こんにちは、株式会社アップリメイク代表取締役の齋藤直樹です。
私は塗装職人としてキャリアをスタートし、静岡の皆様の大切なお住まいを守るお手伝いをさせていただいております。
この記事をご覧のあなたは、「20坪3階建ての外壁塗装はいくらくらいかかるのか」「2階建てより高いと言われたけれど、本当に妥当なのか」と気になっているのではないでしょうか。
20坪という広さは、都市部や住宅密集地では決して珍しくありません。
ただ、同じ20坪でも、2階建てと3階建てでは外壁塗装の考え方がかなり変わります。
特に3階建ては建物に高さがあるため、足場代が高くなりやすく、屋根やベランダ防水、雨樋などの高所メンテナンスをどうまとめるかによって、最終的な総額が大きく変わります。
15坪3階建て、30坪、40坪の住宅と比べたときにどのくらい違うのか。
同じ20坪でも、2階建てと3階建てではなぜ費用差が出るのか。
見積書に「一式」と書かれていたら注意すべきなのか。
こうした疑問を持つのは、とても自然なことです。
外壁塗装は安くない工事ですし、10年、15年先の住まいに関わる大きな判断ですから、不安になりますよね。
さらに、外壁塗装のカラーシミュレーションでおしゃれな外観を考える楽しみがある一方で、「外壁塗装はまだするな」「今すぐ契約すると損をする」といった情報を目にして、何を信じればよいのか迷う方も多いと思います。
この記事では、20坪3階建ての外壁塗装相場を中心に、費用の内訳、足場代が高くなる理由、坪数別の比較、塗料選び、色選び、見積もり前の注意点まで、できるだけ分かりやすく解説します。
読み終わるころには、「自分の家の場合は、どこを確認して、どう見積もりを比べればよいのか」が見えてくるはずです。
この記事でわかること
- 20坪3階建ての外壁塗装にかかる費用相場と考え方
- 3階建ての外壁塗装が2階建てより高くなりやすい理由
- 15坪・30坪・40坪と比較したときの費用感
- 高額になりやすい足場代を無駄にしない計画の立て方
- カラーシミュレーションやツートン外壁で失敗しないコツ
- 見積書で確認すべき項目と、避けた方がよい営業トーク
20坪3階建ての外壁塗装相場はどれくらい?まずは全体像を確認しましょう
20坪3階建ての外壁塗装を考えるとき、最初に押さえておきたいのは、坪数だけで費用は決まらないという点です。
外壁塗装の費用は、建物の坪数、外壁面積、階数、足場の組みやすさ、外壁材の種類、劣化状況、塗料のグレード、付帯部の範囲によって変わります。
特に3階建ての場合は、建物の高さと敷地条件が大きく影響します。
同じ20坪でも、道路に面していて作業スペースが確保しやすい家と、隣家との距離が近く足場を組むのが難しい家では、見積金額が変わることがあります。
そのため、相場はあくまで「見積もりを見る前の判断材料」として考えるのがちょうどよいです。
3階建て費用相場の内訳
3階建て住宅の外壁塗装費用は、単に塗料代と職人の人件費だけで決まるわけではありません。
主な内訳は、「材料費」「足場代」「施工費」「その他経費」の4つです。
一般的な目安としては、材料費が約20%、足場代が約20%、施工費が約30%、その他経費が約30%ほどを占めます。
ただし、これはあくまで全体の考え方です。
外壁のひび割れが多い、シーリングの打ち替え範囲が広い、付帯部の劣化が進んでいる、狭小地で足場を組みにくいといった場合は、施工費や足場代が上がることがあります。
株式会社アップリメイクの料金プランでは、外壁塗装の目安として、25坪の日本ペイント シリコンプランが605,000円(税込)から、25坪の超高耐久無機プランが770,000円(税込)からとなっています。
料金プランの詳細を確認したい方は、外壁塗装・屋根塗装の料金プランも参考にしてみてください。
ただし、20坪3階建ての場合は、単純に25坪より小さいから安くなるとは限りません。
3階建ては足場が高くなりやすく、屋根やベランダ防水、雨樋、破風板、鼻隠し、水切りなどの高所作業も同時に確認する必要があるためです。
目安として、20坪3階建ての外壁塗装のみであれば、建物状態や仕様によって80万円〜110万円前後を想定しておくと、見積もりを見たときに判断しやすくなります。
屋根塗装やベランダ防水なども同時に行う場合は、総額で100万円〜130万円前後になるケースもあります。
もちろん、これはあくまで目安です。
外壁材がサイディングなのか、モルタルなのか、ALCなのか。
シーリング工事が必要か。
塗料をシリコンにするのか、フッ素や無機にするのか。
こうした条件によって、最終的な金額は変わります。
費用の4大要素
- 材料費(約20%):塗料、シーリング材、養生材、下塗り材など
- 足場代(約20%):足場の設置・解体、飛散防止ネット、安全対策など
- 施工費(約30%):高圧洗浄、下地処理、塗装作業、付帯部塗装、職人の手間など
- その他経費(約30%):現場管理費、廃材処理費、交通費、保証対応、会社運営費など
見積書を見るときは、総額だけで判断しないでください。
「外壁塗装工事 一式」とだけ書かれている見積書では、どの塗料を何回塗るのか、下地処理はどこまで行うのか、シーリングは増し打ちなのか打ち替えなのかが分かりません。
見積書は、その会社の考え方がかなり出る部分です。
使用塗料名、塗装面積、単価、工程、保証年数、付帯部の範囲まで確認できる見積書の方が、あとからトラブルになりにくいです。
◆齋藤のワンポイントアドバイス
見積書は、ただ金額を見る紙ではありません。
その会社がどれだけ丁寧に建物を見ているか、どれだけ正直に工事内容を説明しようとしているかが分かる資料です。
私たちアップリメイクでは、診断結果をもとに複数のプランをご提案し、塗料の特徴、耐久年数、保証年数、工事内容が分かるようにお見積書を作成しています。
安いか高いかだけでなく、「なぜこの工事が必要なのか」まで納得してから決めていただきたいと考えています。
20坪2階建てとの違いは足場と作業性です
「同じ20坪なのに、なぜ3階建ては2階建てより高くなるの?」というご質問をよくいただきます。
結論から言うと、最も大きな違いは足場と作業性です。
延床面積が同じ20坪であれば、外壁面積だけを見ると大きな差が出ない場合もあります。
しかし、2階建てと3階建てでは建物の高さが違います。
2階建ての高さが約6m前後なのに対し、3階建ては約8m以上になることが多く、足場材の量、設置時間、解体時間、安全対策の負担が増えます。
また、3階建て住宅は都市部や住宅密集地に建っていることも多く、隣家との距離が近い、駐車スペースが狭い、道路使用や近隣配慮が必要になるといった条件が重なることがあります。
こうした条件があると、足場の組み方を工夫しなければならず、作業効率も下がります。
一般的な2階建て住宅の足場費用が15万円〜30万円程度なのに対し、3階建てでは20万円〜40万円程度が目安になることがあります。
階数が1つ違うだけで、5万円以上の差が出ることも珍しくありません。
階数による足場費用の目安
2階建て(高さ約6m):約15万円〜30万円
3階建て(高さ約8m以上):約20万円〜40万円
※建物の形状、敷地条件、道路状況、隣家との距離によって変動します。
足場は、外壁塗装の中で「できれば安くしたい」と思われやすい項目です。
でも、足場は職人の安全を守り、塗装品質を安定させるための土台です。
足場が不安定だと、細かい下地処理や塗りムラの確認が難しくなります。
特に3階建てでは高所作業になるため、足場をきちんと組むことは、仕上がりにも安全にも関わります。
「足場代無料」という言葉だけで選ぶのではなく、安全に作業できる計画になっているかを確認することが大切です。
15坪3階建てとの価格比較
20坪よりもさらにコンパクトな15坪3階建ての住宅と比較してみましょう。
15坪3階建ての外壁塗装相場は、外壁の状態や塗料にもよりますが、70万円〜100万円前後が一つの目安です。
20坪3階建てと比べると、外壁面積が小さくなる分、塗料の使用量や職人の作業量は減ります。
そのため、材料費と施工費は下がりやすいです。
ただし、ここで注意したいのが足場代です。
15坪であっても、3階建てであれば高い足場が必要です。
つまり、外壁面積が小さくなっても、足場代は大きくは下がらないことがあります。
| 延床面積 | 塗装面積の目安 | 費用相場の目安 | 注意点 |
|---|---|---|---|
| 15坪(約50㎡) | 約60㎡ | 70万円〜100万円 | 面積は小さいが、3階建て足場は必要 |
| 20坪(約66㎡) | 約80㎡ | 80万円〜110万円前後 | 外壁のみでも足場代の影響を受けやすい |
| 20坪(屋根外壁同時) | 外壁+屋根 | 100万円〜130万円前後 | 足場を1回で済ませやすい |
小さな3階建てほど、坪数だけで判断すると相場を見誤りやすいです。
「15坪だからかなり安いはず」と思っていたら、足場やシーリング、付帯部の工事が加わって想定より高くなることもあります。
逆に、状態が良く、付帯部の範囲も少なければ、費用を抑えられる場合もあります。
大切なのは、坪数だけで決めつけず、実際の塗装面積と劣化状況を確認することです。
30坪の場合の費用感
次に、一般的な広さである30坪の住宅と比較します。
30坪の外壁塗装は、2階建ての場合で約80万円〜120万円、3階建ての場合で約100万円〜140万円が一つの目安です。
20坪3階建ては、坪数だけ見ればコンパクトに感じます。
しかし、足場代や作業性を含めると、費用感としては30坪クラスに近くなることがあります。
これは、3階建ての高さによる足場費用の増加と、縦に長い建物特有の作業性が関係しています。
30坪の屋根外壁塗装の費用について詳しく知りたい方は、以下の記事も参考になります。
→ 30坪の屋根外壁塗装の相場は?坪数ごとの費用や注意点をプロが解説
30坪住宅の費用相場比較
- 30坪2階建て:約80万円〜120万円
- 30坪3階建て:約100万円〜140万円
- 20坪3階建て:30坪クラスに近い費用感になることがある
ここで覚えておいてほしいのは、外壁塗装は「坪数が小さいほど必ず安い」とは言い切れないということです。
外壁面積、足場面積、屋根の勾配、ベランダの数、シーリングの長さ、付帯部の範囲まで見て、初めて正確な費用が分かります。
だからこそ、専門家による無料診断で、まず建物の状態を確認することが大切です。
40坪3階建てとの料金差
40坪3階建てになると、外壁面積も足場面積も大きくなります。
費用相場は、外壁塗装のみでも100万円を超えやすく、屋根や防水工事を同時に行う場合は120万円〜150万円以上を見込むケースもあります。
20坪3階建てと比較すると、塗料の量、施工時間、付帯部の長さ、シーリングの長さが増えるため、材料費と施工費が上がります。
また、40坪クラスでは、塗料グレードによる価格差も大きくなりやすいです。
シリコン塗料と無機塗料では、同じ家でも総額に数十万円の差が出ることがあります。
ただし、高い塗料を選べば必ず正解というわけではありません。
長く住む予定がある方には高耐久塗料が向いている場合がありますが、10年以内に建て替えや売却を考えている場合は、必要以上に高耐久な仕様にしない方がよいケースもあります。
◆齋藤のワンポイントアドバイス
塗料選びで大切なのは、「一番高いものを選ぶこと」ではありません。
これから何年住むのか、次のメンテナンスをいつ頃考えるのか、屋根や防水も同時に行うのか。
そうしたライフプランを含めて、無理のない選択をすることが大切です。
アップリメイクでは、建物の状態だけでなく、ご家族の将来計画やご予算も伺いながら、必要な工事と後回しにできる工事を分けてご提案しています。
40坪3階建てと比べると、20坪3階建ては外壁面積が小さい分、総額を抑えやすいです。
ただし、3階建てという条件がある以上、足場代の存在は大きくなります。
見積もりを確認するときは、坪数だけでなく、足場、下地処理、シーリング、付帯部、屋根、防水の範囲まで見て比較しましょう。
20坪3階建ての外壁塗装で失敗しないための計画ポイント
ここからは、20坪3階建ての外壁塗装を計画するときに、特に大切なポイントを解説します。
費用を安くすることだけを考えると、必要な工程まで削ってしまう危険があります。
反対に、言われるまま全部を追加すると、予算が大きく膨らむこともあります。
大切なのは、今やるべき工事と、数年後でもよい工事を見極めることです。
高額な3階建て足場費用は「まとめて使う」と無駄が減ります
3階建ての外壁塗装で最も意識したいのは、足場費用をどう活かすかです。
足場費用は20万円〜40万円ほどかかることがあり、工事総額の中でも大きな割合を占めます。
この費用を「ただ高いもの」と見るか、「高所メンテナンスをまとめる機会」と見るかで、長期的なコストは変わります。
たとえば、外壁塗装だけを先に行い、5年後に屋根塗装やベランダ防水を行うと、そのたびに足場代が必要になることがあります。
3階建ての場合、足場代が高くなりやすいため、別々に工事を行うとトータルコストが増えやすいです。
そのため、足場を組むタイミングで、屋根、雨樋、破風板、鼻隠し、ベランダ防水、笠木、シーリングなどを一緒に点検することをおすすめします。
足場が必要な工事は同時点検がおすすめです
外壁塗装と屋根塗装を別々に行うと、足場代が二重にかかることがあります。
1回目の足場代(約20万円〜40万円)+ 2回目の足場代(約20万円〜40万円)となれば、かなり大きな負担です。
同時に点検し、必要な工事だけをまとめれば、無駄な足場代を抑えやすくなります。
ただし、「ついでだから全部やりましょう」という提案には注意も必要です。
本当に今必要な工事なのか、数年後でもよい工事なのかを分けて考えることが大切です。
屋根材がまだ良好であれば、今回は外壁とシーリングを優先する判断もあります。
逆に、ベランダ防水や屋根の劣化が進んでいる場合は、外壁よりそちらを優先すべきケースもあります。
プロの診断では、こうした優先順位を見極めることが大切です。
3階建ての屋根やベランダは見えにくいからこそ点検が大切です
3階建て住宅では、地上から屋根の状態を確認するのが難しくなります。
屋根材の割れ、ズレ、色あせ、棟板金の浮き、釘の抜け、雨樋の歪みなどは、下から見ただけでは分からないことが多いです。
ベランダやバルコニーも同じです。
床の防水層にひび割れがある、排水口まわりに汚れが溜まっている、笠木まわりから水が入りやすくなっているといった症状は、雨漏りにつながることがあります。
外壁はまだきれいに見えても、屋根や防水部分が先に傷んでいることもあります。
そのため、20坪3階建ての外壁塗装を検討するときは、外壁だけでなく、屋根とベランダも同時に診断してもらいましょう。
3階建てで確認したい高所部分
- 屋根材の割れ、反り、ズレ、色あせ
- 棟板金の浮き、釘抜け、サビ
- 雨樋の歪み、詰まり、破損
- ベランダ防水のひび割れ、膨れ、排水不良
- 笠木、破風板、鼻隠し、水切りの劣化
- サイディング目地や窓まわりのシーリング劣化
アップリメイクでは、国家資格者によるお住まい診断を行い、写真や診断書をもとに建物の状態をご説明しています。
「今すぐ塗装が必要かどうか分からない」という段階でも、まず現状を知っておくと、慌てて契約するリスクを減らせます。
3階建て外壁シミュレーションで色の失敗を防ぎましょう
外壁塗装は、住まいの印象を大きく変える工事です。
特に3階建ては外壁の見える面積が大きいため、色の選び方で印象が大きく変わります。
小さな色見本だけで決めてしまうと、「思っていたより明るい」「想像より派手」「周囲の家から浮いて見える」といった後悔につながることがあります。
そこで役立つのが、カラーシミュレーションです。
検索では「外壁シュミレーション」と入力されることもありますが、正しくは「シミュレーション」です。
カラーシミュレーションでは、実際のお住まいの写真を使って、外壁や屋根、付帯部の色を変えた完成イメージを確認できます。
単色だけでなく、ツートンカラー、屋根との組み合わせ、雨樋やサッシとの相性まで確認できるのが大きなメリットです。
面積効果に注意しましょう
色には「面積効果」があります。
小さな色見本では落ち着いて見えた色でも、外壁のような大きな面積に塗ると、明るく鮮やかに見えることがあります。
反対に、暗い色は大きな面積になると重たく感じることがあります。
カラーシミュレーションは、このイメージのズレを減らすために役立ちます。
アップリメイクでは、カラーコーディネーターの資格を持つスタッフが、建物の形、屋根の色、サッシの色、周辺環境との調和まで考えながらご提案します。
色選びで後悔したくない方は、外壁塗装の色選びで後悔しない秘訣もあわせて参考にしてみてください。
また、実際の仕上がりイメージを見たい方は、施工事例を確認しておくと、色やデザインを考えるヒントになります。
3階建て外壁ツートンのコツ
最近は、外壁を2色で塗り分けるツートンカラーを希望される方が増えています。
3階建ては縦長の印象が出やすいため、ツートンにすると立体感や個性を出しやすいです。
ただし、色を2色にすれば必ずおしゃれになるわけではありません。
大切なのは、どこで色を分けるかです。
失敗しにくいのは、1階を濃い色、2階と3階を明るい色にする分け方です。
建物の下に濃い色を置くことで、安定感のある印象になります。
ベージュとブラウン、ライトグレーとチャコールグレー、アイボリーとネイビーのように、相性のよい色を組み合わせると、まとまりやすいです。
一方で、縦のラインを使って色を分ける方法もあります。
玄関まわり、ベランダ、建物の凹凸部分だけを濃い色にすると、スタイリッシュな印象になります。
3階建ての細長さを活かしたい場合には、縦ラインの塗り分けもよい選択です。
ツートン成功の配色ルール
- ベースカラー(70%):最も面積の広い基本色
- アソートカラー(25%):ベースカラーを引き立てる2色目
- アクセントカラー(5%):玄関ドア、窓枠、雨樋などの差し色
この比率を意識すると、全体のバランスが取りやすくなります。
ツートンカラーで注意したいのは、屋根やサッシとの相性です。
外壁だけを見ると良い色でも、屋根が黒なのか茶色なのか、サッシが白なのか黒なのかで印象は変わります。
また、周囲の住宅とあまりにも違う色にすると、完成後に落ち着かない印象になることもあります。
色選びは楽しい反面、迷いやすい部分です。
カラーシミュレーションやA4サイズの塗り板を使いながら、日なたと日陰の見え方も確認して決めると安心です。
見積もり前の注意!外壁塗装はまだするなと言われる理由
「そろそろ塗装時期かな」と感じても、焦って契約する必要はありません。
外壁塗装は、急いで決めるほど失敗しやすい工事です。
特に、訪問販売で突然「このままだと雨漏りします」「今日契約すれば安くします」と言われた場合は、いったん落ち着いてください。
本当に必要な工事なのか、どの部分が傷んでいるのか、見積もりの内容は適正なのかを確認してからでも遅くありません。
もちろん、ひび割れやシーリングの破断、雨漏りの症状が出ている場合は早めの対応が必要です。
ただ、「不安を煽られてその場で契約する」のは避けましょう。
こんな営業トークは注意してください
- 「今日契約してくれたら、50万円値引きします」
- 「今だけ足場代が無料になります」
- 「この地域で宣伝したいので、モニター価格で半額にします」
- 「近くで工事していて屋根が浮いているのが見えました」
- 「すぐ塗らないと家が危険です」と詳しい診断なしに断定する
大幅値引きや契約を急がせる言葉には注意が必要です。
本来、足場代、塗料代、職人の手間、下地処理には必要な費用があります。
それを大幅に削るということは、どこかで帳尻を合わせている可能性があります。
塗料を薄める、下塗りを省く、シーリングを十分に打ち替えない、乾燥時間を守らない、付帯部の塗装範囲を曖昧にする。
こうした工事は、完成直後はきれいに見えても、数年後に剥がれや色あせ、雨漏りにつながることがあります。
後悔しないためには、まずご自身の家の状態を知ることが第一歩です。
壁を触ると白い粉がつくチョーキング、外壁のひび割れ、シーリングの割れ、コケやカビ、塗膜の剥がれ、雨樋の破損などがないか確認してみてください。
そして、見積もりは1社だけでなく、できれば3社以上から取りましょう。
複数社の見積もりを比べることで、ご自宅に必要な工事の範囲や適正な価格帯が見えやすくなります。
見積書で必ず確認したい項目
20坪3階建ての外壁塗装で失敗しないためには、見積書の見方も大切です。
総額が安いか高いかだけで比べると、必要な工程が抜けている見積もりを選んでしまうことがあります。
特に3階建てでは、足場、シーリング、付帯部、屋根、防水の範囲が曖昧だと、あとから追加費用が発生しやすくなります。
見積書で確認したいチェック項目
- 塗装面積が㎡単位で記載されているか
- 使用する塗料名とメーカー名が書かれているか
- 下塗り、中塗り、上塗りの工程が分かるか
- シーリング工事が「打ち替え」か「増し打ち」か分かるか
- 足場代、飛散防止ネット、安全対策費が分かるか
- 雨樋、破風板、鼻隠し、水切りなど付帯部の範囲が明確か
- 保証年数と保証対象が書面で確認できるか
- 大幅値引き前提の価格になっていないか
「外壁塗装一式」「付帯部一式」といった表記が多い見積書は、内容を確認する必要があります。
一式表記がすべて悪いわけではありませんが、どこまで含まれているのか説明できない見積書は不安が残ります。
分からない項目があれば、遠慮せずに質問してください。
質問に対して丁寧に説明してくれるかどうかも、会社選びの大切な判断材料です。
外壁塗装の費用に関するよくある質問(FAQ)
Q1. 3階建てだと、屋根の点検はどのように行うのですか?追加料金はかかりますか?
A. 3階建ての屋根は高所になるため、安全面を考えると簡単に登って確認できない場合があります。
そのため、状況に応じて高所カメラやドローン、専用機材などを使い、屋根材の割れ、ズレ、棟板金の浮き、雨樋の状態などを確認します。
アップリメイクでは、お住まいの無料診断を行っており、診断結果をもとに必要な工事と優先順位をご説明しています。
ただし、通常診断の範囲を超える特殊な調査が必要な場合は、事前に内容をご説明することが大切だと考えています。
点検をせずに「屋根も塗った方がいいです」と安易に見積もりを出す業者には注意してください。
Q2. 塗料のグレードを上げると、費用はどれくらい変わりますか?
A. 塗料のグレードによって費用は変わります。
一般的なシリコン塗料からフッ素塗料や無機塗料に変更すると、20坪3階建てでも10万円〜20万円以上の差が出ることがあります。
一見すると高く感じるかもしれませんが、高耐久塗料は次回の塗り替え時期を延ばせる可能性があります。
特に3階建ては足場代が高くなりやすいため、塗り替え回数を減らせる塗料を選ぶことで、長期的なトータルコストを抑えられる場合があります。
ただし、短期間で建て替えや売却を予定している場合は、最高グレードが最適とは限りません。
ご家族のライフプランに合わせて選ぶことが大切です。
Q3. 隣の家との距離が50cmもありません。足場は組めますか?
A. 隣家との距離がかなり近い場合でも、足場を組めるケースはあります。
ただし、敷地内だけでは十分なスペースが取れない場合、お隣の敷地を一時的にお借りする必要が出ることがあります。
その場合は、事前の近隣挨拶とご説明がとても重要です。
誠実な業者であれば、工事内容、期間、足場の位置、洗浄や塗装時の飛散防止対策について、丁寧に説明してくれます。
どうしても通常の足場が難しい場合は、現場条件に合わせた足場を検討することもありますが、安全性と施工品質を落とさないことが前提です。
Q4. 火災保険を使って外壁塗装を安くできると聞いたのですが本当ですか?
A. 条件によっては、火災保険が使える場合があります。
ただし、火災保険の対象になるのは、台風、強風、雹などの自然災害によって屋根や外壁が破損した場合の修理費用です。
経年劣化による色あせ、チョーキング、通常のひび割れ、メンテナンス目的の塗装には基本的に使えません。
「保険を使えば無料で外壁塗装できます」と勧誘する業者には注意してください。
虚偽申請を勧められると、お客様自身がトラブルに巻き込まれる可能性があります。
災害による被害が疑われる場合は、まず加入している保険会社に相談するのが安全です。
Q5. 20坪3階建ての外壁塗装は何日くらいかかりますか?
A. 外壁塗装のみであれば、10日〜2週間前後が一つの目安です。
屋根塗装、シーリング打ち替え、ベランダ防水、雨樋交換などを同時に行う場合は、もう少し長くなることがあります。
また、雨の日や湿度が高い日は、塗料の乾燥時間を守るために作業を止めることがあります。
工期が短すぎる見積もりは、必要な乾燥時間や下地処理が省かれていないか確認した方がよいです。
Q6. お客様の声や施工事例は確認した方がいいですか?
A. はい、確認した方がよいです。
施工事例を見ると、仕上がりの雰囲気、色の組み合わせ、塗装前後の変化が分かります。
また、お客様の声を見ると、工事中の対応や説明の分かりやすさ、職人の印象など、見積書だけでは分からない部分を知る手がかりになります。
外壁塗装は、完成後だけでなく、工事中の対応やアフターフォローも大切です。
まとめ:20坪3階建ての外壁塗装は、足場と診断が成功の分かれ目です
今回は、外壁塗装相場20坪3階建てをテーマに、費用の内訳、他の坪数との比較、足場費用、色選び、見積もりの注意点まで解説しました。
20坪3階建ての外壁塗装は、外壁面積だけを見ればコンパクトに感じます。
しかし、3階建てならではの高さ、足場、狭小地、屋根点検の難しさ、ベランダ防水の重要性を考えると、2階建てより費用が高くなりやすいです。
20坪3階建て外壁塗装で大切なポイント
- 外壁塗装のみなら80万円〜110万円前後が目安になることがある
- 屋根や防水工事も同時に行う場合は100万円〜130万円前後を見ておくと判断しやすい
- 費用が高くなる大きな理由は、3階建て特有の足場代と作業性
- 足場を組むなら、屋根、雨樋、ベランダ防水、シーリングも同時に点検する
- 色選びは小さな見本だけで決めず、カラーシミュレーションを活用する
- 「足場代無料」「今日だけ大幅値引き」といった営業トークには注意する
- 見積書は総額だけでなく、塗料名、面積、工程、保証、付帯部の範囲まで確認する
外壁塗装は、ただ家をきれいにするための工事ではありません。
紫外線、雨風、台風、湿気から住まいを守り、ご家族が安心して暮らすための大切なメンテナンスです。
特に静岡は、地域によって強い日差し、台風、潮風などの影響を受けやすい場所もあります。
「まだ大丈夫かな」と思っていても、外壁のひび割れやシーリングの劣化から水が入り、内部で傷みが進んでしまうこともあります。
だからこそ、まずは現状を知ることが大切です。
すぐに工事を決める必要はありません。
今の劣化状況、必要な工事の優先順位、将来的にかかる費用感を知っておくだけでも、今後の判断がしやすくなります。
私たちアップリメイクは、1973年創業の屋根・外壁塗装リフォーム専門店として、静岡の皆様のお住まいを長く守ることを大切にしてきました。
職人一人ひとりが、地元の専門店としてのこだわりを持ち、安心や満足だけでなく、幸せや感動までお届けできる仕事を目指しています。
20坪3階建ての外壁塗装で迷っている方は、まずは無料のお住まい診断から始めてみてください。
「今すぐ塗装するか分からない」「他社の見積もりが妥当か見てほしい」「足場代が高い気がする」といったご相談だけでも大丈夫です。
ご希望がない限り、しつこい営業はいたしません。
あなたの大切なお住まいを守るために、今どんな選択が一番よいのか、一緒に考えさせていただきます。




