プロ解説!外壁塗装を20年、30年していない放置リスクと対策

アップリメイク 外壁塗装20年していない方へ

こんにちは、静岡の屋根・外壁塗装リフォーム専門店「株式会社アップリメイク」代表取締役の齋藤直樹です。

「外壁塗装を20年していないけど、このままでも大丈夫なのかな」「今さら塗装しても間に合うのかな」「見た目はそこまで悪くないけど、実は中が傷んでいたらどうしよう」。そんな不安を感じながら、この記事にたどり着いたのではないでしょうか。

外壁塗装は10年が目安とよく言われます。でも、ネットを見ると「10年で塗り替えなんて業者の営業トーク」「外壁塗装は必要ない」「30年してないけど平気だった」という声も出てきます。こうした意見を見ると、何を信じればいいのか迷いますよね。

ただ、塗装の本来の目的は、家をきれいに見せることだけではありません。外壁や屋根を雨水・紫外線・風・湿気から守るための「保護膜」をつくることです。つまり、外壁塗装を20年していないということは、家を守るための防水機能がかなり弱っている可能性が高い状態です。

とはいえ、20年経っているからといって、必ずしも「もう手遅れ」というわけではありません。大切なのは、今の外壁がどこまで傷んでいるのかを正しく見極めることです。塗装で十分に再生できるケースもあれば、下地補修やシーリング打ち替えをしっかり行う必要があるケースもあります。さらに傷みが進んでいると、張り替えやカバー工法を検討した方がよい場合もあります。

この記事では、外壁塗装を20年していない家で起こりやすい劣化症状、放置した場合のリスク、築20年の外壁塗装費用、火災保険や助成金の考え方、そして失敗しない業者選びまで、塗装専門店の立場からわかりやすくお伝えします。

不安をあおるための記事ではありません。あなたが「結局、うちは今どうしたらいいのか」を判断できるようにするための記事です。

この記事でわかること

  • 外壁塗装を20年以上していない家に起こりやすい劣化症状
  • 塗装で済むケースと、塗装だけでは難しいケースの違い
  • 築20年の外壁塗装にかかる費用の目安と見積もりの見方
  • 火災保険・助成金・リフォームローンを考えるときの注意点
  • 静岡で外壁塗装業者を選ぶときに確認したいポイント
  • アップリメイクに相談する前に知っておいてほしいこと

外壁塗装を20年していない家は、まず「危険サイン」の確認が大切です

外壁塗装をしないまま放置するとどうなる?

外壁塗装をしないまま長く放置すると、最初は「色あせ」「汚れ」「カビ」「コケ」など、見た目の変化として現れます。ここで終わればまだよいのですが、実際にはその奥で防水機能の低下が進んでいることがあります。

塗装によってつくられる塗膜は、外壁材の表面を守る薄いバリアです。厚みはわずかですが、この塗膜があるからこそ、外壁材は雨水を吸い込みにくくなり、紫外線や風雨から守られています。

20年塗装していない家では、この塗膜がかなり劣化している可能性があります。とくに静岡は日照時間が長く、沿岸部では潮風の影響も受けやすい地域です。紫外線、雨、湿気、台風時の横殴りの雨風などが重なり、外壁や屋根には想像以上の負担がかかっています。

【危険度別】外壁塗装を放置したときに出やすい症状

レベル1:防水機能が落ち始めているサイン

  • チョーキング現象
    外壁を手で触ったときに白い粉がつく状態です。塗料の樹脂が紫外線で分解され、顔料が粉状になって表面に出ています。見た目は軽い症状に見えますが、防水機能が落ち始めているわかりやすいサインです。
  • 色あせ・変色
    新築時や前回塗装時の色と比べて、外壁全体が白っぽくなったり、くすんだ印象になったりします。特に南面や西面は紫外線の影響を受けやすく、劣化が早く出ることがあります。
  • 汚れが落ちにくい
    塗膜の表面が劣化すると、汚れが付きやすくなります。雨で自然に流れ落ちていた汚れが残りやすくなり、外壁全体が古びた印象になります。

レベル2:外壁材そのものに負担がかかり始めているサイン

  • ひび割れ(クラック)
    髪の毛のように細いひび割れでも、雨水の入口になることがあります。幅0.3mm以上のひび割れは、外壁内部への浸水リスクが高まるため、専門家による確認をおすすめします。
  • コケ・カビ・藻の発生
    外壁が水分を含みやすくなると、北面や日当たりの悪い面にコケやカビが増えます。単なる汚れではなく、外壁が湿気を抱えやすい状態になっているサインです。
  • シーリングのひび割れ・肉やせ
    サイディングの継ぎ目や窓まわりにあるゴム状の部分がシーリングです。硬くなったり、隙間ができたり、切れたりすると、雨水が壁の中へ入りやすくなります。

レベル3:大きな修繕につながる危険サイン

  • 塗膜の剥がれ・膨れ
    塗膜が浮いたり、ペラペラと剥がれたりしている場合、外壁材が直接雨風にさらされています。塗る前の下地処理に手間がかかるため、費用も上がりやすくなります。
  • 外壁材の反り・浮き
    窯業系サイディングでは、水分の吸収と乾燥を繰り返すことでボードが反ることがあります。ビスの浮きや隙間が大きい場合は、塗装前の補修が必要です。
  • 室内の雨染み・カビ臭
    天井や壁紙にシミがある、部屋の一部だけカビ臭い、窓まわりが湿っぽい。このような症状がある場合は、すでに雨水が内部に入っている可能性があります。

アップリメイク 外壁塗装をしないまま放置するとどうなる

外壁の傷みで一番こわいのは、表面だけの問題で終わらないことです。

アップリメイク 最悪のシナリオが、「雨漏り」

ひび割れやシーリングの隙間から雨水が入ると、断熱材が濡れたり、壁の内部でカビが発生したり、柱・梁・土台などの構造部分を傷めたりすることがあります。

さらに湿った木材はシロアリの被害にもつながりやすくなります。外壁塗装は「見た目をきれいにする工事」と思われがちですが、本質は住まいを長く守るための予防工事です。

ここまで進む前に気づけるかどうかで、将来の修繕費は大きく変わります。今、不安を感じて調べている時点で、まだできることはありますよ。

外壁塗装を20年していないと家の寿命ですか?

「20年も外壁塗装をしていないなら、もう家の寿命なのでは」と心配される方は多いです。結論からいうと、20年経っているからといって、家そのものが寿命とは限りません。

ただし、「建物の寿命」と「塗膜の寿命」は分けて考える必要があります。

建物自体は、適切にメンテナンスすれば長く住み続けることができます。一方で、外壁を守っている塗膜は、使われている塗料や環境にもよりますが、一般的には10年から15年ほどで劣化が進みます。20年塗装していない場合、塗膜の防水性はかなり落ちていると考えた方が自然です。

塗料は主に、塗膜の骨格となる樹脂、色をつける顔料、防カビや防藻などの機能を加える添加剤で構成されています。この中でも耐久性を左右するのが樹脂です。紫外線や雨風を受け続けることで樹脂が劣化し、塗膜の保護力が弱まっていきます。

齋藤のワンポイントアドバイス

外壁の塗膜は、人の肌に塗る日焼け止めに近いものです。日焼け止めは一度塗ったら一生効くわけではありませんよね。外壁も同じで、何年も紫外線や雨を受け続ければ、保護する力は少しずつ落ちていきます。20年塗装していない外壁は、日焼け止めを塗り直さずに長年外に立ち続けているような状態です。見た目がまだ大丈夫そうでも、内側ではダメージが進んでいることがあります。

つまり、20年経っている家は「もう住めない家」ではありません。ただ、「今のまま放置してよい状態ではない」可能性が高いです。

早めに点検すれば、塗装と下地補修で十分に対応できる場合があります。逆に、雨漏りや外壁材の反りが進んでからでは、塗装だけでは済まなくなることもあります。

30年していない場合は塗装だけで済まない可能性もあります

外壁塗装を30年していない場合は、20年のケースよりも注意が必要です。劣化は時間に比例して少しずつ進むだけではありません。一度防水機能が切れると、そこから加速することがあります。

特に、窯業系サイディングやモルタル壁では、塗膜が切れたあとに外壁材そのものが水分を吸い込みやすくなります。水を吸った外壁材は、乾燥するときに収縮し、また雨で水を吸う。この繰り返しで反り、割れ、浮き、剥がれが起こりやすくなります。

  • 窯業系サイディングの場合
    表面の塗膜が失われると、セメント質の外壁材が水分を吸いやすくなります。ボードの反り、ビスの浮き、目地の隙間、表面の剥離などが出ている場合は、塗装前の補修がかなり重要です。
  • モルタル壁の場合
    ひび割れから雨水が入り、内部のラス網が錆びると、モルタルを内側から押し出して浮きや剥落につながることがあります。大きなひび割れや壁の浮きがある場合は、慎重な診断が必要です。
  • 金属部の場合
    破風板金、雨戸、シャッターボックス、水切り、屋根板金などにサビが広がっていると、塗装前にケレンやサビ止めが必要です。穴あきや腐食が進んでいる場合は、板金交換が必要になることもあります。

劣化が進みすぎると、外壁塗装ではなく、外壁材の張り替えやカバー工法が必要になる場合があります。

張り替えやカバー工法は、もちろん必要な場合には有効な工事です。ただし、塗装より費用が大きくなりやすく、工期も長くなります。だからこそ、20年を超えている家は「まだ大丈夫かどうか」を早めに確認しておくことが大切です。

他社で「張り替えしかありません」と言われた場合でも、本当に張り替えが必要なのか、補修と塗装で対応できるのかは、建物の状態によって変わります。迷ったときは、セカンドオピニオンとして別の専門店に見てもらうのも良い判断ですよ。

「塗り替え目安10年」は嘘なのか?本当の考え方

「外壁塗装は10年が目安」と聞くと、少し営業っぽく感じる方もいると思います。たしかに、すべての家が必ず10年で塗装しなければいけないわけではありません。

塗り替え時期は、使われている塗料、外壁材、立地、日当たり、湿気、施工品質によって変わります。たとえば、日差しが強い南面と、湿気がこもりやすい北面では傷み方が違います。海に近い地域では、塩害によって金属部のサビが出やすくなることもあります。

塗り替え時期を左右する主な要因

  • 塗料の種類
    シリコン、フッ素、無機、ガイナなど、塗料のグレードによって耐久年数は変わります。
  • 立地環境
    日当たり、風通し、湿気、海からの距離、交通量などで劣化のスピードは変わります。
  • 前回施工の品質
    下地処理、塗布量、乾燥時間、塗り回数が守られているかどうかで、塗膜の持ちは大きく変わります。
  • 外壁材の種類
    窯業系サイディング、モルタル、ALC、金属サイディング、タイルなど、それぞれ注意点が違います。

ですので、「10年で必ず塗装」は正確ではありません。一方で、「10年なんて気にしなくていい」も危険です。

10年は、塗装を必ずする年ではなく、家の状態を一度しっかり見る年です。健康診断に近い感覚ですね。診断してみて、まだ問題が少なければ数年様子を見ることもあります。逆に、シーリングの断裂やひび割れが出ていれば、早めの補修が必要です。

20年塗装していない場合は、すでに1回目の点検時期を大きく過ぎています。焦って契約する必要はありませんが、現状確認は早めにした方がよいかなと思います。

外壁塗装が必要ない家でも、点検が必要な理由

外壁材の中には、外壁材本体への塗装が基本的に不要とされるものもあります。たとえば、タイル、レンガ、樹脂系サイディング、積水ハウスのベルバーンのような陶版外壁などです。

外壁材本体への塗装が不要、または少ないとされる外壁材

  • タイル
    粘土や石材を焼き固めた素材で、紫外線による色あせや劣化が起こりにくい外壁材です。
  • レンガ
    タイルと同じく耐久性が高く、外壁材本体には塗装を必要としないケースが多いです。
  • 樹脂系サイディング
    素材そのものに色が練り込まれているため、塗膜が剥がれるという考え方とは少し違います。
  • 陶版外壁・ベルバーンなど
    焼き物系の外壁材は、外壁材本体の塗装メンテナンスは基本的に不要とされることがあります。

ただし、ここで間違えてはいけないのが、「外壁材本体の塗装が不要」と「家全体のメンテナンスが不要」は違うということです。

塗装不要の外壁でも、ここは必ず点検してください

  1. シーリングの劣化
    パネルの継ぎ目や窓まわりのシーリングは、外壁材本体より早く劣化します。硬化、ひび割れ、肉やせ、断裂があると雨漏りの原因になります。
  2. 付帯部の劣化
    雨樋、軒天、破風板、鼻隠し、水切り、シャッターボックスなどは塗装や交換が必要になることがあります。
  3. 屋根や防水部分の劣化
    外壁材が丈夫でも、屋根、ベランダ防水、バルコニー防水、笠木まわりから雨水が入ることがあります。
  4. 汚れ・欠け・浮き
    タイルやレンガでも、地震や経年で一部が欠けたり、浮いたりすることがあります。高圧洗浄や部分補修が必要なこともあります。

「塗装がいらない家」はあっても、「一切点検しなくていい家」はありません。ここは本当に大事です。

外壁塗装を20年していない場合の費用と現実的な対策

築20年の外壁塗装にかかる費用の相場

20年ぶりに外壁塗装を考えるとき、やはり一番気になるのは費用だと思います。一般的な30坪前後の住宅であれば、外壁塗装の費用は使用する塗料や劣化状態によって変わります。

アップリメイクでは、外壁塗装の料金目安を公開しています。30坪の場合、シリコンプランは638,000円(税込)から、パーフェクトトッププランは693,000円(税込)から、超高耐久フッ素プランは748,000円(税込)から、超高耐久無機プランは792,000円(税込)からが目安です。

ただし、これは標準的な状態を想定した目安です。20年塗装していない家では、下地処理やシーリング工事、ひび割れ補修、外壁材の浮き補修などが必要になることが多く、建物の状態によって費用は変わります。

より詳しい料金プランは、こちらのページでも確認できます。外壁塗装・屋根塗装の料金プラン

費用の内訳で必ず見てほしいポイント

見積書を見るときは、合計金額だけで判断しないでください。安い見積もりに見えても、必要な工程が入っていなかったり、塗料名が書かれていなかったりすることがあります。

  • 足場代
    安全な作業と丁寧な施工のために必要です。「足場代無料」と言われた場合でも、別項目に含まれていることが多いため、総額と内容を確認しましょう。
  • 高圧洗浄・バイオ洗浄
    汚れ、カビ、コケ、古い塗膜を落とす作業です。ここが不十分だと、どれだけ良い塗料を使っても長持ちしません。
  • 下地処理
    ひび割れ補修、ケレン、サビ止め、外壁材の浮き補修、シーリング打ち替えなどです。20年放置した外壁では、この工程が仕上がりと耐久性を大きく左右します。
  • 塗装工程
    アップリメイクの外壁塗装は、建物を長く守るため、合計4回塗りを標準としています。一部プランや仕様により異なる場合がありますが、下塗り・中塗り・上塗りの内容が明確かどうかは必ず確認しましょう。
  • 付帯部塗装
    雨樋、軒天、破風板、水切り、シャッターボックスなどの塗装です。外壁だけきれいになっても、付帯部が傷んだままでは家全体の保護として不十分です。
  • 保証・点検
    工事保証書が出るか、保証年数は何年か、保証対象はどこまでかを確認しましょう。

塗料グレード別の費用目安

アップリメイク 築20年の外壁塗装にかかる費用の相場

塗料の種類・プラン名 料金目安(30坪・税込) 耐久年数の目安 工事保証 向いている方
日本ペイント シリコンプラン 638,000円~ 10~13年 5年 費用と性能のバランスを重視したい方。初めての塗装で標準的なプランを選びたい方。
日本ペイント パーフェクトトッププラン 693,000円~ 10~15年 5年 シリコンより少し上の耐久性を求めつつ、費用も抑えたい方。
KFケミカル 超高耐久フッ素プラン 748,000円~ 15年 7年 紫外線に強く、長めに美観を保ちたい方。次回塗装までの期間を延ばしたい方。
超高耐久無機プラン 792,000円~ 20年 7年 できるだけ塗り替え回数を減らし、長期的なメンテナンスコストを考えたい方。
日進産業 遮熱断熱ガイナプラン 748,000円~ 10~15年 5年 夏の暑さや冬の寒さ、遮熱・断熱性も重視したい方。

費用で大切なのは、「安いか高いか」だけではありません。

20年塗装していない家では、塗料のグレード以上に、下地処理の質が重要です。外壁が傷んでいるのに、ただ上から塗るだけでは長持ちしません。見積書では、どの補修を行うのか、どの塗料を何回塗るのか、保証はどうなるのかを確認してください。

自宅の正確な費用を知りたい方は、まず現地診断を受けるのが一番早いです。無料診断・お見積もりでは、現在の外壁や屋根の状態を確認したうえで、必要な工事と費用の目安をご案内します。

お金がない時に考えたい火災保険・助成金・ローン

「必要なのはわかったけど、すぐにまとまったお金を用意するのは難しい」。これは本当に多いご相談です。外壁塗装は安い買い物ではありません。だからこそ、使える可能性のある制度や支払い方法を知っておくことが大切です。

火災保険が使えるケースと使えないケース

火災保険は、火事だけでなく、台風、強風、雹、雪などの自然災害による損害に使える場合があります。

ただし、経年劣化は原則として対象外です。20年経って自然に色あせた、シーリングが劣化した、外壁が古くなったという理由では、保険適用は難しいことが多いです。

一方で、「台風で外壁材が破損した」「強風で屋根板金が浮いた」「雹で外壁や雨樋に明らかな損傷が出た」など、自然災害との因果関係が明確な場合は、保険会社に相談する価値があります。

注意してほしいのは、「火災保険で必ず無料になります」と契約を急がせる業者です。保険が使えるかどうかを判断するのは保険会社であり、業者が断定できるものではありません。不安な場合は、保険会社や信頼できる専門店に確認しましょう。

自治体の助成金・補助金

自治体によっては、住宅リフォームや省エネ改修に関する助成金・補助金が用意されることがあります。遮熱塗料や断熱塗料を使う工事が対象になる場合もあります。

ただし、助成金は年度ごとに内容が変わります。予算がなくなると受付終了になることもあります。また、工事契約前の申請が条件になるケースが多いため、「契約してから調べる」では間に合わないことがあります。

齋藤のワンポイントアドバイス

静岡県内でも、市町によって助成制度の有無や条件は変わります。対象工事、申請時期、必要書類も違いますので、まずはお住まいの市役所・町役場の公式情報を確認してください。申請の流れが不安な場合は、こうした制度に慣れている地元業者へ相談するのも一つの方法です。

リフォームローンという選択肢

外壁塗装は、家を守るためのメンテナンスです。資金的に一括払いが難しい場合は、リフォームローンを活用して、月々の支払いに分ける方法もあります。

もちろん、無理な借り入れはおすすめしません。ただ、今必要なメンテナンスを先送りして、数年後に雨漏りや張り替え工事になってしまうと、結果的に負担が大きくなることもあります。

アップリメイクでは、2級ファイナンシャルプランニング技能士・AFPの視点も活かしながら、お客様のライフプランに合ったご提案を大切にしています。「一番高いプランが正解」ではありません。これから何年住む予定か、将来建て替えを考えているか、どのくらいの耐久性を求めるかによって、最適な選択は変わります。

知恵袋などの「外壁塗装は必要ない」という声をどう見るか

Yahoo!知恵袋やSNS、匿名掲示板などを見ると、「外壁塗装なんて必要ない」「業者にだまされるな」「30年放置しても問題ない」という意見を見かけることがあります。

そうした声を見ると、塗装を検討している自分が間違っているように感じるかもしれません。お気持ちはわかります。高額な工事だからこそ、慎重になるのは当然です。

ただし、ネットの意見は、その人の家の外壁材、地域、築年数、施工状態、価値観によって大きく変わります。タイル外壁の人が「塗装していない」と言っているのと、窯業系サイディングの家で20年放置しているのとでは、まったく状況が違います。

  1. 外壁材が違う
    タイルやレンガの家では外壁材本体の塗装が不要なことがあります。一方、窯業系サイディングやモルタルは塗膜による保護が必要です。
  2. 劣化の見え方が違う
    外から見て大きな問題がなくても、シーリングの隙間や壁内部の湿気までは見えません。
  3. 業者への不信感が混ざっている
    強引な訪問販売や不透明な見積もりに嫌な思いをした方が、「外壁塗装そのものが不要」と感じているケースもあります。

ネットの情報は、あくまで考えるきっかけとして見るのが良いです。最終判断は、あなたの家の状態を実際に確認してからにしましょう。

「塗装が必要かどうか」を知るために、いきなり契約する必要はありません。まずは診断だけ受けて、現状を知る。それだけでも、今後の判断材料になります。

失敗しない優良な塗装業者の選び方

20年ぶりの外壁塗装は、業者選びで結果が大きく変わります。塗料が良くても、下地処理が不十分だったり、塗布量や乾燥時間が守られていなかったりすれば、数年で不具合が出ることがあります。

アップリメイク 失敗しない優良な塗装業者の選び方

優良業者を見極める5つのポイント

1. 建設業許可や国家資格など、公的な信頼があるか

建設業許可や一級建築塗装技能士などの資格は、業者を選ぶときの大切な判断材料です。アップリメイクは、静岡県知事許可(般一07)第036236号を取得しており、1級建築塗装技能士をはじめとした資格者が在籍しています。

2. 地元での施工実績があるか

静岡の気候、日差し、潮風、台風、湿気を理解している業者かどうかは大切です。地域の建物を多く見ている業者ほど、劣化の出方や適した塗料を判断しやすくなります。施工のイメージを確認したい方は、施工事例も参考にしてください。

3. 見積書が具体的でわかりやすいか

「外壁塗装一式」という表記ばかりの見積書は注意が必要です。使用塗料名、塗装面積、下地処理、シーリング工事、付帯部塗装、保証内容がわかるかどうかを見てください。

4. 自社施工・現場管理の体制があるか

契約だけ取って、工事は下請けに丸投げという会社もあります。すべての下請けが悪いわけではありませんが、責任の所在があいまいになると、品質管理やトラブル時の対応に差が出ることがあります。

5. 保証とアフターフォローがあるか

塗装工事は、完成した日が終わりではありません。むしろ、そこからが本当のお付き合いです。保証書が発行されるか、保証年数は何年か、施工後の点検や相談体制があるかを確認しましょう。

アップリメイクでは、全工事を対象に保証書を書面で発行しています。また、工事中の写真報告や、お客様確認、工事完了後のフォローも大切にしています。実際のお客様の感想を知りたい方は、お客様の声もご覧ください。

20年ぶりの外壁塗装に関するよくあるご質問

Q1. 20年放置した外壁は、塗装だけで本当に大丈夫ですか?

A. 多くの場合、適切な下地処理を行えば塗装で対応できる可能性があります。ただし、外壁材の反り、内部腐食、雨漏り、下地の著しい劣化がある場合は、塗装以外の工事が必要になることもあります。まずは診断で、塗装で済む状態かどうかを確認することが大切です。

Q2. 他社で「張り替えしかない」と言われました。相談してもいいですか?

A. はい、もちろんです。本当に張り替えが必要な場合もありますが、下地補修と塗装で対応できるケースもあります。セカンドオピニオンとして、写真や診断結果をもとにご説明します。

Q3. 今すぐ契約するつもりがなくても診断してもらえますか?

A. 大丈夫です。診断は、契約を急がせるためではなく、今の状態を知っていただくためのものです。まだ塗装するか決めていない方、他社見積もりの妥当性を確認したい方もご相談ください。

Q4. 20年分の汚れやカビは落ちますか?

A. 高圧洗浄やバイオ洗浄で落とせる汚れは多くあります。ただし、外壁材の内部まで劣化している場合や、塗膜が剥がれている場合は、洗浄だけではなく下地補修が必要です。洗浄は塗装の密着性を高める重要な工程です。

Q5. どの塗料を選べばいいかわかりません。

A. 予算、今後住む年数、次回メンテナンスまでの希望年数によっておすすめは変わります。10年後に建て替え予定がある方と、今後20年以上住み続けたい方では、最適なプランは違います。アップリメイクでは、ライフプランも含めて複数の選択肢をご提案します。一般的な疑問はよくあるご質問も参考になります。

外壁塗装を20年していないなら、まずは現状把握から始めましょう

外壁塗装を20年していない家で覚えておきたいこと

ここまで、外壁塗装を20年していない家のリスク、費用、対策、業者選びについてお伝えしてきました。最後に大切なポイントをまとめます。

  • 20年塗装していない家は、塗膜の防水機能がかなり低下している可能性が高い
  • チョーキング、ひび割れ、コケ、カビ、シーリング劣化は外壁からのSOSサイン
  • 20年経っていても、必ずしも家そのものが寿命というわけではない
  • ただし、放置を続けると雨漏り、断熱材の劣化、柱や土台の腐食につながることがある
  • 30年放置している場合は、塗装だけでなく張り替えやカバー工法が必要になる可能性もある
  • 「10年で必ず塗装」ではなく、「10年を目安に点検」が正しい考え方
  • タイルやベルバーンなどの外壁でも、シーリングや付帯部の点検は必要
  • 築20年の外壁塗装費用は、塗料の種類だけでなく下地処理の量で大きく変わる
  • 火災保険は経年劣化には使えないことが多く、自然災害との因果関係が重要
  • 助成金は自治体や年度によって変わるため、契約前に確認する
  • 見積書は総額だけでなく、塗料名、工程、数量、保証内容まで確認する
  • ネットの匿名情報だけで判断せず、自宅の状態を実際に診断してもらうことが大切
  • 不安な場合は、契約前にセカンドオピニオンを取るのも良い方法

長年メンテナンスしていないことに、少し後ろめたさを感じている方もいるかもしれません。でも、今気づけたなら大丈夫です。大切なのは、過去に塗装してこなかったことを責めることではなく、これからどう家を守るかを考えることです。

株式会社アップリメイクは、1973年より創業した静岡の屋根・外壁塗装リフォーム専門店です。亡き父が大切にしていた「お客様の幸せを第一に施工品質を考える」という教えを受け継ぎ、私自身も塗装職人としての現場経験からこの仕事に向き合ってきました。

私たちは、地元密着の専門店です。大企業のように派手な宣伝や大人数の営業マンがいるわけではありません。その代わり、職人一人ひとりの技術、丁寧な下地処理、正直な診断、わかりやすい見積もりにはこだわっています。

施工実績は6000件以上(2026年4月末時点)。日進産業 GAINA 提携施工店 静岡エリア第1位、ASTEC 加盟代理店 東海エリア第1位、KFケミカル認定施工店 静岡エリア第1位など、これまで多くの実績を積み重ねてきました。

もちろん、実績や受賞歴だけで工事の良し悪しが決まるわけではありません。最終的に大切なのは、あなたの家を本当に丁寧に見て、必要な工事と不要な工事を正直に伝えることです。

アップリメイクの無料診断で確認できること

アップリメイクの無料診断では、外壁や屋根をただ目で見るだけではありません。30倍スコープによる表面確認、赤外線サーモグラフィーカメラによる異常確認、必要に応じた散水調査など、建物の状態に合わせた診断を行います。

  • 外壁のチョーキング、ひび割れ、浮き、剥がれ
  • シーリングの硬化、断裂、隙間
  • 屋根材の色あせ、反り、割れ、ズレ
  • 雨漏りにつながる可能性がある箇所
  • 付帯部のサビ、劣化、塗装の必要性
  • 今すぐ必要な工事と、まだ様子を見てもよい工事
  • お住まいに合った塗料やプラン
  • 適正な費用感と見積もりの判断材料

診断後は、写真付きで状態をご説明します。専門用語ばかりでごまかすのではなく、「なぜ今この工事が必要なのか」「逆に今すぐやらなくてもよい部分はどこか」をわかりやすくお伝えします。

診断や見積もりをしたからといって、必ず契約しなければいけないわけではありません。ご納得いただけない場合は、遠慮なくお断りいただいて大丈夫です。ご希望がない限り、しつこい電話や訪問もいたしません。

まずは「現状を知るだけ」でも大丈夫です

  • 診断・お見積もりは無料です
  • まだ工事するか決めていなくてもご相談いただけます
  • 他社見積もりの妥当性確認だけでも歓迎です
  • 外壁だけでなく、屋根や防水の相談も可能です
  • ご希望がない限り、しつこい営業はいたしません

外壁塗装を20年していない家は、早めに現状を知ることで、将来の大きな出費を防げる可能性があります。今すぐ塗装するかどうかを決める必要はありません。まずは、あなたの家が今どんな状態なのかを知ることから始めてみてください。

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  • この記事を書いた人

齋藤直樹

(株)アップリメイク代表取締役で元職人、塗装という仕事が大好きです。人生の大きな挫折と数多くの出会いを経て今は大好きな地元・静岡で、お客様の笑顔のために仕事ができることに何よりの誇りを感じています。

▼保有資格▼
1級建築塗装技能士・2級建築施工管理技士・有機溶剤作業主任者・高所作業主任者・2級カラーコーディネーター・光触媒施工技能士・乙4類危険物取扱者・ゴンドラ特別教育・職長・安全衛生責任者・第2種酸素欠乏危険作業主任者・宅地建物取引主任者・2級ファイナンシャルプランニング技能士・AFP