悪徳業者に騙されない!アパート塗装業者選びのポイントをプロが解説

足場が組まれ、青い養生シートで覆われたアパートのイメージ。手前には塗装作業をする職人

こんにちは、株式会社アップリメイク代表取締役の斎藤直樹です。

静岡で生まれ育ち、父の代から数えて50年以上、塗装職人として地域の皆様の大切な建物を守るお手伝いをさせていただいております。

アパート経営をされているオーナー様にとって、外壁塗装は建物の資産価値を維持し、入居率を高めるために非常に重要なメンテナンスです。

しかし、アパート塗装の業者選びには多くのポイントがあり、どこに頼むべきか、良い塗装業者の見分け方は何か、といった疑問や不安をお持ちのことでしょう。特に、ダメな塗装屋や悪質業者リストに載るような会社は絶対に避けたいものです。

この業者選びで失敗しないための塗装業者を選ぶときのポイント、そして注意すべき点について、長年の経験を持つプロの視点から詳しく解説していきます。

この記事でわかること

  • 信頼できる塗装業者の種類と特徴
  • 失敗しない業者選びの具体的なステップ
  • 悪質な業者を見抜くためのチェックリスト
  • 見積もりや保証で確認すべき最重要項目

失敗しないためのアパート塗装業者選びのポイント

  • アパート塗装はどこに頼むべきか
  • 重要な業者選びのステップを紹介
  • 塗装業者を選ぶときのポイントを解説
  • 良い塗装業者の見分け方とは
  • 施工実績と資格の有無を確認しよう
  • 見積書で確認すべき注意点

アパート塗装はどこに頼むべきか

アパート塗装の依頼先としてハウスメーカー、リフォーム会社・工務店、塗装専門店の3種類を象徴するイメージが並んでいる

アパートの外壁塗装を考えたとき、オーナー様が最初に悩むのが「一体、どこに頼めば良いのか」という点です。塗装工事を依頼できる業者は、大きく分けて「ハウスメーカー」「リフォーム会社・工務店」「塗装専門店」の3種類に分類できます。

それぞれの特徴を理解し、ご自身の物件にとって最適なパートナーを見つけることが成功の第一歩となります。

ハウスメーカー

建物を建てたハウスメーカーに依頼する方法です。設計から施工まで一貫したサービスを提供しており、建物の構造を熟知しているという絶対的な安心感があります。しかし、実際の工事は下請けの塗装業者が行うことがほとんどで、中間マージンが発生するため、費用は割高になる傾向が強いです。品質は安定していますが、コストを重視する場合には不向きかもしれません。

リフォーム会社・工務店

外壁塗装だけでなく、内装や水まわりなど、住宅リフォーム全般を手がけている会社です。塗装以外の修繕もまとめて依頼できる利便性がありますが、塗装を専門としているわけではないため、担当者の知識や提案力、そして下請け業者の技術力にばらつきがある点が懸念されます。

塗装専門店

私たちアップリメイクのような、塗装工事を専門に行う会社です。最大の強みは、その専門性と技術力の高さにあります。塗料に関する最新の知識や、様々な建物の状態に応じた施工ノウハウが豊富です。特に、私たちのような職人直営の会社であれば、中間マージンが発生せず、高品質な工事を適正価格でご提供できるという大きなメリットがあります。

アパート塗装は「地元密着の塗装専門店」がおすすめ

アパートという重要な資産のメンテナンスを任せるなら、やはり塗装に関する深い知識と高い技術力を持つ「地元密着の塗装専門店」に依頼するのが最も賢明な選択です。地域に根差しているため、何かあった際にも迅速な対応が期待でき、長期的なお付き合いが可能です。

重要な業者選びのステップを紹介

塗装業者の選定ステップを示す3つのシーン。PCで業者を検索する人、アパートを現地調査する職人、見積書や提案内容を比較検討するオーナー。

信頼できる塗装業者を見つけるためには、焦らず、順序立てて進めることが大切です。ここでは、失敗しないための具体的な3つのステップをご紹介します。

  1. 候補となる業者を2~3社探す
    まずは、インターネット検索や知人からの紹介などで、候補となる業者を絞り込みます。この時、会社のウェブサイトをしっかりと確認し、企業の理念や施工実績、お客様の声などをチェックしましょう。特に、アパートやマンションの施工事例が豊富な会社は、集合住宅特有のノウハウを持っている可能性が高く、信頼できます。
  2. 現地調査と相見積もりを依頼する
    候補が決まったら、各社に建物の状態を診断してもらう「現地調査」を依頼します。この調査の丁寧さが、会社の姿勢を測る最初のバロメーターです。建物を隅々まで見ずに簡単に見積もりを出す業者は論外です。そして、必ず複数の業者から見積もりを取る「相見積もり」を行ってください。これにより、ご自身の物件の適正な工事価格を把握できます。
  3. 提案内容と担当者を比較検討する
    見積書が揃ったら、金額だけを比べるのではなく、その内容を精査します。どのような塗料を使い、どのような工程で工事を行うのか。一番安いという理由だけで選ぶのは非常に危険です。また、提案内容やこちらの質問に対して、誠実に、そして分かりやすく説明してくれる担当者かどうかも重要な判断基準となります。

    最終的には、技術力、価格、そして「この人になら任せられる」という信頼感の3つのバランスで決定しましょう。

塗装業者を選ぶときのポイントを解説

塗装業者の選定ポイントを示す複数の画像。職人による詳細な建物診断、カラーシミュレーションで提案する担当者、職人直営の自社施工風景

複数の業者を比較する際、どのような点に注目すれば良いのでしょうか。私が常々お客様にお伝えしている、プロが見る「本当に良い業者」を選ぶためのポイントを解説します。

静岡ならではの業者選びの視点

静岡県は、ご存知の通り太平洋に面しており、特に沿岸部では潮風による塩害が建物の劣化を早める大きな要因となります。また、年間を通じて比較的温暖で湿度も高いため、カビやコケが発生しやすい環境です。

このような地域特性を理解し、塩害に強い塗料や、防カビ・防藻性能に優れた塗料を適切に提案できる知識と経験があるかは、静岡で業者を選ぶ上で非常に重要なポイントになります。

第一に、「職人直営の自社施工」であるかを確認してください。営業専門の会社では、契約後の工事を下請け業者に丸投げするケースが多く、品質管理が曖憂昧になったり、余計な中間マージンが発生したりします。私たちのように、自社の職人が責任を持って診断から施工、アフターフォローまで一貫して行う会社は、品質へのこだわりが違います。

次に、「詳細な建物診断」を行ってくれるかです。専門のスコープを使って外壁の状態を細かく分析したり、屋根の上までしっかり登って劣化状況を確認したりと、時間をかけて丁寧に診断してくれる業者は信頼できます。診断結果を写真付きの報告書で分かりやすく説明してくれるかもチェックしましょう。

最後に、カラーシミュレーションなど「提案力の高さ」も重要です。色見本帳だけで色を決めるのは、仕上がりとのギャップが生まれやすく危険です。建物の写真を使って、塗装後のイメージを具体的にシミュレーションしてくれるなど、オーナー様の理想を形にするための提案力がある業者を選びましょう。

良い塗装業者の見分け方とは

良い塗装業者には、いくつかの共通した特徴があります。ここでは、契約前に必ず確認していただきたい、信頼できる業者を見分けるための具体的な方法をお伝えします。

建設業許可や資格の有無

塗装業者の信頼性を示す複数の要素。建設業許可証、一級塗装技能士の資格を持つ職人、ショールームで相談する様子

塗装工事自体は資格がなくてもできてしまいますが、信頼性の高い業者は、国や県から認められた許可や資格を保有しています。まず確認したいのが「建設業許可」です。これは、一定の経営基盤と施工技術があることの証明になります。

次に、職人の技術力を示す「一級塗装技能士」という国家資格です。実務経験7年以上という厳しい受験資格があり、この資格を持つ職人が在籍しているかは、技術力を測る大きな指標です。

◆斎藤のワンポイントアドバイス

私たちアップリメイクには、一級塗装技能士が11名在籍しており、これは静岡県内でもトップクラスです。どんなに良い塗料を使っても、それを扱う職人の腕が未熟では意味がありません。確かな技術を持つ国家資格者が、お客様の大切な建物を責任を持って施工することをお約束します。

事務所やショールームの存在

しっかりとした事務所や店舗を構えているかも、信頼できる会社かを見極めるポイントです。特に、塗装の質感や色合いを実際に見て触れて確認できるショールームがあれば、より安心して相談できます。連絡先が携帯電話番号だけ、といった業者は避けた方が賢明です。

長期的な保証と誠実なアフターフォロー

工事後の保証内容も必ず確認してください。塗料メーカーの保証とは別に、施工品質に対する独自の工事保証書を発行してくれる業者は信頼できます。保証期間の長さだけでなく、「どのような不具合を保証してくれるのか」という内容まで、契約前に書面でしっかりと確認しましょう。

「工事が完了してからが本当のお付き合いの始まり」という姿勢で、定期的な点検などを行ってくれる業者こそ、末永く付き合えるパートナーです。

施工実績と資格の有無を確認しよう

前述の通り、業者の技術力や信頼性を客観的に判断するために、「施工実績」と「保有資格」の確認は欠かせません。これらは、その会社がこれまでどのような仕事をし、社会的にどのような評価を受けているかを示す、いわば会社の通知表のようなものです。

会社のウェブサイトを見れば、これまでの施工実績が掲載されているはずです。特に注目していただきたいのは、以下の点です。

  • アパート・マンションの施工実績数: 戸建て住宅と集合住宅では、求められる配慮や技術が異なります。アパートの施工実績が豊富にあるかを確認しましょう。
  • 地元・静岡での施工実績: 地域での実績が多いということは、それだけ地元のオーナー様から信頼されている証拠です。ご自身の物件の近くで施工例があれば、実際の仕上がりを見に行くこともできます。
  • 受賞歴やメーカーからの認定: 特定の塗料メーカーから販売実績や施工品質を認められ、表彰されている場合、それは高いレベルの施工管理が行われている証となります。

アップリメイクの受賞・認定歴の一例

参考までに、私たちアップリメイクは、遮熱断熱塗料「ガイナ」やTOTOの光触媒塗料「ハイドロテクト」などで4年連続静岡県1位の実績をいただき、全国規模のコンテストでも最優秀賞を受賞しております。こうした客観的な評価も、業者選びの参考にしていただければ幸いです。

資格情報についても、ウェブサイトの会社概要ページなどに記載されていることがほとんどです。「一級塗装技能士」「2級建築施工管理技士」「有機溶剤作業主任者」など、塗装工事に関連する様々な資格があります。

これらの情報がきちんと公開されているかを確認し、信頼性の判断材料としましょう。もしウェブサイトに記載がなければ、直接問い合わせてみることをお勧めします。誠実な業者であれば、快く情報を提供してくれるはずです。

見積書で確認すべき注意点

塗装工事の見積書に関する複数の視覚要素。詳細な内訳が記載された見積書、塗料のメーカー名と製品名が明記された缶、曖昧な「一式」表記の見積書

相見積もりを取った後、各社の見積書を比較検討する段階は、業者選びにおいて最も重要な局面の一つです。見積書には、その会社の仕事に対する姿勢が如実に表れます。注意深くチェックし、後々のトラブルを防ぎましょう。

危険な見積書の見分け方

以下のような見積書を提出する業者には、特に注意が必要です。

  • 「外壁塗装工事 一式 〇〇円」という表記: 最も危険なパターンです。どの部分に、何の塗料を、どれだけ使うのかが全く分からず、手抜き工事の温床となります。
  • 塗料名が「シリコン塗料」などとしか書かれていない: 同じシリコン塗料でも、メーカーや製品によって価格も耐久性も様々です。必ずメーカー名と製品名まで記載されているか確認してください。
  • 塗装面積の記載が「坪」単位: 正確な塗装面積は「㎡(平方メートル)」で算出するのが基本です。「坪」表記は曖昧で、金額をごまかされやすいので注意しましょう。

信頼できる業者の見積書は、誰が見ても分かりやすく、詳細です。具体的には、以下の項目が明確に記載されているかを確認してください。

見積書のチェック項目

1. 工事内容の内訳
「仮設足場」「高圧バイオ洗浄」「下地処理(シーリング打替えなど)」「養生」といった各工程の単価と数量が細かく記載されているか。

2. 塗装箇所の明記
「外壁」「屋根」だけでなく、「破風」「軒天」「雨樋」といった付帯部まできちんと含まれているか。

3. 塗料の詳細情報
下塗り・中塗り・上塗りの各工程で使用する塗料のメーカー名、製品名、単価、使用缶数が明記されているか。

4. 塗装面積(㎡)
各塗装箇所の面積が実測に基づいて正確に記載されているか。

見積もりの内容に少しでも疑問があれば、遠慮なく質問しましょう。その際の回答が曖昧だったり、面倒くさそうな態度を取ったりする業者は、契約すべきではありません。

私たちアップリメイクでは、お客様に心からご納得いただけるよう、詳細で透明性の高いお見積書の作成を徹底しています。ぜひ一度、無料診断とお見積りをご依頼ください。

アパート塗装で注意すべき業者選びのポイント

  • 要注意!ダメな塗装屋の共通点
  • 避けるべき悪質業者リスト
  • 保証とアフターフォローの重要性
  • 担当者の対応と専門知識を見極める

要注意!ダメな塗装屋の共通点

大切なアパートの塗装を任せるのですから、「ダメな塗装屋」は絶対に見抜いて避けなければなりません。私の長年の経験から、信頼できない業者にはいくつかの共通点があります。これらの特徴を知っておくだけで、リスクを大幅に減らすことができます。

一つ目は、契約を異常に急がせる業者です。例えば、「今日契約してくれれば〇〇万円値引きします」「今月だけの特別キャンペーンです」といったセールストークが典型例です。これは、他社と比較検討されると都合が悪い、自信のなさの表れです。本当に良い工事をする業者は、お客様がじっくり考える時間を尊重します。

二つ目は、根拠のない大幅な値引きを提示する業者です。「足場代を無料にします」というのもよくある手口ですが、本来数十万円かかる足場代が無料になることはあり得ません。その分、塗料の質を落としたり、人件費を削ったりして、見えない部分で手抜き工事が行われる可能性が非常に高いです。

三つ目は、診断や説明が曖昧な業者です。現地調査を短時間で済ませたり、劣化状況について「古いから」「なんとなく」といった具体性のない説明しかできなかったりする業者は、専門知識が不足している証拠です。特に、オーナー様の不安を煽るようなことばかり言う業者には注意が必要です。

「オリジナル塗料」という言葉に注意

「自社開発のオリジナル塗料なので、他社より長持ちします」といった営業トークにも注意が必要です。多くの場合、既存の塗料に少し手を加えただけであったり、OEM製品(他社製造の製品を自社ブランドで販売するもの)であったりします。大手塗料メーカーの製品と比べて性能が客観的に証明されていないことが多く、安易に信用するのは危険です。

避けるべき悪質業者リスト

ここでは、より具体的に、オーナー様が悪質な業者に騙されないためのチェックリストをご紹介します。一つでも当てはまる項目があれば、その業者との契約は慎重に考えるべきです。

チェック項目 危険な兆候
訪問・営業 突然訪問してきて、大幅な値引きをちらつかせる。
見積もり 内訳が「一式」ばかりで詳細が不明。塗料の製品名が書かれていない。
契約 その場での契約をしつこく迫る。契約書の内容が簡素すぎる。
会社情報 会社の所在地が不明確。固定電話がなく、連絡先が携帯電話のみ。
保証 保証書の発行を渋る、または口約束だけで済まそうとする。
支払い 工事前に費用の全額支払いを要求してくる。

特に、突然訪問してくる業者には注意が必要です。優良な業者は、飛び込み営業に頼らなくても、実績や評判で仕事の依頼が来るものです。もし訪問営業を受けても、その場で判断せず、「家族と相談します」「他社の意見も聞きたいので」と伝え、一旦お断りする勇気を持ちましょう。

保証とアフターフォローの重要性

外壁塗装は、工事が終わればすべて完了というわけではありません。むしろ、工事が完了してからが、その業者との本当のお付き合いの始まりだと私は考えています。万が一の施工不良や、経年による塗膜の劣化が起きた際に、誠実に対応してくれるかどうかは、業者選びの最も重要なポイントの一つです。

保証書は必ず「書面」で確認

保証には、塗料そのものの性能を保証する「メーカー保証」と、工事の品質を保証する「自社施工保証」の2種類があります。 信頼できる業者は、必ず独自の自社施工保証を用意しており、保証内容を明記した保証書を発行します。

保証内容でチェックすべきこと

  • 保証期間: 塗料の耐久年数に応じて、5年、7年、10年などと設定されているか。
  • 保証対象: どのような不具合(例:塗膜の剥がれ、著しい変色)が保証の対象となるか。
  • 免責事項: 天災や人為的な損傷など、保証の対象外となるケースが明記されているか。

これらの内容を契約前にしっかりと確認し、疑問点はすべて解消しておきましょう。「うちは大丈夫だから」と口約束だけで済ませようとする業者は、絶対に信用してはいけません。

定期的な点検で長期的な安心を

さらに、施工後のアフターフォロー体制が整っているかも確認しましょう。例えば、「施工後1年、5年、10年目に無料点検を実施します」といったサービスを提供している業者は、自社の仕事に責任を持ち、お客様と長く付き合っていこうという姿勢の表れです。

私たちアップリメイクでも、工事完了後のお客様アンケートや定期的なご挨拶を通じて、お客様の大切な建物を末永く見守らせていただいております。ぜひ、お客様からいただいた声もご覧ください。

担当者の対応と専門知識を見極める

最終的にどの業者に依頼するかを決める際、大きな判断材料となるのが「担当者の人柄と専門性」です。工事期間中、そしてその後のアフターフォローまで、窓口となるのはその担当者です。どんなに会社の評判が良くても、担当者との相性が悪かったり、知識が不足していたりすると、満足のいくリフォームは実現しません。

最初の問い合わせから現地調査、見積もり提出までの過程で、以下の点を注意深く観察してください。

  • 時間を守る、約束を守るなど、社会人としての基本ができているか。
  • こちらの話を親身になって聞き、要望を正確に理解しようとしてくれるか。
  • 専門用語を多用せず、素人にも分かりやすい言葉で説明してくれるか。
  • メリットだけでなく、デメリットやリスクについても正直に話してくれるか。
  • 質問に対して、的確で、根拠のある回答ができるか。

◆斎藤のワンポイントアドバイス

実は、私自身もファイナンシャルプランナーの資格を持っています。それは、ただ塗装工事をするだけでなく、お客様のライフプラン全体を考えた上で、最適なリフォーム計画をご提案したいからです。

例えば、「10年後には建て替えを考えている」というお客様に、20年もつ高耐久な塗料は必要ありません。お客様一人ひとりの状況に寄り添い、本当に有益な提案ができる専門家がいるかどうかも、良い業者を見極める一つの視点です。

担当者は会社の「顔」です。その対応一つひとつが、会社全体の姿勢を反映しています。「この人になら、大切なアパートを安心して任せられる」と心から思える担当者、そして会社と出会うことが、アパート塗装を成功させるための最後の、そして最も重要な鍵となるのです。

アパート塗装の業者選びに関するよくある質問(FAQ)

Q1. 業者によって見積もり金額が大きく違うのはなぜですか?

A. 主な理由は、使用する塗料のグレード、施工範囲、そして会社の利益率の違いにあります。例えば、同じシリコン塗料でも製品によって単価は異なりますし、雨樋や破風などの付帯部をどこまで塗装に含めるかでも金額は変動します。また、自社施工か下請け施工かによっても中間マージンの有無が変わってきます。

単純な金額の安さだけでなく、工事内容と価格のバランスが適正かを見極めることが重要です。

Q2. やはり一番安い業者に頼むのは危険でしょうか?

A. 必ずしも「安い=悪い」ではありませんが、相場より極端に安い場合は注意が必要です。安いのには必ず理由があります。塗料を規定以上に薄めて使ったり、必要な工程(例:下塗りや下地処理)を省いたりして、コストを削減している可能性があります。

結果的に、数年で塗膜が剥がれるなどの不具合が発生し、再塗装で余計な費用がかかるケースも少なくありません。安さの理由を明確に説明できない業者は避けるべきです。

Q3. 工事中、職人さんへのお茶出しなどは必要ですか?

A. お心遣いは大変ありがたいのですが、私たちアップリメイクでは、お茶出しやご祝儀などは一切ご辞退させていただいております。オーナー様にお気遣いいただくことなく、私たちは最高の仕事でご期待に応えることに集中いたします。飲み物などは各自で用意しておりますので、ご安心ください。

これは会社によって方針が異なりますので、事前に確認しておくと良いでしょう。

Q4. 塗装工事に適した季節はありますか?

A. 一般的には、気温と湿度が安定している春(4~5月)と秋(9~10月)が塗装に最適なシーズンとされています。しかし、現在の塗料は性能が向上しており、基本的に一年中施工は可能です。ただし、気温が5℃以下になる真冬や、雨が続く梅雨時期は、乾燥に時間がかかり工期が延びる可能性があります。

アパートの場合、入居者様の引っ越しシーズンである3月~4月上旬を避けて計画するのも一つの配慮です。

まとめ:アパート塗装における業者選びのポイント

アパート塗装業者選びの総まとめを示す画像。満足げな表情のオーナーと修繕されたアパート、職人直営施工のイメージ、そして斎藤代表が腕を組み、チェックリストを背景に笑顔で立つ

今回は、アパート塗装で後悔しないための業者選びのポイントについて、私の経験を基に詳しく解説させていただきました。

大切な資産であるアパートの価値を長く維持し、入居者様に快適に暮らしていただくためには、信頼できるパートナー(塗装業者)選びが何よりも重要です。目先の価格の安さだけで判断するのではなく、会社の理念、技術力、提案力、そして担当者の誠実さなどを総合的に見て、じっくりと比較検討してください。

この記事でご紹介したポイントが、オーナー様の業者選びの一助となれば幸いです。私たち株式会社アップリメイクは、静岡の地で「お客様の幸せ」を第一に考え、一件一件の塗装工事に心を込めて取り組んでまいりました。アパート塗装に関するご相談やお悩みがあれば、どんな些細なことでも構いません。ぜひお気軽にお問い合わせください。

 

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  • この記事を書いた人

齋藤直樹

(株)アップリメイク代表取締役で元職人、塗装という仕事が大好きです。人生の大きな挫折と数多くの出会いを経て今は大好きな地元・静岡で、お客様の笑顔のために仕事ができることに何よりの誇りを感じています。

▼保有資格▼
1級建築塗装技能士・2級建築施工管理技士・有機溶剤作業主任者・高所作業主任者・2級カラーコーディネーター・光触媒施工技能士・乙4類危険物取扱者・ゴンドラ特別教育・職長・安全衛生責任者・第2種酸素欠乏危険作業主任者・宅地建物取引主任者・2級ファイナンシャルプランニング技能士・AFP