こんにちは、株式会社アップリメイク代表取締役の齋藤直樹です。
静岡県沼津市でアパートを経営されているオーナー様の中には、「屋上のひび割れが気になる」「入居者様から天井のシミを指摘された」「外壁塗装と一緒に防水工事もやった方がいいのかな」と感じている方もいらっしゃると思います。
アパートの屋上は、普段なかなか目に入らない場所です。
だからこそ、気づいたときには防水層の劣化が進んでいたり、排水口まわりに水が溜まりやすくなっていたり、雨漏りの一歩手前まで進行していたりすることがあります。これは本当に怖いところです。
特に沼津市は、駿河湾に近いエリアも多く、建物によっては潮風や強い日差し、台風時の雨風の影響を受けやすい環境です。屋上防水は、単なるメンテナンスではなく、入居者様の暮らしとオーナー様の大切な資産を守るための工事と言ってもいいかなと思います。
ただ、一言で屋上防水工事といっても、ウレタン防水、シート防水、FRP防水など複数の工法があります。
「どの工法が自分のアパートに合っているのか」「相場より高い見積もりではないのか」「保証はどこまで確認すればいいのか」など、判断に迷うポイントが多いですよね。
この記事では、静岡で1973年より創業し、施工実績6,000件以上(2026年4月末時点)の経験をもとに、沼津市のアパート屋上防水工事について、費用相場、工法の違い、失敗しない業者選び、無料点検の活用方法まで、できるだけわかりやすくお伝えします。
読み終えるころには、「今すぐ工事が必要なのか」「まず点検だけでよいのか」「見積書のどこを見ればいいのか」が判断しやすくなるはずです。
この記事でわかること
- 沼津市のアパート屋上防水工事にかかる費用相場
- ウレタン防水・シート防水・FRP防水の違いと選び方
- 防水工事が必要になる劣化サインと適切なタイミング
- 屋上防水工事の総額が高くなる理由
- 見積書や保証書で確認すべきポイント
- 信頼できる防水業者を見抜くための基準
- 外壁塗装と屋上防水を同時に行うメリット
沼津市のアパート屋上防水工事は、まず建物の状態に合う工法を見極めることが大切です
屋上防水工事で最初に考えたいのは、「どの工法が一番有名か」ではありません。
大切なのは、あなたのアパートの屋上に合っているかどうかです。
同じ沼津市のアパートでも、屋上の広さ、建物の構造、既存防水層の種類、排水の状態、室外機や配管の数、入居者様の動線によって、向いている工法は変わります。
たとえば、室外機や配管が多い複雑な屋上なら、継ぎ目を作りにくいウレタン防水が向いていることがあります。
一方で、障害物が少なく広い屋上なら、品質が安定しやすいシート防水が候補になります。
ベランダや共用廊下など、人がよく歩く場所では、硬くて摩耗に強いFRP防水が合う場合もあります。
ここからは、代表的な3つの防水工法について、それぞれの特徴、費用、注意点を見ていきましょう。
主流なウレタン防水の特徴
アパートの屋上防水工事を考えたとき、まず候補に挙がりやすいのがウレタン防水です。
ウレタン防水は、液体状のウレタン樹脂を屋上に塗り重ね、硬化させることで、ゴム状で弾力のある防水層を作る工法です。
液体を塗って仕上げるため、屋上の形が複雑でも対応しやすいのが大きな特徴です。
たとえば、室外機、配管、脱気筒、排水口、立ち上がり部分などが多い屋上でも、職人が細かい部分まで塗り込むことで、継ぎ目の少ない防水層を作れます。
ウレタン防水の強みは、複雑な形状の屋上でも、継ぎ目のない防水層を作りやすいことです。
シート防水のように材料を裁断して貼る工法では、どうしてもつなぎ目が発生します。もちろん正しく施工すれば問題はありませんが、つなぎ目は将来的な劣化ポイントになりやすい部分です。
その点、ウレタン防水は塗膜として一体化しやすいため、凹凸の多い屋上や改修工事で使いやすい工法です。
また、既存の防水層の状態によっては、既存防水層を撤去せず、その上から施工できる場合があります。
既存防水層を全面撤去しなくてよい場合は、撤去費、廃材処分費、工期を抑えられる可能性があります。オーナー様にとっては、費用面でも工事期間の面でもありがたいところですよね。
ウレタン防水の主なメリット
- 複雑な形状や凹凸のある屋上にも施工しやすい
- 継ぎ目の少ない防水層を作れる
- 既存防水層の上から施工できる場合がある
- 比較的コストバランスがよい
- 部分補修や改修にも対応しやすい
一方で、ウレタン防水には注意点もあります。
ウレタン防水は、職人が手作業で塗り重ねる工法です。そのため、仕上がりの品質は、職人の技術力と工程管理に大きく左右されます。
防水層の厚みが不足していたり、乾燥時間が守られていなかったり、下地処理が甘かったりすると、本来の防水性能を発揮できません。
見た目だけはきれいでも、数年で膨れ、剥がれ、ひび割れが出てしまうケースもあります。ここは安さだけで選ぶと失敗しやすいところです。
ウレタン防水の注意点
- 職人の技術によって仕上がりに差が出やすい
- 雨天時や湿度が高い日は施工できない場合がある
- 下地処理が不十分だと膨れや剥がれにつながる
- 紫外線から守るため、定期的なトップコート塗り替えが必要
ウレタン防水やFRP防水では、防水層の表面にトップコートを塗ります。
トップコートは、防水層を紫外線や摩耗から守る保護材のようなものです。防水層そのものではありませんが、このトップコートが傷むと、その下の防水層の劣化が早くなります。
一般的には、5年程度を目安にトップコートの状態を確認し、必要に応じて塗り替えを検討します。
ここを放置してしまうと、まだ防水層を延命できたはずなのに、全面改修が必要になることもあります。もったいないですよね。
◆齋藤のワンポイントアドバイス
ウレタン防水は、まさに職人の腕が出る工法です。
材料名だけを見ても、本当に長持ちするかどうかは判断できません。大切なのは、下地処理、塗布量、乾燥時間、立ち上がりやドレンまわりの納まりまで、基本をきっちり守ることです。
見積もりを比較するときは、「ウレタン防水一式」ではなく、下地処理、プライマー、防水層の工程、トップコート、補修範囲まで書かれているかを見てください。
価格だけでなく、どのような職人が施工するのかまで確認しておくと安心ですよ。
広い屋上や障害物が少ない陸屋根に向いているシート防水
次に、シート防水について解説します。
シート防水は、塩化ビニルや合成ゴムなどで作られた防水シートを、屋上の下地に貼り付けたり、機械的に固定したりする工法です。
特に、障害物が少なく、面積が広い陸屋根のアパートやマンションでは、候補に入りやすい工法です。
シート防水の大きなメリットは、工場で作られた均一な厚みのシートを使うため、防水層の品質が安定しやすいことです。
ウレタン防水のように、職人が現場で塗膜の厚みを作る工法とは違い、材料そのものの厚みが決まっています。
そのため、広い面積を一定の品質で仕上げやすく、工期も比較的読みやすいというメリットがあります。
シート防水には、主に「接着工法」と「機械的固定工法」があります。
接着工法は、接着剤でシートを下地に貼り付ける方法です。下地の状態がよく、密着性が確保できる場合に向いています。
機械的固定工法は、専用のディスクやビスでシートを固定する方法です。既存防水層の状態に影響されにくく、改修工事で選ばれることがあります。
豆知識:塩ビシートとゴムシートの違い
シート防水には、主に「塩ビシート」と「ゴムシート」があります。
現在の改修工事では、塩ビシート防水が選ばれるケースが多くなっています。塩ビシートは紫外線や摩耗に比較的強く、広い屋上にも対応しやすいのが特徴です。
ゴムシートは伸縮性があり、費用を抑えやすい一方で、紫外線や衝撃への耐久性では塩ビシートに劣る場合があります。
どちらがよいかは、既存防水層、屋上の使い方、建物の構造によって変わるため、現地調査で判断することが大切です。
ただし、シート防水にも不得意な場所があります。
シート状の材料を貼っていくため、室外機、配管、架台、段差、立ち上がりが多い屋上では、シートの裁断や納まりが複雑になります。
複雑な場所ほど、つなぎ目や端部の処理が増え、施工の難易度も上がります。
このつなぎ目や端部の処理が甘いと、経年劣化で剥がれたり、そこから雨水が入り込んだりすることがあります。
また、鳥のついばみ、飛来物、強風時の影響などでシートが破れると、そこから水が入り込む可能性もあります。
シート防水は優れた工法ですが、「広ければ何でもシート防水でよい」というわけではありません。
屋上の形状がシンプルか、端部処理がきちんとできるか、既存防水層との相性はどうか。このあたりを現地で確認したうえで判断しましょう。
耐久性と強度に優れるFRP防水とは
3つ目にご紹介するのは、FRP防水です。
FRPとは、Fiber Reinforced Plastics の略で、ガラス繊維などで補強されたプラスチックのことです。
このFRPを使って、軽量で硬い防水層を作るのがFRP防水です。
FRP防水の最大の特徴は、強度と硬さです。
人が歩く場所でも摩耗しにくく、ベランダ、バルコニー、共用廊下、小規模な屋上などで使われることがあります。
硬化が早いことも特徴で、施工条件がよければ、比較的短い工期で仕上げられる場合があります。
FRP防水の主なメリット
- 軽量でありながら強度が高い
- 摩耗に強く、人が歩く場所に向いている
- 硬化が早く、工期を短縮しやすい
- 仕上がりが硬く、清掃もしやすい
一方で、FRP防水は硬い工法だからこその注意点もあります。
防水層が硬いため、建物の揺れや下地の動きに追従しにくい場合があります。
建物の動きが大きい場所や、広い面積の木造アパート屋上などでは、ひび割れのリスクを考える必要があります。
また、FRP防水も紫外線の影響を受けます。
表面のトップコートが劣化すると、防水層の保護性能が落ちてしまうため、定期的な点検とトップコートの塗り替えが重要です。
「FRPは強いから放っておいても大丈夫」と考えてしまうのは危険です。
強い工法であっても、メンテナンスをしなければ寿命は短くなります。
◆齋藤のワンポイントアドバイス
FRP防水は、非常に優れた工法ですが、適材適所が大切です。
強度があるから何でもFRPでよい、というわけではありません。建物の構造、下地の動き、施工面積、使い方まで見て判断する必要があります。
私たちは、オーナー様のご希望だけでなく、建物にとって本当に無理のない工法かどうかを慎重に見ます。
防水工事は、数年後に差が出る工事です。今だけ安く済ませるより、建物に合った工法を選ぶ方が結果的に安心ですよ。
工法ごとの費用の目安
防水工事を検討する上で、やはり一番気になるのは費用だと思います。
ここでは、代表的な3つの防水工法について、一般的なm²あたりの費用相場をまとめました。
ただし、これはあくまで目安です。
実際の費用は、屋上面積、既存防水層の状態、下地補修の量、足場の有無、使用材料、施工条件によって大きく変わります。
特にアパートの場合は、戸建て住宅よりも面積が広く、入居者様への配慮や工程管理も必要になるため、単純に「単価×面積」だけでは総額を判断できません。
| 工法 | m²あたりの単価(目安) | 向いている場所 | 注意点 |
|---|---|---|---|
| ウレタン防水 | 4,400円~6,600円程度 | 凹凸が多い屋上、配管や室外機が多い場所、改修工事 | 職人の技術力と工程管理で品質に差が出やすい |
| シート防水 | 4,950円~8,250円程度 | 障害物が少ない広い陸屋根、面積の大きい屋上 | つなぎ目や端部処理が重要。複雑な形状は不向きな場合がある |
| FRP防水 | 5,500円~8,800円程度 | ベランダ、バルコニー、共用廊下、人が歩く場所 | 硬いため、建物の動きが大きい場所ではひび割れに注意 |
ご注意ください
上記の単価は、防水工事部分の目安です。
高圧洗浄、下地補修、既存防水層の撤去、廃材処分、足場代、諸経費、入居者様への案内対応などは、別途必要になる場合があります。
特にアパートの場合、足場代だけで数十万円かかることもあります。建物の形状や高さ、道路との距離、駐車場の有無によっても変わるため、現地調査なしで正確な総額を出すのは難しいです。
たとえば、屋上面積が100㎡のアパートでウレタン防水工事を行う場合、防水工事費だけで見ると「100㎡ × 5,000円=50万円」前後が一つの目安になります。
ただし、そこに足場代、下地補修費、ドレンまわりの改修、立ち上がり部分の補修、諸経費などが加わるため、総額では80万円~120万円程度、劣化が大きい場合はそれ以上になることもあります。
ここで大切なのは、単価の安さだけで判断しないことです。
単価が安く見えても、下地補修が入っていなかったり、トップコートの仕様が曖昧だったり、保証条件が弱かったりすると、結果的に高くつくことがあります。
見積もりを比較するときは、金額だけでなく、数量、工程、使用材料、保証内容までセットで見ましょう。
防水工事の見積書の見方については、関連する内容としてマンション・バルコニー防水工事の見積もり解説も参考になります。
積水ハウスなどハウスメーカー施工のアパートは、保証条件と仕様確認が大切です
積水ハウスなど、ハウスメーカー施工のアパートをお持ちのオーナー様からも、防水工事のご相談をいただくことがあります。
ハウスメーカーの見積もりは、保証や仕様の安心感がある一方で、金額が高く感じられることもあると思います。
アップリメイクでも、建物の状態や既存防水層の仕様を確認したうえで、塩ビシート防水の重ね貼り工法やウレタン防水など、状況に応じた防水工事のご相談に対応しています。
金額面では、条件によってハウスメーカーの防水工事見積もりより費用を抑えられるケースがあります。目安として、メーカー見積もりの5~7掛け程度で検討できる場合もあります。
ただし、ここは安易に断定できません。
既存の保証内容、建物の仕様、既存防水層の種類、下地の状態、必要な保証条件によって、最適な進め方は変わります。
特に全面防水工事で雨漏り保証を付ける場合、3~5年程度でトップコート塗装を行うことが免責条件に含まれる場合があります。
保証書の内容を読まずに「10年保証だから何もしなくて大丈夫」と思ってしまうと、必要なメンテナンスをしなかったことで保証対象外になる可能性もあります。
積水ハウス住宅やアパートの外壁塗装・防水工事については、関連ページの積水ハウスの外壁塗装と防水工事の考え方も参考にしてください。
防水工事の耐用年数とメンテナンス
防水工事は、一度行えば永久にもつものではありません。
各工法には一般的な耐用年数があり、その年数を過ぎる前に点検やメンテナンスを行うことが、建物を長持ちさせるコツです。
工法別の耐用年数の目安
- ウレタン防水: 約10~13年
- シート防水: 約10~15年
- FRP防水: 約10~12年
※上記は、適切な施工と定期メンテナンスを行った場合の一般的な目安です。建物の環境や使用状況によって変わります。
特に大切なのが、トップコートのメンテナンスです。
ウレタン防水やFRP防水では、防水層そのものを守るために、表面にトップコートを塗ります。
このトップコートは、日焼け止めのような役割を持っています。
紫外線、雨、摩耗から防水層を守ってくれる大切な層ですが、トップコート自体も少しずつ劣化します。
トップコートが劣化したまま放置すると、防水層本体が直接ダメージを受け、寿命が短くなる可能性があります。
5年程度を目安に点検し、色あせ、ひび割れ、表面の粉っぽさ、剥がれが見られる場合は、トップコートの塗り替えを検討しましょう。
早めのメンテナンスで済めば、全面改修よりも費用を抑えられる場合があります。
反対に、表面の劣化を放置し続けると、雨漏りや下地腐食につながり、防水工事だけでなく内装補修、構造補修、入居者様対応まで必要になることがあります。
アパート経営では、工事費だけでなく、入居者様の安心や退去リスクまで考える必要があります。
だからこそ、「雨漏りしてから」ではなく、「劣化サインが出た段階」で点検することが大切です。
沼津市のアパート屋上防水工事で失敗しないための業者選びと確認ポイント
工法や費用の目安がわかったら、次に大切なのが業者選びです。
屋上防水工事は、完成直後の見た目だけでは品質がわかりにくい工事です。
施工直後はきれいに見えても、下地処理や塗布量、端部処理、保証内容に問題があると、数年後に膨れ、剥がれ、雨漏りとして出てくることがあります。
ここからは、雨漏りのリスク、保証内容、見積書の見方、優良業者の見分け方を具体的に解説します。
雨漏りは早めの対処が重要です
入居者様から「天井にシミができている」「雨の日だけ壁紙が湿っている」「カビ臭い」と連絡があった場合は、早めの対応が必要です。
雨漏りは、建物にとって本当に厄介です。
表面に見えているシミは小さくても、内部では水が広範囲に回っていることがあります。
屋上から入った水が、天井裏、壁の中、梁、柱、断熱材、電気配線まわりへ流れているケースもあります。
放置すると、建物の構造部分の腐食、カビ、シロアリ、漏電、入居者様からのクレーム、退去、家賃下落につながることもあります。
雨漏りを放置する具体的なリスク
- 柱や梁など、建物の構造体が傷む
- 木部の腐食やシロアリ発生の原因になる
- 断熱材が水を含み、断熱性能が落ちる
- カビや悪臭により、入居者様の健康面の不安につながる
- 漏電や設備トラブルのリスクが高まる
- 補修範囲が広がり、修繕費が大きくなる
- 建物の資産価値や賃貸物件としての印象が落ちる
雨漏りの原因は、屋上防水層の劣化だけとは限りません。
外壁のひび割れ、サッシまわりのシーリング劣化、笠木の浮き、排水口の詰まり、ベランダ防水の劣化など、複数の原因が重なっていることもあります。
そのため、天井にシミがあるからといって、いきなり屋上全体を工事すれば解決するとは限りません。
まずは原因を正確に調査することが大切です。
◆齋藤のワンポイントアドバイス
雨漏りは、建物が出している「早く見てほしい」というサインです。
天井のシミや壁紙の剥がれが出ている時点で、内部ではすでに劣化が進んでいることがあります。
「もう少し様子を見よう」と思いたくなる気持ちはわかります。ですが、雨漏りだけは様子見が裏目に出やすいです。
小さなシミでも、原因調査だけは早めにしておくと安心ですよ。
雨漏り前に見ておきたい屋上防水の劣化サイン
雨漏りが起きてから対応するより、雨漏り前に劣化サインを見つける方が、工事費も入居者様への影響も抑えやすくなります。
オーナー様ご自身で屋上を確認できる場合は、次のような症状がないか見てみてください。
屋上防水の劣化サイン
- 防水層にひび割れがある
- 表面が粉っぽくなっている
- 防水層が膨れている
- 一部が剥がれて下地が見えている
- 排水口まわりに泥や落ち葉が溜まっている
- 雨の後、長時間水たまりが残る
- 立ち上がり部分や端部に隙間がある
- 笠木や手すりまわりのシーリングが割れている
- ドレンまわりにサビや腐食が見える
この中で特に注意したいのが、水たまりと排水口まわりです。
屋上は、雨水がきちんと排水口へ流れるように勾配がつけられています。
しかし、排水口が詰まっていたり、下地が沈んでいたりすると、水が溜まりやすくなります。
防水層の上に長時間水が残ると、劣化が早まる原因になります。
落ち葉や泥が溜まりやすいアパートでは、定期的な清掃も大切です。
ただし、屋上に上がること自体が危険な場合もあります。
無理に確認しようとせず、安全に見られない場合は専門業者へ依頼してください。
確認すべき工事の保証内容
安心して屋上防水工事を依頼するためには、契約前に保証内容をしっかり確認することが大切です。
防水工事の保証には、主に材料メーカー側の保証と、施工業者側の自社施工保証があります。
オーナー様に特に確認していただきたいのは、自社施工保証の内容です。
なぜなら、防水工事の不具合は、材料そのものよりも、施工方法、下地処理、端部処理、乾燥時間、塗布量などが原因で発生することがあるからです。
よい材料を使っても、施工が雑であれば長持ちしません。
保証書を見るときは、「保証10年」といった年数だけで判断しないでください。
保証期間が長くても、対象範囲が狭かったり、免責条件が多かったりすると、いざというときに使えない可能性があります。
保証を確認する際のチェックポイント
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保証の対象範囲はどこまでか
施工箇所からの雨漏りだけが対象なのか、防水層の剥がれ、膨れ、ひび割れも対象になるのかを確認しましょう。
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保証が適用されない条件は何か
台風や地震などの自然災害、第三者による破損、排水口の詰まり、トップコート未実施などが免責になる場合があります。
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トップコートなどのメンテナンス条件はあるか
3~5年程度でトップコート塗装を行うことが保証条件に入る場合があります。ここを見落とすと、保証対象外になる可能性があります。
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保証書は書面で発行されるか
口約束ではなく、保証書として書面で発行されるかを確認してください。保証期間、保証範囲、会社名、連絡先が明記されていることが大切です。
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会社が長く対応できる体制か
保証書があっても、会社がなくなってしまえば対応が難しくなります。創業年数、地域での実績、アフターフォロー体制も見ておきましょう。
アップリメイクでは、工事内容に応じて最長10年の自社施工保証書を発行しています。
また、保証の条件やメンテナンスの必要性についても、契約前にできるだけわかりやすくご説明します。
工事が終わったら終わりではなく、そこからが本当のお付き合いの始まりです。
優良業者の見分け方とは
沼津市や静岡県内には、塗装業者、防水業者、リフォーム会社、ハウスメーカー系のメンテナンス会社など、さまざまな業者があります。
その中から、どこに依頼すればいいのか迷うのは当然です。
屋上防水工事は、価格の安さだけで選ぶと失敗しやすい工事です。
安い見積もりに見えても、必要な下地補修が入っていなかったり、塗布量が不足していたり、保証が曖昧だったりすれば、数年後に再工事が必要になることもあります。
ここでは、信頼できる業者を見分けるためのポイントをお伝えします。
優良業者を見抜く5つのチェックポイント
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静岡県内や沼津市周辺での施工実績があるか
アパートやマンションの防水工事は、戸建てとは違う配慮が必要です。入居者様対応、共用部の安全管理、工期の組み方、駐車場や通路の確保など、集合住宅ならではの経験があるかを確認しましょう。
施工事例を確認したい場合は、アップリメイクの施工事例も参考にしてください。
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詳細でわかりやすい見積書を提出するか
「防水工事一式」とだけ書かれている見積書は注意が必要です。高圧洗浄、下地処理、プライマー、防水層、トップコート、端部処理、ドレンまわりの補修などが、数量と単価で記載されているか見てください。
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専門資格を持つ職人や経験者がいるか
防水工事は、材料の知識と現場判断が重要です。アップリメイクには、一級塗装技能士が11名(2025年9月現在)在籍しており、職人直営の専門店として施工品質にこだわっています。
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現地調査が丁寧で、写真を使って説明してくれるか
屋上の状態を見ずに金額だけ出す業者は危険です。劣化箇所、排水口、立ち上がり、笠木、外壁との取り合いまで確認し、写真を見せながら説明してくれる業者を選びましょう。
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保証やアフターフォローが明確か
保証年数だけでなく、保証対象、免責事項、点検体制、施工後の連絡先まで確認してください。工事後に連絡がつかない業者では、長期的な安心につながりません。
こんな業者には注意してください
「今日契約すれば大幅値引きします」「足場代を無料にします」「このままだとすぐ雨漏りします」といった言葉で契約を急がせる業者には注意が必要です。
本当に必要な工事であれば、写真や診断結果をもとに、冷静に説明できるはずです。
焦って契約せず、できれば2~3社から見積もりを取り、工事内容と保証内容を比較してください。
実際に工事を依頼した方の感想を確認したい場合は、アップリメイクのお客様の声も参考にしてみてください。
無料点検を賢く活用しましょう
「うちのアパートの屋上は、まだ大丈夫かな」と少しでも気になったら、まずは無料点検を活用するのがおすすめです。
無料点検の目的は、すぐに工事を決めることではありません。
まずは、建物の今の状態を知ることです。
屋上防水の劣化は、オーナー様が普段の生活で気づきにくい場所に出ます。
防水層の膨れ、細かなひび割れ、排水口の詰まり、立ち上がり部分の隙間、シーリングの劣化などは、専門家が見ないと判断しにくいことがあります。
無料点検では、屋上の状態を写真で確認し、今すぐ工事が必要なのか、トップコートだけでよいのか、数年後の計画でよいのかを判断しやすくなります。
アップリメイクの無料診断では、30倍の専用スコープなども使いながら、建物の状態を丁寧に確認します。
診断後は、撮影した写真をもとに、どこが傷んでいるのか、どんなリスクがあるのか、今すぐ必要な工事と将来的に考えればよい工事を分けてご説明します。
◆齋藤のワンポイントアドバイス
無料診断は、契約を迫るためのものではありません。
まずは、あなたのアパートが今どういう状態なのかを知るための機会です。
私たちは、ご希望がない限り、しつこい営業はいたしません。現状を知ったうえで、必要なら工事を検討する。それくらいの気持ちで大丈夫です。
他社様の見積もりが適正か知りたい、屋上だけ見てほしい、外壁塗装と一緒に防水も見てほしい。そういったご相談でも構いません。
アパートやマンションの外壁塗装、防水工事、長期修繕について全体的に知りたい方は、アパート・マンション塗装の総合案内ページもあわせてご覧ください。
外壁塗装と屋上防水は同時に行うとトータルコストを抑えやすいです
アパートのメンテナンスでは、外壁塗装と屋上防水を別々に考えてしまいがちです。
しかし、費用面で見ると、同じタイミングで行った方が有利になることがあります。
理由は、足場代です。
外壁塗装を行う場合、多くのケースで足場を設置します。
屋上防水工事でも、建物の形状や安全確保のために足場が必要になる場合があります。
外壁塗装を先に行い、数年後に屋上防水だけを別で行うと、そのたびに足場代が発生する可能性があります。
アパート規模では、足場代だけでも大きな金額になります。
もちろん、すべてを一度にやる必要があるとは限りません。
予算の都合もありますし、劣化の進み具合によっては、外壁は今、防水は数年後という判断もあります。
ただ、足場を組むタイミングでは、屋上、バルコニー、共用廊下、階段、笠木、雨樋、シーリングまでまとめて点検しておくと無駄が少ないです。
大切なのは、「全部やりましょう」ではなく、「優先順位をつけること」です。
今すぐ必要な工事、数年以内に必要な工事、まだ様子を見てよい工事を分けることで、オーナー様の修繕計画も立てやすくなります。
沼津市のアパート屋上防水工事に関するよくある質問(FAQ)
Q1. 防水工事中、入居者の生活に影響はありますか?
A. 工事中は、高圧洗浄の音、材料の臭い、作業員の出入り、足場設置による一時的な不便が発生する場合があります。
また、工事内容によっては、洗濯物を外に干せない日や、共用部の通行に注意が必要な日もあります。
ただし、事前に工程表を共有し、入居者様へのご挨拶や掲示を行うことで、トラブルはかなり減らせます。
アップリメイクでは、工事前の近隣・入居者様対応も大切な工程の一つとして考えています。
Q2. 見積もり金額以外に追加費用が発生することはありますか?
A. 通常は、現地調査を丁寧に行い、必要な工事を見積書に反映しておけば、契約後に大きな追加費用が発生することは少ないです。
ただし、既存防水層を撤去した後に想定以上の下地腐食が見つかった場合や、雨漏りの原因が屋上だけでなく外壁やサッシまわりにもある場合は、追加の補修をご提案することがあります。
その場合も、オーナー様に内容と金額をご説明し、ご納得いただいたうえで進めるのが当然です。
追加費用が不安な場合は、契約前に「どのような場合に追加費用が発生するのか」を確認しておきましょう。
Q3. 火災保険は屋上防水工事に使えますか?
A. 経年劣化による防水工事には、基本的に火災保険は使えません。
ただし、台風の飛来物で防水層が破損した、大雪や強風で笠木や屋上まわりが損傷したなど、自然災害が原因の場合は、保険の対象になる可能性があります。
保険の適用可否は、ご加入中の保険内容や損傷原因によって変わります。
まずは保険会社へ確認し、必要であれば損傷箇所の写真や見積書を準備しましょう。
「保険で必ず無料になります」と断定する業者には注意してください。
Q4. 外壁塗装と屋上防水は、同時に行った方がよいですか?
A. 同時に行った方が、トータルコストを抑えやすい場合があります。
最大の理由は、足場代を一度で済ませやすいことです。
外壁塗装のために足場を組むなら、そのタイミングで屋上防水、バルコニー防水、シーリング、雨樋、笠木まわりまで点検しておくと、将来の無駄な出費を防ぎやすくなります。
ただし、建物の状態や予算によっては、優先順位をつけて段階的に行う方がよい場合もあります。
一度の工事費だけでなく、5年後、10年後の修繕計画まで見て判断するのがおすすめです。
Q5. 屋上防水の点検だけでも依頼できますか?
A. はい、点検だけでも大丈夫です。
むしろ、いきなり工事を決めるより、まず状態を知ることが大切です。
防水層の劣化、排水口の詰まり、立ち上がりのひび割れ、外壁やサッシまわりからの雨水侵入リスクなどを確認することで、今後の修繕計画を立てやすくなります。
「まだ工事するか決めていない」「他社の見積もりが妥当か見てほしい」というご相談でも問題ありません。
Q6. 防水工事の工期はどれくらいですか?
A. 小規模な屋上やバルコニーであれば数日程度、アパートの屋上全体では1週間前後から、規模によってはそれ以上かかることがあります。
工期は、面積、工法、下地補修の量、天候、乾燥時間、足場の有無によって変わります。
特にウレタン防水は、雨天時や湿度の高い日は施工できないことがあるため、天候によって工程が延びる場合があります。
入居者様への影響を減らすためにも、事前に工程表を確認し、工事期間中の注意点を共有しておくと安心です。
沼津市のアパート屋上防水工事相場のまとめ
今回は、沼津市でアパートを経営されているオーナー様に向けて、屋上防水工事の相場、工法の違い、雨漏りのリスク、業者選びのポイントについて解説しました。
アパートの屋上防水は、雨漏りを防ぐだけの工事ではありません。
入居者様の安心した暮らしを守り、建物の寿命を延ばし、オーナー様の大切な資産価値を守るための重要なメンテナンスです。
ウレタン防水、シート防水、FRP防水には、それぞれメリットと注意点があります。
大切なのは、どれか一つを「絶対におすすめ」と決めつけることではなく、あなたのアパートの屋上の状態、劣化具合、入居者様の生活、今後の修繕計画に合う工法を選ぶことです。
費用についても、m²単価だけで判断するのは危険です。
足場代、下地補修、既存防水層の撤去、排水口まわりの補修、保証内容まで含めて見ないと、本当の適正価格は見えてきません。
また、外壁塗装と屋上防水を同時に検討することで、足場代の無駄を減らし、中長期の修繕コストを抑えられる場合があります。
「今すぐ全部やる」ではなく、「今やるべき工事」と「数年後でよい工事」を分けて考えることが大切です。
アップリメイクは、地元静岡に密着した屋根・外壁塗装リフォーム専門店として、1973年の創業以来、職人直営の誠実な工事にこだわってきました。
施工実績6,000件以上(2026年4月末時点)の経験をもとに、アパート・マンションの外壁塗装、防水工事、修繕計画についても、建物の状態に合わせてご提案しています。
もし、沼津市のアパート屋上防水工事について少しでも気になることがあれば、まずは無料診断をご活用ください。
「雨漏りしているかもしれない」「屋上を一度見てほしい」「ハウスメーカーの見積もりが高い気がする」「外壁塗装と一緒に防水も考えたい」など、どんな小さなご相談でも大丈夫です。
ご希望がない限り、しつこい営業はいたしません。
まずは現状を知るだけでも、今後の判断がかなり楽になると思いますよ。
アップリメイクのアパート・マンション塗装サービスについて、より詳しくは、こちらの総合案内ページをご覧ください。





