸が雨粒を受け止めることで、金属板の振動や高い音を和らげる効果が期待できます。
さらに、既存屋根を残すカバー工法では、既存屋根、新しい防水シート、エコルという複数の層ができます。
この多層構造も、室内へ伝わる音を抑える方向に働く可能性があります。
ただし、雨音の感じ方は建物ごとに異なります。
屋根裏の断熱材の有無、天井材、屋根勾配、雨の強さ、寝室の位置などでも変わるため、無音になるわけではありません。
音に敏感な方は、屋根材だけでなく小屋裏断熱や天井断熱の状態も一緒に確認すると安心です。
天然石と空気層による熱の伝わり方への配慮
金属は熱を伝えやすい材料なので、「夏に2階がさらに暑くなるのでは」と心配される方もいらっしゃいます。
エコルでは、表面の天然石ストーンチップが日射を受ける層となり、金属板がむき出しの屋根とは異なる熱の伝わり方をします。
また、エコルには立体的な形状があり、施工後は既存屋根との間に部分的な空間が生まれます。
既存屋根を残すカバー工法そのものも屋根層を増やすため、外部の熱が室内へ伝わるまでの経路が長くなります。
こうした構造によって、一般的な薄い金属板だけの屋根と比べ、熱の影響を和らげる効果が期待できます。
ただし、屋根材だけで室内の暑さを完全に解決できるわけではありません。
夏の2階が非常に暑い場合は、小屋裏の断熱材不足、換気不足、窓からの日射、天井断熱の隙間などが影響していることもあります。
暑さ対策を重視する場合は、屋根工事と一緒に小屋裏の断熱・換気環境まで確認し、必要に応じて複数の対策を組み合わせましょう。
天然石の凹凸が雪の急な滑落を抑えやすい
エコルの表面は、一般的な平滑な金属屋根と比べて凹凸があります。
この天然石ストーンチップの凹凸が雪をつかむように働くため、屋根に積もった雪が大きな塊となって一気に滑り落ちるのを抑える効果が期待できます。
メーカー資料でも、天然石表面が雪を保持し、雪止め金具などと同様の効果を発揮する旨が案内されています。
ただし、「エコルならどの家でも雪止め金具が不要」と考えるのは危険です。
必要な落雪対策は、地域の積雪量、屋根勾配、軒先の高さ、隣地や道路との距離、玄関や駐車場の位置によって変わります。
積雪が多い地域や、屋根の下に人が通る場所がある家では、設計者や施工店の判断によって追加の雪止め対策が必要になる場合があります。
また、エコルの標準勾配は2.5寸以上ですが、積雪地域では3.5寸以上がメーカー仕様となっています。
現在の屋根勾配が条件を満たしているかも、施工前に必ず確認してください。
【雪止めについて確認したいこと】
- 施工地域の年間積雪量や過去の落雪状況
- 屋根勾配と屋根面の長さ
- 玄関、通路、駐車場、カーポートの位置
- 隣家や道路との距離
- 追加の雪止め部材が必要か
- 雪止めを設置した場合の保証条件
天然石ならではの質感と3色のカラーバリエーション
エコルは、サーブル、ティーク、グリーンの3色から選べます。
サーブルは黒や濃いグレーに近い落ち着いた印象で、モダンな住宅から和風住宅まで合わせやすい色です。
ティークは赤茶系の温かみがあり、レンガ調やベージュ系の外壁とも組み合わせやすいでしょう。
グリーンは深みのある色合いで、洋風住宅や自然に囲まれたお住まいに合わせやすいカラーです。
天然石を使用しているため、写真や小さなサンプルと実際の屋根では、色味や陰影の見え方が異なる場合があります。
屋根は外壁より高い位置にあり、太陽光の当たり方でも見え方が変わります。
色を決める際は小さなサンプルだけで判断せず、できれば実際の施工写真や屋外で見られる大きめの見本も確認してください。
再塗装の回数を抑えやすい
住宅リフォームでは、最初に支払う金額だけでなく、今後どれくらいの維持費がかかるかも考える必要があります。
一般的な化粧スレート屋根は、表面塗膜が紫外線や雨風で劣化するため、屋根材の状態が良ければ定期的な塗装によって防水性や美観を維持します。
塗装仕上げの金属屋根も、表面塗膜の状態によっては将来的な塗り替えが必要です。
エコルは天然石ストーンチップを表面仕上げとして使用しており、メーカーでは塗り替え不要の屋根材として案内されています。
そのため、一般的な塗装屋根と比べ、屋根面全体を定期的に再塗装する回数を抑えやすいのがメリットです。
屋根塗装では塗料代や施工費だけでなく、足場費用も必要になります。
将来の塗装回数を減らせれば、長期的な負担を抑えられる可能性があります。
一方で、「塗り替え不要」と「点検も修理も一切不要」は同じ意味ではありません。
棟や壁際の板金、シーリング、雨樋、下地、防水シート、太陽光パネルの固定部などは、屋根材本体とは別に経年変化します。
台風や飛来物によって屋根材が傷付く可能性もあります。
再塗装を前提としない屋根材であっても、定期点検と必要な補修は続けてください。
【材料品質保証30年と表面コート保証10年】
エコルには、所定の条件に基づく30年間の材料品質保証と、10年間の表面コート保証が設けられています。
材料品質保証は、製品瑕疵が原因となる赤さびによる穴あきなど、屋根材としての機能を維持できないことが明らかな場合が対象とされています。
表面コート保証は、製品瑕疵による表面コート層の剥離によって、美観が著しく損なわれたことが明らかな場合が対象です。
30年間、雨漏りや屋根に関するすべての不具合が無条件で保証される制度ではありません。
施工不良、下地の腐食、自然災害、飛来物、他業者が行った工事、保証対象外地域などが免責となる場合もあります。
契約前に、メーカー保証と施工店保証を分けて確認し、保証書の発行条件、対象、期間、免責事項を書面で説明してもらいましょう。
屋根カバー工法の保証や施工後の注意点については、屋根カバー工法で後悔しやすい原因と対策も参考にしてください。
エコルにも注意点やデメリットがあります
エコルは優れた特徴を持つ屋根材ですが、すべての家にとって一番良い材料とは限りません。
後悔を防ぐためには、メリットと同じくらい注意点を知っておくことが大切です。
一般的な金属屋根材より初期費用が高くなることがある
エコルは、ガルバリウム鋼板の表面に天然石ストーンチップを施した複層構造の屋根材です。
そのため、表面が塗装仕上げのシンプルな金属屋根材と比べ、材料価格が高くなることがあります。
初期費用を最優先する方にとっては、ほかの金属屋根材の方が予算に合わせやすい場合もあるでしょう。
一方で、屋根材は材料価格だけで比べると判断を誤りやすい部分です。
再塗装の必要性、保証、耐久性、遮音性、デザイン、将来の足場費用まで含めて比較してください。
あと何年その家に住む予定なのかによっても、向いている選択は変わります。
建て替えや売却を近い将来に予定している場合は、高耐久な屋根材へ大きな費用をかけるより、必要な範囲の補修や別の工法が合う可能性もあります。
施工できる屋根勾配に条件がある
エコルの標準勾配は2.5寸以上で、積雪地域では3.5寸以上です。
勾配が緩すぎる屋根では雨水が流れにくくなり、屋根材の重なり部分から水が入り込むリスクが高まります。
見た目が平らに近い屋根や、増築部分だけ勾配が緩い家では、屋根面ごとに施工可否が異なる場合があります。
屋根全体を一括して判断せず、図面や実測によって勾配を確認してもらいましょう。
天然石の余剰粒が落ちることがある
施工直後や強い雨のあとに、製造工程で表面に残った余分な石粒が雨樋などへ落ちることがあります。
すぐに製品不良と判断する必要はありませんが、特定の場所だけ鋼板が見えるほど石粒が失われている場合や、広い範囲で剥離が続く場合は施工店へ相談してください。
雨樋に石粒や落ち葉がたまり、排水を妨げていないかも定期点検で確認すると安心です。
将来の撤去時には屋根が二重になっている
カバー工法は既存屋根を残すため、次に大規模な屋根工事を行う際には、古い屋根と新しい屋根の両方を撤去する可能性があります。
今の工事では撤去費を抑えられても、将来の解体や葺き替えでは廃材量が増えることがあります。
特に、既存屋根にアスベストが含まれている場合、カバー工法をしてもアスベストそのものがなくなるわけではありません。
将来撤去するときには、当時の法令に基づいた事前調査と適正処理が必要になります。
工事後は、既存屋根の製品名、石綿調査結果、施工写真、使用した屋根材、施工年月などの資料を保管しておきましょう。
太陽光パネルや天窓があると工事が複雑になる
既存屋根に太陽光パネルが設置されている場合、屋根工事前に一時撤去し、工事後に再設置する必要が生じることがあります。
太陽光パネルの脱着には、屋根工事とは別の専門技術や電気工事が必要です。
再設置用の架台や固定金具がエコルに対応しているか、屋根保証へ影響しないかも確認しなければなりません。
天窓がある家では、天窓周辺の板金処理や防水処理が複雑になります。
天窓本体が古い場合、屋根だけ新しくしても数年後に天窓から雨漏りする可能性があるため、同時交換や撤去を検討した方がよいケースもあります。
エコルを施工しやすい屋根と施工できない可能性がある屋根
エコルの性能を十分に生かすには、既存屋根の種類だけでなく、その下にある野地板や防水シートの状態を確認する必要があります。
スレート屋根のカバー工法で検討しやすい
エコルを使ったカバー工法を検討しやすいのは、コロニアルやカラーベストなどの平らな化粧スレート屋根です。
スレート屋根は比較的平らなので、新しい防水シートと屋根材を重ねやすい形状をしています。
築年数が進み、表面塗膜だけでなくスレート本体のひび割れ、反り、欠けが増えている場合は、再塗装よりカバー工法の方が適している可能性があります。
また、塗装が推奨されない一部のノンアスベスト屋根材についても、カバー工法や葺き替えを検討することがあります。
ただし、パミールなど層状に剥がれる屋根材は、劣化状況や固定状態によって判断が難しくなります。
製品名だけで「必ずカバー工法ができる」と決めず、下地を含めて診断してください。
パミールや塗装できないスレート屋根については、パミールやカラーベストの症状と適切な改修方法もご覧ください。
野地板が広く腐食している屋根は葺き替えが必要
カバー工法の可否を左右する最も重要な部分が、既存屋根の下にある野地板です。
野地板は、新しい屋根材を固定する土台になります。
野地板が雨漏りや結露によって腐り、ビスが効かない状態では、エコルを安全に固定できません。
屋根の上を歩いたときに大きく沈む、室内の天井に雨染みがある、小屋裏の木材が黒く変色している、カビ臭が強いといった症状がある場合は注意が必要です。
腐食範囲が小さければ部分的な補強で対応できる可能性もあります。
広範囲に腐食している場合は、既存屋根を撤去して野地板から直す葺き替え工事が必要です。
下地を確認せず、屋根材の上から見ただけでカバー工法を勧める業者には慎重になってください。
日本瓦や洋瓦には原則としてカバー工法を行いません
【カバー工法が適さない代表的な屋根】
- 日本瓦、陶器瓦、洋瓦など凹凸の大きい屋根
- セメント瓦やモニエル瓦など厚みのある瓦屋根
- 野地板が広範囲に腐食している屋根
- 屋根面が大きく沈んでいる、または変形している屋根
- エコルの標準勾配を満たしていない屋根
- 雨漏り原因を特定できていない屋根
- 太陽光設備や天窓の処理方法が決まっていない屋根
瓦屋根は表面の凹凸が大きく、そのまま防水シートやエコルを密着させて固定することができません。
瓦屋根を軽量化したい場合は、既存瓦を撤去し、野地板や防水シートを確認してから新しい屋根材を施工する葺き替え工事を検討します。
アスベストを含む可能性がある屋根では事前調査が必要
古い化粧スレート屋根には、アスベストが含まれている製品があります。
製造時期だけで一律に判断することはできませんが、2004年以前に製造された住宅屋根用化粧スレートには、アスベストが含まれている可能性があります。
屋根の改修工事を行う場合は、図面、製品名、施工時期、メーカー資料、必要に応じた分析などによって、石綿含有の有無を事前に確認します。
カバー工法は既存屋根材を全面撤去しないため、葺き替えに比べて屋根材を破損させる作業や廃材量を抑えやすい工法です。
一方で、棟板金や雪止め金具の撤去、固定部の施工などで既存屋根へ触れる作業はあります。
アスベストが含まれている屋根では、法令や施工計画に基づき、破損や粉じんを抑えながら作業する必要があります。
なお、住宅屋根用化粧スレートなどの石綿含有成形板は、一般的には「石綿含有産業廃棄物」として適正処理します。
すべてが吹付け石綿などと同じ「特別管理産業廃棄物」になるわけではありません。
見積書には、石綿事前調査費、必要な対策費、撤去する部材の処分費が含まれているかを確認しましょう。
エコルを使った屋根カバー工法の費用目安
エコルの施工費用は、屋根材の価格だけでは決まりません。
屋根面積、勾配、形状、下地、防水シート、足場、役物、太陽光パネルなどによって総額が変わります。
一般的な30坪前後の住宅では120万円から250万円前後が一つの目安
一般的な2階建て住宅で、延床面積が30坪前後の場合、エコルを使った屋根カバー工法は、総額でおおよそ120万円から250万円前後が一つの目安です。
幅が大きく感じますよね。
同じ延床30坪でも、総2階の家と1階部分が広い家では、屋根面積が大きく異なります。
切妻屋根のように構造がシンプルな屋根と、寄棟、谷、下屋、入母屋などがある複雑な屋根でも、加工手間と材料ロスが変わります。
屋根面の材料・施工費に関しては、約12,000円から18,000円/㎡前後が一つの参考になりますが、ここに足場、役物、下地補修、廃材処分、諸経費などが加わります。
屋根面積が80㎡の家と120㎡の家では、本体材料だけでも大きな差が出ます。
「30坪なら必ずいくら」と決めることはできないため、坪数だけでなく実際の屋根面積を確認してください。
屋根カバー工法全般の相場については、屋根カバー工法の費用相場と詳しい内訳も参考になります。
| 主な工事項目 | 費用の目安 | 確認したいポイント |
|---|---|---|
| 足場・飛散防止シート | 約15万~30万円前後 | 足場面積、敷地条件、道路使用、高さによって変動します。 |
| 既存屋根の清掃・下地調整 | 現場状況による | 既存棟板金や雪止めの撤去、ひび割れ処理、清掃範囲を確認します。 |
| 防水シート | 約7万~15万円前後 | メーカー名、製品名、粘着式かどうか、施工仕様を確認します。 |
| エコル本体・施工 | 屋根面積と形状による | 施工面積、単価、材料数量、加工ロスが記載されているか確認します。 |
| 棟・軒先・ケラバ・谷などの役物 | 約15万~35万円前後 | 雨漏り防止と耐風性を左右するため、長さと施工内容を確認します。 |
| 下地補修 | 劣化状況による | 野地板補強、腐食部交換、雨漏り補修が別途必要になることがあります。 |
| 太陽光パネル・アンテナ・天窓 | 設備内容による | 脱着、再設置、電気工事、保証への影響を確認します。 |
上記はあくまで目安です。
原材料価格、運搬費、人件費などによって相場は変動するため、最新の金額は現地調査後の見積書で確認してください。
屋根面積は延床面積と同じではありません
見積もりを比較するときに注意してほしいのが、延床面積と屋根面積を混同しないことです。
延床面積30坪だからといって、屋根面積が30坪になるわけではありません。
2階建てか平屋か、軒の出がどれくらいあるか、屋根勾配が何寸かによって、実際の施工面積は変わります。
見積書には、屋根面積を何㎡として計算しているのか、その根拠がわかるように記載してもらいましょう。
図面から算出したのか、実測したのか、航空写真や計測ソフトを使用したのかも確認しておくと比較しやすくなります。
「一式」と書かれているだけで即座に悪い見積書とは限りません
見積書の一部に「一式」という表記があること自体は、必ずしも問題ではありません。
細かな補修や諸経費など、数量で表しにくい項目に一式表記を使うことはあります。
注意したいのは、屋根工事の中心となる項目まで、すべて一式で済まされている見積書です。
屋根面積、防水シート、エコル本体、棟、軒先、ケラバ、谷、足場などの数量や仕様がわからなければ、ほかの見積書と正しく比較できません。
一式表記がある場合は、「この金額には何が含まれていますか」「材料名と数量を教えてください」と質問してください。
質問に対して写真や図面を見せながら説明してくれるかどうかも、施工店を判断する材料になります。
見積書の確認方法は、屋根カバー工法の見積書で見るべき項目でも詳しくお伝えしています。
大幅値引きより最初の見積もり根拠を確認しましょう
屋根工事は決して安い買い物ではないため、少しでも費用を抑えたいと思うのは当然です。
ただし、「今日契約すれば50万円引きます」「モニター価格で足場を無料にします」といった大幅値引きには注意してください。
適正な見積もりは、材料数量、職人の作業日数、足場、運搬、廃材処分などを積み上げて算出します。
その場で大幅に値下げできる場合は、最初の金額が高く設定されていたり、契約後に材料や工程を減らしたりする可能性も否定できません。
値引き額ではなく、値引き後も必要な材料と工程が守られるのかを確認してください。
エコルによる屋根カバー工法の一般的な流れ
施工手順を知っておくと、見積書の工程が不足していないか確認しやすくなります。
1.現地調査と屋根の状態確認
屋根材の種類、築年数、勾配、面積、ひび割れ、反り、棟板金、雨樋、太陽光設備などを確認します。
必要に応じて小屋裏から雨染み、結露、野地板の変色なども調べます。
アスベストを含む可能性がある場合は、法令に基づいた事前調査も必要です。
2.足場の設置と周辺養生
安全に作業するための足場を設置し、材料や粉じんが周囲へ落下・飛散しないようメッシュシートなどで養生します。
足場設置前には、車の移動、植木、物置、隣地との距離なども確認します。
3.既存役物の撤去と屋根面の調整
既存の棟板金、雪止め金具など、カバー工法の妨げになる部材を撤去します。
屋根面の汚れや異物を取り除き、ひび割れや浮きなどを必要に応じて処置します。
この段階で下地の腐食や想定外の雨漏りが見つかることもあります。
4.新しい防水シートの施工
既存屋根の上に、新しいルーフィングと呼ばれる防水シートを敷きます。
屋根材だけで完全に雨水を防ぐのではなく、屋根材の下へ入った水を防ぐ最後の層がルーフィングです。
軒先から棟へ向かって適切に重ね、谷部、壁際、天窓周辺などを丁寧に納めます。
5.エコル本体と役物の施工
エコルを下から順番に施工し、インターロックさせながら指定の方法で下地へ固定します。
その後、棟、軒先、ケラバ、谷、壁際などへ役物板金を施工します。
屋根材本体が見栄えをつくる部分だとすれば、役物は雨漏りと強風から屋根を守る部分です。
完成後には見えにくくなる箇所も多いため、施工中の写真を残してもらうことをおすすめします。
6.検査・清掃・保証書の発行
屋根材の固定、傷、役物、シーリング、雨樋、清掃状態などを確認します。
足場を解体する前に、施工店による検査とお客様への報告を行うことが大切です。
完成写真、工程写真、使用材料、保証書、メンテナンス方法などの書類も受け取って保管してください。
エコルと屋根カバー工法に関するよくある質問
Q1.工事中に引っ越す必要はありますか?
A.一般的な屋根カバー工法であれば、仮住まいや引っ越しをせず、生活しながら工事を進められるケースがほとんどです。
電気、ガス、水道も通常どおり使用できます。
ただし、足場の組み立てや解体、屋根材を固定する作業では、金属音、ドリル音、振動が発生します。
在宅勤務、小さなお子様、夜勤のあるご家族、音に敏感なペットがいる場合は、事前に施工店へ伝えておきましょう。
工期は屋根面積や形状、天候によって変わりますが、足場を含めて1週間から2週間程度を見込むケースが多くなります。
Q2.天然石がボロボロと剥がれ落ちませんか?
A.施工直後や強い雨のあとには、製造時に表面へ残った余分な石粒が雨樋などへ落ちることがあります。
少量の石粒が見つかっただけで、すぐに屋根材の性能が失われるわけではありません。
ただし、鋼板が見えるほど広範囲に石粒が失われている場合や、剥離が長期間続く場合は、施工店へ点検を依頼してください。
Q3.30年間、何もメンテナンスしなくて大丈夫ですか?
A.屋根面全体の再塗装を前提としない屋根材ですが、建物全体の点検は必要です。
棟板金、シーリング、雨樋、下地、天窓、太陽光設備などは、エコル本体とは別に経年変化します。
台風や飛来物による損傷が起きることもあります。
10年ごとを一律の基準にするのではなく、大きな台風や地震のあと、雨漏りが疑われるとき、外壁工事で足場を設置するときなどに点検を受けると効率的です。
Q4.海に近い地域でも施工できますか?
A.エコルはガルバリウム鋼板を基材とし、メーカー資料でも耐食性や耐塩害性に配慮された構造として案内されています。
ただし、海岸からの距離、潮風の方向、周囲の環境によって腐食リスクは異なります。
保証には沿岸地域に関する条件や免責事項が設けられている可能性もあるため、施工住所が保証対象になるかを書面で確認してください。
沿岸部では、屋根材本体だけでなく、ビス、役物、雨樋、アンテナ金具などの材質も重要です。
Q5.エコルを施工すれば雪止め金具は不要ですか?
A.天然石表面には雪の滑落を抑える働きが期待できますが、すべての家で雪止め金具が不要とは限りません。
積雪量、屋根勾配、屋根の長さ、玄関や駐車場の位置、隣地との距離などを踏まえて判断します。
施工地域の条件に詳しい施工店へ相談し、メーカー仕様と保証条件も確認してください。
Q6.雨漏りしている屋根にもカバー工法はできますか?
A.雨漏りの原因と下地の状態によります。
防水シートの局所的な劣化で、野地板の腐食が小さい場合は、必要な補修をしたうえでカバー工法が可能なことがあります。
一方、野地板が広く腐食している場合や、雨漏り原因を特定できていない場合は、既存屋根を撤去して下地から直す葺き替えが必要です。
原因調査をせず、上から覆えば直るという説明だけで契約しないようにしましょう。
Q7.塗装、エコルによるカバー工法、葺き替えはどう選べばよいですか?
A.屋根材と下地の劣化段階によって選びます。
屋根材の強度が保たれ、主な劣化が表面塗膜に限られる場合は、塗装で対応できる可能性があります。
スレート本体のひび割れや反りが進んでいても、野地板の状態が良ければ、カバー工法が有力な候補になります。
野地板の腐食、屋根の変形、広範囲の雨漏りがある場合は、葺き替えが必要です。
年数だけで決めず、現在の状態を写真や調査結果で確認してから選んでください。
後悔しないために、屋根材より先に診断と施工内容を確認しましょう
エコルは、軽量性、天然石の質感、耐風性への配慮、雨音の軽減、落雪の抑制、再塗装回数の削減など、多くの特徴を持つ屋根材です。
特に、劣化が進んだスレート屋根をカバー工法で改修したい方にとって、有力な選択肢の一つになるでしょう。
ただし、屋根材だけで工事の成否が決まるわけではありません。
下地が腐食していないか、屋根勾配が施工条件を満たしているか、雨漏り原因を特定できているか、防水シートと役物が適切に施工されるかを確認する必要があります。
製品重量:エコル本体は約7.0kg/㎡で、カバー工法による重量増加を抑えやすい屋根材です。
耐風性:インターロック工法で屋根材を連結しますが、下地と役物の施工品質も重要です。
快適性:天然石表面と多層構造により、雨音や熱の影響を和らげる効果が期待できます。
落雪対策:天然石表面は雪を保持しやすい一方、雪止めの要否は地域や屋根条件ごとに判断します。
維持管理:屋根面の再塗装回数を抑えやすいものの、板金、下地、雨樋などの点検は必要です。
保証確認:メーカー保証と施工店保証は対象が異なるため、期間だけでなく条件と免責事項を確認します。
施工可否:野地板の腐食、屋根勾配、既存屋根材、雨漏り、太陽光設備などを事前に確認します。
見積もり前の診断で確認しておきたいこと
私たち株式会社アップリメイクでは、まず現在のお住まいにどの工法が必要なのかを確認することを大切にしています。
1973年の創業以来、静岡で屋根・外壁塗装リフォームに携わってきましたが、すべての家に同じ材料や工法を勧めることはありません。
屋根の状態が良ければ塗装で十分な場合があります。
カバー工法より葺き替えを選んだ方が安全な家もあります。
反対に、屋根材の劣化が進んでいるのに、費用だけを抑えるため塗装をしても長持ちしないケースもあります。
まずは屋根材、塗膜、ひび割れ、反り、棟板金、雨樋、屋根勾配、太陽光設備などを確認します。
雨漏りが疑われる場合は、室内や小屋裏の状態も確認し、必要な工事の優先順位を考えます。
30倍スコープなどの機器が有効な箇所では、目視だけではわかりにくい塗膜や表面の状態も確認します。
診断結果は、できるだけ写真を使い、どこが傷んでいるのか、なぜその工法が必要なのかをわかりやすくご説明します。
弊社には1級建築塗装技能士や2級建築施工管理技士などの資格者が在籍しています。
ただ資格名を並べるのではなく、現場で確認した事実をもとに、あなたのお住まいと今後の生活計画に合った方法をご提案することが大切だと考えています。
見積書は3社程度を比較しても構いません
屋根工事は金額が大きいため、1社だけの説明で決める必要はありません。
複数社の見積書を取り、屋根面積、使用材料、防水シート、役物、下地補修、保証内容を比較することも大切です。
ただし、合計金額だけを横に並べるのではなく、工事範囲が同じかを確認してください。
安い見積書には棟や谷の工事が含まれていないことがあり、高い見積書には下地補修や太陽光パネル脱着まで含まれていることがあります。
条件が違う見積書を金額だけで比べても、正しい判断はできません。
私たちは、他社へ依頼する場合であっても、工事後に後悔してほしくないと考えています。
不明な項目があるときは、そのまま契約せず、納得できるまで説明を受けてください。
実際の仕上がりや対応も確認してください
屋根材のカタログだけでは、実際の住宅に施工したときの見え方や工事中の対応まではわかりません。
施工会社を検討するときは、過去の工事内容、施工前後の写真、使用材料、地域、保証なども確認しましょう。
アップリメイクの実際の工事については、施工事例をご覧いただけます。
見積もり時の説明、職人の対応、工事中の様子などを知りたい方は、お客様の声も比較材料としてご覧ください。
掲載されている事例とあなたの家では、面積や劣化状況、屋根形状が異なるため、同じ金額や工法になるとは限りません。
それでも、どのような考えで施工している会社なのかを知る参考にはなるかなと思います。
ご家族の安心につながる屋根リフォームを一緒に考えます
屋根は、大切なお住まいを雨、風、紫外線から守り続ける重要な部分です。
普段見えないからこそ、「まだ大丈夫だろう」と後回しにされやすい場所でもあります。
しかし、屋根材の下にある防水シートや野地板まで傷んでしまうと、表面だけの補修では対応できず、工事費用が大きくなることがあります。
反対に、早く工事をすれば必ず得をするわけでもありません。
状態が良ければ、数年後まで経過を見ても問題がない場合もあります。
大切なのは、不安をあおられて急いで契約することではなく、現在の状態を正確に知ることです。
エコルを使ったカバー工法が合うのか、塗装で対応できるのか、葺き替えが必要なのかは、現地を確認して初めて判断できます。
私たちアップリメイクは、亡き父が大切にしていた「お客様の幸せを第一に施工品質を考えること」という信念を受け継ぎ、必要な工事と必要でない工事をできる限りわかりやすくお伝えします。
弊社では下請け業者へ任せきりにするのではなく、職人直営・自社責任施工を重視しています。
工事中には完成後に見えなくなる防水シートや下地処理も記録し、工事内容に応じた保証書を書面で発行します。
施工実績は2026年4月末時点で6,000件以上となりましたが、私たちが大切にしているのは数字の大きさだけではありません。
一軒一軒のお住まいで必要な工事を考え、工事後も安心して暮らしていただくことです。
「屋根が傷んでいるか知りたい」「他社の見積もりが適正かわからない」「まだ工事をするか決めていない」という段階でも大丈夫ですよ。
まずは現状を確認し、写真や診断結果を見ながら、これからの選択肢を一緒に考えていきましょう。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
静岡でエコルを使った屋根カバー工法、屋根塗装、葺き替えをご検討の際は、株式会社アップリメイクまでお気軽にご相談ください。








